「「「かんぱ〜い!」」」
とある居酒屋で、三人の女性が各々の飲み物が入ったグラスをぶつけた
「…ふぅ、今年もクリスマスらしい事、特にしなかったわね…」
「いやいや、カナカナ、昨日はクリパあったじゃんクリパ」
「トレセンのクリスマスパーティーは学生のものでしょ?こっちは来年に向けての準備してたんだから」
「私も今年トレセン学園で行われたトレーニングがどのような効果があるか吟味して、ミークと一緒に来年のトレーニングのスケジュールを作ってました!」
「いや、野球の練習やルービックキューブは活かせないと思うんだけど…」
「えー…カナカナもアオイっちも真面目じゃん。クリパで担当と楽しんでたワタシって異端なん?」
「担当と仲が良いのは良い事ですよ!私は最初、一人で頑張りすぎてミークの事ちゃんと見てあげれませんでしたからね…」
「ミーくん偉いよねぇ、チームの先輩として後輩の面倒見るからって、アオイっちの手伝いするなんて」
「アタシの担当に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいわ…」
「
「ゼルーは夏が大変そうだけど、乗り越えたら重賞狙えるんじゃない?」
「ゼルー…?あぁ『スノウエンゼル』のことね。おとなしそうに見えるけど時たまにハジけるのよ…。はしゃぎ過ぎて翌日熱を出すわ、泥だらけで帰ってくるわ、二階の窓から平然と飛び出すわ…ハラハラするのよ…」
「度々二階から外に出るウマ娘が出ますけど…トレーナーとしては止めたいですよね」
「何々?ゼルーは数量限定ランチ争奪戦でもしたの?」
「いや、クラスで『二階から目薬』がどれだけ難しいかって話になって『じゃあ実践あるのみですわ!』って言って飛び降りたのよ、目薬を受けるために」
「『モサラー』って、さんかく座の一つなんだぁ」
「名付けた前任は数字の『3』が好きらしくてね、特にクラシック三冠路線を狙ってたわね。流石に三着狙いはしなかったけど」
「トレーナーが集まって野球大会した時も、ピッチャーやって三振を奪っていったって聞きましたよ!」
「自分がバッターの時も三振してたけどね…」
「クリスマスらしい事、結局しないまま日付変わるじゃない!」
「ほらほら〜カナカナ〜。チキンが有るではないか〜」
「唐揚げじゃない!美味いけど!」
「ふふふ♪ぉもしろぃでしゅねぇ♪」
「あーもう葵ちゃん出来上がってるじゃない」
「コリーも来ればもっとお酒が進むんだけどねぇ」
「樫本さんに飲ませたらすぐ担当ウマ娘二人がすっ飛んでくるわよ」
「おつかれさまでした。来年、よろしくお願いします」
「またね〜アオイっち。来年は負けないよ〜」
「大丈夫だとは思うけど、気分悪くなったらちゃんと言うのよ?」
「…さ〜て、タクシーに乗せ終わったしぃ、次は何処に行きますかねぇ」
「まだ飲む気なの、桃井」
「いーじゃん、今年は担当が勝つまで禁酒してたんだからぁ」
「…」
「今年のワタシ達のレースは終わったから、飲み放題〜」
「ハァ…付き合ってあげるわよ」
「えっ♪プロポーズ〜?」
「んな訳あるか!」