転生したらフォルテだった件   作:雷影

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異世界に転生してからの一年が過ぎ、フォルテ達の新たな年が始まる。


33話 正月を満喫

忙しい年末の大掃除を終えテンペスト初の正月を迎える。

広場に集まる皆の前で俺とリムルは今年最初の挨拶をする為に前に立つ。

 

「さあリムル様!フォルテ様!皆にお声を!」

 

「うむ!」

 

「ああ。」

 

今年初の挨拶だからしっかりしないとな。

 

「お正月用の特別な礼服も用意しています。」

 

「流石朱菜だな。」

 

俺は朱菜が作った黒い礼服を着る。やはりフォルテの姿で黒い礼服はよく似合うなぁと思う俺であった。

 

一方のリムルは……鏡餅の姿となっていた。

 

「皆!明けましておめでとう!」

 

「今年もよろしく頼む!」

 

「「「「わあああ!リムル様!フォルテ様!」」」」

 

挨拶は無事に上手くいった。だが今はリムルの礼服姿が気になってしまう。

 

「……鏡餅。」

 

「言うな!」

 

 

その後、リムルと別れた俺はセレナードとアイリス達と改めて新年の挨拶をしていた。

 

「皆明けましておめでとう。」

 

「「「明けましておめでとうございます。」」」

 

「今年もよろしく頼む。…よく皆振袖姿が似合うな。」

 

セレナードの黄色い星柄の振袖。アイリスはピンクの蝶柄の振袖を着ていた。

トリルも青い着物を着ている。

 

「ありがとうございます。」

 

「初めて着たけど、そう言ってもらえると嬉しい。」

 

「さて、そんなセレナード達に俺からのお年玉がある。」

 

「お年玉?でもこの町はまだ通貨はないよね?」

 

トリルがそう聞いてくる。

 

「ああ。だから通貨の代わりにこのチップを皆に渡しておく。」

 

そう言って俺が皆に渡したチップに描かれていたのは……ドリームウィルスの姿だ。

 

「…っこれって夢之闘気(ドリームオーラ)!」

 

「ああ。これから先、もしかしたら必要になるかもしれないと思い、チップにしといたんだ。皆を守る為にな。」

 

「フォルテありがとう!」

 

「この闘気(オーラ)なら大抵の攻撃は防げますね。」

 

「ありがとうフォルテ。」

 

皆は喜んでくれたようだ。……この時後にチップを渡しておいて本当に良かったと思える’ある出来事’が起こる事を俺はまだ知らなかった。

 

その後に議事堂に向かうと、中からミリムが笑顔で飛び出して来た。

 

「ミリム⁉︎」

 

「おお!フォルテどうだ似合っているか!」

 

そう言って回りながら振袖姿を見せるミリム。

 

「ああ似合ってるな。ピンクの振袖で花柄がミリムの可愛さを引き立てている。」

 

「…やっぱりフォルテに言われると嬉しいのだ。」

 

照れているのか頬を赤くしているミリム。

 

「さっきリムルにもまごにもいしょうと褒められたのだ!」

 

……ん?馬子にも衣装って確か…身なりを飾ればどんな人間でも立派に見えるってことわざだったよな。まぁ異世界だからミリムが知らないのは無理ないし、喜んでいるから黙っておこう。

 

「では私は町の者達にも自慢してくるのだ!」

 

そう言って町へと向かったミリム。

 

「待ってミリム!ちゃんと褒めるから待って!」

 

そんなミリムを追うように、議事堂からリムルが飛び出して行った。

 

 

そんな出来事の後で俺とリムルはリグルド達に連れて来られた場所には立派な鳥居と神社があった。

 

「おお!すげー‼︎」

 

「見事だな。」

 

「凄いね。」

 

その神社の出来栄えにフォルテとリムルとシズは思わず声を出していた。

 

「これがこのたび創建された神社です。」

 

「この前まで、こんなの影も形もなかったよな?」

 

「まさか短期間でこんな立派な神社を創るとは。」

 

「ええ。リムル様とフォルテ様が初詣で?なるものをしたいと仰られていたので。」

 

「そりゃあ正月と言えば初詣でだけど…。」

 

「まさか神社を創ってくれるとはな。」

 

「皆のリムルさんとフォルテ君への思いがあってこそだよ。」

 

シズさんの言う通りなので、神社にお参りしようと前に立つ。

賽銭箱まできっちり作ってくれているが、まだ通貨がないんだよね。

 

リムルとシズさんと一緒に手を合わせてお参りする中、ふとリムルがあることに気づく。

 

「ん?ところでこの神社の神様ってなんて神様?」

 

「確かに。普通に考えたらヴェルドラだが。」

 

俺とリムルの問いに紫苑が笑顔で答える。

 

「それは勿論ほら。」

 

「ん?」

 

「え?」

 

俺とリムルが紫苑が示す先に顔向けると、神社にリムル大明神と書かれていた。

 

「えええ⁉︎」

 

「そう来たか。」

 

「ではリムル様こちらへ。」

 

そう言って朱菜はリムルを祀る台座を用意していた。

 

「…リムル、分身の出番じゃないか。」

 

「あっフォルテ!ナイス!」

 

リムル本人でなく、分身体が代わりに神社の神として祀られるのだった。

 

「てかフォルテでも良かっただろ。」

 

「神は神でも破壊神だから駄目だろ。」

 

分身が祀られてから少し経った頃には、皆が参拝に集まり賑わい始めた。

そんな中、子供達の楽しい笑い声が聞こえてきた。

 

「ん?こっちは何をしてるんだ。」

 

「あそこは確か。」

 

「あっリムル様。フォルテ様。あけましておめでとうございます!」

 

「「「あけましておめでとうございます!」」」

 

「これです。リムル様とフォルテ様のふくわらい。」

 

リリナがそう言って俺とスライムのリムルの福笑いを見せてくれた。

 

「フォルテは兎も角、俺のは案の定パーツが少ないな。」

 

「微妙なバランスが難しいそうです。少しのズレで全くの別人になってしまうとか。」

 

「まぁ本来はそれが面白いんだけどな。」

 

「はい!はーい!自分が手本を見せるっす!」

 

「ゴブタ。」

 

自身満々に現れたゴブタはリムルのスライム福笑いに挑戦する。

 

「リムル様と付き合いの長い自分なら、リムル様の顔なんて飽きるくらい見てるっす!」

 

「飽きる?」

 

「楽勝すよ!こんなシンプルな顔。」

 

「シンプル?」

 

ゴブタ…お前は人の心を理解する必要があるな。俺はリリナさんにある福笑いをすぐに用意してもらいリムルと話をした後、念話である者達を集合させる。

その間に、ゴブタはスライムリムルの福笑いを完成させた。

 

「おっや〜!もう完成したっすよ。やりがいのない顔っすね。」

 

見事に完全再現されたスライムリムルの福笑い。

 

「どうすっかそっくりでしょう?そっくりすよね。ふっはははは!」

 

自慢げに笑うゴブタだが、それが自分を苦しめる引き金となった。

 

「確かに見事に再現したなゴブタ。……なら俺の顔も大丈夫だよな。」

 

「……へっ?」

 

ゴブタの前に俺の福笑いが出される。

 

「俺の顔を見飽きるくらい見ているはずたから、当然こっちの顔も完璧にできるよな?」

 

更にリムルが自分の人間体の福笑いを追加で出す。

 

「いや…これは。」

 

「ちなみに間違えたら明日からの修行が更にキツくなるからな。」

 

「頑張れゴブタ♪」

 

俺とリムルが笑顔でそう言うと、俺達の背後に白老、シズさん、カーネル、ヤマトマン、ケンドーマンが凄まじい覇気を放ちながらゴブタを見ていた。

 

「ひぃ‼︎ごめんなさいっす‼︎」

 

結局ゴブタは俺達の福笑いを再現できずに修行が確定したのだった。

 

初詣で終えた後、議事堂に集まった俺達。

 

「書き初め?」

 

「なんですかそれは?」

 

「今年の展望を筆で書いて、皆で壁に張り出すんだ。」

 

「「「「「おお!成る程!」」」」」

 

「つまり、こう言うことですか。」

 

そう言いながらリグルドは書き初めを書く。

 

「どっどうでしょう?」

 

リグルドが書いたのは、創造・進化・宴会。見事な一筆書き。

 

「いいじゃないか。」

 

「今年も頼むぞ宴会部長。」

 

やり方が分かった皆はそれぞれの目標を書いていく。

 

「私はこれです。」

 

朱菜の書き初めは衣食礼節。

 

「朱菜らしいな。」

 

「今年は新しい甘味を探そうな。」

 

「私は絶対これです!」

 

「私はこれなのだ!」

 

紫苑はリムル様♡愛。ミリムはマブダチ。

 

「どういう展望なんだよ。」

 

「まぁ紫苑とミリムらしくていいじゃないか。」

 

「皆の為に。」

 

「今年は街道整備を終わらせます。」

 

猪八戒は家。ゲルドは道。

 

「町の発展楽しみだな。」

 

「今年も頼むぞ2人共。」

 

「これしかないっす!」

 

ゴブタはぶっちぎりモテ男。

 

「ぶれない奴だな。」

 

「まぁゴブタだからな。」

 

「私はやっぱりこれかな。」

 

シズさんは平和。

 

「シズさんならそれだと思ったよ。」

 

「平和が何よりだからな。」

 

「パパ!私はこれです!」

 

シンシヤは家族・仲良く。

 

「シンシヤ。…ああそうだな。」

 

「リムルはもう立派な父親だな。」

 

そうして皆の展望が書き終わった。

 

「さぁ!みんな出揃いましたぞ。」

 

黒兵衛は一刀入魂。リリナが五穀豊穣。ベスターは研究一筋。

 

白老が百戦錬磨。紅丸が自立。蒼影は一撃必殺。

 

ガビルが目指せ劇団決戦。ガルムとドルドがファッション☆革命。

 

「おお!皆いいね。」

 

カーネルは軍備強化。ヤマトマンは一刀両断。ケンドーマンが修行・鍛錬。

アイリスが朱菜と同じ衣食礼節。トリルが守る力。

 

「どれもいいじゃないか。」

 

「また一年が始まるな。」

 

俺とリムルは皆の展望を見ながら言うのだった。

 

「ところで、リムル様とフォルテ様の書き初めは?」

 

「えっ?あっ…いや…。」

 

朱菜に聞かれて咄嗟に隠したリムルの書き初めは……脱三日坊主。

 

…まぁ見せられないな。ちなみに俺はシンプルに力。

 

 フォルテ様らしいと皆が笑みを浮かべながら言った。

 

書き初めも書けたので皆それぞれ自由に過ごし始める中、リムルは子供達の羽根つきや駒回しに凧揚げの様子を見に行った。

 

俺は猪八戒達と共に餅つきに参加。

 

リグルド、ゴブイチ、黒兵衛、ゾアノガッツマン、猪八戒、ゲルドのテンペスト屈指の力のある者達が集結。

 

「…何つぅか。正月なのに花のない面子だな。」

 

参加者であるヨウムがこのメンバーを見てそう呟く。

 

「まぁこういうのは力自慢の体力馬鹿の仕事だよ。」

 

「ほっほっほ今こそ修行の成果を見せる時じゃろうて。」

 

「猪八戒とゲルドは張り切っているぞ。」

 

俺の言葉にヨウムが目を向けると、猪八戒とゲルドが木槌を手に力強く餅をつき、ゾアノガッツマンとゴブイチが絶妙なタイミングで餅をひっくり返している。

 

「はぁ…むさい男ばっかで餅が不味くならないっすかね。」

 

ヨウムはそう言っている間に猪八戒達の餅ができた。

 

「ん?もうできたのかよ⁉︎……なんか可愛くなってる。」

 

ゲルドの餅には蜂蜜のかけられた可愛い豚さんの顔が描かれ、猪八戒の餅にはきな粉がふりかけられていた。

 

そんな2人の餅をヨウムが一口食べると目を見開く。

 

「しかもうめぇ!あの旦那達ってよくわからねぇな…。」

 

「それがあの2人のいい所だ。」

 

「参考になるじゃろう。」

 

俺と白老も餅を食べながらそう言う中で、猪八戒とゲルドは完成した餅を子供達に配っていく。

笑顔で餅を食べる子供達の姿を二人はとても嬉しそうに見ている。

 

白老に命じられヨウム達も餅をつき始め、俺は皆が作った餅で餅入りぜんざいを作って子供達を更に喜ばした。

 

その後、俺も何か久しぶりに正月らしい遊びをしようと子供達の遊び場に来てみた。……何やら弾丸でも撃たれたような破壊の後が目立つが。

 

ちょうどリムルが凧揚げをしようとしていたので一緒に揚げようとした時、振袖姿でトレイニーさんが現れた。

 

「良い年明けですね。リムル様フォルテ様。」

 

「トレイニーさん?振袖⁉︎」

 

「似合っているな。」

 

そう。今日のトレイニーさんはとても素晴らしい気合いの入った振袖で姿だった。

 

「ありがとうございます。昨年は色々なことがありましたね。」

 

「そうだな。日記書くのも頓挫するほどな。」

 

「夏の湖での私の言葉は覚えていらっしゃさいますか?」

 

「え?」

 

「…あれか。」

 

トレイニーさんの表情が変わる。

 

「何か…良くない風が巻き起ころうとしている。嫌な予感がしています。」

 

とても真剣な表情で

 

「森の木々を薙ぎ倒すような風が…リムル様フォルテ様、この新たな年はこれまで以上に気を入れる必要があるようですよ。」

 

「…あっ!それで振袖なのか。」

 

「ええ。何事も最初が肝心ですから、これが私の本気の現れです!」

 

「はぁ……。」

 

「トレイニーさんらしいな。」

 

だがこのトレイニーさんの言った通り、この新たな年は俺達にとって大きな試練が待ち受けていることを…この時の俺達は知るよしもなかった。

 

 

子供達と遊んだ後、リムルの庵でコタツに入った俺達。

 

しばらくするとシズさんとアイリスがお盆を持ってこちらに来る。

 

「お雑煮出来たよ。」

 

「熱いから気をつけて。」

 

そう。2人は俺達の為にお雑煮にを作ってくれたのだ。

 

「ありがとうシズさん、アイリス。」

 

「いい匂いだ。」

 

俺達はお雑煮を受け取り、シズさん達もコタツに入って一緒に食べ始める。

 

「美味い!」

 

「うん良い味だ。」

 

「良かった。」

 

「喜んでもらえて嬉しいよ。」

 

「こうしてコタツに入ってお雑煮を食べられるなんて最初は思わなかったな。」

 

「ああ本当だな。こうしていると日本の正月と変わらない。」

 

お雑煮を食べながら話し合う中、シズさんはお椀を持ったまま心配そうな表情を浮かべた。

 

「……シズさん。」

 

「やはり子供達のことが気になるんだな。」

 

「…うん。」

 

シズさんから聞いた旅の目的。

自分を召喚した魔王レオンに会う為…それは子供達を救う為だった。

各国が極秘に行った異世界人召喚。その召喚でこちらの世界に召喚された子供達は、未発達の身体に大量の魔素を取り込んだ結果身体がやがて崩壊し…召喚された子供達は例外なく約五年後に死んでしまう運命だと。

 

シズさんはそんな子供達を各国から引き取って先生として子供達と過ごしていたそうだ。

 

「この世界の召喚についてはヴェルドラから聞いてはいたが…。」

 

「シズさんがこの世界を嫌っていた気持も分かるよ。」

 

勝手に召喚してその者達の自由を奪うだけでなく、子供だったらすぐ死ぬからと簡単に捨てる…俺でも許せないと怒りが込み上がる。

 

「私もこの世界のやり方は許せない。」

 

「アイリス…。」

 

「だから、子供達を救う為に魔王レオンを探す旅に出たんだな。」

 

「うん。私自身、イフリートを抑え込むのに限界が近づいていたから…皆を巻き込まないようにする為でもあったの。」

 

イフリートの暴走で子供達まで自分の手に掛けてしまわないように。

 

「…その炎の巨人(イフリート)が……上位精霊がシズさんの魔素を安定させていたんだよな。」

 

「ああ。だから子供達にも精霊を宿らせれば魔素は制御されるはずだ。」

 

「それにシズさんも薄々気付いていたんですね。」

 

「うん…。」

 

「なるほど…とてもいい案ですね。」

 

俺達の会話にしれっと混ざってくるトレイニーさん。

 

「トレイニーさん⁉︎」

 

「いつの間に。」

 

「確かに精霊は魔素の扱いに長けています。…しかし無視できない問題もあります。」

 

「問題?」

 

リムルが首を傾げながら聞く。

 

「まず下位の精霊ではそれほどの魔素は制御しきれないでしょう。ですが上位精霊はその数も少なく…。」

 

トレイニーが手を翳すと、精霊の羽を持つ美しい女性の精霊が現れた。

 

「…そちらは?」

 

「この子は私の契約精霊の風の乙女(シルフィード)。その名の通り風を司る上位精霊です。」

 

イフリート以外の上位精霊か。

 

「上位精霊は気まぐれで、気に入ってもらわないと助力は望めません。」

 

「…だろうな。シズさんと最初に融合していた炎の巨人(イフリート)は元々は魔王レオンの精霊だったことが原因の一つだったからな。」

 

俺は風の乙女(シルフィード)を見ながらそう言う。すると、シルフィードは俺に近づいて手を取ると笑みを浮かべる。

 

「……トレイニーさんこれは?」

 

「どうやら気に入られたみたいですねフォルテ様。」

 

風の乙女(シルフィード)から情報を得た。技術(アーツ)である大気圧縮断裂(エアリアルブレード)を取得。》

 

…どうやら本当に気に入られたようだな。まぁ新たな上位精霊の情報が得られたしいいか。

 

「相性の良い精霊に出会うには精霊の棲家に行くしかありません。」

 

「精霊の棲家?」

 

「精霊女王の統べる別次元にある場所です。入り口は女王の意思ひとつで引っ越ししてしまうので特定は困難でしょう。」

 

「トレイニーさんでも知らないのか?」

 

「はい…現女王とは接点がないのです。お役に立てず申し訳ありません。」

 

「いや、俺達の考えが間違じゃなかったと分かっただけでも収穫だ。」

 

「フォルテの言う通りだ。ありがとうトレイニーさん。」

 

今年の俺達のやるべきことが決まった。

 

「ヨウムとフューズの件が終わったら、俺はその精霊の棲家に関する情報収集を始めるつもりだ。」

 

「フォルテが情報収集なら俺はイグラシアに行って子供達の様子を見てくるよ。」

 

「リムルさん…フォルテ君。」

 

「俺達だって子供達の事は心配だし話を聞いたらほっとけないよ。」

 

「必ず子供達を救おう。」

 

「私も手伝うわシズさん。」

 

「私もできる限りの協力を致しましょう。」

 

「リムルさん…フォルテ君。アイリス…トレイニーさん…ありがとう。」

 

 

 

こうして俺達が子供達を助ける為に行動を開始するなか、……魔王クレイマンの策謀により魔国連邦(テンペスト)に新たな脅威が近づいていた。




今年の目標を決め、子供達を救う決意をするが…暗躍する者達によりテンペストに厄災が迫ろうとしている。
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