妹にvtuberだといわれた矢先に上司の悪乗りでvtuberになった。 作:haryu
【3月2X日】
珍しく家に帰ると親父が居た。
「おにぃ。お帰り。」「ただいま。」
「久遠、お帰りー。」「ただいま。珍しいね親父。」
「まぁ、そうなんだけどな。俺、名古屋に転勤になった。」
「そうなのか、俺はそろそろ在宅勤務になるから大丈夫だと思うよ。」
「あれ?お前の職場って在宅できたっけ?」
「こっちにもいろいろあるんですよ、いろいろ。」
そう言いながら私はスマホを取り出し今日の帰ってくる前に登録したdoscodeのグループで一応報告しておく。
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親父の都合で名古屋に引っ越しすることになったんだど。
凛
マジですか。あ、でも新年度まで時間ありますよね。
あと、妹さん大丈夫なんですか?
零
久遠さん、その話本当ですか?
良かったら来月のデータ受け取りやらなんやらの時に家に泊めてあげますよ。
いえ、零さん。お気持ちだけいただいておきます。
悠太
誰かMycraftやりましょうよ。
海斗
元HUNTERふんたーは黙ってろ。
まぁ、やるよマイクラ。
悠太が通話を開始しました。
桜華
私もやる―。
そういえば、他言無用でお願いしたいんだけど。
妹がvtuberだって話しする?
悠太
マジで?あとで話を聞かせてクレメンス。
海斗
そういえば、妹ちゃんってどこの高校なの?
凛
え゛。マジですか。後で、チャンネル名とか教えてください。
零
おー、マジか。
そういえば、高校じゃなくてな、高専なんだよ。
親父が教師で、なんなら私よりも頭がいいからな。
少しポンコツで可愛いけど。
愛知県にある高専だぜ。
海斗
愛知県にある高専ねぇ。あー、豊田にある高専か。
そうそう。俺は上の下くらいの私立だったからな。
海斗
それだったら確かにお前より頭いいわ。
じゃあ一旦私は会話やめるね。
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そう書き込んで私はスマホの画面を消した。この間、一分だ。
「大丈夫だったよ。」
「そう。なら良かった。」
「あ、自分は顔合わせがあってもう明後日名古屋の方に行くから。新しい一軒家の住所がわかったらRINEで連絡するからね。手続きは全部自分が済ましておくから安心して。」
「分かった。」
「自分はもう寝るから、お休み。」
「「お休み。」」
そう言って親父、神坂響は部屋に寝に行った。
「早く寝たら?マイシスター。」
私は妹の心配をしてそう聞いた。
「大丈夫、あと。新しい家私の部屋は防音にしてもらった、周りの音が入ってきたら危ないからね。身バレとかにもつながるし。」
「そうか。」
そういえば、パソコンって。あー、もう一台買うか、ゲーム用じゃないけど30万円くらいするやつ。
支給はされないからね、絵とかなんとかは支給されるみたいだけど。そういえば、妹が使っているパソコンって何なのさ。
「そういえば、妹は何万円くらいするパソコンを使っているんだい?」
「25万円くらいだとか言ってたかな、マネージャーさんが。事務所からの支給品だからさー。」
なるほどねー。まぁ、社会人になった年に年末ジ●ンボ宝くじで一億円当選したからね。まぁ、pcとかグラボとかにしか使ってないけど。
「私も新しいpc買いたいからさ、明日にでも一緒に買いに行く?」
「行く!!」
そう、大きな声で妹は返事をしてきた。
俺も4000万円くらい出しますか、家に。親父が驚くだろうけど。
「そういえば、どこに所属してるの?」
私は凜に聞かれたことを聞くことにする。
「えっとね、バーチャルライフってところ。」
「へぇー、そうなんだ。」
そうして、私はdoscodeに書き込むのだった。
【3月2x日】
私はいま愛しの妹とデートじゃなかった、買い物に来ている。
妹には予算は50万円までと言っておいた、どうしようか。本当に今日買おうかな自分のもの。
いや、ダメだな。引っ越しの時に輸送料が掛かりすぎる。まぁ、ノーパソとswathなら持っていけるかなキャリーバッグで。
webカメラ位ならいいの買えるかな、あ、あった20万円くらいかなら買うか。そんなことを思いながら私はwebカメラをカートに入れる。買いたいのはこのぐらいかな。後は妹のところに行くとしますか。
妹を探すと思いのほか近くにいた、ちょうどareriaのゲーミングパソコンが売っているところだ。
「あ、お兄。」
妹が何か物欲しそうな顔でこっちを見てくる。
「なにかいいの見つかった?」
「うん、でも少しだけ予算オーバーしちゃうかもだけど。」
「別にいいよ、買ってあげる。」
そう答えたら妹はものすごい速さでとあるpcの箱に指をさした。
へぇー、areriaのデスクトップパソコンで税込みで51万円か。
「これならいいね。うん、買ってあげるよ。」
「やった、ありがとうお兄ちゃん。」
そう満面の笑みを浮かべて妹がお礼を言ってきた、惚れちゃうじゃないか。
最高やな、妹の笑顔が見えるのは。
私はシスコンじゃないからね、ただ妹が愛くるしいだけだからね。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
買い物が終わって私達は街の中を歩いていた、すると突然後ろから声をかけられた。
「やぁ、久遠君じゃないか。昨日ぶりだね。」
そう声をかけられて私は後ろに振り向いた。そこには、白いワンピース姿の同僚の桜華、白崎桜華がいた。見た目もあって可愛いからナンパされてそうだ。
「なんだ、桜華か。」
「なんだとわなんだなんだとわ、それはレディに失礼じゃないか。」
「自分の事をレディというならまず普段の破天荒っぷりをどうにかしてくださいよ。」
「私はそんなつもりはないんですけどー。それと君は、ああ成程。久遠君の妹ちゃんか、どうも、君の兄の同僚の白崎桜華だ。よろしくねー。」
「あ、はい。よろしくお願いします。」
そんなやり取りをすると彼女は去っていった。
その後に妹にお兄が女性と話してると感動されたのは内緒だ。
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