「そろそろイベントが始まる時間だなインしてみるか」
ヘッドギアを装着しNWOにダイブする凪斗
ログインが完了し、イベント開催の広場に向かうとそこでメイプルと合流した。
「ふわー、アイス君カッコイイ〜、本物の軍人さんみたい!」
「だろ?俺も結構気に入ってるよこの軍服」
初めてメイプルに自分の装備をお披露目した。
純粋なメイプルが手放しで誉めてくれるのでアイスはとても気を良くし微笑んだ。
「ガオー!それでは第1回イベントの開幕にしますドラ!ボクの名前はドラぞう!このゲームのマスコットだドラ!以後よろしくドラー!それでは改めてルールの説明をするドラ!」
イベントの制限時間は3時間。
ステージはイベント専用マップで倒したプレイヤーの数と倒された回数、そして被ダメージと与ダメージ。
この四つの項目からポイントを算出し順位を出す
そして上位10名には記念品が貰えるようだ。
「お互いに頑張ろ!おー!」
「お〜…俺は程々に頑張るよ…」
メイプルはやる気満々で、アイスはいつも通りの調子で省エネモードだった。
「それではカウントダウン5.4.3.2.1.0!行ってらっしゃいガオー!」
ドラぞうのアナウンスと共に会場にいるプレイヤーは全員イベント専用フィールドに転送された。
「ここは森の中か、とりあえず歩き回ってみよう見つけ次第各個撃破で良いか」
〜2時間後〜
「ガオー!途中経過を発表するドラ!上位3名はこちら!1位はペインさん、2位はドレッドさん、3位はメイプルさんドラ!
「マジ?やるな〜メイプル……うん俺もちょっと本気出しますか〜」
アイスはまた少しだけ本気を出すのだった。
すると森の中から音がするので視線を向けてみると。
「ふっ、我が名はクリスマスローズ…またの名を白薔薇の騎士!」
「はぁ」
めんどくさい人が来たなと内心愚痴るアイス。
「不運にも私に遭遇してしまった君には気の毒だが、私の美しき剣の…」
「長い…【氷槍】」
「は?あ゛ああぁぁぁ〜〜‼︎」
長々と自分語りをしてる自称白薔薇の騎士に痺れを切らしたアイスは容赦なく魔法で貫いた。
「「「我ら三位一体の灼熱三兄弟!本日2度目のジェットストリームア…」」」
「【氷槍】×3」
「遠距離とは卑怯なー!!」
「我らを倒しても第2、第3の…うわぁぁ!!」
「兄者ー!末っ子ー!うぐおあぁー!!」
めんどくさそうなので以下略。
「なんだったんだ?あいつら…まぁいいや【氷槍】」
ある程度の敵を倒し、一息つくが木陰から人の視線を感じたため、魔法で迎撃する。
「っ!【障壁】!うそっ⁈あぶなっ!ちょ、ちょっと待って待ってこーうさーん!」
アイスの迎撃を逃れ…木陰から視線の主が慌てて現れた。
「なんかよう?」
「にゃははー、まいったまいったきみ強いねぇ、良かったら私と組まない?後衛職が1人だと不安だしさー」
「え?…まぁ、大量の敵を1人で相手にするのはめんどいかったし手伝ってくれるならいいよ」
思いがけない共闘の申請だが自分の負担が減るなら良いかと許諾するアイス。
「よーしけってーい、私はフレデリカ!あなたは?」
「アイス…よろしく【氷槍】×5」
「よろしくねー【炎弾】【水弾】【石弾】!」
「「「「「「「ぐああああぁぁ!」」」」」」」
「よし、逃げよう」
「さんせーい」
プレイヤーの大群を2人の魔術師が撤退しながら撃滅していく。
アイスは杖に乗り、フレデリカの移動速度に合わせて飛行する。
それを見たフレデリカはびっくりしつつもアイスに問いかける。
「何それ⁈」
「え?空飛ぶ魔法」
「ズルイ!私も乗せてよー」
「残念1人用、でもこのままじゃ追いつかれそうだし二手に別れよう」
「むぅ…いいけどあの大群はどうするの?」
「なら俺が引き連れていこう丁度良い委託先があるし空からの方が目立って連中も追ってくる気がする」
アイスは先程の途中経過のマップに表示されていたプレイヤーを思い出す。
「それは助かるけど良いの?」
「まぁ、めんどいけど…女の子には優しくしろって友達に言われてるから」
友達とは言うまでもなくサリーとメイプルである。
「フーン…紳士なんだ、ありがとねん」
お茶目にウインクで返すフレデリカ。
「アイスか……あれ、ありゃ〜あっちはペインのいる方角じゃん…大群を押し付けるどころか一緒に倒されちゃうかもにゃー」
アイスと別れた後、彼が去った方角をみてそうフレデリカは思った。
その後のアイスは…。
「マジかー、ありゃヤバいな」
後ろに引き連れていたはずの大群はたった1人のプレイヤーが一瞬で全滅させてしまっていた。
そして【氷帝】アイスと【最強】ペインは邂逅した。
イベント終了まで残り30分
現在のリザルト
ランキング58位
死亡回数 0
被ダメージ0
撃破数 77
キャラクターの性格これであってるのか
ちょっと不安ですが自分の押しでもあるフレデリカを出演させてみました
ちょっとおちゃらけた喋り方や猫っぽい言動を挟んでみたり、フレデリカに「なにそれ⁈」と言わせてみました。