『魔術と科学と幻想と』は一時的に執筆を中断して、こちらを書きます
こっちで執筆が上手くなってから、『魔術と科学と幻想と』の執筆を再開する予定です
それでは、東方変化郷、どうぞ
「それでよ、最近なんか早苗が凄いオタ化してきてんだよ」
俺、東風谷 熾戈は、親友である榊原 弐唖に愚痴をもらす
「オタ化ねぇ…でもお前も漫画とか好きじゃん」
「うっ…まあそうだけどあいつは俺の先を行ってるからな」
俺達二人は、普通じゃない
まず、髪の色が、俺が緑髪で弐唖が赤髪である
そして、俺は守矢神社の神主で、弐唖は神の生まれ変わりだ
うん、普通じゃないね。
もっとも、俺は神主らしい仕事なんてしてないし、弐唖もそう呼ばれてるだけだし、何か超能力が使えるわけでもないんだが
ていうか家に本物の神いるし
「なあ熾戈」
「何?」
「いや、なんかうるせぇなあと思って」
「?…確かに何か聞こえるな」
「だろ?何だろうな?」
「この感じだと…後ろか?」
二人同時に後ろを向くと、
猛進してくるトラックが目の前にあった
「「は?」」
そのままトラックが俺らにぶつかって意識を失う
__とはならなかった
「へ?うええ!?」
只今、落下中である
歩く→トラック来る→落ちる
「意味わかんねぇぇぇへぶっ!」
落ちるということは地面にぶつかるということ
落下した先の地面にぶつかって今度こそ俺は意識を失った
「うう…どこだここ?」
「あ、起きた」
「誰?」
「こっちの台詞。それにこっちが助けてあげたんだから、先に言って欲しい」
「君が助けてくれたのか。ありがとう。俺は東風谷 熾戈。16歳だ」
「熾戈ね。私は博麗 霊夢。12歳よ」
「霊夢か。改めて助けてくれてありがとう。12歳か、俺の妹の早苗と同い年だな」
「ふーん。とりあえずあいつ呼んでくるわ」
「?わかった(あいつって弐唖か?)」
「起きたのね、よかった…」
霊夢が連れてきたのは、弐唖とは似ても似つかない金髪美女だった
「…は?」
「えっと…誰ですか?」
「あっ、ごめんなさい。私は八雲 紫。スキマ妖怪ですわ」
「妖怪…?スキマ…??」
「そこは後で説明しますわ。まず私はあなたに謝らなければ」
「…何を?」
「トラックにぶつかりそうになったとき、いきなり落ちていったでしょう?あれは私のせいなの。ごめんなさい」
「えっと、八雲さん「紫でいいわ」じゃあ紫さん、あなたがしたのは俺を落としたのであって、トラックをけしかけたのではないんですよね?」
「ええ、そうよ」
「ならむしろ僕は助かったんですし、謝る必要はないんじゃないんですか?」
「…そうね、ありがとう。あと、無理に敬語を使う必要はないわよ」
「ん、そうか。じゃ、タメで話させてもらう。あと、いくつか聞きたいことがあるんだが…」
「何かしら?」
「何で俺がトラックに轢かれそうになったときにタイミング良く助けられたんだ?あとここはどこなんだ?弐唖はどこだ?俺は帰れるのか?そもそも何で助けたんだ?」
「一気に来たわね…答え易いのから行くけど、ここは幻想郷。人間、妖怪、獣、神が共存する世界よ。あなたと一緒にいたのはこの幻想郷のどこかに落ちたわ。どこかは分からないけど生きているわ。あと、あなたは帰れない訳ではないけれど、今は無理よ。」
「あなたがトラックに轢かれそうになったときにタイミング良く助けられたのは、今まであなたを観察していたからよ」
「観察?何故?ストーカーか?」
「何でそうなるのよ。観察していた理由は、あなたの家の神々が関係してるわ」
「神奈子様と諏訪子様が?」
「ええ。あの二柱は天と地を創造する神。いずれ幻想郷にも干渉してくるだろうと思って監視していたの」
「へぇ」
「まあもうバレてるみたいだけどね。で、そのときにあなたを見つけたの。あなたが、強力な能力を持っていたから」
「能力ゥ?」
「そう。全ての生き物は能力を持っている。でも最近はほとんどが能力に気付かないまま死んでいるわ。でも、あなたの能力は下手に使えば世界を揺るがしかねない能力なの。だから観察していたのよ」
「そんな凄い能力を俺が持ってんのか?」
「そうよ」
「信じらんねぇな…俺の能力はどんな能力なんだ?」
「あなたの能力は、『変える程度の能力』よ」
「何で程度なんだ?」
「幻想郷のルールみたいなものよ。気にしないで」
「へぇ。で、その能力はどこが凄いんだ?」
「この能力は、あらゆる物を別の物に変えることが出来るから、不可能とされた錬金術が出来る。さらにその気になればこの世界の物理法則をねじ曲げるどころか、変えることができるの。だから観察していたの」
そんな凄まじい能力持ってたのか…
「何で助けたかは、観察してたら死にそうだったからとっさに助けたの。まあある種の脊髄反射ね」
「ねぇ、私空気…?」
あ、霊夢
「ごめんな、忘れてたよ」
「あと、さっき今は帰れないって言ったでしょ?」
「ああ、そう言ってたな」
「つまりは幻想郷で暮らしてもらうってことなんだけど」
まあそうだろうな
「どこに住むかは自由だけど、今日はここ、博麗神社に泊まってくれない?」
「俺は別にいいが…」
霊夢が…
「いいわよ、別に」
「ありがとう、霊夢。何でここに泊まって欲しいかと言うと、そのほうがこっちも色々とやり易いのよ」
「わかったよ。紫は幻想郷のことをよく知ってるのか?」
「ええ、もちろんよ」
「なら、もう少し色々と教えてくれないか?」
「ええ、いいわよ。じゃあまず人里のことから」
話し始めて何時間経っただろうか
気がつけばもう太陽が半分沈んでいた
「もうこんな時間」
「夕飯はどうするんだ?」
霊夢がハッとする
「そうだ…もう食料ないんだった…」
「え!?どうすれば…」
「能力で作ればいいじゃない」
「あ、そうじゃん。じゃあ作ってくるよ。霊夢、キッチン借りるぞ」
「能力で作るならここでいいんじゃないの?」
「バカ、作るのはあくまで材料だ。料理しなければ意味がない」
「へぇ~、変わってるわね。私と私の式神も一緒に食べていいかしら?」
「ああ、いいぞ」
「ありがとう。じゃあ私はその間に式神を二人連れてくるわ」
(てことは…五人か)
「んじゃあちょっと頑張るかな」
そう言って熾戈はキッチンに行った
紫もスキマで式神のところへ行った
熾戈が戻ってきた
両手に多くの料理を抱えて
「…早くない?ううん、早い。早すぎる!」
霊夢が驚くのも無理はない
なにせ熾戈がキッチンに行ってから三秒も経っていないのだ
「何でそんなに早いの!?」
「ああ、ちょっと試しに能力を使って、俺以外の時間の進む速さを変えて速攻で作ったんだ」
「もう使いこなしてる…」
「連れてきたわよーってもう出来てる!?」
「おう紫、遅かったなって獣っ娘だとぉ!?しかも超美人じゃないか!!」
この後熾戈は紫の連れてきた藍、橙と凄く仲良くなったとか
続く
凄く強引になってしまいました、ごめんなさいm(__)m
特に最後のほうは藍も橙も名前しか出せてないし、本当に酷いと自分でも思いました
早く日常が書きたくて急ぎすぎました
次回からはこんな強引なことはしません
なのでこれからもよろしくお願い致しますm(__)m