東方変化郷   作:今月の給料23円

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投稿が遅くなりました、申し訳御座いません。

今回から連絡がない場合は前書き、後書きを書かないことにします


第三話 『幻想郷一周旅行!1日目』

前回のあらすじ

『流石に一気はきつい』

 

 

 

「なあ文、最初はどこに行くんだ?」

 

俺と文は今博麗神社の階段を下った後遠くに森が見える平野を歩いている

 

「最初は『魔法の森』に行こうと思います!」

 

「魔法の森?そりゃまたメルヘンな」

 

まあ名前自体は紫に聞いたが

 

とか言ってる間に魔法の森の前に着いた

 

「まあ実際メルヘンなのは魔法使いが住んでることぐらいで、人間には毒となる瘴気も漂ってますし、魔法使いもろくなのがいませんs「おや、ブン屋じゃないか」げっ…魅魔さん」

 

後ろから声がかかる

 

振り向くとそこにいたのは青の山高帽に青のローブといった、ハリー〇ポッターに出てきそうな凄く魔法使いっぽい人がいた

 

っていうか…

 

「足がねぇ!?」

 

は!?何でや!!もしかして亡霊!?

 

俺の顔が真っ青になっているのが自分でもわかる

 

「おや、あんた誰だい?」

 

「彼は昨日幻想入りした東風谷熾戈さんです」

 

「ああ!あんたが熾戈かい!」

 

「お、俺のこと知ってるんですか…?」

 

幽霊怖い幽霊怖い幽霊怖い

 

「そ、そんなに怖がりなさんな…わたしゃ別にあんたを取って食おうなんざ思っちゃないよ(ここまで顔が青くなるのは初めて見たよ…)」

 

「大丈夫ですよ熾戈さん。このかたは魅魔さんといって悪霊の魔法使いですが悪いかたではありませんよ」

 

「ほ、本当か…?」

 

「本当だよ。あんたのことは紫に聞いてるよ。よろしくね、熾戈」

 

そういって魅魔は手を差し出してくる

 

「あ、あの、せめて足生やすとかできませんか…?」

 

「ああ、そうだね」

 

そう言うと魅魔から足が生える

 

「はぁ~」

 

「どんだけ怖がりなんだい…あと、私も紫と同じで敬語はいらないよ」

 

「そうか…よろしく魅魔。これからも俺の前では常に足を生やしといてくれ」

 

「善処するよ」

 

出来れば常時足を生やしといて欲しいが

 

「で、魅魔さんはこれからどこへ行かれるんですか?」

 

「私はこれからアリスのところに行くつもりだよ」

 

「アリスさんですか。ご一緒してもよろしいでしょうか?」

 

「わたしゃ別に構わないよ。まああんたが来たらアリスがどんな顔するか想像つくけど」

 

「文、魅魔、アリスって誰?」

 

「アリスさんは魔法の森に住む魔法使いで、人形の魔法を得意としているかたです。結構美人で、人里の人間からの人気も高いんですよ?」

 

美人かぁ…(歓喜)

 

そういえば俺が幻想入りしてから会った人達はみんな美人な気がする

 

「へぇ~。で、今からその人の家に行くのか?」

 

「はい!アポなし訪問です!」

 

「明らかに迷惑だな…」

 

「何言ってるんですか!これから私達は幻想郷の無数の家にアポなし訪問するんですよ!?」

 

「えぇ~」

 

「何をしようとしてるんだいあんたらは…」

 

「ああ…俺は昨日幻想入りしたばっかりで幻想郷のことを紫の話でしか聞いてないから、文に頼んで幻想郷を案内して貰ってるんだよ」

 

「へぇ…まあ頑張りなよ」

 

何をだよ

 

「そうだ熾戈さん。さっきも言いましたが、魔法の森には人間にとって毒となる瘴気が漂っています。だから今のままで魔法の森に入ることは出来ません」

 

「え?じゃあどうすんの?」

 

「熾戈さん、あなたの中の霊力を魔力に変えられますか?」

 

「多分出来ると思う」

 

「ならそうしてください。瘴気は、霊力、神力にとっては毒ですが、魔力、妖力にとってはむしろ心地良いものなんですよ」

 

「わかった」

 

 

 

_『霊力』を『魔力』に『変える』_

 

 

 

「よし出来た」

 

「おお…!魔力になるまで気づかなかったけど、凄い量だね…!私位は有るんじゃないかい?」

 

「ほんとですね…!はっきり言うとここまで多いと怖いです」

 

何か怖がられてる

 

「熾戈さん、その魔力仕舞ってくれませんか?」

 

「仕舞うって、どうやって?」

 

「今体から放出してるものを体の内側に押し込むんだよ」

 

「え?もうほとんど押し込んでると思うんだけど…」

 

「「は?」」

 

「もう九割半は仕舞ってるけど、これ以上は仕舞えないぞ」

 

「九割半!?じゃあ今出てる魔力は全体の20分の1だって言うのかい!?」

 

「まあ、そうなるな」

 

(私の20倍!?どんだけ多いんだい…)

 

「仕舞える魔力の許容量を変えれば全部仕舞えるんじゃないですか?」

 

「その発想は無かった。やってみる」

 

 

 

_仕舞える魔力の許容量を今の19分の20に『変える』_

 

 

 

「出来た」

 

許容量が変わり仕舞えるようになった魔力を仕舞う

 

「…よし」

 

「…仕舞えましたね?では森の中に入りましょう!」

 

 

 

 

 

「着いたよ。ここがアリスの家だ」

 

「おー、綺麗な家だな」

 

白と赤の綺麗な家に見とれていると魅魔がその家のドアをノックする

 

「おーい、アリスー、いるかーい?」

 

『はいはいいるわよ。上海、開けてやって』

 

『シャンハーイ!』

 

今の声がアリスか。上海って何だ?

 

ドアがひとりでに開く

                ・・・・・

そのドアを内側から開いたのは、一体の人形だった

 

「…人形?」

 

その人形_おそらくそれが上海だろう_は、俺を見ると珍しげに

 

「シャンハーイ?」

 

と言い、魅魔を見ると

 

「マタオマエカ」

 

と言った

 

魅魔はここに何回も来ているようだ

 

……この人形の様子からして評判は悪そうだが

 

「お邪魔するよ~」(魅魔)

 

「邪魔するなら帰って頂戴」

 

「お邪魔しまーす!」(文)

 

「今すぐ立ち去りなさい」

 

「お邪魔しま~す」(俺)

 

「あなたは初めて見るわね。私はアリス・マーガトロイド。アリスで構わないわ。その人形は上海よ。あなたの名前は?」

 

「お、おう、俺は東風谷 熾戈だ。昨日幻想入りした人間だ。よろしくアリス」

 

凄いなこの人…俺の聞きたいことを的確に全て答えていった…お邪魔しますとしか言ってないのに

 

「熾戈ね。よろしく」

 

「ああ、よろしくな」

 

「シャンハーイ!」

 

「しゃ、しゃんはーい…?」

 

人形__上海だったか?こいつはなかなか面白いな

 

「その子は私の最高傑作のひとつで、半自立型の人形よ」

 

「半自立型、ねぇ」

 

紫は幻想郷の歴史は江戸時代辺りで止まっているとか言ってたけど、技術は外よりよっぽど進んでるな

 

「凄いな」

 

これしか言えない自分が悲しい…

 

「ふふ、ありがとう。あなたとはまた後で話すとして、あんたはどういう用件?」

 

魅魔の方を向きながらアリスが言う

 

「ちょっと服が破けちまってね。直して貰いたいんだ」

 

「ふぅん、わかったわ。こっちに渡して」

 

「ほい、たのんだよ」

 

アリスが魅魔の服を直している間、何してようかな…

 

と考えていると、上海がこっちに寄って来た

 

「シャンハーイ!」

 

「ん、上海か。やっぱり凄いなこいつは」

 

「シャンハーイ!」

 

「お前はシャンハーイとしか喋れないのか?」

 

「バカジャネーノ」

 

「…(イラッ」

 

「プギャーm9」

 

「……(ダメだダメだ、人形にキレちゃダメだ)」

 

すると、上海が俺の頭を撫でてくる。そして

 

「ヨクタエラレマシター」

 

「……どういう反応をすればいいのかわからない」

 

「素直に喜べば良いんじゃないですか?」

 

いきなり何を言うか文さん

 

「…それはなんか俺のプライドが許早苗」

 

「……早苗って誰ですか」

 

「俺の妹」

 

「納得したでガス」

 

何でいきなりガスなの?そういうキャラじゃないよね君。なんなの?ダブルチーズバー子先生なの?

 

「なんとなくです。ダブルチーズバー子先生って誰ですか?」

 

「なんとなくでそういうこと言うと色々と誤解を招くよ?気をつけろよ?あとさりげなく心読むな。お前覚じゃなくて鴉天狗だろうが。ダブルチーズバー子先生の正体は誰にもわからない」

 

「善処します」

 

「ムシスンナゴルァ!」

 

「げふう!?どこの電撃姫ですか!?無視した訳じゃないから腹にタックルかますのやめて!?」

 

上海の頭からのタックル…人形だと思って侮ってると痛い目見るでぇ(迫真)

 

とりあえず突っ込んできた上海の頭を撫でておく

 

「シャーン…ハーイ♪」

 

気持ち良さそうだ。どうやら人間と同じような感覚まであるらしい

 

……もはやここまでくると人形じゃなくて小さい人間だな

 

「いいなぁ…」

 

「ん?文なんか言ったか?」

 

「い、いえ!何も言ってませんよ///」

 

「???」

 

「ドンカンー」

 

「何で鈍感なんだ?」

 

「普通なら気づくことに気づかないからです」

 

「解せぬ」

 

っと、アリスが魅魔の服を直し終えたみたいだ

 

「毎度毎度すまないねぇ」

 

「そう思うんだったらここに来なくて良いようにしなさい」

 

「ハハハハハ、そりゃ無理な相談だねぇ」

 

「まったく…悪かったわね、待たせちゃって」

 

「いやぁ、別に退屈だった訳じゃないからいいよ。なぁ上海?」

 

「シャンハーイ!」

 

「…そう、なら良かったわ。で、そこの鴉はいつまで居座るつもり?」

 

「熾戈さんがここを出るまでです!」

 

「あっそ。それであなた達はどういう用件で来たの?」

 

「文に幻想郷を案内してもらうことになって、魔法の森に着いたときに魅魔と遭遇して、それについてってここに来た。だから別に用件はない。邪魔だったら帰るぞ?」

      ・・・・

「いや、別にあなたは邪魔じゃないわ。外の世界の話も色々聞きたいし」

 

「今『あなたは』のところを強調したのは、つまりは私と魅魔さんは邪魔だということですか?」

 

「そのとおりよ。帰ってくれるかしら?」

 

「「嫌です(だね)」」

 

「…はぁ、もういいわ。熾戈、外の世界のこと色々と教えてくれない?」

 

「いきなりだなおい」

 

「いいでしょ?用件も無いのに私の家に来た罰として片っ端から聞かせてもらうわ」

 

「まあいいや。で、何から聞きたいんだ?」

 

「そうね、じゃあまずは外の世界のことから聞こうかしら__」

 

 

 

 

 

 

 

 

「外の世界では電気で人形__ロボットだったかしら?__を動かすのね……勉強になったわ、ありがとう」

 

「役に立てて良かったよ。Σ(°Д°;)もうこんなに空が暗く!?長話し過ぎたかな…」

 

窓を見ると話し始めるまで頭上にあった太陽がすでに半分沈んでいた

 

「まったくですよ!まだこれから行きたかった場所も沢山あったのに時間掛けすぎです!魅魔さんももう帰っちゃってますよ!?」

 

「あぁ~色々と聞きすぎちゃったわね…もうこれ以上暗くなると狂暴な妖怪も出てくるから、もう帰ったほうがいいわよ」

 

狂暴な妖怪か…俺まだ弱いからそんなの出たら瞬殺だぞ

 

「確かにそうですね…今日のところはひとまず帰りましょう。明日の朝また博麗神社の前に行きますので、待っていて下さいね?」

 

「明日のことはわかったから取り敢えず博麗神社まで連れてってくれ」

 

「わかりました!では飛ぶので捕まってください!」

 

そう言うと文は俺の腕を掴む

 

……ここまだアリスの家の中なんだけど

 

「まさかあんた、家の天井破る気じゃないわよね?」

 

アリスの笑顔が…凄く……怖いです………

 

「では熾戈さん、飛ばすので覚悟しといてくださいね!」

 

とアリスの言葉を無視するかのような発言をする文だが、頬には一滴の(冷)汗が流れ落ちており、俺の腕を引っ張りながらアリスの家を出る

 

「じゃあ熾戈、また来なさいよ。あなたは気に入ったからいつでも来ていいわ。鴉は次来たら焼き鳥にしてあげるわ」

 

「あやややや……出禁を喰らってしまいました…ではアリスさんさようなら!」

 

「なあ文?行きが歩きだったんだから帰りも歩きだよな?そうだと言ってくれ、頼むから飛ぶとか無理だしやめてうわあぁぁ!?アリスまたな

ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「熾戈……ちょっとかっこよかったかも…… って私ったら何言ってるの!?でも…仲良くはなりたいなぁ…あ!そうだわ!上海!来て!」

 

「シャンハーイ?」

 

「この上海にこっちの上海との通信機能を……よし!じゃあ上海、熾戈に付いていってこのメモを渡して頂戴」

 

「シャンハーイ!」

 

「その後はも熾戈に付いていくこと、いいわね?」

 

「シャンハーイ!」

 

「じゃあ頼んだわよ」

 

 

 

アリスが上海に持たせたメモには

 

『この子をあなたに預けるわ。この子には私の所にいる上海との通信機能を付けておいたから、聞きたいことがあったらいつでも聞いて

 

___アリス』

 

と書いてあったそうな

 

 

 

 

続きまっせ

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