無免許医のヒーローアカデミア   作:kaederuna

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怒れる竜のfinal battle!

銃我は決勝に向けて控え室にいた。そしたら爆豪君がドア開けてきた。

 

銃我「…君の控え室逆だよ?」

爆豪「分かってんだよ!ンな事は!」

銃我「あそう。」(知ってるけどね)

 

爆豪君を無視してお茶を飲んでいると爆豪君が近づいて怒鳴ってきた。

 

爆豪「待てコラ銃野郎!空気読めや!」

銃我「あれ、自分の控室に戻らないの?」

 

爆豪君は苛つきが治まらない様子で歯軋りを鳴らしている。なんなら少し手のひらをポポポ、と火花を散らしている。

爆豪「あの半分野郎は俺に舐めプしてやがった!半分の力で戦ってやがって…。俺のことなんて見てなかった!」

爆豪君の吊り上がった目は怒りで血走っている。その血走っている目は僕の方に向いた。えっ怖っ

爆豪「テメェだ!半分野郎と互角に戦ってきたテメェを決勝戦でブッ殺してやる!No.1目指してないとか舐めた事言いやがって!テメェの心情も目標もどうでもいんだよ!テメェを叩きのめして完膚なき1位を取ってやるから、全力で来いや!じゃねぇとブッ殺すぞ!」

 

爆豪君はそう言い切って両手から爆発を起こして派手に威嚇した。彼にとって1番以外はゴミであり、与えられた1番もまたゴミに過ぎない。彼が望むモノは正真正銘の“1番”。爆豪はただひたすらに己が望む“1番”を目指していた。

上鳴くん曰く、クソを下水で煮込んだような性格の爆豪くん。実際、誰に対しても粗野で攻撃的な少年である。彼を恐れ、嫌う人間は多いだろう。しかし、彼の性格には裏表が一切無いのだ。幼い日に1人のヒーローに憧れた。そして、彼の様に強くなる為にここまで来た。ただ、オールマイトの様な強いヒーローになりたいという、たった一つの目的の為に。

つまるところ、この少年は誰よりも純粋であるのだ。

 

銃我「はぁ…」

銃我は軽くため息をついた。

 

爆豪「ア?」

銃我「人に簡単に殺すとか言っちゃいけないよ。」

爆豪「ンだと?」

銃我「人には人生がある。もちろん君にもね。だから僕は誰がどんな人生を歩もうとそれを支えられる、そんなヒーローになりたい。って思った。でもさ、君の言う死ねとか殺すってさ、その人たちの生き方を否定してるんだよ。それはその人たちに対する冒涜だし精一杯生きている人達に失礼だよ。」

爆豪「なっ…!?」

銃我「その性格が直せないならもう何も言わないよ。でもね?」

 

 

 

「君が本心で言ってるなら君の言うNo.1ヒーローになんてなれないよ。」

爆豪「っ!?」

銃我「さて、僕はやることがあるから失礼。」スタスタ

 

爆豪「ってや銃野郎!」

無視した。

 

銃我「ふぅ〜、全くあの爆小僧は…」

 

那子「あ、銃我!」タッタッタ

銃我「那子!」

「どうしたの?こんなところ来て。観客席いたんじゃないの?」

那子「いやね?決勝だし様子見に行こうかな〜って!」

銃我「ちなみに今控え室行ったら爆豪君がいるよ。」

那子「あ〜、察した。」

「さしづめ爆豪君と言い合って気まずくなって出てきたと。」

銃我「大当たり」

 

那子「決勝、頑張ってね?」

銃我「うん。」

那子「ギュー」

銃我「!?」

那子「私、待ってるからね?///」

銃我「…必ず迎えに行くよ///」

那子「うん、それじゃ!」タタタ

 

銃我「よし頑張るか。」

 

マイク『さぁ、雄英体育祭もいよいよラスト!雄英1年の頂点がここで決まる!決勝戦!爆豪勝己対華谷銃我!!』

 

 名前を呼ばれ登場する爆豪君と銃我。爆豪君は怒りと興奮で口元を歪ませているが、銃我はゲーマドライバーを腰に巻いていつでも変身できる体制に入っている。スタジアムの観客たちのボルテージはドンドン高まっていく。

 ステージ上で相対する2人。攻撃の余波を警戒してか、セメントスやミッドナイトもステージから距離をおいている。無論、万が一の際にはすぐにでも介入が出来る位置だ。

 

マイク『準備はいいかァ!?レディー…、スタート!!』

バンバンシューティング!

爆豪「死ねェッ!!」ドゴォン!

先手を取ったのは爆豪君。試合前にしっかりとウォームアップを済ませてきた彼は、開始早々に両手を銃我に向けて最大威力の爆撃を放った。

彼の個性『爆破』の威力は凄まじい。最大威力ともなれば、麗日の瓦礫流星群すら片手で処理出来る程だ。それを両手で放つという事は、単純に計算すれば2倍の威力を有しているという事でもあった。 

マイク『いきなり爆豪がブッ放したーッ!華谷はどうなった!?まさか場外に吹っ飛んじまったのかッ!?爆煙で何も見えねぇ!』

 

銃我「あっぶないなぁ」

爆豪「チッ!」

銃我は避けていた。そして手には金色のガシャットが握られている。

ドラゴナイトハンターZ!

銃我「爆豪君、確か君は本気で戦ってほしいんだっけ?」

爆豪「あぁそうだよ早く本気で来いそしてそのお前を俺がぶちのめす!」

銃我「あっそ。こっちにも譲れないものがあるんだ。君に本気出す気はなかったが、仕方ない。」

 

「怒れる竜の力、その真髄をお見せしよう。」

<ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!>

ババンバン!バンババン!yeah!バンバンシューティング!

 

アガッチャ!ド・ド・ドラゴ! ナ・ナ・ナ・ナ~イト! ドラ! ドラ! ドラゴナイトハンター! Z!

 

マイク『華谷、ドラゴンを纏ったぁ!』

相澤『あのドラゴンは変身にも使えるのか。』

銃我「さて、行くか。」

爆豪「はっ!見た目変わっただけじゃねぇか!」

銃我「さぁ、それはどうかな?」バサァ

そう言うと空を飛んだ。

銃我「クソがッ!空くらい俺だって飛べンだよ!銃野郎ぉ!」

爆豪君も飛んできた。いや跳ぶか?

銃我「でもその跳ぶので手のひら使ってるんだから攻撃できないでしょ?僕はほら。」ドォン!

爆豪「チィ!」ボボボ

ドラゴナイトガンを発射する。

爆豪君は避けるので精一杯だ。

爆豪「はっ!近くまでくりゃ無闇に撃てねぇだろ!」

銃我「銃はね、でも油断しちゃいけないよ。」

『ガァアァァァァ』

頭の『SNヘッド-HU-STG5』から炎が噴き出す。

爆豪「っ!?」ボン!

銃我「ほら、君の求めてた炎だよ。」

爆豪は地面に一回着地した。

爆豪「舐めやがって!」ボォン!

しかしまた跳んで来た。

銃我「懲りないねぇ。」

マイク『爆豪、再び跳んだ!だが、同じ事の繰り返しだぞ!自棄になったか!?』 

相澤『確かに爆豪はかなり厳しい戦いを強いられている。しかし、やけになった訳では無いだろう。…見ろ、少しずつだが爆豪の動きが良くなってきている。華谷の撃つ銃や炎の動きや速度を読んで避けている。この辺りの戦闘センスはピカイチだよ、アイツは』

 

爆豪「上から見下ろしてんじゃねぇぞ銃野郎ぉ!」

また銃我のところまで追いついてきた。

銃我「じゃあこれはどうかな?」ズッ

ズドォン!

爆豪「がっ…!?」ヒュウゥ

銃我は『ゲイルドラゴンテイル』(公式見て尻尾の説明がなかったのでオリジナルで作りました。)で尻尾を巨大化し、爆豪を叩き落とした。

 

爆豪「くっ、そがぁぁ…」

銃我「…そろそろ終わらせるか。」

<ガシャット!キメ技!>

銃我「フィニッシュは必殺技で決まりだ。」

銃我のゲイルドラゴンを纏っている部分全てにエネルギーが集まる。

爆豪「上等だ銃野郎ぉ!」ボボボボン

爆豪君は不敵な笑みと共に、再び跳んだ。

彼の中には勝利への執念だけが彼の心の中で燃え盛っていた。

 

彼は爆発しながら回転した。

爆豪「ハウザー!インパクトォォォォ!」ボボボボ

銃我「いいだろう。ところで爆豪君。」

爆豪「ア"ァ"!?」

 

銃我「とある竜戦士の言葉だ。『俺の戦いの意味は今この瞬間にある。俺は『ドラゴナイトハンターZ』の龍戦士グラファイト。それが戦う理由だ』。竜の本気を見せてやろう。」

爆豪「知るか!死ねぇぇぇぇ!」ボボボボ

銃我「ふっ…」

 

ドラゴナイトクリティカルストライク!

ゲイルドラゴンにある翼を除いた頭、右腕、左腕の三方向のエネルギー全てを射出する。

銃我「はぁっ!」ズドドドドド

爆豪「グウゥゥゥ!」ボボボ

銃我「これで終わりだ!」

翼からもエネルギーを放出し、さらに威力を上げる。

爆豪「グアァァァァ!」

爆発が起き、爆豪君が落ちる。

 

キャッチした。

爆豪君は気絶している。

「爆豪くん戦闘不能!勝負あり!」

ミッドナイトが右手を挙げて宣言した。

 

『決勝戦、ここに決着ーッ!勝者は華谷!そして、以上を持って全ての競技が終了した!今年度の雄英体育祭1年の部、優勝は――A組、華谷銃我!』




次回、ついに銃我と那子が…
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