転生して田舎でエールが飲みたい   作:高校ジャージ10年目

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28話目です!


決闘するんですか!?

「アルフリートくーん?」

 

俺は苛立ちを抑えながらアルの所に行った。

 

「リーフ兄さん!来てくれたんだね。いきなり決闘を申し込まれて困っていたんだよ!」

 

アルが俺に助けを求めてきた。

 

「いや、だからといって兄になすりつけるのはどうなんだよ?どうせアルがまた何かしたんだろう?大人しく決闘を受け入れなよ」

 

「今回ばかりは、何も知らないんだって!いきなり決闘を申し込まれて困っているんだ!」

 

とアルは本当に困っているように言ってきた。

 

とりあえず長男として仲裁に入るしかないようだ、めんどくさいが。

 

「えーと、なぜ弟のアルフリートと決闘を?」

 

俺は決闘を申し込んできた貴族に質問する。

 

「俺の名はブラム=バームラル、エリノラと再戦するために弟であるアルフリートと決闘をしたくこうして来た!」

 

バームラル家といえば、伯爵家だったかな?挨拶をした気がする。

 

「決闘ならリーフ兄さんとすればいいじゃないですか?なんで俺となんですか!」

 

「お前ってやつは、厄介ごとに兄を巻き込むんじゃない!それに伯爵家のご子息が直々に決闘を申し込んでいるんだぞ?素直に受け入れろ!」

 

アルと俺は言い合う。すると、

 

「俺がリーフ殿にかなうわけ無いだろう。それにこのエリノラからの手紙には弟のアルフリートに勝てば再戦すると書かれている」

 

ブラムは自信満々に言った。よし!これで俺と闘うルートは無くなったな!だけど、アルも災難だな。

 

「お断りします!だって俺は知らないですもの!」

 

アルが決闘を断ろうとする。

 

「だが、手紙にはお前の名前が記されているぞ?」

 

と言ってブラムは手紙をみせてきた。そこにはアルフリート=スロウレットとしっかり名前が記されていた。それにしても…

 

「なぁ…俺が言えたことじゃないけど、字汚くない?一応正式な手紙でしょ、もう少し綺麗に書きなよ」俺はアルに言う。

 

「お、俺これ書いてないよ!エリノラ姉さんが勝手に書いたんだよ。信じてリーフ兄さん」

 

「でも、正式な手紙っぽいものにアルの名前まで書いてあるんじゃ…決闘は避けられないんじゃない?」

 

「確かにお兄さんの言うとおりこれなら決闘は避けられないわね。でも今日は王女もご出席して頂いている貴族の交流会ですわ、決闘は明日の朝にここの庭園でしてはどうかしら」

 

誰だろうか…知らない子が仲裁に入ってくれた。ん?あの目つきどこかで…

あっ!リーングランデ公爵様の娘さんか!?さっき挨拶してた気がする。

 

「俺はそれで構わない」

 

ブラムは頷く。

 

「アル、めんどくさいことになったな。頑張ってね」

 

俺はそう言いアルの肩を叩く。

 

「リーフ兄さん…他人事みたいに言わないでよ」

 

だって他人事だもん。

 

「リーフ殿、少しいいか?」ブラムが俺に聞いてくる。

 

「なんですか?」

 

「是非リーフ殿には明日審判をやっていただきたい、お願いできるか?」

 

ブラムがそう言ってくる。

 

「私には明日、重要な使命(エールを飲む)があります「あら、いいじゃない。私からも是非お願いしたいわ」ので…」

 

公爵様の娘さんが口を挟んできた。

 

「分かりました…」公爵家にはさすがに逆らえない、俺とアルは問題を起こしすぎたから!!

 

「えー、ほんとにするの?」

 

アルが嫌そうに言う。

 

「お前は!俺には重要な使命があるのに、なんで巻き込むんだよ!」

 

「リーフ兄さんの使命なんてどうせエールの飲み歩きとかそんなくだらないことでしょ?だったらいいかなぁと」

 

「くだらなくて悪かったな!!宿に戻ったら覚えてろよ!」

 

こうして貴族交流会2日目は終わった。

 

 

 

 

ー次の日ーリーングランデ庭園

 

「………」

 

「………」

 

「ぷっ…あははは」

 

俺とブラムは無言で、大笑いをするアレイシア様。

 

「リーフ殿…?」

 

ブラムが怒りを滲ませながら聞いてくる。

 

「これにはきっとわけが…」

 

俺は焦りながら弁明する。なんで?なんで?

 

「なんであいつ来ないんだよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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