眩しい光包まれながら俺こと神奈月翔太は思考する。
転生するって言ったって詳しい話何も教えてくれなかったなぁ…あぁ光に吸い込まれるうう。
と、その瞬間まばゆい光が突如止み神様が再び姿を現した。
「おぉ…そうじゃったそうじゃった。お主がこれから転生するのはミスフィリト王国から遠く離れた田舎の貴族スロウレット家の長男のリーフ=スロウレットじゃ。現在原因不明の高熱で寝込んでいるが完治と同時にお主の意識が入り込むという形じゃ」
えっ?転生って赤ちゃんから始めたりするものじゃないのか?
「ちょっと待ってください!そうなると俺はそのリーフ=スロウレット君の魂と共存していくということですか?」
某カードゲームみたいなもう一人の俺的なやつか?
「いや、あやつリーフ=スロウレットは本来ならここでその命を終える運命だったのじゃ、だからリーフ=スロウレットの意識はすでにこの世にない」
神様は淡々と呟く。
「そんな、そんなことって…」
神様だから嘘はつかないのだろうが、15歳で死ぬなんてあまりにも可哀想すぎる。そんな状態で俺がのこのこ転生していいのだろうか?
「お主は自分のこともそうじゃが他人のことも考えられる優しい人間なんじゃの」
神様はそう言って微笑んだ。
「違う!違う!俺は自分のためだけに生きようとしてそして死んだんです!ただビールが飲みたいという欲求だけでお金を稼ぎ1人で生きてきたんです!」
そうだ。誰かのために生きてきたわけじゃない、全ては自分のため、自分の生活が良くなるために働いてお金を稼いで生きてきた。他人に感情移入してしまうのも「他人に感情移入してしまう自分が素敵」だからなんだ!きっとそうだ。
「そこまで自分を卑下することもなかろう。ならこれならどうじゃ?リーフ=スロウレットのためにお主が、リーフ=スロウレットとして第二の人生を歩むというのは?」
神様は俺の心を読んでいるのだろう。先程から会話が成立している。
「リーフ=スロウレットのために俺がリーフ=スロウレットとしてその先の人生を歩む…?」
ああ…そんな言い方されたら断れないじゃないか!
今度は自分の欲望のため、そして他人のために生きるのも悪くないのかもしれない。
「分かりました!リーフ=スロウレットのためにも俺が…これから先の未来を運命を歩んでいきます!」
「よくぞ申した!」
そう言うと神様は再びまばゆい閃光を放った。
俺はもう迷わない。神様がくれたこの命必ずより良いものに…自分のためにそしてリーフ=スロウレットのためにも…
そう心に誓い俺は目を閉じる。
「あっ言い忘れとったがお主の他にも転生した者がいるからそやつに頼ってみるのもいいかもな」
神様がしれっと言った。
「え?ちょっと待って!?それすごく重要なことじゃないですか?なんでさらっと言うんですか?本当に待って…」
なぜだろう眩しいはずなのに眠気が襲ってくる…まだまだ聞きたいことがあったのに…俺は静かに目を閉じた。
誰もいない真っ白な空間に神様は1人で呟く
「神奈月翔太よ…お主の第二の人生が素晴らしきものであるように…」
こうして俺はリーフ=スロウレットとして転生した。
やっと原作に入れます!妄想をそのまま文字に起こしただけですので拙い文章になってしまってますが、読んでいただけると嬉しいです!