転生したらフォルテだった件   作:雷影

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お待たせしました。
今回は殆どアニメと同じ展開ですが続きをどうぞ。


111話 平和な日々③(お披露目に向けて)

ゲルドの悩みを聞きながら一晩飲み明かしたリムルとフォルテは、紫苑とシズさんと共に街を見回っていた。

その際、リムルはいつも通りスライムの姿で紫苑に抱えられていた。

 

「それでゲルド達と朝まで…。」

 

「でも、毒無効化のせいで全然酔えないんだよな。」

 

「そのお陰で二日酔いにならずにすんでいるんだろ。」

 

「まぁ、そこは助かるけど。」

 

「それでも、あんまり飲み過ぎるのは良くないよ。」

 

「シズさん。うん。気をつけるよ。」

 

「リムル様!フォルテ様!」

 

「ん?」

 

「リグルド?」

 

シズさんから飲み過ぎない様に言われていると、リグルドが声を上げながらこちらに向かって走って来ていた。

 

「おう。どうした?」

 

「何かあったのか?」

 

「はい。商人達が戻り始めております。フューズ殿が安全だと宣言してくださったお陰で、以前より出入りする者の数も増えました。」

 

「そうか。」

 

「それは何よりだ。」

 

ファルムスの襲撃で商人達を非難させてから、リムルとフォルテが魔王なるなど色々あり、その影響でこの街が安全か不安となってこれない商人達などが多かったのだ。

 

「リムル様とフォルテ様が魔王になられて、今のところ各国に目立った動きはありません。」

 

「まぁ、警戒はしてるだろうけどな。」

 

「当然そうだろな。」

 

「ええ。魔導王朝サリオンの天帝エルメシア・エル・リュ・サリオンが、魔国連邦(テンペスト)との国交樹立を宣言いたしました。」

 

「意外と早かったな。」

 

「“早く街道を整備しろ”よって事か。」

 

「その事で多くの国が頭を悩ませているらしいと、フューズ殿から聞いております。いやはや、皆様とても義理堅いようで精力的に各国に働きかけてくださりましたぞ!」

 

「そうか。」

 

「フューズ達には、本当に感謝だな。」

 

「う〜ん…街道整備の事前調査は確か…。」

 

「蒼影達に任せていたな。」

 

 

そうして、リムルの庵で紅丸達と蒼影を集めサリオンまでの街道整備の事前調査の報告を聞く事に。

 

「街道整備計画のルート上には、敵対的な魔物の存在は確認できませんでした。」

 

「リムル様とフォルテ様の計画を説明したところ、皆快く納得しておりました。」

 

「それは良かった。」

 

「よくやってくれた。蒼影。シャドーマン。」

 

蒼影とシャドーマンの報告を聞き安堵したリムルとフォルテ。

 

「じゃあ猪八戒達を向かわせて、測量とその他の調査も終わらせよう。」

 

「それが、問題が一つ御座います。」

 

「ん?何だ?」

 

フォルテがそう言うと蒼影が口を開き、リムルがその問題を問うと蒼影は机に広げてある地図を指差しながらシャドーマンと共に説明を始めた。

 

「ジュラの大森林はリムル様とフォルテ様の管轄ですが、その境界にはクシャ山脈があります。険しい渓谷と岩山があり、その頂には鼻長族(テング)が住まう隠れ里があるとか。」

 

「地元の民からの情報故、無視は出来ないかと。」

 

「無視出来ないとはどういう意味だ?」

 

鼻長族(テング)は温厚な民ではありますが、その本質は戦闘民族です。」

 

「あのフレイ殿でさえ、彼らと直接事を構えるのを避けていた殆ど。故に、こちらから声をかけておいた方が良いかと。」

 

「確かに。鼻長族(テング)達と無闇に争う事は避けないな。」

 

「じゃあ俺が…。」

 

「お待ちを。」

 

リムルが自分から挨拶に向かうと言おうとした時、紅丸が待ったをかけた。

 

「俺が行きますよ。魔王が軽々しく出向くとかえって警戒させてしまいますからね。」

 

「なるほど…。」

 

「紅丸の言い分は分かった。だが、俺はその鼻長族(テング)とやらをこの目で見てみたい。だから、偽装し魔素を隠して紅丸の従者として同行しようと思うが構わないか?」

 

「フォルテ様がそう望まれるのであれば、…分かりました。」

 

こうして、フォルテも鼻長族(テング)達の元に向かう事が決まった。

すると、ジト目で紅丸を見ていた朱菜が口を開いた。

 

「お兄様。最近アルビス殿と仲がよろしい様ですが、まさか相引きしたかっただけでは?」

 

「なっ!」

 

朱菜の言葉に驚く紅丸だが、それはリムルとフォルテも同じだった。

 

「そうか…。紅丸とアルビスがな。」

 

「どういう事かな?紅丸君。」

 

「誤解ですよ!リムル様!フォルテ様も真に受けないでください!」

 

紅丸は必死に声を上げて否定する。

 

「朱菜よ。馬鹿な事を言うな。」

 

「ふん。」

 

紅丸はそう言うが、まだ疑っている朱菜はそっぽを向くのだった。

すると、今度は紫苑が口を開いた。

 

「ご安心をリムル様。フォルテ様。紅丸がいなくとも、お二人には私がおります。」

 

「はぁ?何を言い出すんだお前は!」

 

「フッ。アルビスの策にハマり、この国を去る気なんでしょう?」

 

「おい紫苑!どういう解釈をすればそんな話になるんだ!」

 

「流石にそれはないよ。」

 

「ああ。」

 

「え?」

 

「そうだぞ紫苑。リムル様とフォルテ様は、俺を信じてくださるのですね。」

 

「お前は頼るべき俺の片腕だし、信じるも信じないもないよ。」

 

「それに恋愛は自由だ。本当に紫苑が言う様な事を紅丸が考えていたなら、真っ先に俺達に報告に来る筈だからな。」

 

「フォルテの言う通りだよ。これ以上話しても、紫苑が変な勘違いをしそうだし。この件は紅丸とフォルテに任せるよ。」

 

「ああ。任せておけリムル。」

 

「承知しました。」

 

こうして、サリオンまでの街道とクシャ山脈の鼻長族(テング)についての話し合いは終わった。

 

 

その後、サイバース世界に来たフォルテはAi(アイ)達の元へとやって来た。

 

「おっ!フォルテじゃんか。」

 

「カードの量産がほぼ完了したと聞いた。お疲れ様。」

 

「なぁに気にすんなって。俺様達にかかればこの程度は大丈夫だ。」

 

「……Ai(アイ)。君はすぐサボろうとしていたがね。」

 

「うぐッ!」

 

ボーマンの鋭い指摘に苦い表情を浮かべるAi(アイ)だった。

 

「まぁ…その件は後で聞くとして、決闘(デュエル)リングの開発も順調だと聞いているが…現状はどのくらい何だ?」

 

「訳60%と言ったところだ。この世界の魔法技術を組み合わせて立体幻像(ソリッドビジョン)の再現には成功したからな。」

 

フォルテの問いに不霊夢(フレイム)が答える。

 

幻影鏡像(ミラージュ)や刻印魔法などを応用し、立体幻像(ソリッドビジョン)を再現を試み、試行錯誤の末に成功したのだ。

試作機での実験にはフォルテも参加しており、歪んだりノイズが入っていながらも一時的に黒い三首の機械龍を出現させる事には成功し、その情報(データ)を元に更なる改良と調整を施して立体幻像(ソリッドビジョン)を再現させる事が出来た。

 

「今は、鴻上博士とライトニングが安全面などを徹底して設計している。」

 

「そうか。完成したら知らせてくれ。」

 

「ああ。必ず知らせるぜ。」

 

サムズアップしながらAi(アイ)はそう答えるのだった。

 

そうして、再び移動を開始したフォルテが向かったのは、……ソフィアのところだった。

 

今日はヴェルドラ達を相手にせず、剣術を磨く為に訓練場で模擬戦をしている事を知っていたフォルテが訓練場に着くと、………ズダボロで倒れるゴブタ達の中央に、木剣を持って佇むソフィアの姿が目に入った。

 

「ふ〜ん。確かに私の世界にいたゴブリンとは全く違って中々手応えはあったわね。」

 

「うっ…。無茶苦茶強過ぎるっすよ。この人…。」

 

白老と無銘達の鍛錬で鍛えられているゴブタ達でも、やはりソフィアの相手は務まらなかった様だ。

 

そして、ソフィアがフォルテに気付いた。

 

「あら?フォルテ様じゃない。」

 

「ソフィア。少し手合わせをしてくれるか?」

 

そう言って、木刀を手に持つフォルテ。

 

「フフフ。嬉しいお誘いね。喜んでお相手をするわ。」

 

ソフィアは笑みを浮かべると、二人は同時に構える。

そして、…一瞬の静寂の後に二人は同時に動きだし互いに斬り掛かる。

 

ソフィアの木剣とフォルテの木刀がぶつかり合い、それを合図にするかの様に二人は激しく打ち合う。

凄まじい速度で繰り出される二人の木剣と木刀が何度も何度もぶつかり合う。

互いに一歩も引かず、打ち合い続けるソフィアとフォルテ。

打ち合いを続ける中、二人は狂気じみた笑みを浮かべていた。

 

「アハハハ!流石はフォルテ様ね!やっぱり剣の腕も大したものだわ。」

 

「ソフィアも更に腕を上げたな!ヴェルドラ達を相手だけでなく、白老達との特訓で剣術に磨きがかかっている。」

 

笑みを浮かべながらそう話し合い、更に打ち合いの速度を上げるソフィアとフォルテ。

 

打ち合いを続けるソフィアとフォルテは、…とても楽しそうに笑い合っていた。

 

だが、打ち合いの速度を上げた事で木剣と木刀が二人の身体を擦れる度に、摩擦で切り裂いていく。

 

その結果。手合わせの筈が、本格的な模擬戦になってしまっていた。

その様子を見ていたゴブタ達は、冷や汗を流していた。

 

「フォルテ様とあそこまで打ち合えるなんて、マジで凄いっす。」

 

「その通りじゃ。」

 

ゴブタの言葉に同意する様に、背後から白老が声を上げた。

 

「しっ師匠⁉︎」

 

「フォルテ様とあそこまで打ち合えるソフィアの腕は本物じゃ。更にじゃ、日々の鍛錬も怠っておらん。」

 

その言いながら、ゴブタに目線を向ける白老。

 

「お主もソフィアを見習ってより修練を詰むのじゃ。さぁ、休んでないでかかってくるのじゃ!」

 

ソフィアとフォルテの打ち合う姿を見た事で、白老の闘志に火がついてしまったようだ。

 

その後、ソフィアとフォルテの手合わせ?が終わった頃には、白老達によって更にズダボロになったゴブタ達の姿があったのだった。

 

 

 

その翌日。議事堂でリムルと共に白老と話し合うフォルテの姿があった。

 

「良く来てくれた白老。」

 

「急に呼び出して悪かったな。」

 

「いえいえ。その様な事は御座いませんぞ。それよりも、大変なのはゲルドですわい。」

 

そう言ってお茶を飲む白老。

 

「ワシは夕べのうちに残りの引き継ぎも終えましたので、もう戻る必要はないのですが。」

 

「だいぶ悩んでるみたいだな。」

 

「割り切ってしまえば多少は楽なのでしょうが、ゲルドは真面目ですからな。」

 

「そうだな。」

 

白老の言う通り、猪八戒に似てゲルドは真面目な分、こういった問題も深く悩み混んでしまうところがある。

 

「それよりも、リムル様とフォルテ様に一つ報告があります。」

 

「どうした?」

 

「クレイマンの支配地だった傀儡国ジスターヴなのですが、その住民は居城の維持管理に携わる黒妖耳長族(ダークエルフ)のみで、全員が恭順の意を示しました。」

 

「うん。それで?」

 

「その者達が申すには、ジスターヴの地にはかつて耳長族(エルフ)の王国があったそうでなんと、その地に遺跡が眠っているのだとか。自分達は墓守なのだと申しておりました。」

 

「そうか…。フォルテの言っていた通りだな。」

 

「おや?既に存じておりましたか?」

 

「俺がクレイマンの記憶を解析したからな。」

 

そう。フォルテはクレイマンの記憶を解析してある程度知っていた。

遺跡の事も…闇妖耳長族(ダークエルフ)達の事も。

本来のクレイマンが彼らを大事に思い、闇妖耳長族(ダークエルフ)達もクレイマンを慕っていた。

……それが、何者かの精神操作によって歪められてしまった真実も。

 

「遺跡が見つかったと知れたら色々大変だな。」

 

「フォルテ様の言う通りですじゃ。古代遺跡は世界各地にあり、宝探しをなりわいとする者達が日々挑んでおります。しかし、そもそも発見されている遺跡の数はごく僅か。」

 

「白老。この件は内密にしてくれ。一度現地を見てそれから判断したい。」

 

「承知。」

 

リムルの言葉に白老は従い返事をした。

 

「それと、色々落ち着いたら、その闇妖耳長族(ダークエルフ)の長老と色々話がしたいからそう伝えておいてくれ。」

 

「分かりましたじゃ。」

 

その長老が、クレイマンの側いたメイドの一人であるとフォルテは記憶から知っている。

 

 

その後、会議室に皆が集まり予定していた会議が始まった。

 

「皆揃ったな。ではこれから会議を始める。」

 

「え〜っと皆さん。既にご承知の方もおられるでしょうが、この度、私達は魔王に就任致しました!」

 

おめでとう御座います!

 

皆が改めて一斉に拍手をして祝ってくれた。

漫画を読んでいたヴェルドラ達も起き上がって笑顔で拍手してくれている。

 

「ようやくですな!」

 

「本当に凄い!感無量です!」

 

「おめでとうリムル!フォルテ!」

 

「流石は僕達の主だね。ねぇD(ダーク)ブルース。」

 

「その通りだなD(ダーク)ロックマン。」

 

「リムル様とフォルテ様の時代の幕開けですね。」

 

「皆ありがとう。それでだ、皆に知らせなければならない重要な話がある。」

 

「重要な話ですか?」

 

フォルテの言葉に紅丸そう問い返すと、リムルが変わりに口を開いた。

 

「俺達の支配領域とやらが、ジュラの大森林全域と決まったんだ。」

 

えっ…。

 

リムルの言葉に皆が驚き汗を流した。

 

「まぁフォルテは重要って言ってるけど、今でも盟主を名乗っているからそこは問題ないだろ?」

 

リムルはそう言ったが、皆の雰囲気から何かあると察した。

 

「…ってあれ?何かマズい事言った?」

 

「え〜っと…全域ですか?本当に?」

 

リグルドが手を上げながらリムルとフォルテに再確認の為に問い掛ける。

 

「お…おう。」

 

魔王達の宴(ワルプルギス)で全魔王達に正式に認められた。」

 

「おいおい。マジかよ…。全域となると、川の向こう側もですよね?」

 

リムルとフォルテの言葉を聞いて、紅丸が問う。

 

「多分…。何か問題があるのか?」

 

事態を理解出来ていないリムルは紅丸に問い返す。

 

「問題という程ではないのですが……。」

 

そのまま紅丸が説明しようとしたが、代わりにフォルテがリムルに説明を始めた。

 

「リムル。俺達が盟主として認められていたのは、トレイニーさん達樹妖精族(ドライアド)が築き上げた地盤…ジュラの大森林の三割だ。」

 

「うん?」

 

「つまり、川の向こう側の七割は俺達の支配下になかったが、俺達が魔王となった事で残り七割を一気に支配領域にした訳だ。」

 

「あっ…!」

 

フォルテの説明を聞き、ようやく理解したリムルだった。

 

「フォルテ様の言う通りです。川の向こう側の連中からすれば、新たな魔王の出現は頭の痛い問題でしょうね。」

 

「いやいや…。こいつは大ごとになるぜ。何せ森で採取される資源の権利全てがリムルの旦那とフォルテの旦那にあると魔王達に承認されたって事だろう?」

 

「今までも資源の採取などは暗黙のうちに行われておりましたが…。」

 

「それが今後は森に住むのも旦那達の許可が必要になるって事だ。」

 

「既に住んでいる者も大勢いますからな。」

 

紅丸、カイジン、リグルド、ガビルの話を聞き、事の大きさを改めて理解したリムル。

 

「って事は、そういう奴らが続々と許可をもらいにやって来るのか?」

 

「来るでしょうね。リムル様とフォルテ様が正式な魔王になられた今、挨拶にこない者は叛意ありと受け取れます。」

 

朱菜が笑顔でそう説明した。

 

「今更だろ……。」

 

「いやいや、魔王というのはそれだけ力を誇る存在なのです!」

 

蜥蜴人族(リザードマン)でさえも魔王の庇護は喉から手が出るほどに欲しいものでした。敵対するなど考えも及ばず魔王を無視するなど愚の骨頂でしょう!」

 

「別にそんな事気にしないんだけど…。」

 

「リムル。リムルが気にしなくても、他の者達はそうじゃない。いきなり新たな魔王がジュラの大森林全てを支配領域にしたと知れば、慌てるのも無理はない。リムルが逆の立場だったらそうなるだろう?」

 

「う〜ん。……フォルテの言う通りだな。」

 

フォルテの説明を聞いて、リムルは川の向こう側に住む者達の気持ちを理解出来た。

すると、ランサーとガビルが口を開いた。

 

「フォルテ様の言う通り。少なくとも蜥蜴人族(リザードマン)は挨拶に来るそうです。」

 

「うむ。リムル様とフォルテ様が魔王になられた事は、親父殿にも伝えておりますので。」

 

「アビルさんが来るのか?」

 

「「はい。」」

 

ランサーとガビルは頷き答える。

 

「紫苑殿とウルティマ殿にも伝えたのですが、親父自らリムル様とフォルテ様にご挨拶したいと申しておりました。」

 

ガビルの言葉にフォルテはウルティマを見て互いに頷き、リムルは紫苑を見る。

 

「ふふん。リムル様ならば当然の事です。」

 

「いや聞いてないんだけど紫苑!」

 

どうやら紫苑はリムルに報告しなかった様だ。……後で注意しないとな。

 

フォルテがそう考えていると、リムルが念話で話しかけてきた。

 

『なぁフォルテ。』

 

『どうしたリムル?』

 

『アビルさん達がわざわざ挨拶に来るって事は、もっと小さな部族とかも沢山来るよな。』

 

『間違いなく来るだろう。』

 

『ならいっそうの事……。』

 

リムルは自分の考えをフォルテに話した。

 

『なるほど…いいんじゃないか。』

 

『なら決まりだな。』

 

フォルテの了承も得たので、リムルは考えた事を皆に話し出した。

 

「思ったんだけどさ。いっその事、大々的に宣伝してこの街を御披露目したらいいんじゃないかな?バラバラに押し掛けられるよりも、まとめて来てもらった方が楽だろ?」

 

「と言いますと?」

 

「この街で受け入れられる人口にはまだ余裕がある。寧ろ、労働力が足りないくらいだ。」

 

「だから、ここで御披露目して一気に住民の獲得を目指す。」

 

「俺達に挨拶に来るなら、同時にこの街を知ってもらう。そうすれば移住を考える魔物達もいるかもしれない。」

 

「ミリムも饗さないといけないしな。」

 

リムルとフォルテは皆に話していく。

 

「それにさ、最近ずっと緊張の毎日だったし偶には息抜きもしたいだろ?だからさ、皆でお祭りしようぜって話だよ。」

 

「お祭り…。」

 

「やりましょう是非とも!」

 

お祭りと聞いで皆が活気ずいた。

 

「どうせ俺達の御披露目をするなら…。」

 

「ここは一つ盛大にやろうじゃないの!」

 

はい!

 

こうして、リムルとフォルテの魔王就任の御披露目を兼ねた祭りである開国祭が行われる事が決まったのであった。




会議の中で、ジュラの大森林全域が支配領域となった事で色々大変な事になったリムルとフォルテ。
そこで、自分達のお披露目を兼ねた開国祭に開催する事を決めたが、開国祭の行う為にも、様々な問題を解決しなければならない。

次回も会議は続く。
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