マイク『さぁさぁ!準決勝を始めるぜぇ!?第一試合はぁ!銃がなければ私がなればいいじゃない、華谷 銃我ぁ!ヴァーサァス!?氷と炎の温度格差が激しいぜ!轟焦凍ぉ!』
銃我(うっわぁ、めっちゃ睨んできてる…)
そりゃああんな言い方したらな。
轟「…華谷一ついいか?」
銃我「何かな?」
轟「俺が勝ったらさっきの言葉の意味を教えてくれ。」
銃我「ふーん、いいよ。」
轟「…」
ミッド「それでは第一試合、始め!」
轟「っ!」パキパキ
銃我「変身前に潰す気か!」
<バンバンシューティング!>
もいっちょ!
起動したと同時に氷に飲み込まれてしまった。
マイク『おおっと華谷!氷の中に閉じ込められたぞ!これは早くも勝負あったかぁ!?』
相澤『いや、何か聞こえるぞ。』
ゴアァァァァ…
轟「…?」
パキパキ!
轟「っ!氷がっ!」
<ドラゴナイトハンターZ!>
ドガァン!
ゲイル『グァオォォ!』
マイク『騎馬戦の時のドラゴンが出てきたぁ!』
轟「ちっ!」
銃我「いくよっ!」
ドラゴナイトハンターZをもう一度起動する。
<ガン!>
銃我「第伍戦術、変身!」
<ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!>
<バンバンシューティング!アガッチャ!>
<ド・ド・ドラゴ! ナ・ナ・ナ・ナ~イト! ドラ! ドラ! ドラゴナイトハンター! スナイプ!>
マイク『おぉ!いつもと姿が…、そんな変わってなくね?』
マイク先生がそう言うのも無理はない。だって左半分しか変わってないんだから。しかも腕と足だけ。
注目するべきは腕の『ドラゴナイトガン』。
これだけでも普通に強い。
轟「少し変わったからって強くなる訳ねぇだろ!」パキパキ
銃我「普通はそうだろうね。」
「でも」ドォン!
バキィン!
轟「っ!」
銃我「見た目だけで決めつけない方がいいよ」シュウゥ…
一発撃っただけで迫っていた氷を全て粉砕した。
轟「くそっ!」パキパキ
それでも轟君はめげずに何度も氷を出してくる。
でも、
ドォン!
銃我「粉砕するんですねぇ」
ん?何でこんなに威力あるのって?
ここでこのドラゴナイトガンについて説明しよう!
ドラゴナイトガンとは!
爪型の電磁キャノン砲であり、
圧縮金属を超高速で撃ち出し、射線上のバグスターウイルスなどをまとめて破壊することができるのだ!
Q.氷が高速で撃ち出される圧縮金属に勝てるか?
答えとしてはほぼNO!氷は鉄よりも硬度がないので正面から衝突したら氷が負ける。
そりゃあ氷も圧縮してたらまだ分からないかもだけど今の轟君にそんなことできるとは思えないので(失礼)
数分後…
轟「ふぅー…」カタカタ
銃我「轟くん、震えてきてるよ?」
轟「くっそ…」
銃我「…まだ迷ってるの?左腕の事。」
轟「っ!」
銃我「別に僕がとやかく言うことではないけど、いい加減大人になりな?親の事でずっとワガママ貫いてるのもいいけど、いつかそれで取り返しのつかない失敗をするよ?」
轟「うるせぇっ、お前に何が分かる…!」
銃我「じゃあ君はなんの為にヒーロー目指してんの?」
轟「っ…」
銃我「皆誰かの助けになりたくて、きっかけがあってヒーローを目指してるんだ。君にはないの?ヒーローを目指したきっかけってのがさ!」
轟「…!」
・・・
『いいのよ、おまえは――――――』
『でも、ヒーローにはなりたいんでしょう?いいのよ、おまえは――――』
『でも、ヒーローにはなりたいんでしょう?いいのよ、おまえは――強く想う将来ビジョンがあるなら――――』
・・・
エン「立てェ!!焦凍ォォ!!!」
クソ親父の声が聞こえる、観客席から叫んでんのか…!
うるせえよ…!言われなくても立つってんだ……俺は俺の力で立ち上がれる…!
『血に囚われることなんてない―――』
『――――なりたい自分に、なっていいんだよ』
忘れていた、お母さんの言葉が甦った。
瞬間、頭の中が真っ白になり、俺の左側から炎が吹き出す。燃え盛る炎の熱で、身体の震えが止まった。
那子「銃我、轟くんを助けるために煽ってたりしたのね。」
「全く、よくやるよ。」
「ま、そんなところも、好きだなぁ///」
轟「ははっ…。お前馬鹿かよ、敵に塩を送るなんて。」
銃我「まぁね、でもいらないものは取れたでしょ?」
轟「あぁ…。ここからは、"本気"でいくぞ?」
銃我「うん!こっちも負けないぞ!」
<ガシャコンマグナム!>
ドラゴナイトガンと二丁拳銃のスタイルをとる。
マイク『さぁさぁ盛り上がってきたぜぇ!?本気と本気がぶつかるぜぇ!実質最終決戦じゃね?』
相澤『まだ準決だぞ。』
轟「いくぞっ!」ボゥッ
炎が飛んでくる。
銃我「ていっ!」ドォン!
ドラゴナイトガンで相殺する。
銃我「ハァァ!」バァン!
マグナムを撃ちながら轟君に走っていく。
轟「させるかっ!」パキパキ
特大の氷を出して迎えうつ。
氷に包まれる。
マイク『おおっとぉ?華谷が氷の中に突っ込んだぞぉ!?大丈夫かぁ?』
轟「こんなとこでお前は終わらないだろ…、華谷っ!」
銃我「当たり前じゃあぁぁ!」
<ジェットクリティカルフィニッシュ!>
ズドドドドド!
無数のミサイルが氷を砕く。
中から銃我が出てくる。
銃我「くっそ寒い…」
轟「流石だな、華谷…」
銃我「いやぁ、轟くんも氷と炎やっぱ合わさると強いな。」
轟「ふっ、炎は久しぶりに使うから威力がうまく出ないけどな。」
銃我「それでも十分すごいよ。」
銃我「悪いが、決勝に行くのは僕だ。」
<ガシャット!キメ技!>
轟「いや、俺だ…」パキパキボォォ
轟「膨冷熱波!」
二つの攻撃が衝突し、大爆発が起こる。
マイク『うぉいおいおい!またかよぉ!』
煙が晴れる。
銃我「あ、危なかった…」
轟「くっ…」
ミッド「轟くん場外!勝者、華谷くん!」
皆「「「「うぉぉぉぉぉ!!!」」」」
マイク『壮絶な戦いを経て、決勝戦の切符を勝ち取ったのは、華谷銃我ぁ!』
銃我「轟くん、無事?」
轟「あぁ…、流石だな。」
銃我「轟くんだって凄いよ。」
轟「ふっ…、次は負けねぇ。」
銃我「いつでも待ってるよ。」
那子「いよいよ決勝かぁ…」
「ここまできたら絶対勝ってほしいなぁ…」
「てか勝ってもらわないと付き合いないし。」
「でも決勝勝ったら…///」
もう優勝した後のことを想像してる那子であった。
轟「ところで華谷、あの言葉の意味って結局何だったんだ?」
銃我「ん?今の君ならもうわかってるんじゃない?」
「ふっ、確かにな」