妹にvtuberだといわれた矢先に上司の悪乗りでvtuberになった。   作:haryu

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2話(1話)における矛盾点を解消してきました。


22話 雑談配信vol.1

【4月X日】

 

母さんが帰って来てから数日が経った、妹はもう高専に行っているし、親父は今日も今日とて仕事、うん仕事。母さんは、あの人仕事辞めたの噓だよねと私の中ではそういう風になってる。

だってあの人、朝一で誰かが迎えに来て出かけて行ったからね、あと社長とか聞こえたし。

 

そういえば、母さんの声どこかで聞いたことがある気がするんだけどな。

まぁ、いいか。

 

そんなことより朝に告知しておいた雑談配信の準備しておかないとな。

 

今回は一つだけでいいのか立ち上げるパソコンは、複窓できる方法があるみたいだけどめんどくさいから複窓(物理)してるんだよね。

 

さてと、そろそろ待機作ってもいいよね。

 

・待機

・なんだ、モンハンじゃないのか。《霧崎機龍》

・モンハンニキ、見にきてのか。《塩昆布》

・俺の久遠はやらないよ。

・俺の久遠だ‼《霧崎機龍》

・何を、久遠は私のです。

・いえ、私のです。《kurumi》

 

どうやら、待機している人たちの中で私の取り合いが起きているようだ。

なんで?私、そろそろ30歳の人だよ、まぁ一人男が混じっているけど。

 

彼のおかげかどうか知らないけど前のモンハンコラボ配信の時から私だけ物凄く登録者数が増えたんだよね、おかげだよね?

まぁ、新興企業なはずなのに色々とクオリティが高いからね、公式サイトとか色々、あと一期生は社長以外は広報だし社長も自分のアカウントでいろいろとしていたからトゥイッターのツイートとかで炎上することはなさそうだからね、配信は零が担当だったかな、たしか。

 

配信までのカウントダウンが0になり配信が始まる。

 

「はじめましての人は初めまして、そして、おはこんばんにちは。バーチャルライフ所属の神無月久遠です。」

 

・おはこんばんにちは《kurumi》

・チャンネル登録者数やばくない?おはこんばんにちは。

・チャンネル登録者数一万人おめでとう。《霧崎機龍》

 

「霧崎機龍さん、ありがとうございます。貴方がコメントを打ってくれたおかげで私はここまで来ました。」

 

・あれ?俺何かした?《霧崎機龍》

・コラボはよ。

・貴方は早く16人コラボの計画立ててください。

 

「16人コラボ楽しみにしてますよ、あ、ちゃんと運営がネタにしてる槍使いのあの人も呼んであげてくださいよ。」

 

・分かった。《霧崎機龍》

・ヨシ。

・あの話してくれるんじゃないの?あと、一万人突破記念配信もしないとね。《紅宮麟》

 

「そうじゃないか。何しようか。あ、Mycraftのサーバー稼働日が決まりました、って早くないですか。それも次の土曜日の0時から、あと七時間後か。よし、枠取ってくるか。いや、もう取ってあったか。」

 

・は?

・やばいやつ

・何この人。

 

「いやいや、締め切り寸前のゲームのプログラムよりはましですよ。アッハ。」

 

・目がきっまていやがる。

・眼だけ笑ってない。

・そーだそーだ。

 

「今度ゲーム制作配信でもやろうかな、あでもBGMとか絵とかどうしよう。」

 

・絵は私が。《kurumi》

・絵は私が!!《塩昆布》

・BGMは私が。《時乃栄弥》

 

「ファッ!?アーティスト兼ボカロPの時乃さんがいるじゃん。」

 

・え?

・本物じゃん。

・本物ですよ。《時乃栄弥》

 

「なぁ、私がどの作品からモンハンをやっているか気にならないか?」

 

・気になる。

・めっちゃ気になる。

・私は知ってる。《時乃栄弥》

 

「え?何で知っているんですか?栄弥さん。」

 

・教えない。《時乃栄弥》

・多分でしょ。

・いや、初代のリメイクのゼロじゃない?

 

「正解は3から始めて2、無印と遡っていった感じだな。因みにポータブルも全部幼馴染とやっているぞ。」

 

・やっぱりね。《時乃栄弥》

・意味が分からねぇ。

・あぁ、俺もだ。

 

「はぁ、私は少し散歩してから寝よ。」

 

・なんで?

・何故だ。

・オンドゥルルラギッタンディスカー

 

「いや、何でオンド●ル語がコメント欄に流れるの。あ、今夜の0時からマイクラのラストドラゴン討伐耐久やるんで宜しく。それじゃあ、乙遠。」

 

・乙遠

・ガタ《時乃栄弥》

・なぜお主が動く必要がある。

 

私は配信を切った、何気に終わりのこういう感じのあいさつを言った気がするな、後は初めの挨拶だけどおはこんばんにちはで別にいいか。

さて、散歩だ、MANSUTARでも買ってこようかな、久々に耐久配信もするわけだからね、寝落ちするわけにはいかないからね。

 

「行ってきます。」

 

そう言って誰もいないはずの家から出ていく、すると。

 

「やぁ、お久しぶりね。神坂久遠、配信お疲れ。」

「なんでお前が私の正体を知っているんだ。10年間くらい会っていなかったはずだろ、なぁ、時乃雫さん、ん?時乃?」

 

久々に幼馴染に会ってそいついや彼女の名前を言って驚いた、時乃ってさっきの配信にコメントしに来てた時乃Pと苗字同じじゃないか。

 

「はぁ、やっと気が付いたのね。そうよ、私が時乃Pこと時乃栄弥よ。」

「へぇ、そうか。さて、徹夜のお供買って来なくちゃ。」

「チョット、スルーかよ。なぁ、それと本当にやるつもりなんだね耐久。」

「そうだよ。」

「応援してるね、昔からTAにしか興味なかったお馬鹿さん。」

「は?TAはお前もだろ、それと、あと二人もだろ。」

「ソ、ソウダネ。」

 

そうして、私は時乃といろいろなことを話しながら、コンビニに行ってMANSUTARを買って帰った。

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