ウマ娘の新アプリがリリースされました   作:たかなしゆういち

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長らく書けなくてリバビリがてらに書きます
タグにもあるけど独自解釈有り


〈外伝〉短編集

 

 『ようやく会えたのは200pt獲得後』

 

 

 「マーちゃんは今、悪い子マーちゃんなのです!トレーナーの電話は無視しちゃいます!」

 

 日本有数のウマ娘が集い、栄光を目指し競い合い高め合うこのトレセン学園の中庭で、三人のウマ娘が向かい合っていた

 

 G1レースで使用する白い勝負服に白いウォータークラウン(水が跳ねて王冠の見た目になった物)の髪飾りを身につけていたウマ娘が怒っているのだが、元が可愛らしい声をしているのもあって迫力は欠けていた

 

 「ま、まぁ落ち着けよ、一体お前らに何があったんだよ?」

 

 トレセン学園の制服を着たウマ娘が読んでいたバイクの雑誌をしまいながら問いかけた

 

 「ワタシからも貴女のトレーナーに言ってあげるから…聞かせて、ね?」

 

 ティアラのような髪飾りに長い髪をツインテールにしたウマ娘が『私、怒っています』と両腕両足をピンと伸ばし、前のめりしてアピールするウマ娘を優しく嗜めた

 

 「聞いてください!お二人とも!実は先ほどトレーナーにマシュマロを頂いたのです!この素敵な勝負服と同じく真っ白ふわふわなマシュマロとウマスタ(ウマ娘世界の写真動画共有SNS)用の写真を撮っていたのですが…トレーナーが…トレーナーが…」

 

 「トレーナーがマーちゃんよりもバズっていたのです‼︎」

 

 「(そりゃあ、あんなデカくて本人(マーちゃん)より目立つ着ぐるみ着て(すげ)ぇ行動力だからなぁ…)」

「(マーちゃん自体の認知度が高まりきっているから話題の伸び代はトレーナーの方があるのよね…)」

 

 

 「トレーナーさんもトレーナーさんです!マーちゃんの事を見ていてくれる約束の筈なのにマーちゃんのファンとばっかり…‼︎」

 

 「(…トレーナー人気の嫉妬か?これ?)」

「(トレーナーが取られそうだから?かしら?)」

 

 

 「なので今日はトレーナーさんを困らせちゃいます!まずはマシュマロのように消えて居なくなる消失マジックで…」

 

「「それは(そのまま消えて居なくなりそうだから) ホントに/マジで 辞めて/な!」」

 

 最終的に遠くからチラチラ覗いてはトレーナーから逃げ続けるだけに留めたそうです

 

 


 

 

 『90分』

 

 

 トレセン学園のサポート課のとある一室で、動画の撮影が行われていた

撮影用のカメラに映って居るのはトレセン学園の制服に灰色のパーカー、そしてその上に白衣を着たウマ娘

 その後ろには小さなホワイトボードが立っており、ポップな字で『ウマ娘のひみつ』と書かれていた

 

 「やぁ皆んな、『ナインティメモリー』だよ、気軽にメモリーとでも呼んでくれ。この動画ではトレセン学園サポート課がウマ娘に関する皆んなの疑問に答える『ウマチューブ』(ウマ娘世界の動画投稿サイトの名称)をやっているよ。ウマ娘に関して気になる事があったらコメントやお便りからドンドン送ってきて欲しい!まぁ僕たちの研究もあるから頻繁には出来ないのだけれどもなるべく応えたいとは思っている。さてさて今回はこの質問だ」

 

 そう言ってウマ娘はポケットから一枚のハガキを取り出した

 

 「えー、ペンネーム『ダイヤの里の弟』君からだね、『サポート課の皆さん、初めまして』うんうん初めまして、挨拶は大事だよ。

『僕にはウマ娘の姉が居るのですが額に綺麗に整った流星があります』、流星というのはウマ娘の髪にある大小様々な主に白い模様のようなものだね、正確には額付近に小さくあるのを『星』と呼んで毛先にまで伸びたのを『流星』としているが、

『そこで疑問に思ったのですがウマ娘は髪の毛が伸びた際に流星も伸びた分だけずれないのでしょうか、僕は今まで姉の流星がずれた位置にある時を見た事がありません』…なるほどなるほど…」

 

 

 「お答えしよう!!『ダイヤの里の弟』君のお姉様のように髪の途中にあるウマ娘や毛先だけ、または根本から毛先まで、形も色も大きさも様々であるがこれにも『ウマソウル』が密接な関係があると推測されている‼︎以前とあるウマ娘が自分の流星を直線にして欲しいと言われてありとあらゆる手段を試したが何度やっても曲がってしまったんだよ!さらには流星が毛先まで続いているウマ娘にも協力してもらって流星を普段と逆方向にセットしてもらってもいつの間にやら元の位置に戻っているんだ!後で時間経過とともに元の位置に戻る映像をアップしておこう!あぁまだ質問に答えてなかったな髪の毛の途中に流星があるタイプのウマ娘はなんと髪の色素が髪の毛の内部で綺麗に寸分の狂いもなく移動するんだよ!これがまだ科学的に説明できないのだが、だからこそここに『ウマソウル』が関係しているんじゃないかと睨んでいる訳だ!では毛先だけが白いタイプのウマ娘の髪を白い部分だけ切り取ったらどうなるかと思った僕は親友に拝み倒して実験に協力して貰ったんだが切った後に体調を崩してしまってね、大事をとって保健室に寝かせていたんだが気がついたら髪を切る前の状態にまで戻りかけていたんだ!調査機材を準備していなかった悔やまれるね!けれど良い子の皆んなはウマ娘の流星を切ろうとしたり星を塗りつぶそうとしないで欲しい!僕の予想では『星』や『流星』は『ウマソウル』のアイデンティティのような物だと考えている!だからこれらを他人から意図的に曲げたり無くそうとすると自身を否定される事になって精神的に不安定になりかねないので興味本位でやらないで欲しい!…説教みたいになってしまったな、空気を変えるべく面白い話をしようか。これは僕が『ウマソウル』の研究のために後輩に焼きそばを作って貰ったんだがね、彼女の体質が……」

 

 

 ……その後も止まらないマシンガントークが続いた

 

 


 

 

『スカウト方法は星3チケットで』

 

 

  「おいマックちゃん!遂に焼きそば陣営の強力な助っ人を連れて来たぞ!」

「元の場所に返してきなさい」

「い、いきなりなんだべ〜?」

 

 純朴なウマ娘を小脇に抱えて私の部屋に乱入した腐れ縁の破天荒なウマ娘を見て『またか』と思う

 

 トレセン学園に通って居た時からの長い(一方的な)付き合いで振り回された数は数えきれないほど

 

 「で…彼女が何故焼きそば陣営になるのですか?」

「話が早いぜマックちゃん、なんてったってこのウマ娘は岩手のウマ娘、岩手と言えばわんこそば、このアタシの究極の焼きそばをわんこそばのように無限に供給して最近勢力を伸ばしてきたオッチャホイ陣営に対抗しようってぇ寸法よ‼︎世はまさに麺類戦国時代!ラーメンやらうどんやらパスタなんか食い尽くしてやんぜ‼︎」

「焼きそばをわんこそばの要領で食べるには些か喉ごしが悪そうに思えるのですが…」

「うひゃぁ…何事もなく受け入れて…これが、お嬢様の余裕?ってやつがね…」

「へ…今なら焼きそば陣営に入るとお得な特典が付くんだぜマックちゃん」

「…一応聞いてあげましょう」

「ショートケーキ味の焼きs「結構ですわ」

 

 




バレンタインガチャは強敵でした
もう一人のバレンタイン衣装の子は3回来たのに…
いつかそのウマ娘も書ければと

何故か頭の中で喋りまくるナインティメモリー
書いてて何故か楽しい

星3チケットで出たウマ娘は書かなきゃいけない縛りとか
一体誰が科したのか
自分自身です…
流石に短すぎるのでリベンジしたい
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