転生したらフォルテだった件   作:雷影

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ルミナスと国交を結んだリムルとフォルテ。
その後、……フォルテはルミナスとヒナタに密談を行う。


152話 フォルテとルミナスの密談

協定に関する会議が終わった後、フォルテは聖騎士団(クルセイダーズ)達を連れて訓練場に来ていた。

 

「それじゃあ試して見てくれ。」

 

「「「はい!」」」

 

フォルテの言葉に従い三人の聖騎士(ホーリーナイト)が武器を持たずに行射(ぎょうしゃ)の構えを取ると、聖騎士(ホーリーナイト)達の手に青白く輝く霊子で構成された弓と矢が出現した。

 

そして聖騎士(ホーリーナイト)達がそのまま霊子の矢を放つと、的にしていた岩に命中した瞬間。

 

ボガァン!

 

…岩は跡形も無く粉砕された。

 

「凄い…。」

 

「まさか、これ程の威力があるとは。」

 

「霊子の弓矢…これが弧雀(こじゃく)の力なのか…。」

 

聖騎士(ホーリーナイト)達は自分が放った霊子の矢の威力…弧雀(こじゃく)の力に驚いていた。

 

何故聖騎士(ホーリーナイト)達が弧雀(こじゃく)を…BLEACH(ブリーチ)の滅却師(クインシー)の技を使えるのか。

それは勿論フォルテが与えたのだ。

 

滅却霊王(ユーハバッハ)を得たフォルテは他者に霊子を自在に操る力を与えられる様になった。

フォルテから力を与えられた者達はエクストラスキルとして滅却師(クインシー)を獲得しその力を扱える様になる。

 

「まさか霊子を構成して武器として扱えるなんて、…凄く便利ね。」

 

「妾もこの様な霊子の扱い方など初めて見る。」

 

その様子を見守っていたヒナタとルミナスも霊子を武器として扱うその能力に感心していた。

 

「それにあの歩法もかなり役に立つわ。」

 

そう言ってヒナタは訓練場で別の特訓に励む聖騎士(ホーリーナイト)達を見る。

 

その聖騎士(ホーリーナイト)達は瞬間移動の様な高速移動を繰り返し、他の者達は両足に霊子で構成された円盤に乗って浮遊していた。

 

「流石は聖騎士(ホーリーナイト)だ。飛廉脚(ひれんきゃく)も使い熟し始めているな。」

 

飛廉脚(ひれんきゃく)とは、足元に作った霊子の流れに乗り高速移動を可能にする高等歩法。

また霊子の流れに乗る事で、浮遊しながらも高速移動をする事が可能。

 

「フォルテ。君には本当に感謝するわ。」

 

「まぁ、霊子を構成し武器にしたり高速移動を行える様にはなるが、神聖魔法が自在に使える様になる訳ではないんだがな。」

 

「それでも十分凄いわよ。」

 

「これから国交を結ぶんだ。俺に今出来るのは聖騎士(ホーリーナイト)達の強化くらいだからこれくらいしないとな。」

 

「うむ。お主の心遣いに妾も感謝するぞ。」

 

フォルテはルミナスとヒナタにも当然滅却師(クインシー)の力を与えており、ルミナスは滅却師(クインシー)の力を他の者達に教える方法を既に会得していた。

 

それからアルノー達は、最大千二百発連射可能が可能である銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)を習得した。

 

「もう銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)を使えるとはな。流石は十大聖人だな。これなら霊子兵装(れいしへいそう)で他の武器を構築してもいけるな。」

 

霊子兵装(れいしへいそう)とは、周囲の空間に偏在する霊子を集束して自身の霊子でコーティングしながら弓の形状へと兵装する事。

基本は弓矢だが、ボウガンやサーベルそれから拳銃などにも兵装が可能。

 

故にこの光の弓矢は神聖弓(ハイリッヒ・ボーゲン)、神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)と言う正式名称があり、弧雀(こじゃく)などは石田家が使っている名称である。

 

「それが出来たら次は血装(ブルート)だな。」

 

「お〜い。」

 

フォルテが次に血装(ブルート)をアルノー達に教えようと考えていたその時、リムルがこっちに向かって来た。

 

「順調かフォルテ?」

 

「ああ。聖騎士(ホーリーナイト)の皆はやはり優秀だ。弧雀(こじゃく)と飛廉脚(ひれんきゃく)を殆ど扱える様になっている。」

 

「…マジか。というか、フォルテがユーハバッハの力を得ていてその上、滅却師(クインシー)の力を他者に与える様になっていた事に驚いた。」

 

協定会議が終わった後、リムルにこの事を話した時は大層驚いていた。

 

「それで俺に用事か?」

 

「あっ、そうだった。ヒナタに返す物があるんだ。」

 

「私に?」

 

リムルにそう言われるが思い当たる節がヒナタにはない様だった。

すると、リムルはヒナタの前に立つと掌から一本の剣を取り出した。

 

「それは…。」

 

「んっ。前に俺が飲み込んだお前の細剣(レイピア)だ。直して改良しておいた。」

 

「ああ、イングラシアでヒナタと戦った時だな。」

 

東の商人に騙されシズさんの敵(かたき)としてフォルテとリムルを倒そうとヒナタが戦いを仕掛け際に使用していた細剣(レイピア)。

 

ヒナタの持つ細剣(レイピア)は物質体(マテリアル・ボディー)ではなく精神体(スピリチュアル・ボディー)を直接攻撃する事ができ、ヒナタはその能力を利用し七回刺せば精神生命体でも必ず絶命させる必殺技七彩終焉刺突撃(デッド・エンド・レインボー)を放てる。

 

リムルはその必殺技を喰らう直前に暴食者(グラトニー)を目覚めさせ細剣(レイピア)を飲み込んだのだ。

 

「妾が与えた月光の細剣(ムーンライト)の様な伝説級(レジェンド)を普段使いするよりは良いだろうな。」

 

「ありがとう リムル。」

 

ヒナタはリムルを礼を言いながら細剣(レイピア)を受け取った。

 

「じゃあリムルも来た事だしヒナタとリムルの模擬戦を始めるか。」

 

丁度良いとばかりにフォルテがそう口を開いた。

 

「ちょっ⁉︎フォルテ!」

 

「そうね。……でもその前にやる事があるわ。」

 

ヒナタはそう言ってフォルテと向き合う。

 

「フォルテ。貴方が言っていた平行世界だとルミナス様だけでなく、私の鏡像も存在していたのよね?」

 

「ああ。その通りだ。」

 

「なら、その私の鏡像とやらも君の仲間にしてくれないかしら。」

 

ヒナタからの申し出にフォルテとリムルは目を見開いて驚愕した。

 

「おいおい。良いのか?ルミナスだけでなくお前の鏡像まで俺も仲間にするなんて事を。」

 

「フォルテの言う通りだ。本当に良いのかヒナタ⁉︎」

 

「ええ。構わないわ。ルミナス様がおっしゃっていた様に君は信用できるし、皆に滅却師(クインシー)の力を与えてくれたのだから。それに、自分の鏡像とやらと手合わせするのも良い経験になると思うの。……七曜が放った私の偽物という存在がいる以上、自分自身と戦う経験も必要なの。」

 

ヒナタは真剣な表情でそうフォルテに言った。

 

ヒナタは七曜が繰り出した自身を模したあの液体兵との戦いで思い知った。

様々な強敵よりも自分自身こそが最大の敵であり乗り越えるべき存在だと。

 

「……分かった。ヒナタの提案を受け入れよう。」

 

ヒナタの強い決意を理解したフォルテは頷くと、右掌から0と1の情報(データ)を放出して姿見鏡を出現させる。

 

「ヒナタ。この姿見鏡の前に立ってくれ。」

 

「分かったわ。」

 

フォルテの指示に従い姿見鏡の前に立つヒナタ。

そして、ヒナタの姿が映り込んだ姿見鏡にフォルテは力を注ぎ込むと、姿見鏡に映るヒナタの姿が変わりそのまま姿見鏡の中から出て来た。

 

「……これが私の鏡像。」

 

ヒナタの前に姿を現したのは、黒髪全体に白のメッシュが入り本来の聖騎士の姿から反転させたかの様な黒いローブと黒い鎧を身に纏い暗黒騎士へと変貌している自身の鏡像だった。

 

「うわぁ…ヒナタが闇堕ちしたみたいだな。」

 

「それはどういう意味かしら?」

 

「いえ!なんでもありません‼︎」

 

リムルはヒナタの鏡像を見てまた余計な一言を言ってしまいヒナタに睨まれていた。

 

「はぁ〜…このヒナタの鏡像も美しい。」

 

ルミナスはヒナタの鏡像に魅入っていた。

 

「じゃあ次の段階に移るぞ。」

 

そう言ってフォルテはヒナタの鏡像に手を翳す。

 

ヒナタの鏡像はフォルテが知る情報(データ)によれば魔女イシズが編集鏡(パラノイア)で魔人として作り出し、別個体はヘテロによって吸血妖鬼(ドラクル)族となっていた。

 

今回フォルテはヒナタ本人の写し身から直接ヒナタの鏡像を作り出した。

故にこの鏡像はヒナタのスキルや剣術全てを写し得ている存在となった。

 

そんなヒナタの鏡像に向かってフォルテは掌から膨大な“霊子”を放出しながら注ぎ込むと、ヒナタの鏡像から強い光が放たれしばらくすると光が止んだ。

 

《確認した。個体名日向(ヒュウガ)は膨大な霊子を吸収し身体を再構成した事により霊人へと進化した。》

 

電脳之神(デューオ)からの報告を聞いたフォルテは笑みを浮かべる。

フォルテはヒナタの鏡像である日向(ヒュウガ)を霊人へと進化させたのだ。

霊人は聖人と同じ精神生命体へと至っており、霊子を自在に扱える存在。

そう。フォルテはヒナタの鏡像である日向(ヒュウガ)を人間種として作り出したのだ。

霊人への進化が完了したヒナタの鏡像…日向(ヒュウガ)がゆっくりと目を開けその真紅の瞳はフォルテを見据える。

 

「目覚めた様だな。気分はどうだ日向(ヒュウガ)?」

 

「ええ。とても清々しい気分だわ。私をこの世界に生み出してくれた事、心から感謝するわフォルテ様。」

 

フォルテの問いに答えながら日向(ヒュウガ)はフォルテに対して跪きながら感謝した。

 

「これから宜しく頼むぞ。」

 

「勿論。フォルテ様の配下としてこの力を振る事を誓うわ。」

 

こうしてフォルテはヒナタの鏡像である日向(ヒュウガ)を仲間にした。

 

フォルテに忠誠を誓った日向(ヒュウガ)はその場で立ち上がると、そのまま自分の原種(オリジン)であるヒナタへと視線を向ける。

 

「…初めまして。私の原種(オリジン)のヒナタ。」

 

「ええ。私からも初めましてかな。…日向(ヒュウガ)。」

 

日向(ヒュウガ)とヒナタは互いに挨拶を交わすとそのまま木刀を手に持ち構える。

 

「やはり分かっているようね。」

 

「当然よ。私は貴女から生まれたのだから。」

 

そう互いに言った瞬間、二人は一気に詰め寄り木刀を振るった。

いきなり模擬戦が始まると同時にヒナタと日向(ヒュウガ)は凄まじい剣技による打ち合いを繰り広げる。

 

カッ!カンッ!カァンッ!カンッ!カンッ!カッ!カァンッ!カッ!カッ!カァンッ!カンッ!カンッ!カァンッ!

 

ヒナタと日向(ヒュウガ)は凄まじい速度で剣撃を繰り出し激しい応酬を繰り広げる。

 

全く同じ動きと速度で攻防を繰り広げる二人の光景はまさに鏡合わせの様だ。

 

「す、凄い…。」

 

「ヒナタ様…。」

 

「ヒナタ様と瓜二つのあの女性は…?」

 

「もしかして、…鏡像って奴じゃあ。」

 

模擬戦とは思えない凄まじい攻防にアルノー、レナード、リティス、フリッツは気付き魅入ってしまい、バッカスとギャルドは他の聖騎士(ホーリーナイト)達と共に手を止め二人の攻防に目が離せずにいた。

 

カァンッ!

 

皆に見守られながらヒナタと日向(ヒュウガ)は攻防を続けた後、互いに強烈な剣撃を放って跳び退きすぐさま構え直し睨み合う。

 

「……ここまでにしましょう。」

 

「…そうね。」

 

ヒナタの言葉に日向(ヒュウガ)は頷き二人は構えを解いた。

 

「本当に自分と戦っている様な感覚だったわ。貴女のお陰で良い経験をしたわ。ありがとう。」

 

「私も、原種(オリジン)である貴女と戦えて良かったわ。」

 

ヒナタと日向(ヒュウガ)は互いに笑みを浮かべる。

 

「これからも、時間があれば私との手合わせを宜しく頼むわ。」

 

「ええ。構わないわ。貴女との手合わせは、私にとっても良い経験となるから。」

 

こうして、ヒナタと日向(ヒュウガ)による模擬戦は終わった。

 

「ヒナタ!日向(ヒュウガ)!実に良い手合わせじゃったぞ。」

 

「ああ。ルミナスの言う通り見事だった。」

 

「改めてヒナタと日向(ヒュウガ)の実力が分かったよ。」

 

ルミナス、フォルテ、リムルの三人は二人の模擬戦を間近で見て二人の素晴らしい剣技を賛頌した。

 

「ありがとうございます。ルミナス様。」

 

「フォルテ様に褒められて光栄です。」

 

ルミナスとフォルテに褒められ嬉しそうにほくそ笑みヒナタと日向(ヒュウガ)。

 

「…それじゃあリムル。次は貴方との手合わせをしましょう。」

 

「ええ。そうしましょう。」

 

そう言ってリムルと向き合うヒナタと日向(ヒュウガ)。

 

「え?二人同時に⁉︎」

 

「俺もいるぞ。」

 

「フォルテ⁉︎」

 

ヒナタと日向(ヒュウガ)の二人だけでなくフォルテもリムルと手合わせすると名乗り出た。

 

「リムル。旅館で言っただろう?お灸を据えると。」

 

「あれマジだったの⁉︎」

 

「当然だ。それに、俺も試したい技があるからな。大聖弓(ザンクト・ボーゲン)!」

 

フォルテが声を上げると、フォルテの真上に巨大な黒紫に輝く霊子弓が出現すると、そのままフォルテ目掛けて霊子の矢を放った。

 

「フォルテ⁉︎」

 

フォルテに迫る矢にリムルが思わず声を上げる。

だが、矢はフォルテに命中せずに目の前に突き刺さった。

そして、フォルテはその霊子の矢…神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)を手に取り引き抜くと、それは巨大な黒紫に輝く光の剣となった。

 

「ちょっ⁉︎それはヤバいって‼︎」

 

「大丈夫だ。…力は弱めてある。」

 

神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)を剣として扱うその姿はまさにBLEACH(ブリーチ)のユーハバッハ。

リムルの目にはフォルテとユーハバッハが一瞬重なって見えた。

 

「それじゃあ…始めようか。」

 

「ええ。」

 

「うん。」

 

フォルテの声にヒナタと日向(ヒュウガ)は頷き、三人が一斉にリムルに仕掛ける。

その際、ヒナタは木刀からリムルが改良してくれたあの細剣(レイピア)へと持ち替えており、日向(ヒュウガ)はヒナタから作り出される際にその細剣(レイピア)も複製されていたので同じ様に持ち替えていた。

 

「ちょ⁉︎流石にそれはないだろうって⁉︎ぎゃああああああああ‼︎」

 

こうしてリムルはフォルテ達によって手合わせしながらお灸を据えられたのだった。

 

因みに、リムルは必死になって防御に徹しながらもヒナタと日向(ヒュウガ)の二人にそれぞれ三回は刺されてしまった。

 

 

 

 

リムルとのお灸を兼ねた手合わせの後、フォルテは日向(ヒュウガ)を皆に紹介し、その後ルミナスとヒナタの二人を自分の世界であるフォルテシティへと連れて来た。

 

「何と。…異空間にこの様な世界を作り上げておったとわ。」

 

「これは…凄いわね。」

 

フォルテシティを目の当たりにした二人は、その超高度な文明に唖然となっていた。

 

「この世界は言ってみればオーバーテクノロジーが結集した世界だ。魔国連邦(テンペスト)以上の最先端の技術で様々な開発を行なっている。」

 

フォルテは二人に軽く説明しながら自身の居城の一つであるフォルテ邸に招いた。

 

(何と巨大な居城じゃ…!)

 

(…本当、どこまで規格外なのかしらフォルテは…。)

 

 

フォルテ邸を見た二人は表情に出していないが内心では驚いていた。

そんな二人を連れてフォルテは自室へと招きクレイマン・オルタが二人に紅茶を用意した。

 

「御苦労じゃ。」

 

「ありがとう。」

 

「いえ、では失礼致します。」

 

オルタは一礼して後に部屋から退席した。

 

「…さて、二人共聞きたい事が沢山あるだろう?」

 

「無論じゃ。この異空間は宇宙規模でありながら同内量の世界が無数の連なっておる様じゃからな。」

 

「流石はルミナス。そこに気付いたか。」

 

「真なる魔王へと覚醒したとはいえお主はまだ生まれたばかり。この様な世界を創り出すなど本来は不可能なはずじゃ。」

 

「君の力が規格外なのは私も理解してるわ。でもね、この世界であれだけ高度なテクノロジーを有している理由は知りたいわ。」

 

ルミナスとヒナタは真剣な表情でフォルテに問い掛ける。

 

「勿論話す。その為に二人を俺の世界に連れて来たんだ。まず確認だが、ルミナスは俺とリムルが元人間の転生者だという事は知っているな。」

 

「うむ。」

 

「リムルは粘性体(スライム)に転生したが、俺のこの姿は元の世界で遊戯に登場する存在なんだ。」

 

「…どういう意味じゃ?」

 

フォルテの言葉の意味が理解出来ず眉を顰めるルミナス。

 

「ルミナス様。信じられないでしょうけど、フォルテは元の世界の遊びの物語に登場する人物の姿と力を得て転生したそうです。」

 

「なんじゃと⁉︎」

 

ヒナタからの説明を聞いてルミナスは驚く。

 

「ヒナタの言う通りだ。ヒナタは優樹から俺の…フォルテについて聞いているんだろう?」

 

「ええ。確か…ロックマンEXEだったかしら?その物語に登場するフォルテとして力をそのまま得て転生したそうね。優樹から詳しく聞いてみたけど、貴方が本当に規格外の存在だと改めて知ったわ。」

 

「そうか。…なら俺の様に本来ならその遊戯(ゲーム)にしか存在しない筈の桁外れの存在がこの世界を観察しに現れていたと言ったらどうする?」

 

「えっ?」

 

フォルテの言葉にヒナタは目を見開く。

 

「その存在の名は…“デューオ”だ。」

 

フォルテは思念伝達を使ってデューオに関する情報を映像として見せながら二人に説明する。

 

「デューオは俺達の前世では遊戯での存在だったが、実際に存在する世界があった。デューオはその世界の存在が作り出した文明の管理者で彗星として打ち上げられた。」

 

フォルテの説明に合わせて思念伝達で映し出される映像が進む。

圧倒的高度な文明を築いたその世界の者がデューオを彗星へと組み込み宇宙へと打ち上げる。

 

「だが、当時のデューオは人間や魔物様な知的生命体の感情…心を理解する事が出来ずただ与えられた命令に従うだけの存在だった。」

 

【この宇宙に害をなすネットワーク文明は排除する。】

 

そして、デューオは自らを作り出した星…世界を滅ぼした。

 

「なんと…自分達が作り出した存在によってその世界は滅ぼされたのか。」

 

「まさか…そんな事が。」

 

ルミナスはデューオの世界を滅ぼせる程の強大過ぎる力に驚愕した。

ヒナタも惑星が消滅する瞬間を映像とはいえ目の当たりにし唖然となった。

 

その後、デューオは彗星として様々な惑星を観察しながら害あると判断したネットワーク文明を持つ惑星を滅ぼして行った。

それを繰り返してゆく中で、ネットワーク文明が発達途中の別世界の地球を発見した。

そして、ある飛行機事故で亡くなった青年と女の子に自らの遺伝子を与えプローブとして改造し蘇らせた。

その後は蘇らせた二人を通じて地球を観察しながら別の惑星へと向かった。

 

「ほう。魔法ではなくその様な方法で生き返らせるとは。」

 

「…こうして見ても信じられないわね。」

 

ルミナスとヒナタはデューオのテクノロジーに驚くが、デューオの凄さはこんなものではない。

 

それから15年が経過したが、そのプローブから情報を引き出し悪用したDr.ワイリーや、プローブの二人その者がネットワーク文明に害を与える存在となった故に地球抹殺を実行しようとしたが、自分の知らない技術…人間と電脳人(ネットナビ)が融合するクロスフュージョンに興味を示し人類にある試練を与え猶予を与えた。

だが、プローブだった男や暗躍する悪しき者達によってその試練は難航し間に合わず地球は一度完全に破壊されたが、人間と電脳人(ネットナビ)達の諦めない心と互いを思い遣る姿に理解出来ずにデューオは苦しんだ。

すると、ある1人の男…バレル大佐が自分と融合する様に説得し、それに興味を示したデューオはバレルとカーネルと共に融合した。

 

融合した事で、人間の感情…心を理解出来る様になったデューオは地球を再構築した後に再び宇宙へと旅立ち、その旅の途中でバレル大佐達を元の時間軸世界へと帰した。

 

「まさか…破壊した世界を全て元通りに再構築し復活させるとわ。」

 

「デューオ…あの存在を作り出した者達の文明技術は私達の理解を超えているわ。」

 

ルミナスとヒナタはデューオの時空改変によって地球を…世界を完全に元通りに再構築したデューオの力に驚愕し、そのデューオを作り出し滅んだ惑星の高度な文明技術を改めて知らされた。

 

「そうして様々な惑星を観察して行ったデューオは次元を超える力さえ手に入れ遂に俺に接触した。」

 

フォルテがそう言うと場面が変わり、フォルテとシズさんがデューオに対面している場面が映し出される。

 

「ネットワークが存在しない筈の世界でフォルテとなった俺が存在している事に興味を持ち、この世界のスキルや魔法にも興味を持ったデューオは俺に力の一端を与えた後、1度この世界を去った。」

 

「1度?じゃあデューオは再び貴方の元に現れたのね。」

 

「ああ。……ファルムスの襲撃後の…俺とリムルが覚悟を決めた日に。」

 

場面が再び変わり映し出された光景は、ファルムスの襲撃によって亡くなった者達が広場に並べられリムルはその中央で布を被せられた遺体の前に立っていた。

 

すると、記憶の中のゴブタがゴブゾウの遺体に気付いた。

 

『あ……ゴブゾウ?ゴブゾウ!』

 

ゴブタはすぐさま駆け寄るも、ゴブゾウが死んだ事を理解しその瞬間ゴブタは目に涙を浮かべ泣き叫んだ。

 

『うわああああああ‼︎』

 

ゴブタの悲しみの絶叫と姿を目の当たりにしたヒナタは心が痛んだ。

 

そんなゴブタの泣き声が響く中、紅丸が布を捲ると其処には角が折れ血に塗れた紫苑の変わり果てた姿があった。

 

それを見たルミナスとヒナタはもう言葉が出なかった。

 

『……紫苑は襲撃者が狙った子供を庇って……。結界による弱体化で思う様に動けず……。』

 

『ゴブゾウは私を守ってくださいました。……それを襲撃者は笑いながら……。』

 

『シオンさん…。』

 

紅丸と朱菜は悔しがり、シンシヤは紫苑の死を涙を流しながら悲しんだ。

そして、紫苑の死を知ったリムルは呆然と立っていた次の瞬間、抑えきれない感情が爆発したかの様にリムルから荒ぶる妖気(オーラ)が勢いよく放たれる。

 

『リムル様!』

 

『リムル!』

 

『パパ!』

 

リムルの妖気(オーラ)に皆が必死に耐える中リグルド、フォルテ、シンシヤがリムルに向かって声を上げ、その声を聞いたリムルはなんとか自身の荒ぶる妖気(オーラ)を抑え込んだ。

 

そして、リムルは渦巻く感情を抑えながら声を絞り出す。

 

『……すまん。しばらく1人にしてくれ。』

 

『……分かりました。』

 

そして皆がリムルの元から離れる中、フォルテはリムルを心配し魔力感知で見守っていると、リムルはクロエに渡した抗魔の仮面を複製し自分に付ける。

自分の妖気(オーラ)を抑える為に。

そして、その場で両膝をつき項垂れるその姿をフォルテは見ていられなかった。

 

「これは…辛かろう。」

 

「リムル…。」

 

リムルが元人間と知っている故に、ルミナスとヒナタはリムルの悲しみと絶望がどれほど大きかったのか痛い程伝わってきた。

 

「その三日後だ。ヒナタ達へのメッセージではミリムから教えてもらったことにしていたが、本当はエレンから教えてもらったんだ。…ミリムの御伽話を。」

 

エレンから御伽話を聞き可能性が僅かにあるのならその可能性に賭けようとリムルは立ち直り、フォルテと共に魔王になる覚悟を決めた。

 

そして、覚悟を決めたタイミングを見計らったかの様に上空にデューオの彗星が現れ二人は再びデューオと会った。

 

「俺とリムルの覚悟を聞いたデューオは俺に更なる力を与えてくれた。その力を得て俺はリムルと共に魔王となった。」

 

フォルテが話すのに合わせるかの様に、映像のフォルテはデューオによってトリル達の力を得達後、更にデューオから力を授かったところで思念伝達での映像共有は終わった。

 

「成る程のう。真なる魔王へと至ったとはいえお主の力が尋常ではなかったが、デューオなる存在の力が影響しておったのじゃな。」

 

「…神にも等しい存在。貴方の力が規格外だった理由が漸く分かったわ。」

 

ルミナスとヒナタはデューオの存在とフォルテの規格外の力の“一端”を知り納得した。

 

「さぁ、ここからが本題だ。」

 

フォルテは先程より真剣な表情となりルミナスとヒナタに話し始める。

 

「さっき説明したデューオが別世界でプローブとして改造した悪の科学者…Dr.リーガルがこの世界で暗躍している。」

 

フォルテの言葉にルミナスとヒナタは見開く。

 

「なんじゃと?」

 

「それは本当なの⁉︎」

 

Dr.リーガル。

その悪事に関してフォルテはデューオの事を説明する中でリーガルに関する情報も思念伝達で二人に見せていた。

 

電脳人(ネットナビ)達の命を糧とする悪魔の装置(ディメンショナルコンバーター)と人間すら蝕むダークチップ。

そして自分自身が電脳生命となれば地球ごと取り込もうとし、最終的にはデューオの力を全て奪おうとしたが逆に全エネルギーを使い果たしミイラ化して死亡した。

……そんなDr.リーガルがこの世界で暗躍していると聞かされれば驚かない訳がなかった。

 

「…ああ。僅かながらダークチップが裏で流通しファルムス王国にまで行き渡っていた。そして、ファルムス襲撃の際に俺を足止めする為に電脳変換器(ディメンショナルコンバーター)で電脳領域(デュメンショナルエリア)を展開してきた。」

 

「まさか…その様な者が暗躍していたとは。」

 

ルミナスもフォルテの思念伝達でDr.リーガルがどれほど危険な人物か知った故に険しい表情を浮かべていた。

 

「待って、フォルテを足止めする為に仕掛けた装置は膨大なエネルギーが必要だったのよね。」

 

「ああ。リーガルは電脳人(ネットナビ)の命をエネルギーに変換していた。そしてこの世界では……人間をエネルギーにしている。」

 

フォルテの言葉にヒナタは冷たく鋭い表情へと変わった。

 

「そして、このダークチップの危険性も殆ど変わらない。」

 

フォルテは右掌にファルムス軍から回収したダークチップを取り出しヒナタ達に見せる。

 

「このダークチップに秘められた闇の魔素(エネルギー)を吸収する事で使用者は絶大な力を得るが、精神を蝕まれ正常な判断ができなくなって行きやがて悪意に呑まれるか闘争本能に支配される。」

 

「確かに危険な代物の様じゃな。」

 

「更にこのダークチップを使ってしまえば、その魔素(エネルギー)の強過ぎる中毒性に囚われてしまいダークチップの力無しでは生きられない身体となり依存し続ける。」

 

「…各地でひっそりと出回っていると報告は聞いていたけど、フォルテの説明でそのダークチップがどれだけ危険なのか分かったわ。」

 

フォルテからダークチップの事を聞かされたルミナスとヒナタは、その危険過ぎる魔素(エネルギー)と依存性を理解した。

 

「Dr.リーガルは密かにダークチップを広めようとしている。だからヒナタ達には何処からダークチップが出回っているのか調べて欲しい。」

 

「分かったわ。」

 

フォルテはダークチップの輸出経路の調査をヒナタ達に頼んだ。

 

「お主は厄介な敵を相手にしているのじゃな。」

 

「ああ。本人は表に出ず暗躍するのがDr.リーガルのやり方だからな。今も何処かでとんでもない研究を続けているに違いない。…後、最後に知らせる事が二つある。」

 

「なんじゃ?言ってみるが良い。」

 

「……遥か昔のこの世界にデューオを作り出した者達の生き残りが宇宙船…ルミナスに分かりやすく言うなら方舟に乗って流れ着いたそうだ。」

 

「なんじゃと⁉︎」

 

フォルテの言葉にルミナスは目を見開く。

無理もない。デューオを作り出したオーバーテクノロジーを有する者達がこの世界来ていたと聞いたのだから。

 

「デューオの作り出した文明の民は故郷を滅ぼされる直前になんとか脱出した者達もいた。その民は別の世界へと落ち延びた。」

 

フォルテは再び思念伝達で生き延びた者達がバレル大佐達のいた地球へとやってきたが寿命によって亡くなりその高度な文明の方舟は遺跡として残っていたがデューオの使徒によって破壊される場面を見せた。

 

「この世界でも同じ様にその文明を築いた民は滅びているがその方舟が遺跡として残っている。もしDr.リーガルや今回の黒幕がその遺跡を発見し高度な文明を手に入れてしまったら…。」

 

「確かに。それはかなり厄介じゃ。」

 

「ええ。」

 

「今俺達でその遺跡の情報を集めている。もしルミナス達の元になんらかの遺跡に関する情報が入ってたなら是非教えて欲しい。」

 

「良かろう。妾からしてもその文明がその様な輩の手に落ちるのは厄介じゃからな。」

 

「私も出来る限り協力するわ。」

 

「ルミナス。ヒナタ。感謝する。」

 

こうしてフォルテはデューオを作り出した文明の宇宙船…遺跡の探索にルミナス達の協力を得られる様になった。

 

「最後に、つい最近この魔国連邦(テンペスト)に起きた出来事について二人には話しておく。」

 

フォルテは更に真剣な表情で二人を見据えながらそう口を開く。

 

「数週間前、俺とリムル達は別世界からやって来た存在と戦った。」

 

「ほう。異界の裂け目からの侵略種族(アグレッサー)共が魔国連邦(テンペスト)にも現れたか。」

 

異界とは、妖魔族(ファントム)、蟲魔族(インセクト)、幻獣族(クリブテッド)が争い合いながら他の世界への侵攻を目論む半精神生命体の侵略種族(アグレッサー)達が住まう世界。

 

フォルテは以前イングラシアで行われたクロエ達の野外訓練をシズさんと共に見守っていた時、グラトルの町にある訓練用の洞窟内で妖魔軍先見部隊と名乗る妖魔族(ファントム)と遭遇した。

その妖魔族(ファントム)はティス先生が召喚した当時のディアブロによって倒された。

 

その出来事からフォルテは異界について調べながら対策を考えていた。

そうしている中でゼギオン、アピト、アークが異界の蟲魔族(インセクト)だと知りアーク達に話を聞いた。

ゼギオンとアピトの話しでは、異界は貧しくこの基軸世界を奪う為にとゼギオンの父親はゼギオン達を道具として扱い続けた。

そんな父親からゼギオンはアピトを連れてこの世界に逃亡したそうだ。

アークもゼギオンの父親の命令にうんざりし、強者と戦う為にこの世界へとやって来てフォルテの事を知り配下となった。

 

そうして異界に関してはフォルテも知っているのだ。

 

「いや。侵略種族(アグレッサー)ではないがやっている事は殆ど同じの更に厄介な奴らと戦ったんだ。」

 

「どういう事?」

 

フォルテの言葉にヒナタは逆に聞き返す。

 

「俺達が戦ったのは、…ハンドレッドと言う組織だ。」

 

そうして先程の様に思念伝達で二人に映像として情報を共有するフォルテ。

 

別世界から転移した湊翔とカズマ達を保護し、それから数日後に魔国連邦(テンペスト)を襲撃する為に現れたハンドレッドの軍勢を別の異空間へと転移し迎撃するフォルテ達。

 

そこでカッシーンの軍勢を率いるハンドレッド幹部との戦いが始まり幹部達がダークライダーへと変身する。

 

「待って。あれってひょっとして仮面ライダーっていうものじゃないかしら?」

 

「意外だな。ヒナタは仮面ライダーを知っていたのか。」

 

「優樹から聞いた事があるだけよ。」

 

「何じゃ?その仮面ライダーというのは?」

 

フォルテとヒナタの話しに出てくる仮面ライダーの意味が分からず問い掛けるルミナス。

 

「仮面ライダーとは特撮…いやルミナスに分かりやすく言うなら演劇に登場する空想の戦士だ。」

 

フォルテは仮面ライダーについてルミナスに分かる様に説明した。

 

「ふむ。つまり仮面ライダーとはフォルテの元いた世界では芝居の中でしかない存在じゃが、ハンドレッドという奴らはその仮面ライダーが実際する世界から技術やアイテムを入手して戦力にしておる組織という事じゃな。」

 

「その通りだ。」

 

そうして映像は続き、戦いは激しさを増しハンドレッドの更なる軍勢と戦いながら新たな敵である冥黒王を撃破するところまで二人に見せた。

 

「……確かに、侵略種族(アグレッサー)共より厄介じゃな。」

 

「私達の時代より進んだ科学兵器と装備に次々と転移してくるロボット兵。……フォルテとリムルだから対処出来た訳ね。」

 

ルミナスとヒナタはデューオとは違い侵略を目的とし高度な文明兵器とダークライダーの力で侵攻するハンドレッドの脅威を理解した。

 

「俺達との戦いでハンドレッド側の兵力は大きく失われたが、奴らは再びこの世界を狙って来る可能は十分ある。もし、ルベリオスに奴らが現れたなら俺達に知らせてくれ。奴らは俺達が対処すると約束しよう。」

 

「…分かった。確かにハンドレッドなる者共の相手は妾達でも苦戦するやもしれん。その時はフォルテ達に任せるとしよう。」

 

「私も、そうなったら君達を頼らせてもらうわ。」

 

フォルテの申し出を二人は素直に受け入れた。

 

「…フォルテ。君が聖騎士団(クルセイダーズ)に滅却師(クインシー)の力を与えてくれたのは、私達がリーガルやハンドレッドに対抗する為ね。」

 

「ああ。リーガル達が俺達を足止めする事は十分考えられる。だからこそ、聖騎士団(クルセイダーズ)には対抗する為の力を身に付けてもらう必要があった。」

 

もしルベリオスにハンドレッドが現れたなら、以前の聖騎士団(クルセイダーズ)なら対抗するのは難しい故に、フォルテは滅却師(クインシー)の力を与えたのだ。

 

「俺が教えられる事は教える。その後はヒナタが他の聖騎士(ホーリーナイト)達を鍛え上げてくれ。」

 

「ええ。勿論そのつもりだわ。」

 

「それと、ヒナタには縁壱達から全集中の呼吸を学んでもらうつもりだ。」

 

「それって、フォルテとリムルが使っていた呼吸かしら?」

 

「ああ。ヒナタが全集中の呼吸を習得すれば更に強くなるのは間違いないからな。」

 

「そうね。その申し出喜んで受けさせてもらうわ。」

 

こうしてフォルテとルミナス、ヒナタの密談は終わり、フォルテはルミナスとリーガル達に対する協力関係を築きヒナタは縁壱達から全集中の呼吸を学ぶ事が決まったのだった。

 

 

 

 

「因みに、今夜の献立は何なの?」

 

「ん?国交樹立を祝ってすき焼きの予定だ。」

 

「…悪くないわね。」




Dr.リーガルやハンドレッドが魔国連邦(テンペスト)ではなくルベリオスに仕掛けてくる可能性を考えたフォルテは、聖騎士団(クルセイダーズ)に滅却師(クインシー)の力を与えました。
霊子を操るという共通点があり、聖騎士団(クルセイダーズ)と相性が良いと思いましたので。
フォルテ側でも滅却師(クインシー)の力を扱える者達を増やしてゆく予定です。

そしてヒナタの許可を得たフォルテは、ヒナタの鏡像である日向(ヒュウガ)を仲間にしました。
まおりゅうでは魔人だった日向(ヒュウガ)だが、フォルテの力によって霊子で構成された霊人となりました。


その後、ルミナスとヒナタの二人にはデューオやDr.リーガルそしてハンドレッドについて話し互いに協力し合う事を約束。
こうしてフォルテは裏側からリムルと魔国連邦(テンペスト)を支えてゆきながら、これからも戦力を増強してゆきます。
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