そのとき神秘な事が起こった!   作:ゴルゴムの手先

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おいやめろ


こっちくんな


ゆるして



リボルケインでひと暴れ

【戦闘開始!】

 

【ブラックRXと共に悪の組織ショッカーを打倒せよ!】

 

 

SPECIAL:

月影アキヒ「私に出来ることを……!」

 

STRIKER:

倉田ミナコ「おのれクライシス帝国!ゆ゛る゛さ゛ん゛」

 

 

 

 

 

 

 

相手はおよそ30の戦闘員、10のドローン、大型オートマトンが1

普段なら単独で突っ込むところだが、今は指揮官である先生が控えている。

 

 

▶︎【まずは撹乱して陣形を崩す】

 

「承知!」

 

先生の指示するままに動くため、胸元のキングストーンに手を当てる。

 

 

「キングストーンフラッシュ!」

 

 

その瞬間、キングストーンから眩い光が放たれた。

その光は指向性を持ち、的確に相手の方向だけに目眩しを行う。

 

「ぐああああ!?」

「目が、目があぁぁぁ!!」

 

包囲網を形成していた戦闘員が例外なくひっくり返る。

暗所の行動のために暗視スコープを装備していた戦闘員には効果てきめんであった。

この目眩しで殆どの戦闘員がスタン状態になった。

 

 

だが、ドローンとオートマトンには効き目が薄い。

すぐさまRXに対して掃射を行う。

 

 

「リ゛ホ゛ル゛ケ゛イ゛ン゛!」

 

 

RXはキングストーンから光の杖リボルケインを生成、やたら滅多に振り回し始めた。

 

「ハァッ!」

 

ガキンッ

 

「ふんっ!」

 

ガキンッ

 

「せいっ!」

 

ガキンッ

 

リボルケインを激しく振り回す事で、RXに当たるはずだったドローンの掃射を全て撃ち落とした。

一斉掃射してしまったため、リロードのため一時的に掃射が止まる。

 

▶︎【RX!遮蔽を利用して!】

 

「分かった!」

 

RXは元気よく返事を返すと、おもむろに遮蔽として側にあった室外機へリボルケインを突き刺す。

 

なんということをしてくれたのでしょう。

リボルケインが電気を吸収し、帯電し始めたではありませんか。

 

「リ゛ホ゛ル゛ス゛ハ゛ー゛ク゛!!」

 

そのまま帯電リボルケインをドローン達に向けて振り抜く。

ドローン達に電撃が降り注ぎ、ショートして全機が墜落した。

遮蔽を利用しろってそういう意味じゃない。

 

 

「怯むな!大型の爆薬を使え!」

 

そのまま黙ってやられるショッカーではない。

幹部の指示により、残っていた大型のオートマトンがRXへ向けてロケットランチャーを発射する。

中範囲に向けて爆発ダメージを与えるスキルである。

 

「見切った!」

 

RXがリボルケインを振り抜くと、発射されたロケット弾が跳ね返って戦闘員達の塊に飛んでいった。

 

 

ドカアアアーーーン!!

 

「「うわああぁぁぁ!?」」

 

 

スタンしていた戦闘員が5人ほど一度に吹き飛んだ。

リボルケインの特殊能力は多岐にわたる。その一つがこの【スキル反射】である。何でもアリか?

 

 

しかし、あの大型のオートマトンは厄介だ。

今もまた別の大型火器で狙ってくるが、戦闘員たち歩兵に守られて近付くのは容易ではない。遠距離攻撃する必要がある。

 

 

▶︎【あの大型を先に仕留めたい。遠距離攻撃できる?】

 

「やってみよう。とあっ!

 

 

RXはおもむろにリボルケインを構え、遠くのオートマトンに向けて思い切り()()()()()

まさかのリボルケイン投擲である。

 

グシャッ

 

光のスティックは寸分違わずオートマトンの中心部分に突き刺さり、より光を増していく。

 

 

事態がスローモーションで進む。

突き刺さったリボルケインの光が増していく。

オートマトンのスパークが激しくなる。

事態に気付いた周辺の戦闘員達が慌てて離れようとする。

RXが決めポーズのように右拳を天に突き上げる。

 

 

「リ゛ホ゛ル゛ク゛ラ゛ッ゛シ゛ュ゛!!」

 

カッ

 

ドカアアアーーーン!!!!

 

 

オートマトンは太陽の光に耐えきれず一撃で爆発四散!

逃げようとした戦闘員10名ほど爆発に巻き込んで戦闘不能に追い込んだ。

 

爆発で吹き飛んだリボルケインが回転しながら飛来し、天に突き上げたRXの手に再び戻ってきた。戻ってくるんかい。

 

「ば、化け物め!」

「むっ!」

 

ようやくスタンが回復した戦闘員達がライフルの掃射を行う。

RXは避けながら、廃棄されていた車両の裏に移動する。

 

 

ところで、ブラックRXこと倉田ミナコは【遮蔽×】であり、遮蔽に隠れながら戦う事に適性がない。

ならば何故遮蔽まで移動したのか。その理由が此処にある。

 

RXは車両の裏で、()()()()()()()()()助走もなく跳びあがる。

空中で両足を揃えて車両にドロップキックを叩き込んだ。

 

「RXキック!!」

 

ドゴォッ

 

車両はまるで2トントラックの直撃を受けたように折れ曲がり、戦闘員に向けて吹き飛んだ!

 

「嘘だろ…?」

 

その光景を呆然と見守るしかなかった戦闘員達。

そのまま大部分が車両に押しつぶされて動けなくなる。

 

「こっちからなら!……何っ!?」

 

RXの側面側に移動した戦闘員が横から掃射しようとする。

だが、それよりも先に想定外の方面からの発砲を受けて怯んでしまう。

 

「わ、私にだって!」

 

▶︎【よくやった!】

 

先生の指示により死角から発砲したのは、息を潜めていた月影アキヒであった。

ショッカーは銃弾を逸らす装置を装備していたが、それでも発砲されればつい怯んでしまう。

その一瞬の隙をRXの前に晒すのは致命傷である。

 

「ハァッ!」

「うわあ!?」

 

すぐさま接近したRXがリボルケインを振り下ろし、銃を叩き落とす。

返し刀にリボルケインの斬り上げを受けて吹き飛んだ。

 

「とあっ!」

「ギャッ!?」

 

リボルケインを横に薙ぎ払い、銃底で殴りかかろうとした戦闘員のがら空きの腹部へ直撃させて吹き飛ばした。ナイスファイト。

 

「逃がさん!」

「うわぁぁぁ!?」

 

距離を取ろうとした戦闘員に飛びかかって追い討ちをかける。

 

「オタスケーッ!!」

 

背を向けた相手に容赦なくキックを放つ。

 

「ひでぶっ!?」

 

果敢に銃を向けた相手はクロスレンジに対応できず倒れ伏す。

 

「大型盾ならガバァッ!?」

 

大型のシールドはパンチであっさりと折れ曲がって吹き飛ばす。

時に殴り、時に蹴り、時に頭突いて吹き飛ばしていく。

 

 

 

気付けば残る敵はショッカーの女幹部だけになっていた。

 

「あとは貴様だけだ!」

 

▶︎【ほぼ一人でやってしまった……】

 

「そうはならんやろ」

 

なっとるやろがい

 

「RX!貴様さえ居なければ!」

「覚悟しろクライシス帝国!」

 

▶︎【投降しろゲマトリア!】

 

どっちも人違いである。

女幹部は大きく下がると、何かの端末を操作する。

 

「こうなったら秘密兵器を投入する!」

「何っ!?」

 

 

キャリキャリキャリキャリ

 

けたたましいキャタピラの音を鳴らしながら路地に現れたのは、大型のロボットだった。

 

四ツ腕に大口径の砲塔

脚部はキャタピラ

特徴的なフォルムと何とも言えない頭部

そして塗装された黒いボディ

 

 

▶︎【あの特徴的なダサいシルエットは!?】

 【あの孤独なshilletteは!?】

 

 

 

「ゆけ!ブラックアバンギャルド君!!」

 

 

 

『WARNING!』

 

『BOSS:ブラックアバンギャルド君』

 

 

 

 

 

「リ゛ホ゛ル゛ク゛ラ゛ッ゛シュ゛」

 

「( ゚д゚)」

 

 

 │

 A

 

─欠

 

 

ドカアアアーーーン!!

 

 

意気揚々と現れたブラックアバンギャルド君はリボルケインによる太陽エネルギーの注入を受けて、一撃で爆発四散した。

 

 

▶︎【ブラックアバンギャルド君は強敵だったね…】

 

「次は貴様だクライシス帝国!」

 

人違いである。

モーションを終えたミナコが女幹部のいた場所に向き直る。

 

 

「……む?」

 

ブラックアバンギャルド君の爆発の煙が収まった時、そこにショッカーの女幹部の姿はなかった。

ソーラーレーダーの範囲内にも相手の情報はない。

 

「……逃したか」

 

どうやらクソ長い一欠モーションの間にまんまと逃げられたようだ。

こうしてショッカーの襲撃者は僅かな時間の間に壊滅したのだった。

 

 

 

【戦闘勝利!】

 

【Sランク】

 

✔︎ 任務完了

✔︎ 2分以内にクリア

✔︎ 誰も撤退しない

 

「光ある限り私は負けん!」

 

 

 

 

 

 

残されたショッカーの戦闘員を拘束し終えた後、ミナコと先生は改めて向き直った。

 

 

▶︎【君はこれからどうする?】

 

「私はクライシス帝国の痕跡を追う」

 

 

何度も言うが人違いである。

だが唯一のツッコミ役である月影アキヒは、姉の手当と拘束した戦闘員の見張りに忙しく、ツッコミをする余裕がない。

 

一方、先生はミナコの姿勢に浮かんだ疑問を直接ストレートにぶつけた。

 

 

▶︎【キングストーンを揃えなくていいの?】

 

キングストーンの真の力は2つの石が揃って初めて発揮される。

その力は天地創造に等しいという伝承もある。

太陽のキングストーンに選ばれしミナコならば、今ここで月のキングストーンを無理やり奪うのも容易だろう。

 

 

「キングストーンを揃えるつもりはない」

 

その問いに対してミナコは首を横に振った。

 

 

「世界を導くのは創世の力ではない」

 

▶︎【……!】

 

「覚えておいてくれ先生」

 

 

真っ赤な瞳がまっすぐ先生を捉える。

 

裏世界に蠢く暗黒の秘密結社ゴルゴム

世界征服を企む悪の組織クライシス帝国

 

彼らとの死闘を経て、覆面ライダーブラックからRXに進化するほどの修羅場を潜り抜けて、ミナコはひとつの結論を出した。

 

未来をつくるのは創世の光ではない。

世界を形作るのは神秘などという謎めいた力ではない。

 

 

「未来を切り開くのは、数多ある人の心の光だ」

 

 

光の化身たるミナコが信奉する光は、心の光だった。

こんな透き通った世界に、バランスを破壊しかねない創世の力など無用の長物だ。

 

 

▶︎【わかった。話してくれてありがとう】

 

 

先生もまた生徒達の心の光を信じるもの。

生徒達の光を信じて、それを正しい方向へ導くのが先生という立場の役割であると考えていた。

2人は握手を交わす。互いに通じ合うものがあった。

 

 

「また会おう、先生」

 

 【君も元気で】

▶︎【いつでもシャーレを頼って欲しい】

 

「覚えておこう。来い!バトルホッパー!」

 

 

路地の奥から二輪バイクが自動走行で接近する。

ミナコはそれに跨り、先生達に向けて手を挙げた。

 

 

「闇に迷った時、いつでも私を呼べ!」

 

「光はいつでも君達と共にある!さらばだ!」

 

 

バイクに乗ったミナコは一瞬にして闇に消えていった。

彼女は再びゲマトリア(人違い)との戦いに身を投じるのだろう。

 

 

 

 

 

「先生、これからどうしましょう」

 

アキヒは姉の介助をしながら、不安そうに問いかけてきた。

今回はミナコの協力もあって切り抜けたが、未だキングストーンの保護方法という最大の問題は残ったままだった。

 

先生もそれは承知だった。あのゲマトリア(人違い)がこれで諦めるとはとても思えない。

先生はいつの間にか手に持っていた機械のようなものをアキヒに見せた。

 

▶︎【これを見て欲しい】

 

「これは……?」

 

▶︎【戦闘員が持っていたものだよ】

 【服をまさぐったら出てきたんだ】

 

あのゲマトリア(人違い)の戦闘員は謎の手段で銃弾を逸らしていた。

それが気になって探ったところ、この謎の機械を例外なく所持していた。

 

▶︎【これを解析する】

 

「解析!?でも一体どうやって…?」

 

▶︎【専門家にあてがある】

 【こういうの好きそうな子たちが居てね】

 

先生はとある学園の方角を見る。

アキヒもつられてそちらを向き、思い当たったのか手をポンと合わせる。

 

「もしかして……!」

 

▶︎【ああ、行こう】

 

 

 

▶︎【ミレニアムサイエンススクールへ!】

 

 

 

 

 

 

やがてキングストーンを巡る一連の出来事は、キヴォトス中を巻き込んだ大事件へと発展していく。

 

だけど大丈夫!

このキヴォトスには頼れる大人が、光ある生徒達が、そして太陽の戦士が立っている!

 

キヴォトスの平和は必ずや守られるであろう。

先生達の、そして少女RXの戦いがここから始まる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントストーリー

 

 

黒鉄の太陽 闇に射す月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【用語解説】

 

 

『倉田ミナコ』

レア:☆☆☆(ガチャ排出)

所属:アビドス高等学校→トリニティ総合学園

役割:STRIKER

クラス:タンク 爆発/軽装備

 

太陽のキングストーンの今代継承者。

誘拐されるわ拷問されるわ太陽に焼かれるわ改造されるわ宇宙に放り出されるわで、散々な目に遭っている。

2年前に行方不明になるが、暗黒結社ゴルゴムを単独で撃滅して復学。クライシス帝国を追って転校し、トリニティ総合学園に在籍している。

成績は平凡だが、クライシス帝国関連で騒ぎを起こす問題児。

 

……ん?トリニティの問題児?あっ(察し)

 

 

 

『暗黒結社ゴルゴム』

キヴォトスの裏に潜む悪の秘密結社。

2年前、キングストーンに最も適性があるとされた小鳥遊ホシノを誘拐しようとしたところ、人違いで倉田ミナコを誘拐。

ダメ元でキングストーンを押しつけたが案の定失敗。『怪人ブラックサン』に改造して運用しようとしたところ、洗脳前に脱走されてしまった。

その後、『覆面ライダーブラック』へと名前を変えた怪人ブラックサンに逆襲されて壊滅した。

 

『クライシス帝国』

キングストーンが厄介なので宇宙に捨てたら、RXに進化して戻ってきた。そうはならんやろ

幹部が全滅して絶賛引きこもり中。かわいそう

 

『小鳥遊ホシノ』

危うく仮面ライダーになりかけたが神回避した。

キングストーンに高い適性を持つが関わらなかった。

 




隠れ家が突き止められたので、これで〆です。

もはやこれまで
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