第二の人生はバグスターと共に
「う〜ん…。」
僕が目覚めるとそこは綺麗な場所だった。
床は魔法陣のようで、夜空はどこまでも続いている。
僕は確かに死んだはず。
それも病気で。
頭蓋脳底骨折が悪化して。
おぉ、目覚めたか。
「ん?誰?」
お主らの世界の神じゃよ。
「えっ、神ィ!?」
うむ、お主の人生があまりにも不遇すぎてな…
転生をさせてやろうという天界の決定じゃよ。
「えっ、好きなところに行けるんですか?」
うむ、行きたいところがあればどこでも転生させてやるぞ?
「まじか!じゃあ『僕のヒーローアカデミア』の世界で!」
おぉ、良いぞ。
なんか特別な能力や持ち物を持たせたりできるがいるか?
「え、まじか。」
ただし多くて3つまでじゃぞ。
「えっと〜、じゃあ『花家大我の使っていたアイテムすべて』と、『バグスターウイルスに感染、抗体持ちの身体』と、後は「雄英高校でしっかりやっていけるだけの頭脳と身体能力』で。」
うむ、了解した。
では転生先へ送るぞ。
「色々ありがとうございました。」
転生先でも頑張れよ。
〜〜〜
「…パチッ」
次に目が覚めたらそこは部屋だった。
机に誰かからの手紙がある。
【これを読んでいるということは、無事転生に成功したということだろう。
お前のその世界での諸々の設定をここに記しておく。
お前のその世界での名前は「華谷 銃我(はなやじゅうが)」。中学3年生。
遊泳高校の入試を受ける予定だ。
そこで普通科になるもヒーロー化になるもお前の自由じゃ。
お前の個性は「ロックオン」。自分の好きな場所、好きな人物をその名の通りロックオンし、場所までの最短経路が分かったり、相手のある程度の素性がわかる心理系の便利な個性じゃ。
だがこれだけと思うなよ?
もう一つ、『ウイルス』という個性がある。
これはお察しの通り、バグスターウイルスじゃよ。
パラドのようなバグスターがお前の中にいる。
あとで顔合わせしとけ。
ちなみに両親はいないぞ。お前が大体12の時に事故死した。
こればかりは運命だからどうしようもなかった。許してくれ。
代わりに親の遺産や諸々でお前の銀行に3億ぐらい貯金があるから。お詫びとでも思っといてくれ。
さて、長々と書いたが、これが最後じゃ。
その世界をどう生きるかはお前の行動と判断次第じゃ。お前の行きたいように生きろ。
それじゃあ頑張れよ。
神より
ps:その世界で死んでその気があるならまた転生させてやろう。
銃我「いい神様ダァ…」
そういえばバグスターが中にいるってあったな…
銃我「出ておいで。」
ブゥゥン…
?「呼んだ〜?」
銃我「呼んだよ、君のお名前は?」
?「名前、ないんだよね。」
銃我「そっか〜、じゃあ考えるか。」
う〜ん…
銃我「第二の人生の相棒だし、『ツヴァイ』なんてどう?」
ツヴァイ「いいね!今日から僕はツヴァイだ!」
銃我「よろしくね」
こうして僕の第二の人生が始まった。
頼もしそうな相棒も一緒に。