マギア転生    作:川崎三文

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時女と傭兵と攻略アリナ・モニュメント 地下大聖堂とアリナ・グレイ

 

 ホテルフェントホープ地下大聖堂。

 前世のそこは荘厳で、息苦しくなるほどの穢れに満ちた空間だった。

 庭園を飾る植物の枝葉は闇が手招きしているような形に剪定されており、おぞましい観賞植物に囲まれたガゼボの中では、マギウスの三人が紅茶を楽しみながらワルプルギスの夜を待っていた。さらにその最奥には、逃げ出したくなるほど巨大な半魔女、エンブリオイブが磔にされていた。

 救済の要となるはずの聖堂なのに、その景観は、訪れる者に「凄惨な生贄」という印象を抱かせる。

 

 アリナモニュメントの中に再現された大聖堂は、それとは違っていた。

 

 まず、お茶会用のテーブルの上が汚い。

 直前まで誰かが絵を描いていたのであろう、スケッチブックや漫画の原稿用紙が散らばっている。

 画用紙や原稿の上に落ちたお菓子のカスからは、そこに居た者達が、クッキーを食べながら何かを描いている様子を在り在りと想像することができた。

 静香とすなおは、散らかった娘の部屋を見る母さんの顔になっている。

 絵や漫画を描くため、聖堂全体が妙に明るい。

 聖堂の奥には化け物が磔にされているが、イブとは少し造形が異なっている。

 下半身がゴツい。

 ういの細い両足をそのまま生やしたかのようなイブの下半身を弱点と見なし、鍛えに鍛えたのだろうか。   

 ういはその脚を見て露骨に嫌な顔をした。

 魔法少女達は、あきれ顔や、苦笑いを浮かべながら、ウイとネムリンの座るテーブルに向った。

 

「ようこそ、わたし達の大聖堂へ」

「飲みかけの紅茶と、食べかけのケーキでよければ歓迎するよ」

「いらないわよ」

 ウイとネムリンの誘いを静香が断る。

「一人足りないようですが」すなおが言った。

 ネムリンはテーブルの上の赤いベレー帽に視線を落とした。

「狂った帽子屋のトーカはもういない。僕達は失敗したんだ」

「失敗?」灯花が言った。

「これがトーカのなれの果てであり、Tゾンビ達の本体だ。このベレー帽を燃やせば、Tゾンビは消滅する」

「そう、分かりやすくていいじゃない」静香が言った。

「トーカはベレー帽型寄生モンスター『シナプスジャック灯花ちゃん』を生み出す過程で、賢者の石に呑み込まれ、ベレー帽そのものになってしまったよ・・・・・・」

 ネムリンは言葉を切って、自分のすぐ後にいる、車椅子で眠り続ける少女に目を向けた。

「そして、僕の本体はベレー帽の禁忌に手を出した影響で、決して目覚めることない眠りに付いた」

「ベレー帽の禁忌って何?」ちゃるがツッコむ。

「無事だったのはウイだけだ」ネムリンは無視した。

「だから、わたし頑張ったんだよ!」 

 三日月うさぎのウイが立ち上がった。勢いで、椅子が倒れる。

「今度は、わたしが二人のために奔走したの! ネムリンの新しい身体を作って、帽子になったトーカちゃんの新しい身体も、もうすぐ完成するんだよ! ううん、違う。わたし達三人の新しい身体が完成するの! 後はエネルギーを注入するだけなんだ! トーカちゃんが思い描いていた究極のモンスター、この『ジャイアント・モス・いろはお姉さま』に!!」

 

 魔法少女達はあらためて、大聖堂の最奥に磔にされた化け物を見上げた。

 ゴツい下半身はともかく、ピンクのサラサラの長髪といい、カラーリングといい、言われてみると、いろはっぽい。

 全身に宝石が散りばめられている点はイブと共通しているが、胸元にういの入っていた赤い宝石は無く、代わりに数珠のように鎖で繋げられた三つの黒いダンジョンコアが首から下がっていた。

「もしかして、スーパーエクスプロージョンを『ジャイアント・モス・いろはお姉さま』に食べさせるつもりですか?」みふゆが言った。

「当たり、よく分かったね」ウイが言った。

「作戦の原案者と知り合いですから・・・・・・」

 みふゆは目を細めて灯花を一瞥した。灯花が決まりの悪そうな顔をする。

「この世界には、わたしとネムリンとトーカちゃん、三人だけが居ればいい。だから、世界中の人間をTゾンビにするの。わたしとネムリンとトーカちゃんは『ジャイアント・モス・いろはお姉さま』の中で一つになって、大地に満ちたTゾンビ達に手を振りながら、永遠に続く夜空を飛び回るんだ。素敵な夢だと思わない?」

「理解できないわ。こんな人達にも悪人に至る辛い過去があったのかしら」静香が言った。

「そんなことをして何になるの?」ちゃるが言った。

「もちろん、世界中のみんなが幸福になるんだよ。わからないかなぁ?」ウイが言った。

「話が通じる相手ではないようですね。あなた達、狂ってます」すなおが言った。

「三人とも、NPCですから、その辺で」みふゆが言った。

「どうやら、理解は得られないようだね」ネムリンが言った。

「ホントは争いたくないんだけどなー。仕方ないよね。ちょっと早いけど、あなた達を倒すくらいのエネルギーは蓄えてあるから」

 そう言って、ウイはテーブルの上のベレー帽を胸にぎゅっと抱いた。

「行こう、トーカちゃん、ネムリン。わたし達から、誰も、何も奪えない世界を作るために」

 

 ウイの抱きしめているトーカの帽子から、穢れのような黒い霧が溢れ、三人の魔女を呑み込んだ。

 繭のような形状になった黒い霧の中から、耳を塞ぎたくなるような音が響いてくる。

 ゴキゴキと硬いものが変形する音や、ビリリと何かを突き破るような音、繊維の束が千切れるような音に、車椅子を砕くような金属音、トポトポと液体が床に零れ落ちる音もした。

 灯花、うい、ねむは、自分達そっくりの魔女が変貌する繭を、苦虫を噛みつぶしたような表情で見守った。

 霧が晴れると、そこには地下大迷宮の中に生息するはずの三体のモンスター、『羊のスライム』『振り子のゴーレム』『立ち耳のゴブリン』の姿があった。

「あれが魔女達の本来の姿ですか」

 みふゆは感心したような声を出した。

 

 ネムリンに化けていた羊のスライムがタールのように黒い体をぷるんと揺らした。名前の通り、羊のようなモコモコの毛皮で覆われている。

 ウイに化けていた立ち耳のゴブリンは、一見可愛いウサギのぬいぐるみのように見えるのだが、本体を突き破って伸びる手足は、鋭い爪を生やした獰猛な爬虫類のそれだった。

 振り子のゴーレムは、錆びた金属と壊れた振り子時計をバラバラにして人の形に組み合わせたような姿をしている。ウイが胸に抱えていた赤いベレー帽に化けていたとは思えない大きさだった。

 

 三体の背後で、『ジャイアント・モス・いろはお姉さま』が腹の口をグパァと開いた。

『羊のスライム』『振り子のゴーレム』『立ち耳のゴブリン』がその口に吸い込まれていく。

 グチャゴチャとモンスター達を噛み砕く音が大聖堂に響いて、魔法少女達が顔をしかめる。

 やがて、咀嚼が終わり大聖堂に静寂が満ちる。

 その沈黙を打ち破るように大聖堂の入り口の扉が開いた。

「とまあ、こんな感じのストーリーなんだヨネ。エンジョイできた?」

 魔法少女達が一斉に振り向く。

「「「アリナ!!」」」

 灯花とねむとみふゆが叫んだ。

 

 アリナは、前世で自作した水着のような衣装の上に外套を一枚羽織っていた。

 頬や腕や腹に、ダークエルフ特有の奇妙なペイントを施している。両サイドにはフェリシアとかりんの姿もあった。

 

「作家として採点するよ。二点だね」

「二十点は付けて欲しいの!!」かりんが怒鳴った。

「ま、ストーリーはアリナの担当じゃないカラ、酷評されても痛くもかゆくもないんだヨネ。アリナはただ、妙なメモリーの欠片からアイディアを提供しただけだカラ」

「なんなの、このわたくしをピンポイントで狙ったようなダンジョンは!」

「それにはアリナも驚いてるんですケド。まさか、帽子屋のトーカとTゾンビにここまでそっくりなヒューマンが居るなんて、驚きだヨネ」

「おまけに、名前まで似てるの。トーカと灯花って。ここまでくるとちょっと怖いの」

「わたくしがオリジナルなの!!」

「しっかし、すっげーじゃん、お前ら。よくここが分かったな」

「メッセージの謎を解きましたから」すなおが言った。

「あの謎、オレも一緒に考えたんだぞ」

「あんな謎、フェリシアさんにしか解けないじゃないですか」みふゆが言った。

「は? 解けてるじゃんか、お前ら」

「・・・・・・」

「まさか最初にやってきた冒険者に攻略されるとは思わなかったんですケド。このダンジョン、見ての通りダンジョンコアを三つも使用してるんだヨネ」

 アリナはモスいろはの首にかけられた三つのダンジョンコアを見上げた。ダンジョンコアの外見は、人間サイズのグリーフシードそのものだった。

「だから、これでお終いだとちょっともったいないの」

「この聖堂から、ダンジョンで足掻く私達を見て楽しんでいたのね」静香が言った。

「ノー、作品が完成に至る過程をチェックしてたんだヨネ」

「それで、ワタシ達はあなたの作品とやらになれたのですか?」

「それも、ノー。あなた達、ストロング過ぎるんだヨネ。でも、目的は果たせたワケ。その上、新しい目標もゲットできた」

「目的? 目標?」みふゆが言った。

「このダンジョンをクリエイトした目的は、複数のコアを利用したダンジョンの作成そのものなんだヨネ。いわば実験、習作。だからアリナ的には、トラップやストーリーやクリーチャーのデザインはどうでも良かったワケ」

「だからわたしが制作のお手伝いをしたの!」

「オレも頑張ったぞ!」

「次の目標は、あなた達みたいにストロングな冒険者が足掻いて強くなれるエクストリームなダンジョンをクリエイトすること。完成したら遊びに来てヨネ。じゃ、傭兵さん、後は任せたカラ」

「おう!」

 

 フェリシアは元気よく叫ぶと、勢いよく大聖堂の外に駆けだした。

 アリナの足元に転移用の魔方陣が現れ、かりんがアリナの隣に並ぶ。

 扉の裏に用意していたのか、フェリシアが紫色の肉塊をズルズルと引きずりながら戻ってきた。

 

「兄貴の死体も食っとけよ!」

 フェリシアはそう叫ぶと、ミノタウロスだった肉塊をハンマー投げの要領で振り回し、モスいろはに向って投げた。モスいろはの腹部の口が開き、ミノタウロスの亡骸を飲み込む。

 

 それが起爆剤となったのか、モスいろはの急激な変化が始まった。

 そこはかとなくいろはを思わせる頭部の、鼻や口元がメキメキと伸びて馬のそれに変形していく。

 白い体毛の一部が紫の線に変わり、ゼブラ模様が全身の毛並みに広がっていった。

 首から下げていた三つのダンジョンコアは、身体の表面から体内に呑み込まれ見えなくなった。

 代わりに、大人が入れるサイズの紫色の水晶が胸元に隆起する。

 両腕はイブの第二形態を思わせるほど、逞しく肥大していき、四枚の翼は魔力を帯びて凶悪な形状に成長していった。

 

「ちょっと、余計なことしないで欲しいんですケド」

 アリナがフェリシアを睨む。

「隠し味だよ。いいだろ、どうせ戦うのはオレなんだからよ」

「待ちなさい、アリナ」みふゆが叫んだ。

「逃げる気なの? 卑怯者!」

 アリナに向って駆け出そうとした静香の前にフェリシアが立ち塞がった。

「おっと、こっからはオレが相手をするぞ」

「アステリオス!!」静香が叫んだ。

「あー、そういやそんな名前だったな。もういいや、フェリシアって呼んでくれ。その名前で呼ばれるとむず痒くてさ」

「いいから、どきなさい!」

「嫌だね。オレの役目はアリナ達が逃げるまでの時間稼ぎなんだぞ! 役目を終えたら、煩わしい借金もチャラだぜ!」

「本物のやちよお姉さまにも言いつけてやるんだから!!」

 突如、雷鳴のような灯花の叫びが大聖堂に轟いた。

「「え?」」

 灯花の怒声に、かりんとフェリシアがビクッと背筋を伸ばした。

「星五冒険者のやちよと知り合いなの・・・・・・?」かりんは怯えながら言った。

「わたくしの家族だよ」

「馬鹿、何ビビってんだよ。星五冒険者のやちよなんて、やちよなんて・・・・・・怖くねーだろ」

「フェリシアだってビビってるの」

「あれ、なんでオレ震えてんだ? 妙な記憶のせいか? 実際に会ったことなんてねーはずなのに・・・・・・」

「あの、できれば本物のやちよに言いつけるのはやめて欲しいの」

「絶対に言いつけてやる! やちよお姉様に言いつけてやるんだから! やちよお姉さまにナースの格好させたり、泥の中を泳がせたり!」

「いや、嫌なの・・・・・・ごめんなさいなの・・・・・・」

 かりんはカチカチと奥歯を鳴らしながらアリナのマントにすがりついた。

「また変なダンジョンを作ったりしたら、やちよお姉さまにも来てもらうからね! あなた達二人とも、ぎったぎたにしてもらうんだから!」

「アリナ先輩、もうダンジョンを作るのはやめるの・・・・・・」

 アリナは、一度俯いてククッと声を漏したあと「作品の素材としてはパーフェクトだヨネ」と呟いた。

 再び顔を上げたとき、アリナの口元は愉悦に歪んでいた。

「アッハハハハハハ、オーケー。これ以上無い舞台を用意してあげる! 星五のやちよに伝えといて。アリナのダンジョンであなたのボディもマインドも磨き上げてサイッコーの作品にしてアゲルって」

「アリナ先輩!?」

「シーユー、ストロングなガール達。もし、あなた達が負けたらTゾンビをダンジョンの外にリリースしてアゲル。アッハハハハハハ」

 耳障りな哄笑を残して、アリナとかりんは魔方陣と共に消えた。

 

 同時に、モスいろはの形態変化も終った。

 ピンク色のサラサラヘアーから漆黒の角を生やした牛の頭、白と紫の斑の体毛、全身に散りばめられた宝石、伝説の巨人タイタンを思わせる腕に、凶悪な形状だが蝶のようにカラフルな四枚の翼、変化前と変わらぬゴツい下半身に鉄のようなウシの蹄。

 

 ダンジョンマスター『ジャイアント・モス・いろタウロス』、爆誕。

 

 フェリシアがぴょんとその肩に飛び乗った。

「オレのハンマー使えよ、兄貴」

 フェリシアの投げたハンマーをいろタウロスがパシッと掴む。

 ハンマーが巨大化して、いろタウロスが使うに相応しい大きさになる。

 それを確認したフェリシアは、肩から飛び降りて、落下しなが、胸から突き出た紫色の水晶に触れた。

 水晶が眩い閃光を放ち、フェリシアがその中に取り込まれる。

 

「もしかして、フェリシアさんがこれを操縦するのかな?」ういが言った。

「実際のイブよりは小さいですね。全長30メートルくらいでしょうか」

 みふゆは頬に手を当てて、落ち着いた様子で言った。

「とーぜん! わたくし達のイブには及ばないよ。ね、うい」

「う、うん・・・・・・喜んでいいのかな・・・・・・?」

「神浜の魔女三体分くらいの強さ、といったところかな」ねむが言った。

「気を付けて、動き出すよぅ」ちゃるが言った。

 

 胸の水晶に乗り込んだフェリシアが、ニシシッと挑戦的な笑みを浮かべる。

「バーカ、これで終わりなわけねーだろ」

 フェリシアの乗り込んだいろタウロスは腰を落として翼を広げた。

 跳躍と同時に、四枚の翼を大聖堂の床に叩きつけるように動かす。

 二本の角で大聖堂の天井を突き破り、いろタウロスの巨躯はフェントホープを破壊して、北養区の空に向って飛翔した。

 大聖堂の中に残された魔法少女達は、暴風に舞う植物の枝と瓦礫の破片から身を守りつつも、薄目を開けて、天空の敵を鋭い眼光で睨み付けた。

 

 フェントホープの外では、Tゾンビと化してない、生残っていた北養区のNPC達が空の怪物を見上げ、口々に悲鳴を上げていた。

 いろタウロスは上空で静止すると、両手両足を大の字に伸ばし、北養区を睥睨するように四枚の翼を広げた。

 全身に埋め込まれた宝石に魔力が巡り、灼熱の核を形成する。

 

『ストラーダ・フトゥーロ』

 

 いろタウロスとフェリシアの咆哮が重なり、体中の宝石から北養区全体にむけて幾筋もの魔弾が放たれた。

 降り注ぐ光の矢。

 メディカルセンターの硝子張りの塔が崩壊する。

 粉塵を巻き上げて瓦解する聖リリアンナ学園の校舎。

 燃えさかる北養の森が、ダンジョンの暗い空を鮮烈に照らし、各地に配置されたTゾンビ達が空の怪物を指差して、口をそろえて唱和する。

 

「「「ウゴイタ、ウゴイタ、カンセイダ」」」

「「「セカイのオワリ」」」

「「「ソシテハジマリ」」」

 

 北養区中のTゾンビ達が、空に佇むいろタウロスに向けて、壮烈な雄叫びと共に自身の魔力を放射する。

 

「「「灯花チャンのセカイノハジマリダー!!!!」」

 

 ド派手な演出がよほど愉快だったのか、Tゾンビ達から魔力を受け取ったいろタウロスの中でフェリシアが哄笑する。

 

「なはははははははは、すげぇだろ、オレの兄貴はよ! さすが元勇者だぜ」

 

 フェリシアの高笑いは、いろタウロスを通して、フェントホープの庭に立つ魔法少女達にも届いていた。

「どうやら、本気を出していい相手みたいですね」

 すなおの両腕と下半身が龍族のそれに変化する。

「ええ、大物よ。腕が鳴るわ」

 静香も両腕と両足を限界まで獣化させた。

 静香とすなおは、いろタウロスを見上げると、牙見せて敵意に満ちた笑みを浮かべた。

「はやく決着を付けないと。スーパーエクスプロージョンが打ち込まれる前に!!」

 真剣な表情でちゃるが言う。

 その隣で、みふゆは柔和な笑みを崩さずに言った。

「ダンジョンマスター戦、スタートですね」

 

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