この強敵を相手にフォルテ達がどう戦うのかどうぞ。
厄災
ガビルとその部下そして、カーネル率いる
更に、ガゼル王からの助太刀である騎士団長ドルフ率いる
場所はドワーフ王国へ伸びる街道。整備してくれた猪八戒とゲルド達には悪いが、町が破壊されるより修復は楽だ。それに、辺りの被害を気にしなくてもいいからな。
俺とリムルは朱菜とアイリスと共に辺りを見渡せる丘の上に移動。
そして、遂にその姿を目視できる距離まで近付いて来た。
「あれが
「マジの怪物だな。」
全長50メートル以上は巨大。単眼で魚と竜が混ざったような姿に、不釣り合いな細い人間のような手足。そしてグライダーのような巨大な翼を広げた異形。
「そして周りのあれが
「あれが33匹いるのか…。」
「先ずは奴らからだな。」
「ああ。予定通り分散させて各個撃破だ。」
遂に戦闘が始まった。
一匹のメガロドンを狙って紅丸が先手を打った。
「喰らえッ
ベニマルの放った黒炎が
やがて球体から焼き焦がされ息絶えたメガロドンが森へと落下した。
「流石ベニマル。こんがりとよく焼けた。」
「だが…。」
「お兄様の攻撃でも燃え尽き無いとは驚きです。」
「魔力妨害…想像以上に厄介な能力だ。」
メガロドン残り32体。
猪八戒とゲルド達も迫る二体を相手にしていた。
「はぁ‼︎」
「ぬぅん‼︎」
猪八戒はその拳で殴りつけ、ゲルドは巨大出刃包丁で切り掛かるが硬い鱗に阻まれる。
「ぐぅ…っ。なんと硬い鱗だ…!」
「雑兵でも油断ならぬと言う訳だな。」
猪八戒とゲルドは仲間達に指示する。
「我らが奴の動きを止める!」
「その隙にお前達が攻撃しろ!」
「猪八戒様!」
「ゲルド様!」
ぬおおぉぉおお‼︎
迫るメガロドン二体を猪八戒とゲルドが真正面から受け止め動き抑え込んだ。
「今だ!」
「やれぇ!」
うおぉぉお!
メガロドン二体を抑え込み続ける猪八戒とゲルド。
「さてどうする…。」
「仲間達の攻撃が通じず父王と俺が動けない今、コイツを倒す手段は…。」
「任せて!」
「助太刀致しますぞ!」
そんな二人の元に上空からトリルとガビルが現れた。
「
「
ガビルが水流を纏わせた
内部からの攻撃にメガロドンは吐血
トリルは瞬時に
二体はそのまま息絶えた。
猪八戒とゲルドはすぐに仲間達の回復に動き、二人の元にトリルとガビルが降り立つ。
「ガビル様カッコいいー!」
「然り。」
「お前達も怪我人の手当を!」
「任せろ!」
スケロウ、カクシン、ヤシチ達はすぐに
「二人共大丈夫!」
「猪八戒殿とゲルド殿が動きを抑えていてくれたお陰で楽に倒せましたぞ。」
「トリル、ガビル殿助かった。」
「助太刀感謝する。」
その時、上空から更に二体のメガロドンがこちらに接近
「我が輩達が落とす!その隙に猪八戒殿、ゲルド殿。」
「うむ。任されよ。」
「次は確実に仕留めてみせる。」
「トリル行くぞ!」
「うん!」
メガロドン目掛けて飛翔するガビルとフォルテから
「フォルテ様から頂いた我が輩のこの力、今こそ使う時!」
ガビルが光り出し姿が変わる。ガビルの電脳態である。燕がモチーフのスワローマンを飛竜モチーフにしたような姿となった。
そのスワローマンについてガビルに話をした事があり、ガビルはなんとスワローマンの技を自分流にして取得したのだ。
「
ガビルの翼から繰り出された飛竜を象ったエネルギーの刃がメガロドンの左右の鰭と尾鰭を切り落とした。
トリルはメガロドンに十分接近すると、
「お願いブルース!」
トリルは自身の記憶から実体のあるブルースの幻を召喚
呼び出されたブルースは素早い動きと見事な剣捌きでメガロドンの鰭全てを切り落とした。
鰭を失ったメガロドンはそのまま落下し地面に激突
「今だゲルド!」
「はい父王!」
猪八戒とゲルドは出刃包丁でメガロドンの首に渾身の斬撃を叩き込む。
メガロドンの首から勢いよく血が噴き出し絶命した。
「猪八戒とゲルドにガビルの隊はこのまま共闘するみたいだな。嘗ての敵同士だったのを思うと熱いな。」
「トリルもスタイルチェンジを巧みに使いこなせている。特訓の成果が出ているな。」
メガロドン残り28体。
「我が
ドルフ達がメガロドン一体に立ち向かう。それと同じ頃、ゴブタ達もハクロウの指示のもとメガロドンに立ち向かう。
「ほっほー囮役と攻撃役、きちんと自らの役割を見極めよ死ぬ気でな。」
「ハクロウの采配、見事だな。」
「若返って鬼教官ぶりに更に磨きがかかっているな。」
カーネル達の方を見れば、見事な活躍を見せてくれている。
「
「
フリーズマンが氷の柱でメガロドンの動きを封じて、その隙にアイスマンがフリーズボムを投げつけメガロドンを凍結させた。
「やったです!」
「うむ。」
アイスマン達が一体倒した時、反対側では炎のコンビがメガロドンに立ち向かっていた。
「くらいやがれ!
バーナーマンが自身のバーナーをブースター代わりにして高速飛行し、全身のバーナーを全開にした突進でメガロドンを地面に叩き落とした。
落ちたメガロドンの前には、待っていたとばかりにファイアマンがメガロドンの口に腕のアームを構える。
「こんがり焼いてやるぜ。
ファイアマンのアームから放たれる火炎放射が、メガロドンの内部を焼き尽くす。その凄まじい火力にメガロドンの鰓や目から炎が噴き出すほど。
こうして、このメガロドンは内側をこんがりと焼かれて倒された。
「やったなファイアマン。」
「バーナーマンが良い一撃で落してくれたからな。」
その一方、ウッドマンは上空のメガロドンに向かって攻撃を続けていた。
「
ダネテッポウの攻撃を躱し続けるメガロドン。
そのままウッドマンに食らいつこうと降下しながら口を開けて迫る。だが、それ待っていたと言わんばかりに笑みを浮かべるウッドマン。
「
ウッドマン目前で、地面から無数の蔦が飛び出しメガロドンを絡め取り締め上げる。
そう。密かにチャンスを伺っていたプラントマンの蔦による攻撃だ。
首まで締め上げられ、苦しむメガロドンは必死にもがくがこのチャンスをウッドマンが逃す筈がない。
「
メガロドンの真下から木の杭が飛び出し腹に突き刺さる。
串刺しにされたメガロドンは力無く地面に落ちた。
メガロドンを倒した後、プラントマンがウッドマンの元に歩み寄る。
「ウッドマン。囮役感謝しますよ。」
「このくらいお安い御用だ。プラントマンも見事なタイミングだったぞ。」
更に別の方では、ゾアノガッツマンとナイトマンの二人にメガロドンが襲いかかろうとしていた。
迫るメガロドンに向かってナイトマンは左腕の鉄球を前に構える。
「
鉄球が勢いよく発射、そのままメガロドンの口に激突。その威力にメガロドンの歯が全て砕け散った。よろめくメガロドンを逃さぬとゾアノガッツマンが追撃の一撃を叩き込む。
「
巨大化させた右腕から繰り出す剛拳がメガロドンを殴り飛ばして地面に叩きつけた。凄まじい威力の鉄球と剛拳をくらったメガロドンはそのまま倒れた。
「相変わらず凄まじい剛力だなゾアノガッツマン。」
「ナイトマンこそ、微動だにしない不動の如き立ち振る舞いからのあの一撃は見事だった。」
ゾアノガッツマンとナイトマンは互いに拳を合わせる。
「
「ああ。だがその中でも、カーネルはやはり別格だ。」
リムルがゾアノガッツマン達の活躍に感心するなか、俺はカーネルの方に目を向けた。
「ハアァァ!」
カーネルの怒涛の攻撃で既に6体のメガロドンが斬り倒されていた。
それでも負けじとばかりかに4体のメガロドンが上下左右から同時にカーネルに襲い掛かる。
だがカーネルは慌てることなく冷静に迫るメガロドンに対し技を繰り出す。
「
雷撃の斬撃をクロスさせ、Xを表すようにメガロドン4体を斬り倒した。
「…流石軍事ナビ圧倒的だな。」
「敵だと恐ろしいが、味方だとこれほど頼れる奴はそうはいないな。」
メガロドン残り14体。
「なぁ。私も遊びたい。」
ミリムがそう言って俺のマントを引っ張る。
「ミリム…済まないが、まだミリムの力を借りる事態ではないんだ。しばらくは見学で我慢してくれ。」
「う〜わかったのだ。」
渋々だがなんとか我慢してくれたミリム。
そうしているうちに、蒼華達がメガロドン二体を翻弄して誘導していた。
「蒼影様、シャドーマン様今です!」
「「うむ!」」
誘導されていたメガロドン二体の頭の上に蒼影とシャドーマンが姿を現す。
「「操妖傀儡糸!」」
ソウエイとシャドーマンが手から糸を出し引っ張ると、乗っていたメガロドンが一瞬苦しんでその後は、二人を乗せたまま他の仲間に食らいつき襲い始めた。
「おお〜!メガロドンを操って同士討ちさせているのだ!」
「もう何でもありだなあのイケメン……。」
「シャドーマンもソウエイの技を身につけてより良いコンビになった。」
蒼影とシャドーマンが操るメガロドンに襲われ弱ったメガロドンがその場から逃げ出した。
「逃すな。」
「頃合いを見て始末しろ。」
「心得ました。後はお任せください。」
蒼影達の命に従い、蒼華は仲間の
蒼影とシャドーマンはメガロドンを操ったまま
そして紫苑がランガに、シズさんがゴスペルの上に乗って残りのメガロドンに向かう。
…しかも、ランガとゴスペルは空を駆けている。
「空を?ランガとゴスペルの奴どこであんな技を。」
「確かエクストラスキルの風操作で風を操って駆け上がっているそうだ。」
ゴスペルも特訓の中で取得したんだったな。……空を駆けるゴスペルがもしロックマン達の世界でも実現したらヤバかったろうな。
「……というか、いつシオンとコンビに?シズさんもいつの間にかゴスペルと組んでいますが?」
「シズさんは俺とゴスペルの特訓に付き合って貰っている時にゴスペルとの連携も練習していたからな。」
シオンとシズさんを乗せたランガとゴスペルはメガロドン目掛けて駆け走る。
「今回は何としても活躍し、目立たなければなりません。」
「うむ!我もその意見には賛成だ。」
「一緒に頑張ろうゴスペル。」
「もちろんだシズ殿。」
メガロドンに十分接近した後、シオンがランガの背から飛び出し剛力丸に自分の魔素を纏わせ一気に振り下ろす。
「はぁぁぁ!断頭鬼刃‼︎」
剛力丸から繰り出された斬撃により、メガロドンは首から見事に真っ二つに切断
「ワオーン!」
それと同時にランガが別方向にいたメガロドンに黒雷を放って黒焦げにした。
シズさんとゴスペルもメガロドンと十分な接近し大技を放つ。
「
「グオォォオ!」
シズさんの凄まじい豪炎とゴスペルの
シズさんが使った技は本来は人の身に余るほどの極大魔法。
精霊王クラスが扱う精霊魔法の奥義らしいが、長い戦いの中でシズさんはこの魔法を一人で使えるようになったらしい。
それでも
それが今では、サンと通じ合い
そして、蒼華と
残るメガロドンを地上の仲間達に任せることにしたシオンとシズさんは、残る大元である
「はぁ…さて残るは。」
「
「どの程度の強さなのか、見極めてやろうでは無いか。」
「それでこそ嵐牙。」
「紫苑!嵐牙!油断はするな。相手は勇者が封印した
「ゴスペルの言う通りだよ。魔王に匹敵する力は間違いなくあるから。」
シオン、ランガ、シズさん、ゴスペルはそう話し合い
その一方、ゴブタ達
やっと1体倒したところで3体に襲われ追い詰められるゴブタ達、その勢いで1体がハクロウに迫るが、その瞬間ハクロウの目が赤く輝き刀を抜刀
目にも止まらぬ太刀筋でメガロドンを細切れにしてしまった。
残る2体の相手にはヤマトマン、ケンドーマンそしてシンシヤが動く。
「掛かり稽古!」
ケンドーマンが三人に分身しビーム竹刀でメガロドンに小手、胴、面打ちをくらわす。
ケンドーマンの連撃を受けたメガロドンがよろめいた瞬間にヤマトマンがとどめを刺す。
「
ヤマトマンの正確な槍突きにより、メガロドンの急所を突き刺し倒した。
その隣でシンシヤもメガロドンに得意の技を繰り出した。
「ほい!」
「ご馳走様でした。」
笑顔のシンシヤ。その一方でハクロウ達は倒れているゴブタ達の方に振り返る。
「不甲斐ないのう。一匹を倒してそれなりに成長したと思ったが…。」
「倒して油断した隙を突かれて陣形が崩れるとは。」
「修行が足りん!」
「次からの修行をますます厳しくせねばならんわい。」
それを聞いたゴブタが慌てて起き上がる
「ちょっ!やっと一匹倒したところを襲われたんすよ!いくら何でも無理に決まってるっす!これ以上厳しくされると死んじゃうっすよ!じじい!」
「じじいじゃと?」
「それだけ元気があるなら…。」
「今からでもいいようだな。」
ハクロウ、ヤマトマン、ケンドーマンの目が赤く光る。それを見たゴブタは自分の失言に気付くが時既に遅し。
「えっ……!ああ〜‼︎」
ゴブタの悲鳴が念話となって俺達にも聞こえた。
「ん?何だ?」
「おそらく、またゴブタがハクロウに余計な一言を言ったのだろう。それよりリムル。」
「ああ。後は
ソウエイとシャドーマンが乗っていたメガロドンを始末して
それに続くようにシオン達や
「いよいよだな。」
「アイツらなら大丈夫でしょう。」
皆が一斉に
「全然、効いてないみたいだな。」
「
「しかもダメージが少し入っても超速再生ですぐ回復されると…本当厄介だ。」
攻撃を受け続けていた
俺とリムルはすぐに思念伝達で皆に警戒を呼び掛ける。
『
『何か仕掛けてくるかもしれない。』
「了解です。」
「うん。」
「承知。」
「承知した。」
「心得ました、我が主人達よ!」
「警戒を強めます。」
シオン達が返答したその直後
グルルルクククォォォオオオ!
シオン達が構えながら警戒する。すると、上空から
「回避!距離を取れ‼︎」
ドルフ率いる
「ああ!」
「鱗が!」
「うわ!」
「何と!」
「ぐっ!」
「くっ……ふん!」
シオン達は大量の鱗による攻撃によって
嵐牙とゴスペルがシオンとシズさんを空中で助けて背に乗せ、ソウエイとシャドーマン共々何とか無事に着地する。
だが、鱗による攻撃から逃れた訳ではない。鱗はまるで生きた鳥の群れのように統率された動きでシオン達に襲い掛かる。
「何という猛攻!」
「うう……避けられぬ……っ!」
地面に突き刺さる鱗。シャドーマンとソウエイは躱し続けるが、縦横無尽に襲い来る大量の鱗に避けきれずに掠り始めた。
メガロドン以上の強度を誇る鱗が高速で襲い掛かる…それは下手な刃より脅威でしかない。
「避ける?何を甘えた事を!」
シオンは剛力丸で鱗を叩き落としていくが、やはり数の暴力には勝てず鱗の一撃をくらって後ろに弾き飛ばされる。
そんなシオン達を守るためにランガとゴスペルそしてシズさんが前に出る。
「アオーン!」
「グオォォオ!」
「
ランガの黒雷、ゴスペルの息吹、シズさんの豪炎が放たれるが、鱗は意志を持っているかのようにその攻撃を避ける。
鱗の猛攻にシオン達はかなりの体力を消費しダメージを受けてしまった。
「シャドーマンとソウエイよ。主達は影移動で逃げるが良い。我がシオンの盾となろう。」
「バカな…死ぬ気かランガ!」
「フフフ……リムル様とフォルテ様なら生き残る確率が高い方を選択されるだろう。」
「生き残る確率か…。」
「ならば俺達も残ろう。ああ、勘違いするなよ。俺達ならば死ぬ前に、本体は撤退できるから気にするな。」
「フフッ……蒼影らしいな。」
「でも、皆で生き残るのは賛成だよ。」
「うむ。リムル様とフォルテ様の為にも皆で必ず生き残るのだ!」
再び襲い来る鱗に対してシオン達は真っ向から立ち向かうとしたその時。
「本当お前らって、バカだよな。」
「シズさんとゴスペルもだ。こんな時こそ俺達を頼ってくれ。」
シオン達と鱗の間にフォルテとリムルが助けに現れた。
「リムル様!」
「フォルテ君!」
迫る鱗を見据えて、リムルが俺の前に出る。
「任せたぞリムル。」
「ああ。喰らい尽くせ…
リムルの手から黒い魔素の渦が巻き起こり、鱗を全て呑み込む。
そして引っ込めた時には膨大な数の鱗は消えていた。
まさに暴食者。……ちなみに俺はシンシヤの名付け後にシンシヤを解析してこの暴食者のスキルを獲得した。……まぁそれにより厄介なことが発覚したんだが、それは後回しでいいだろう。
全ての鱗がリムルに喰われた光景に皆…唖然となっていた。
「あ、あぁ……。」
「凄い…。」
「あれだけの鱗が一瞬で……。」
「何という力…。」
「後は俺達に任せろ。」
「お前達は一旦下がって少し休むんだ。」
俺とリムルの言葉に我に返った蒼影が声を上げる。
「我々はまだお役に…!」
「そう慌てるな。あれを見ろ。」
そう言って
「鱗の再生が始まっている。」
「次にあれを使われた時に守ってやれるか分からないからな。」
「しばらくは、俺とリムルで相手をする。シズさん達は戻って紅丸とカーネルの指示で攻撃してくれ。」
「わかった。」
「承知しました。」
「……ご武運を。」
「お気を付けてリムル様、フォルテ様。」
「我が主人よ。すぐ応援に戻ります!」
「フォルテ様!…必要であればあの技を。」
「ああ。」
「その時は呼ぶ。……では行くぞ!」
俺とリムルは
その際、再生した鱗の一部で攻撃してきたが躱した。
「さてと…。やるだけやってみるか。」
「腕が鳴る!」
俺とリムルは
「ハアァァ!」
「
リムルの黒雷にフォルテの闇の波動による遠距離攻撃によって先程の蒼影達の攻撃よりも確実にダメージを与えた。
ダメージを受けた事で、
俺とリムルは怪光線を躱すも、躱した光線が森の一部を吹き飛ばした。
「あ〜あ……。」
「かなりの威力だな。」
俺がその威力に関心していると、再び鱗が俺に襲い掛かってくる。
「う〜ん……少しは痛がっている……か?」
「表情がないから分からないが、……どういう訳か俺に対する鱗の攻撃が集中しているな。」
俺達は鱗の攻撃を躱しながら
「…なぁ。コイツの鱗の再生速度なんか早すぎないか?超速再生を持っているにしても、大賢者の解析だと3分で再生するはずなんだが… 3分もかかってないみたいだ。」
「それは間違い無く
「ダークチップを使えば精神が…心が蝕まれるが、
「つまり…ダークチップの副作用が無いに等しい訳だな。」
まさかこんな使い方で副作用無くダークチップの力をフル活用してくるとは…。そして
《解析した結果、
マジかよ…ならあの再生力の強さも納得だな。
《鱗の再生速度は
「強化された
「マジかよ…。」
厄介な奴が更に厄介に強化されるとはな。
俺とリムルが攻撃を続ける中、地上ではベニマルとカーネルが皆に指示を出していた。
「全員持てる手段を尽くして
「効きが悪くても構わない!攻撃を一点に集中させ奴に回復の暇を与えるな‼︎」
おおおお!
ベニマルとカーネルの指示と同時に地上部隊が攻撃を集中させ、空中から
「皆が頑張ってくれている。」
「なら、俺も出し惜しみは無しだ。…
《了解した。
その瞬間!フォルテの身体から凄まじい
フォルテのメットと手足のアーマーの黄色い部分が瞬く間に紫に染まっていく。
…まるでダークチップの
この姿のフォルテは漫画、アニメには登場していない。ゲームで公式改造カードを使って呼び出し戦うものだ。
この状態のフォルテは尋常じゃないほど強く、自分の腕に自信がある者達ではないと勝てない。
それがフォルテXX。俺は
XXは己の
紫苑の料理を食べ続け強化された俺の
俺の変化に
「それってXXかぁ⁉︎」
「ああ。この力、今こそ試す時!
俺は光弾を連射し
放たれた光弾が
それに気付いたのか、
「なら次はこれだ
先程より広範囲に撃ち出された光弾が、鱗を全て撃ち落とした。
だがその間に
「フォルテ!」
リムルが思わず声を上げる!だが、俺は慌てることなく両手に
「
先程よりも
グギョオオオ!
体を貫かれた
「すげぇ…。」
その光景にリムルが思わず呟く。俺は攻撃の手を緩めずに更に追撃を放つ。
「
繰り出された黒紫の光輪が
「やった!ゲームでも強かったが、現実になると無茶苦茶強いなXX!」
「ああ。試せる相手がいなかったが、この化け物相手なら容赦は要らないから全力で試せる。」
この圧倒的な力…ゲームでは倒すのに苦労したが味方だとこれほど頼りになる力はないな。
「更にコイツを試させてもらう!」
フォルテは再び
「おい⁉︎フォルテ!」
リムルも後を追う。真上に出たフォルテは右腕を前方に突き出すと、腕の先が変化していき、大盾並の大きさのゴスペルの頭が出現した。
「あれはゴスペルの⁉︎」
だがフォルテの手に現れたゴスペルの頭にはフォルテと同じ十字型の星マークが額に無く、右眼の傷跡も無かった。……言うなれば本家ゴスペルの頭だ。
フォルテの腕に現れたゴスペルの頭部全体に
「
フォルテの右腕のゴスペルの頭部から、ゴスペルの顔の形をしたエネルギー弾が連射される。
ゴスペルを象ったエネルギー弾が次々と
グギャオオオォオ!
その凄まじい連射と威力により、
「ん……今はこれぐらいの威力か。」
俺がゴスペルの頭部を収納したそのすぐ後に、リムルが声を掛けてきた。
「フォルテ!さっきのもしかしてGSか⁉︎そこまで力を解放してたのかよ!」
「いや…あれは違う。ギガチップの技を使ったんだ。今の俺はまだ
フォルテGS。フォルテを知る者なら一番印象に残っている者が多いだろう。
電脳世界ができたことによって、俺はゴスペルと共に訓練しあの技の練習を何度もしていた。その中で、ゴスペルの
よくよく考えてみると、ゴスペルは偶然とはいえあの電脳獣グレイガと近い形で誕生した存在。漫画版のフォルテがGSの力を発揮していたが、ゲームだと力と引き換えに記憶の全てを失ったし、アニメに至っては取り込もうとして逆に取り込まれた。
しかも、こっちのゴスペルは成長途中だが竜種に匹敵する可能性があるのだから、今の俺がその力を全て受け止められる筈もなかったのだ。
「でだ、暗黒チップとしてあったさっきの技ならギリギリ再現できたから試してみたって訳だ。」
「なるほど。聞いてみれば納得だな。それにしても、XXでGSの力使えたらある意味最凶だもんなぁ。」
ゲームでも、もし再現されたらほとんどの人達は勝てないだろう。
「それよりも、このデカブツをさっさと倒すぞリムル!」
「ああ。わかってるよ!」
俺とリムルは
俺が与えたダメージもあり、トレイニーさん達も合流し戦力は十分以上となった。このまま総攻撃で一気に撃墜と思ったが、予想以上に
「あれから10時間経過か…。」
「
総力戦で最初に与えたダメージがあっても現状2割…こちらは皆が疲労して回復薬も尽きそうだ。…こうなったら。
「リムル。皆を一旦退避させてくれ。」
「フォルテ?」
「〝あれ〟をやる。」
「ッ!!…わかった。全員よく聞いてくれ。フォルテがあれを試すから速やかにこの場から離れろ。」
リムルが皆に念話で指示を出し、皆が退避する。
そんな中、俺は
そして、俺の隣にゴスペルが駆け寄る。
「フォルテ様。」
「ゴスペル…やるぞ!」
「はい!」
俺に合わせてゴスペルは巨大化し始める!そして今現在での最大の大きさである25メートルまで巨大化した。その頭の上に俺を乗せて。
大きさはそれでも
「いくぞゴスペル!」
「はいっフォルテ様!」
俺は右腕に
次の瞬間、ゴスペルの全身が紫に輝き全身から稲妻が迸る!そして、ゴスペルの口に膨大なエネルギーが集約されていく。
それはロックマンエグゼシリーズ全てにおいて圧倒的な攻撃力を誇る
その技が今解き放たれる。
「「
ゴスペルの口からフォルテの
途轍もなく強大な魔力の塊と呼べる咆哮が
グルギュオオオオ‼︎
「やったのか⁉︎」
リムルは思わず声を上げながら様子を確認しに向かう。
俺もゴスペルに一応退避するように指示を出し
俺とリムルが合流し、爆煙が立ち込む空を見つめる中。………やがて煙が晴れていくと。
「おいおい…。」
「…マジかよ。」
……其処には背鰭とグライダーのような翼が砕け、ズタボロになりながらも空に浮かぶ
「あれくらってまだ生きてるのかよっ!」
「まぁ、まだ不完全な技だったからな。本来の威力が発揮されなかった事と、やはり
これ以上は流石にもう奴に対抗する術は無い。此処は一旦退いて大勢の立て直しを…と考えを回らせていると、
「グ……グエ、グア…グアア。」
「ん?」
「喋った?」
「おっ…おのれ。フォ……フォルテ…ミ……ミ…ミリムめ…!」
「フォルテとミリム?なぁそう言ったよな?」
「ああ。…俺に恨みがありそうな奴は……以前来た奴か?」
《
俺の言葉にリムルも思い出したようで、大賢者から自分が狙われていた訳じゃなかったと知った。
「……え?じゃあ何?俺の中にヴェルドラが居るのを察したとかじゃないの?」
「違うらしいな。」
「深読みし過ぎていたのか……あれ!じゃあミリムに頼っていいんじゃね?」
「と言うか、俺とミリムが目的だったってことだな。」
俺達はミリムに声を掛けようとすると、ミリムは木を背にして気持ち良さそうに寝っていた。
「寝てるっ⁉︎」
「…まぁ無理もないな。」
リムルがミリムに念話で呼び掛けるとすぐにミリムは目を覚ました。
『ミリム!』
「うわ〜!寝てないのだ!起きていたのだ!」
「寝ていただろう。まぁ寝顔は可愛かったが…。」
「えっ⁉︎……なんか照れるのだ。」
「おい!はぁ…ミリム。どうやらコイツ、お前とフォルテに用事があるみたいなんだけど。」
「何⁉︎むむ!アイツはこの前来たフォビオとやらを依代にしているようだ。」
ミリムが
「やっぱりか…。」
「予想はしていたが…。」
俺に拳を止められ、ミリムに倒されたことを根にもっていたのだろうな。
「でな、俺達への客だと思ってお前に遠慮してもらっていたんだが…。」
「もしかして!私が相手していいのか⁉︎」
「ああ。遠慮なくやってくれ。」
「ぎゅーん!ふっふーん!」
我慢していた分、ミリムは元気良く俺達の元まで飛んで来た。
「お前の客だったのに、俺達が邪魔したみたいで悪かったな。」
「良いのだ。気にするななのだ!やるのだ!」
やる気満々のミリム。
「あっそれと……。」
「はい?」
「フォビオは魔王カリオンの配下なんだろ。生かして助けたいができるかミリム?」
「ワッハハハ!その程度造作もない!フォルテとの特訓で学んだ手加減を見せてやるのだぁ!」
「手加減ねぇ…。」
「リムル心配するな。俺が保証する。」
俺はXXモードを解いて、リムルと共に皆にミリムが動くことを知らせに向かう。
リムルが紅丸達の方に向かい、俺がドルフの元に向かった。
「ドルフ!」
「フォルテ殿!先程のあの一撃は一体⁉︎」
「俺とゴスペルの合体技だ。だが今度はさっきより強力な技が放たれるからもっと下がってくれ。」
「あれより更に強力な技ですって⁉︎」
「ああ。俺達でなくミリムがな。」
俺がそういいながら
その先には、
「フォルテ殿。…あの少女は?」
「…
「なっ⁉︎」
皆が十分距離を取って避難した後、ミリムが
「ぐっ……グガ!グガアァァ!ミリ……ミリムめぇ‼︎」
ミリムを取り囲みながら高速で渦巻く鱗。だがミリムに慌てた様子は無かった。
「その技はもう見たのだ。今度は私が見せてやろう。」
ミリムがそう言って手を空に掲げると、鱗はピタリとその場に止まった。
そして、そのまま手を下げると鱗は落ちていった。
「これが……手加減と言うものだぁぁ‼︎」
ミリムは両手に空に掲げフォルテよりも圧倒的な魔力を凝縮。
「
そして両手を前に翳して光線を
そして拡散された光線が
それを見ていた俺とリムル。
「手加減って一体……。」
「いや、あれは見事な手加減になっているぞ。威力を落とし精度を上げながら放っている。その証拠にほら。」
俺が指差す先には、爆散した
リムルはすぐに飛び上がりフォビオを受け止める。
「見事に手加減だったな。」
「だろ。」
フォビオを回収した後、現在のフォビオの状態を確認する。フォビオの胸元で脈動する肉塊…これが
「
《解析した結果。現在のフォビオと
ならさっさとするしかないな。
俺とリムルがフォビオの左右に座り準備を開始する。そんな俺達にミリムが問う。
「…なにをするのだ?」
「放っておいたら復活しちまうからな。」
「俺達で、フォビオから
まぁ言うほど簡単じゃないがな。素体から分離させれば精神生命体である
リムルなら変質者で分離しながら暴食者で魔核を捕食できる。だが、
そこで、
「いくぞリムル。」
「ああ。」
皆が見守る中、俺達は手筈通りに作業に取り掛かる。
やがて吸収し終えた所でリムルと代わり、分離と捕食の作業に取り掛かる。
《
……魔核複製って。使い道……あっ!あるな。この後に色々と活用してみるか。
俺がそう考えている間にもリムルの作業は進み、やがてその場に座り込んだ。
心配したミリムがリムルに声をかける。
「……どうなのだ?」
「ああ…成功したよ。」
フォビオから
俺はすぐにフォビオの回復をした。
その後に、ドルフが俺とリムルに声をかける。
「リムル殿、フォルテ殿。」
「ドルフさん。助力の程感謝する。」
「おかげで
「いえ。
ドルフがミリムの方を見る。
「ん?」
「説明してもらえるでしょうか?何故魔王ミリムがこの町にいたのかを。」
まぁそうなるのは当然だよな。
俺とリムルはミリムがこの町に来たこと、流れで親友になってこの町で暮らしていたことを話した。
「そのようなことが…王から
ミリムが来たあの日のことは通信用の水晶でベスターがガゼル王に知らせくれていた。
「まあ人類にとっても、災厄になりうる
「ああ。」
「ガゼル王によろしく伝えてください。」
こうして、ドルフ達
その後、しばらくしてフォビオがようやく目を覚ました。
「うっ…。」
「よう。」
「目覚めたか。」
「ぐっ……。こ……こは何処だ?俺は……俺は一体……。」
「自分が何をしたか、覚えているか?」
フォルテの言葉に意識がはっきりとしたフォビオは、
そして、俺達に向かってすぐに土下座をした。
「すみませんでした!俺は、ミリム様にとんでもない事を……。貴方達にも、大変な迷惑をかけてしまった様で……。」
「わかっているなら、トレイニーさん達が聞きたい事がからあるそうだ。」
「何故、
「偶然見つけた、などとは言わせませんよ。」
「ああ……はい。それは……。」
フォビオは話した。自分を封印場所まで案内したあの仮面の道化師達の事を。
「ティアとフットマンと名乗る二人の道化……」
トレイニーさんは地面にウインクした様な笑っている仮面を描く。
「こんな仮面でしたか?」
「いや……。俺の前に現れたのは涙目の仮面の少女と、怒った仮面の太った男だった。」
フォビオの言葉にベニマルが反応する。…そうだった。ベニマル達の里を襲ったオークを率いていた魔人が被っていた仮面が……まさしくその怒った仮面だった。
そんな中、ガビルがトレイニーさんの描いた仮面の絵で思い出したのか口を開く。
「あの〜……。そのラプラス殿も……。」
「ラプラス?」
「何か知っているのかガビル。」
「はい。ラプラス殿はゲルミュッドの使いとして、吾輩の前に現れた者なのですが……。今トレイニー殿が仰っていた仮面を被っておりましたぞ。」
「んっ!」
「何!」
「それに中庸道化連なる何でも屋の副会長だとも名乗っておりました。」
「そう言うことか。」
「点と点が繋がったな。」
中庸道化連…魔王ゲルドと今回の
「なるほど。あの者の名はラプラスと言うのですね。」
トレイニーさんとトライアさんは互いに頷き合う。
「フットマンね……。その名は覚えておくとしよう。」
「ええお兄様。」
ベニマル達も里を滅ぼしたもう一人の仇の名を知ることが出来た。
「謎の何でも屋、中庸道化連か…。」
「協力する体を装い、相手を利用し自分達の手は汚さずに目的を果たす…尻尾は掴ませない奴らってことだな。」
「これは中々厄介そうな相手だなぁ…。」
リムルはそう言ってミリムを見る。
「むむ!私は何も知らないのだ。寧ろ、そんな面白そうな奴らがいるなら是非会ってみたかったのだ。」
「そうか…。」
まぁミリムはそんな暗躍とかするタイプでは無いからな。
「もしかすると、ゲルミュッドではなくクレイマンの奴が何か企んでいたのかもしれないな。内緒で……。」
「クレイマン?」
「確か魔王の一人だったな。」
「そうだぞ。奴はそういう企みが大好きなのだ。」
表に出ずに暗躍するやり方……それにフォビオの話だと、ダークチップはそのフットマンって奴から渡されたと聞いた。もしかしたら、クレイマンの協力者として奴がいるのかも知れない。
俺が今回の件で暗躍する者達について考える中、フォビオが覚悟のこもった声で俺達に話しかける。
「……誰の企みで乗せられたといえど、今回の一件は俺の責任だ。魔王カリオン様は関係ない。だから、俺の命一つで許して欲しい。」
フォビオは頭を下げる。魔王カリオンへの忠誠心…それは間違いなく本物だ。
俺とリムルは既に答えを決めていた。
「……次からはもっと用心して騙されないようにしろよ。」
「は?」
「もうだいぶ回復しただろう。行っていいぞ。」
「いや……俺は許されないだろう。特に貴方には……。」
「別にお前の命は要らないって。」
「なんの為にわざわざ助けたと思ってる?ミリムも構わないよな。」
「うむ!当然なのだ!軽く一発は殴ってやろうと思ったが、私も大人になったものだなぁ。」
「ああ。殴らないのは大きな一歩だ。」
ミリムに関しては。
「全然腹が立っていないから許してやるぞ。」
「魔王ミリムが許してくれたんだ。その命を大事にしろ。」
「そうだぞ。……カリオンもそれで良いだろう?」
「「「え?」」」
ミリムがそう言って後を見たので、俺達も振り返ると金髪のガタイの良い男がこちらに向かって歩いてきていた。
「カ………カリオン様⁉︎」
「フン。気付いていたのかミリム。」
「当然なのだ。」
この男が魔王カリオン…。カリオンは俺とリムルの元まで歩みよる。
「よう。そいつを殺さずに助けてくれた事、礼を言うぜ。」
一言そう言うと、カリオンは目を細めながら俺達を見る。
「………お前達が、ゲルミュッドをやった魔人なんだろ?」
「ああ、その通りだ。」
「それで、…俺達に仕返しでもしに来たのか?」
俺がそう尋ねると、ベニマル達が身構える。
カリオンは少し呆れた表情をするが、すぐに笑みを浮かべる。
「フッ……いや。立て。」
カリオンはフォビオにそう命じる。
「あ………はい。」
命令に従い立ち上がるフォビオ。そんなフォビオに徐々に近づくカリオン。
「えっ?…ダッガァァァ!」
ズガァァ!
そして、容赦なく思いっ切り地面に叩きつけた。……仕置きってところか。
そんなフォビオを心配そうに見つめるエンリオ。
「………悪かったな。」
「え?」
「部下が暴走しちまった様だ。俺の監督不行き届きって事で、許してやって欲しい。」
「あっああ…。」
「…わかった。」
「今回の件、借りにしておく。何かあれば、俺を頼ってくれて良い。」
「それなら、俺達の国と不可侵協定を結んでくれると嬉しいんだが……。」
「そんな事で良いのか?」
「ああ。」
「良かろう。魔王の……いや。獣王国ユーラザニアの
「うん。」
カリオンはフォビオを抱えて去ろうとするが、……フォビオからは大量の血が流れていた。
「おら帰んぞ。」
「いっぱい血が出てますけど⁉︎」
「大丈夫かフォビオは…。」
「ではまた会おう。リムル、フォルテ。」
そう言って、カリオンとフォビオ、エンリオは転移してその場から去っていった。
「…さてと、終わったな。」
「ああ。さぁ帰るか。俺達の町に。」
「「「「はい!」」」」
こうして、
フォルテの本格参戦。使わなかったスキルや技を色々と使いました。
今回はフォルテを活躍させることができたと思いますがどうでしたか?
この投稿でストックが無くなってしまい、明日からの投稿に間があきます。
仕事など忙しい日々が続きますが、頑張って投稿は続けていきます。