IS 散弾の閃き   作:mizurahi

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ちょっと説明文とあとがきが長い




17話 戦場太郎と黒兎隊 その2

「それじゃ戦場太郎、早速だけどラファールにどういった変化があったのか詳しく調べたいから軽い演習でもしてみようか」

 

ここは第一アリーナに併設されているセザールの専有研究スペース。

ISで行き来するための広い通路や、セザールが今まで開発、開発途中のものが所狭しと並べられていたり数々の研究機材なのが置かれており、かなり広く作られている。

昨日までデータ取りやシャルロット、アニーとの演習で使っていたアリーナと違い四方は壁で囲まれているが上部はシールドエネルギーで覆われていてる。

そのため通常のアリーナと比べ大きさが倍以上大きく、所々には観客席のような物まで設置してある。

通常ならばいつもの研究所でも十分なのだが祐治がクラリッサに追い込まれた際に起きた現象、遠隔コールや制限の強制解除といった前例のきわめて少ない出来事に対応するためにはこちらのほうが都合がいいとの事なので、ここに祐治とセザール、クラリッサ、アリサの4人が集まった。

特にここからはISを身に纏ったままアリーナと行き来できるため詳しいデータ取りにはもってこいなのである。

 

「その前に見た目も変わってたみたいだからそこでISを起動してくれるかな?詳しく見てみたいし」

 

そういってISでアリーナとここを行き来するための通路を指差す。

通路自体も広く浮遊しても十分行き来できる広さがあるだけでなく研究スペース内もISを身に纏って軽く動く分には十分な空間が設けられている。

 

「来い、ラファール」

 

昨日のように祐治が《ラファール・リヴァイヴ》の名を呼ぶと、どこからとも無く一筋の稲妻が降り注ぎ祐治を光が包み込む。

 

「おはようございます、ご主人様」

 

「おはようラファール。今日もよろしく」

 

「はい!!」

 

頭に響いてくるラファールの声に答えると祐治はラファールを身に纏った。

 

「これが遠隔コールか.....」

 

「はじめて見ました」

 

「確かに遠隔コールは凄い。だけどそれ以上なのが一次移行でここまでISの形状が変わることだね」

 

セザールの言うとおり祐治の展開した《ラファール・リヴァイヴ》は本来の姿から大きく変化していた。

まず全体の大きさが一周りほど小さく細くなっており、より人の大きさに近くなっている。

その為武器を構える動作が僅かに短縮される。

そしてアンロックユニットの二つも小さくなり取り外しが可能になり、スラスターが一つずつ追加されている。

これにより空中で自在な方向転換が可能になり、元から低かった被弾率がさらに下がる可能性がある。

小型化、推進力の強化で体にかかる負担を軽減するため元々身体がむき出しだった部分が装甲で覆われ保護機能が強化されている。

 

射撃姿勢への移行の高速化

機動性の強化

保護機能の強化

 

この三点が大きく改善され、射撃重視の機体になっている。

その代わりシールドエネルギー約60%減少する形となった。

 

「昨日は一瞬だけしか展開しませんでしたから感じませんでしたけど、反応速度がよくなっています。自分が反応するよりも早く反応しているくらいです。それに機体の大きさが小さくなったお陰で生身で動いている感覚に近くなって動きやすいです」

 

「そうみたいだね、その代わりにシールドエネルギーが大分減ってるから《アギト》の無駄撃ちは避けたほうがいいね。これに関しては修正案を良蔵と考えているから必ず改善するよ。とりあえず動いているデータが欲しいから演習を始めようか」

 

「私はいつでもいけます」

 

「ふむ、ではアリサ貴重な男性操縦者との演習だ。それに彼は強い、心してかかるように」

 

「はい、お姉様」

 

クラリッサに促されるようにしてアリサが祐治の隣までやってくるとISを展開し第一アリーナへと向かう。

 

「ハルフォーフ、あのISは見た事がないけれど新型なのかい?」

 

「いいえ、あれは《シュヴァルツェア・プロトテュープ》といって新型兵装、機能のテストをするために使っています。一応第三世代機ですが専用機ではありません。AICの性能はレーゲン、ツヴァイクに比べて大きく劣りますし、武装も新型をいくつか搭載しておりますが威力は抑えられたものが殆どです」

 

「いいのかい、そんなISを使って。一応データは取るつもりだけど」

 

「かまいません。むしろ我々のほうが得るものが多いのが事実です。この程度しか出来なくて申し訳ないくらいです」

 

「そうかな?僕たちは戦場太郎から面白いデータを取れればそれで満足。それに協力してくれているのだから気にしなくて良い。よし、それじゃもっと面白いものを見せてあげよう」

 

そういって研究所内に備え付けられている端末を操作すると第一アリーナで大きな変化が起こった。

 

「こ、これは.....」

 

その頃第一アリーナ内ではクラリッサと同様に祐治とアリサが驚いていた。

それもそのはず、何も無いただ広いだけのアリーナが突如としてビル等の立ち並ぶ小さな都市に変化したのだから。

 

「これは?」

 

「驚いた?これはね、《建築用ナノマシン》って言うものなんだ」

 

建築用ナノマシン

デュノア社が開発している微小機械装置の一つ。

プログラム一つで何も無いところから建物を作り上げてしまおうと言う夢のような技術であるが、耐久性の問題等、克服する課題が多く、建物や木々を真似た物を作ることは可能だが半日と持たずに崩壊してしまうためデュノア社のごく一部で試験的に使用されている程度である。

 

「まさかナノマシン技術がここまで進化していたとは」

 

「まぁ進化って言ってここが限界かなって感じかな、耐久性の問題がどうしようもない。その代わり建築の補佐としてはとても優秀だけどね。とりあえず演習始めようか」

 

セザールの説明に驚きつつも本来の目的である黒兎隊との演習を始めるべく祐治とアリサはナノマシンで作られた都市の上空で向かい合う。

 

「それではお兄様、よろしくお願いします」

 

「こちらこそ」

 

「始め!!」

 

祐治とアリサは短く挨拶を交わし、クラリッサの号令と共に演習を開始した。

 

まず祐治は機体の追従性や向上した機動性を確認するため合図と共に急降下し、建物の間を縫うように飛び回る。

 

それを追う形になるアリサは速射性に優れた二連装レールガン《ヴォーゲン》を展開し、逃げる祐治に向かって攻撃を開始する。

 

 

《ヴォーゲン・プロトテュープ》

毎分180発という速射性に優れる二連装レールガン

威力は高いが速射性の悪いレールカノンの補助兵装として開発された《ヴォーゲン》は期待通りの高い速射性と威力を実現したがエネルギー効率の悪さが際立ちすぎたため威力を大幅に落としてエネルギーの消費を抑えてある。

 

「上手く避けるものです」

 

だが機動性が大幅に向上している祐治の《ラファール・リヴァイヴ》は不規則な動きを繰り返し、建物を利用し上手く避けていく。

 

「ですが、これなら!!!」

 

そういってアリサが展開した新しい武装は一際大きく長い砲身を持つレールカノン《ブリッツ》

 

《ブリッツ・プロトテュープ》

通常のレールカノンの威力を向上させ、強力な電磁波を纏わせて誘導性を持たせた大型のレールカノン

威力、誘導性共に予定値よりも高い数値を叩き出したが電磁波を纏わせるために使用するエネルギーとチャージする時間が膨大なため1/15分という速射性の悪さと5発でエネルギー切れになる消費の悪さ、金属製の障害物があると誘導性に支障が出るのが欠点。

 

「いっけえええええ!!」

 

バリバリと雷が目の前に落ちたような音と共に音速の3倍まで加速された弾頭が祐治めがけて放たれた。

 

「なっ!!?」

 

祐治は《ブリッツ》から弾頭が放たれるより早く建物を曲がり避けたつもりだったが弾頭は建物を破壊しながら確実に祐治に命中した。

建物を貫通しながらも萎える事の無いすさまじい威力に、命中した祐治は体制を崩し、そのまま建物の壁に激突し、壁を破壊する。

 

「とんでもない威力だ。《ラファール》無事か?」

 

「えーと....はいシールドエネルギーが残り60%です。その他は問題ありません」

 

「建物を貫通してその威力か、恐ろしい」

 

そういって身震いするそぶりを見せる。

 

「動きは大体つかめたから反撃と行きましょうか」

 

「はい!!がんばって下さいご主人様」

 

「シノン、シールドバリアーと絶対防御以外の機能を停止、コア・ネットワーク切断。反撃に出る」

 

「あいあいさ~」

 

《アギト》を構えアンロックユニットを量子転送し人の形に限りなく近い状態になると、ハイパーセンサーやパワーアシストといった補助機能を全て切る。

こうする事によってレーダーに反応しなくなり隠密行動が可能になる。

その代わり射撃補助、全周囲視界と言った機能が使えなくなり、パワーアシストも切れるため普通ならば移動する事さえままならなくなる。

だが小型化された事、不必要な装備品を量子転送した事、祐治自身の筋力と体力により最低限の動きは可能である。

 

「お姉様、反応が消えました。勝負はついたのでしょうか」

 

「《ブリッツ》の直撃を受けた影響が出てるかもしれない助けに「必要ないよ」

 

「しかし」

 

「そんな事より気をつけたほうがいいよ」

 

「え?...っと!!?」

 

急にレーダー上から消えた祐治の反応に何かあったのではないかと確認していたアリサだったが動きを止めていたため狙い撃ちにされた。

 

「どういうことだ?レーダーに反応しないのに何故攻撃できる」

 

「まぁ《ハイドモード》だけが全てじゃないからね。とにかくまだ勝負はついていない」

 

「アリサ、まだ勝負はついていない。気を抜くな」

 

「は、はいお姉さ、きゃあ!!」

 

そんな突っ立てるといい的だよ?

アンロックユニットを取り外しできるようになったお陰でなんとか建物内を移動できる。

何も無いところで撃ちあうなんて面白くない、戦いはこうじゃないとね。

 

一人微笑みながら建物内を移動しアリサに攻撃を仕掛けると、場所を特定されないように移動する。

そしてアリサを狙える場所に来ると攻撃する、というのを繰り返す。

 

なんて人だ、こういった状況に慣れている。逆に私はこういった街中でISを使ったことが無いから対応できていない。

このままでは負けてしまう、どうにかしなければ。

 

「っ!!....なんて的確な射撃」

 

先程までの逃げの一手からの攻勢に対応し切れていないアリサは必死に祐治の姿を探すが上空からではその姿を確認することが出来ない。

それどころか先程から一方的に攻撃されてばかり、確実に減っていくシールドエネルギーにアリサの焦りが見えてくる。

 

そんなアリサをあざ笑う様に祐治からの攻撃がぴたりと止んだ。

だが見えない敵、いつ来るか判らない攻撃に集中力を切らすわけにはいかないと気を抜くことなく辺りを警戒しながら祐治を探す。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや~高いねここ」

 

ここは建設用ナノマシンで作られた都市の中心にあり一番高いビルの屋上。

ここに祐治は生身の状態で屋上から身を乗り出し、下でおっかなびっくり祐治を探しているアリサを眺めている。

 

「ゆうくん本当にやるの?」

 

「当然。昨日もやったし大丈夫大丈夫」

 

「それじゃ........いま!!!」

 

タイミングを計り、臆することなく屋上から飛び出す。

 

「来い!!ラファール!!」

 

 

見当たらない、攻撃も無い。

お兄様は一体何を考えて.......

 

祐治が攻撃の手を休めてからすでに10分が経過していた。

アリサは発射準備を終えた《ブリッツ》を構えこのナノマシンで作られた都市のどこかにいる祐治を探し続けていた。

 

「ん?反応有り、そこ!!!」

 

祐治の姿を見失ってから約10分、ついにレーダーに反応があった。

すぐさまそれに向けて《ブリッツ》を放つアリサ。

これで終わると、いつ攻撃されるかわからない圧力から開放される。

 

「来い!!ラファール!!」

 

しかしアリサが《ブリッツ》を放った瞬間、レーダーから突如反応が消え、新しく自分の直上に反応が現れた。

 

祐治は《ラファール・リヴァイヴ》を目視では見つからない所に隠し、ビルから降下しつつ遠隔コールを行った。

その結果、遠隔コールに反応した際にレーダーに映ったがすぐさま祐治の元へ転送される形になった。

本来の何も障害物が無い場所で行われるIS同士の戦いでは絶対に出来ない作戦である。

 

「もらったああああああ!!」

 

アリサが祐治を視界に入れたときにはすでに目の前に《アギト》の銃身が迫ってきていた。

反撃も防御も間に合わない。

 

落下してくる勢いそのままに祐治はアリサのすぐ横をすり抜けながら《アギト》のバックショットを4発撃ちこむ。

近距離からバックショット4発を撃ち込まれたアリサは絶対防御を発動させ意識を手放す。

 

-----システム復旧-----

 

バックショットを撃ち込んだ祐治はすぐさまシステムを復旧させPICとスラスターを吹かし地面に着地する。

そして絶対防御を発動さ自由落下してくるアリサの《シュヴァルツェア・プロトテュープ》を受け止める。

 

「お疲れ様っと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうです社長、彼の動きは」

 

第一アリーナに設置してある観客席では祐治とアリサの演習を見ていた二人の人物がいた。

 

「悪くない。特に射撃能力に関しては目を見張るものがある」

 

「そうですか、もう見なくても良いのですか?」

 

「あいつの実力は十分判った。俺は部屋に戻る」

 

「そうですか。そうそう、一つ聞いておきたかった事あるのですが、よろしいでしょうか?」

 

「言って見ろ」

 

「何故、あの女を逃したのですか?社長ともあろうものが女一人に遅れを取るとも考えられませんが」

 

「協力者だ。とんでもない協力者がいたんだ。東洋人だったが人間の成せる強さじゃない、甲冑を持って行ってても勝てるとは思えん」

 

「なるほど、今度詳しい話を聞かせてもらいたいものですね」

 

それだけ言うと観客席を後にする社長。

残ったじぃやは祐治の後姿を見届け、音も無くその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄様....ぐす」

 

「いやいや、会おうと思えば会えるんですから泣かない、泣かない」

 

今日はついに祐治が日本に帰る日。

祐治は今にも泣き出しそうな黒兎隊の面々に囲まれ少々困っている。

 

「んー困ったなぁ」

 

「おい、桐島!!」

 

祐治が困っていると、どこからとも無く現れた社長に声をかけられた。

 

「何でしょうか?」

 

「これに署名しろ」

 

そういって手渡された一枚の紙。

一体なんだろうと書いてある文字を読むがフランス語で書かれているため読めない。

 

「契約書だ」

 

「デュノア社員としてフランス代表候補生への推薦状、ですね」

 

いつの間にか傍に立っていたじぃやが補足してくれる。

 

「「「「ひぃぃぃぃ」」」」

 

そしてじぃやの姿をみた黒兎隊の一部が恐怖に顔を染める。

どうやらとんでもないトラウマを植えつけられたらしく何時まで経ってもじぃやを怖がったままだった。

 

「どういうことですか?大体私はデュノア社員ではありませんよ?」

 

「それは問題ありません。祐治様には今までにいくつかの書類に署名しましたよね、そのなかにデュノア社との契約書を紛れ込ましてあったので、正式に社員として登録されております。給与も出ますので。」

 

「あれ、何時の間に?って、えええええ!!?」

 

「どうした、不満か?」

 

祐治が驚いていると社長が不敵な笑みを浮かべていた。

 

「大体貴様には後ろ盾はあるのか?無いだろ。もう一人の男性操縦者はさぞかし立派な後ろ盾があるが貴様はただの一般人であろう。この短い間に我々は多大な利益を上げた、その報酬だ。不満か?」

 

「とんでもない。正直なところいつ自分が研究所送りにされるかと不安で仕方なかったので、これで安心できます。ありがとうございます」

 

「ふん、さっさと書いてじぃやに渡しておけ」

 

これで少しは身の安全が確保できると思い、署名をした紙をじぃやに手渡す。

 

「それでは簡単にこれからの祐治様についてお話します。まず本日デュノア社のプライベートジェットで日本に向かうことになりますが護衛としてシャルロット・デュノアを同伴させます」

 

「おにいちゃ~ん!!」

 

声のする方へ振り向くとシャルロットが胸に飛び込んできた。

その後ろには大きな荷物とアニー、セザール、良蔵が同じ様に荷物を持って笑みを浮かべている。

 

「シャルが護衛か、頼もしいな」

 

そういってシャルロットの頭を少し強めに撫でる

 

「えへへ~まかせてよ」

 

「そしてアニー・ブラッスール、セザール・ジョンシエールの両名は業務提携を結んでいる三田銃砲店へ拠点を移し、引き続き戦場太郎の専用武器の開発に勤しむ事」

 

「よろしくね~」

 

「これからもよろしくお願いします」

 

「お姉様、私たちはどうなるのでしょうか?」

 

「残念ながらここで我々の出番は終わり....っと司令部から通信だ、少し待ってくれ」

 

さて、ここで黒兎隊とはお別れになるのかな。

せっかく仲良くなったのに判れるのは残念だか仕方ない。

本来ならこうやって話す事すらなかったはずなのだから。

 

「そういえば日本には甲冑という独自のパワードスーツを使う対IS用の特殊部隊がありまして、名前を《対特殊機動兵器自衛隊》といいます。ここで使われているパワードスーツの武装をいくつか提供しているので、こちら関係の依頼が入ってくるはずです」

 

《対特殊機動兵器自衛隊》

近年頻発するISを使ったテロ行為に対応するべく作られた特殊部隊

甲冑と言う日本の桜井研究所で作られたパワードスーツや、対ISに特化した兵器を独自に運用する。

極秘事項であるが実際にISを破壊した実績がある。

 

《甲冑》

桜井研究所が開発した、74式、90式、10式強化外骨格の総称

ISと違い、完全に人型で自身の体を完全に覆うような全身装甲を持つパワードスーツ

PICやシールドバリアー、拡張領域といったものは無いが、アシスト機能で高く飛んだり壁に張り付いたり、壁を蹴って三角飛びが出来たりする。

甲冑の大きさは人と同じ大きさなので大型の兵装は装備できないがパワーアシストで重いだけの物なら持てる。

動力として公式では高性能バッテリーとなっているが実戦では小型化された熱核反応炉を搭載している。

 

 

「皆聞いてくれ、今後の我々の予定だが、日本に行くことになった」

 

「お姉様、どういうことですか?」

 

「なんでも自衛隊に対IS用の特殊部隊があって、それの訓練に参加しろとの事だ」

 

「「「「.......ということは?」」」」

 

「「「「お兄様、これからもよろしくお願いします!!」」」」

 

先程まで泣きそうになっていたのが嘘のように晴れやかな笑顔を浮かべる黒兎隊。

 

「待て、流石に全員で、と言うわけにはいかない。部隊を半分に分け月一で交互に行うことになった」

 

「それでも十分です!!」

 

「よかったよかった、これでお別れというのも寂しいですからね」

 

そうして祐治がフランスで過ごす最後の日も賑やかに過ぎ去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここから少し長いあとがき。
まぁ、今後原作キャラがどのくらい出てくるかってお話なんですけどね。



祐治  
「ついに終わった導入部、半年かかった」

シャル 
「長かったね」

祐治  
「すでにかなりの数のオリジナルキャラが出てきたでしょ?だから本編が始まっても原作キャラが出るのって多分少ないんだよね」

シャル
「僕はどうなるの?」

祐治
「これからIS学園で普通に生活してもらうから大丈夫。ただ一夏君とのフラグは立たない」

シャル
「それはしょうがないよね、お兄ちゃんに全部持ってかれちゃったし」

祐治
「そういうこと、とりあえず出番の少ないキャラを挙げると.....箒、ネタが思いつかなかった、以上」


「おい!!」

祐治
「続きまして、ラウラ。ラウラを出すなら黒兎隊の誰かを出す」

ラウラ
「まぁ、部下が出るならいいとしよう」

祐治
「逆に出番が多くなるんじゃないかなーってキャラは、鈴。個人的な趣味」


「変態....」

祐治
「次に簪、第一話からタグに名前が出てるくせにまだ一回しか出てきてないけど、これから出していく」


「よろしく....」

祐治
「それから、楯無。簪関係で出しゃばってくるだろうけど、どういった口調かよくわからないから保留」




祐治
「あと、この作品では特定の原作キャラを酷い扱いにしたりはしない。セシリアとのひと悶着があるけど救済案はある」






と、こんな感じで書いていきます。

あと、なんとなく自衛隊を強くしようと思ってる。
メーサー砲とか撃っちゃうあれ的な。
あのまま出しはしないけど、ああいった感じで



これからもよろしく
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