転生して田舎でエールが飲みたい   作:高校ジャージ10年目

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34話目です!よろしくお願いします


逃げるが勝ちです!

『我は求める!』

 

お互いが魔法を唱える、が、

 

アルと同じぐらいの歳の子に魔法を放つのは体裁が悪そうだな…使えるかどうか分からないがここは無属性のシールドを唱えよう。

 

「燃えさかる、真紅で鋭利な炎よ」

 

女の子は唱える。

 

うわぁ…威力凄そう…

 

だから俺も、

 

「…堅牢なる魔力の障壁を」

 

どうか俺にも無属性の適性がありますように!!

 

俺も魔法を唱える、すると透明な板のようなものが姿を現した。

 

こんなもので防げるのか?

 

「くらいなさい!」

 

女の子が炎を纏った槍みたいなのを投げる。なにあれ!カッコいい!

 

女の子の魔法が俺のシールド?に当たる。

 

爆発音と共に白煙が起こる。

 

…俺の身体に異常は無いところをみるとシールドは上手く展開できたみたいだな。しかしあんな小さい子があれほどの魔法を使えるなんて…末恐ろしいな。

 

俺はそんなことを考えていると煙が晴れ女の子が姿を現した。

 

「はぁ…はぁ…アルフリートといいリーフ…さんといいなんであんな高度な魔法が使えるの?」

 

女の子は息を切らしながら絶望する。

 

「アルフリートには俺から叱っておくから今日のところは勘弁してくれないか?」

 

シールドを使えることが分かったので少し強気に出てみる。

 

「アルフリートはこの手で燃やすって決めているの!いくらリーフさんの頼みでもそれは聞けないわ!」

 

アル…お前マジで何したんだよ。

 

「だからリーフさんそこをどきなさい!今度は本気でいくわよ!」

 

と言い女の子は魔法を唱える。

 

さっきのは本気じゃなかったのか…どうしたものか。

 

「交渉…決裂というわけだな…」

 

俺は呟く。そして、

 

「我は求める…魔力よ屈強な盾となり我を守護せよ」

 

魔力強化の魔法を唱える。

 

「!?シールドだけじゃなく魔力強化まで…学園でも使える人間は多くないのに…」

 

女の子は驚く。

 

「ドラゴンスレイヤーに次ぐ力を持つ俺の実力をその目に焼き付けるといいよ」

 

俺はそんなことを言いながら…

 

「バイバイ!」

 

と言って女の子から逃げ出した!

 

「えっ?ちょっと……待ちなさいよ!」

 

女の子が追いかけてくる。できればここで諦めて欲しかった。

 

「なんで逃げるのよ!」

 

「この戦いに必要性を感じないからだ!」

 

「あなたに無くても私にはあるのよ!」

 

言い合いながらも少しづつ距離が空く、さすが大人の脚力。

 

「よし、この横道に入って近くの建物に隠れれば撒ける!」

 

俺はそのまま横道に入る、女の子との距離も十分だ!後はバレないように息を潜めて…

 

「リーフ兄さん!助けて!」

 

……聞こえなかったことにしよう

 

「リーフ兄さん!助けて!」

 

もう…勘弁してくれ。どれだけ俺を振り回すんだ。

 

「リーフ殿!ちょうど良かった。これから決闘を行うから審判をしてくれ!」

 

あぁ…ブラムの存在をすっかり忘れていたよ。

 

「…今回ばかりは助けることは出来ない、すまんなアル」

 

俺は無表情で言った。

 

「そんな!?」

 

アルが絶望する。そんな顔しないでくれ…

 

「はぁ…しょうがないな。ブラム様、決闘なのですが、アルは魔法に長けていますので魔法の使用を許可していただけませんか?」

 

「構わん。剣だけが決闘じゃないからな。その代わり威力は加減しろよ?」

 

話がわかる奴で助かる。冷静になれとさっき言っておいて正解だったな。

 

「アル…俺が出来るのはここまでだ。後はなんとかしてくれ」

 

俺は胃を抑えながら言う。

 

「わ…分かったよ。色々ごめんねリーフ兄さん」

 

アルにも俺の苦労が分かってくれたようだ。

 

「じゃあ早速始めよう!」

 

ブラムが剣を構える。

 

俺とエリック君は部外者なので人払いをする。

 

「行くぞ!アルフリート」

 

ブラムが先制を取る、これに対してアルはどんな戦法を取るのだろうか?

 

「危ない!?」アルはギリギリで避ける。

 

てっきりシールドで防いだりするものだと思っていたが…ん?何か笑っている?

 

その瞬間背後から魔法の気配を感じた。

 

「っ!?」

 

間一髪俺は背後からの魔法を避ける。あれは風魔法の類だろうか?

 

ギリギリで避けた魔法はそのまま真っ直ぐ進み…

 

「ぐはぁ…!?」

 

ブラムの背中を直撃した!!

 

「なんであの攻撃が避けられるのよ!おかしい…こんなのって……え?」

 

魔法の出所である女の子はその場できょとんとする。

 

「もしかして私がやったの?」

 

「計画通り」

 

アルが小さい声で呟く。

 

計画通りじゃねぇよ…これからどうすんだよ。

 

あぁ…また胃がキリキリしてきた…

 

 

 

 

 




やっぱり1話あたり2000文字3000文字は書いたほうがいいのでしょうか?
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