ウマ娘の新アプリがリリースされました   作:たかなしゆういち

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【閑話6】仕事仲間でライバルで親友

 

 「「「かんぱ〜い!」」」

 

とある居酒屋で、三人の女性が各々の飲み物が入ったグラスをぶつけた

 

 「…ふぅ、今年もクリスマスらしい事、特にしなかったわね…」

「いやいや、カナカナ、昨日はクリパあったじゃんクリパ」

「トレセンのクリスマスパーティーは学生のものでしょ?こっちは来年に向けての準備してたんだから」

「私も今年トレセン学園で行われたトレーニングがどのような効果があるか吟味して、ミークと一緒に来年のトレーニングのスケジュールを作ってました!」

「いや、野球の練習やルービックキューブは活かせないと思うんだけど…」

 

 

 「えー…カナカナもアオイっちも真面目じゃん。クリパで担当と楽しんでたワタシって異端なん?」

「担当と仲が良いのは良い事ですよ!私は最初、一人で頑張りすぎてミークの事ちゃんと見てあげれませんでしたからね…」

「ミーくん偉いよねぇ、チームの先輩として後輩の面倒見るからって、アオイっちの手伝いするなんて」

「アタシの担当に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいわ…」

 

 

 「奏恵(かなえ)さんの所も仲が良いじゃないですか!皆んな慕っているのが分かりますよ!」

「ゼルーは夏が大変そうだけど、乗り越えたら重賞狙えるんじゃない?」

「ゼルー…?あぁ『スノウエンゼル』のことね。おとなしそうに見えるけど時たまにハジけるのよ…。はしゃぎ過ぎて翌日熱を出すわ、泥だらけで帰ってくるわ、二階の窓から平然と飛び出すわ…ハラハラするのよ…」

「度々二階から外に出るウマ娘が出ますけど…トレーナーとしては止めたいですよね」

「何々?ゼルーは数量限定ランチ争奪戦でもしたの?」

「いや、クラスで『二階から目薬』がどれだけ難しいかって話になって『じゃあ実践あるのみですわ!』って言って飛び降りたのよ、目薬を受けるために」

 

 

 「『モサラー』って、さんかく座の一つなんだぁ」

「名付けた前任は数字の『3』が好きらしくてね、特にクラシック三冠路線を狙ってたわね。流石に三着狙いはしなかったけど」

「トレーナーが集まって野球大会した時も、ピッチャーやって三振を奪っていったって聞きましたよ!」

「自分がバッターの時も三振してたけどね…」

 

 

 「クリスマスらしい事、結局しないまま日付変わるじゃない!」

「ほらほら〜カナカナ〜。チキンが有るではないか〜」

「唐揚げじゃない!美味いけど!」

「ふふふ♪ぉもしろぃでしゅねぇ♪」

「あーもう葵ちゃん出来上がってるじゃない」

「コリーも来ればもっとお酒が進むんだけどねぇ」

「樫本さんに飲ませたらすぐ担当ウマ娘二人がすっ飛んでくるわよ」

 

 

 「おつかれさまでした。来年、よろしくお願いします」

「またね〜アオイっち。来年は負けないよ〜」

「大丈夫だとは思うけど、気分悪くなったらちゃんと言うのよ?」

「…さ〜て、タクシーに乗せ終わったしぃ、次は何処に行きますかねぇ」

「まだ飲む気なの、桃井」

「いーじゃん、今年は担当が勝つまで禁酒してたんだからぁ」

「…」

「今年のワタシ達のレースは終わったから、飲み放題〜」

「ハァ…付き合ってあげるわよ」

「えっ♪プロポーズ〜?」

「んな訳あるか!」

 

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