まだハーメルンの扱いなど慣れていませんが、頑張って投稿していきたいと思います。
こんな作品ですが、読んで貰えたら嬉しいです。
俺は
そして今まさに俺の人生が終わろうとしていた。
今日は楽しみしていた懐かしのロックマンエグゼのswitchソフトとDVDを買って帰宅の途中だったが、青信号を確認してから歩道を渡っていた時に猛スピードで軽自動車が突っ込んできた⁉︎
意識が戻った時、俺は道路に倒れていた。身体に激しい痛みがあり、息が苦しい。
視界がぼやけていくなかでさっき買ったロックマンエグゼアドバンスドコレクションとDVDが見えた。
俺は死ぬのか……まさかこんな死に方するとは……せっかく買ったこのロックマンエグゼのゲーム。…子供の頃手に入れられなかった配信チップ…フォルテGSがようやく使えると思ったのに。…フォルテは俺が子供の頃にゲームに漫画にアニメでその強さに惚れ込んでいた。4.5の時、フォルテの事を考えながらオペレーターとしてするならこうだとか、もしフォルテが
《確認しました。新たな存在及び体を作成します………新たな種族作成に成功しました。これによりユニークスキル
なんかゲームみたいな解説だなぁ……はは死ぬ前だとこんな想像通りに都合がいい話を聞くとは……まぁ自分で思った夢が見れたようでよかったよ……。
俺の意識はそこで途絶えた……はずだったが、しばらくして俺の意識が戻り目を覚ます。
「っ⁉︎此処は?俺は死んだんじゃ……」
俺が辺りを見渡す………どうやら此処は洞窟の中のようだが見たことがない草や水晶のような鉱石があった。俺は鉱石の近くまで行く。そして鉱石に映る自分の姿に驚愕した。
額に十字の青い星型のマークがついた黒いヘルメットのような物を頭に冠り、黒を主体とし紫のラインがある
そうロックマンEXEの最凶のボスナビであり永遠のライバルであるフォルテの姿だった。
「俺がフォルテ?……なんで。後此処はいったい…洞窟の中のようだが?」
俺は何故こんな事にと考えていると頭に誰かの声が響く。
《此処は封印の洞窟と呼ばれる洞窟です。》
えっ…誰?
《ユニークスキル
スキル……じゃああの時聞こえた声は夢じゃなく俺が能力を得た説明だったのか。てかやっぱり死んだのか俺は……。
《はい。死因は交通事故よるものでその際貴方が死ぬ間際に願った事がこの世界で能力として獲得されました。》
そうですか……死ぬ間際にって事は、つまりロックマンエグゼのゲームの事を考えていた時か。それで俺はフォルテになったのか?
《はい。新たな種族としてその体が作成されました。貴方の種族は
その後も俺は解答者に今の自分の事、そしてスキルの事を教えてもらった。
まず俺が転生して異世界にいること、俺の種族である電脳魔人。簡単に言えば電子生命体だ。この世界にある魔素と呼ばれるエネルギーを電子データのように変換して扱える新しい新種の種族らしい。まぁ異世界転生する世界ってラノベとかだと殆ど中世時代くらいで魔法で発展してるパターンだから俺のような存在が他にいる方がおかしいか。
ゲームの設定以上のチートスキルだ。
今のところはバスターに自在に変えられる。
そして
そして肝心なのが超電脳獣の核だ。これはその名の通り超電脳獣の中枢核が俺の中にあり、俺が力を手に入れて強くなっていくと超電脳獣の力がいつか解放されるらしい。今はまだ眠っている…俺はこの世界で生まれたばかりだがかなり強い魔人らしい。それでも超電脳獣を目覚めさせる力はないようだ。
《超電脳獣はこの世界で四体しかいない竜種その全てより強大な力を秘めています。もし目覚めるとしても超電脳獣としてでなく2体の電脳獣として分離して目覚める可能があります。》
分離ってグレイガとファルザーにってこと?
《はい。分離しても竜種と同等の力は発揮されます。また目覚めた後、貴方が電脳獣に認められたらその力を使うことが可能。その後もさらに強くなれば分離した2体を超電脳獣として再融合も可能となるでしょう。》
超電脳獣……ゲームでは2体の電脳獣だけでも世界に影響与えるとんでもない存在だが、アニメと漫画ではその2体が融合してより強大な獣となった。漫画版など現実世界そのものを吸収しようとした。あの時は死ぬ寸前でただイメージしただけだが、まさかそのイメージ通りになりしかも俺がフォルテとなって転生して超電脳獣と融合している……正直俺が電脳獣に認められるかわからないし怖い。
だが俺自身が強くならないとなんらかの原因で電脳獣が俺から分離してこの世界を破壊するかもしれない。だからこそ!俺は強くなるそして超電脳獣を抑える!これは俺しかできないことだ。てか俺が原因なのだから俺がやらなくちゃいけない。
そして
まぁ電脳獣になれる存在がいるならさっき解答者が言っていた竜種と同等の力を持つ者ぐらいだろうから大丈夫だろう。俺自身には使う必要のないスキルだ。
解答者から色々聞いた俺はまずこの洞窟からの脱出とこのフォルテの体になれる為に体を動かすことから始めた。
正直俺なんかがこの体をうまく扱えるか不安だったが、最初から俺の体だったかのように物凄く動きやすいし兎に角素早く走れてパンチ力も半端ない。試しに軽く殴った岩を粉砕した。
異世界とはいえやはりフォルテの体は凄い。
体の慣らしが終わり俺は洞窟内を進む。その際さっきから周りに生えた草や水晶のような鉱石が気になり解答者に聞いてみた。
《草はヒポクテ草。魔素が濃厚な場所にしか繁殖しない貴重な薬草で傷薬や回復薬の原材料です。鉱石は魔鉱石。魔素の濃度が高い場所にある鉱石から長い年限をかけて魔素を取り込み変異した鉱石でとても貴重な鉱石です。》
その貴重な薬草や鉱石が山のようにあるんだが……この洞窟自体かなり貴重な洞窟では………そうだせっかくだし俺のスキルを試してみるか。それほど貴重なら外の世界で高く売れるかもしれない。
俺はそう考えて両手を前に突き出す。そしてスキルを発動する。
スキルを発動した瞬間!ヒポクテ草や魔鉱石が粒子化して俺の手に吸収される。
そして辺りのヒポクテ草と魔鉱石を吸収し終えると手の平に複数のチップがあった。見た目はロックマンエグゼのバトルチップそのままで絵柄部分にヒポクテ草と魔鉱石が描かれている。そしてチップは俺の胸のシンボルマークに収納された。
本当にチートなスキルだよね。
《ヒポクテ草を吸収変換したことによりユニークスキル
解答者からそう知らせがきた。回復かありがたい、今の俺は固有スキルの自己再生かさっき手にしたヒポクテ草のチップくらいしか回復手段がないからな。
俺は進みながら辺りにあるヒポクテ草や魔鉱石を吸収し続ける。そしてしばらく進むと目の前に鎧で覆われた巨大なトカゲが現れた!
流石異世界!マジでモンスターの登場に興奮する俺。人間だった頃なら恐怖して逃げ出すか腰を抜かして動けなくなっていただろうが、今の俺はフォルテの自分の力に自信があり興奮していた心を落ち着かせすぐ冷静にトカゲを観察する。
《甲殻トカゲ。体全体が装甲のように硬い鱗に覆われていますが貴方の攻撃力なら問題なく倒せます。》
なるほど…解答者、ざっくりだね。他の解説は見事だったが戦闘のサポートがざっくり。まぁ問題ないならやるか。
俺が解答者の解説を聞き終えた直後にトカゲが口を開けて飛びかかってきた!
俺は少し動いて交わしてトカゲの腹に拳を叩き込む!
トカゲの腹も鱗に覆われていたが俺の拳が鱗を砕きトカゲの腹にめり込む。
その一撃でトカゲの命は終わった。
そしてトカゲは粒子となって俺の体に取り込まれた。
《甲殻トカゲのスキル身体装甲を獲得しました。》
………実に呆気ない。俺は自身の強さを改めて理解した。
そのまま進んでいくと何やら奥の方から光が見えた!出口かと走っていくと洞窟全体が揺れると同時に光の方から何者かの咆哮が聞こえる。俺は足を止めて近くの岩陰まで移動してから光っている場所を見ると、そこには光の結界に覆われた巨大な竜かいた。そしてその竜の前に何故か1匹のスライムがいた。
あの竜……強い。此処らでも分かる凄まじい
俺がスライムの行動に気を取られていると突然竜が笑いだした。
「フハハハハハハ!我の姿を見ての発言かと思ったが、目が見えないのか。よし見えるようにしてやろう。ただし条件があるがな。どうする?」
どうやらあのスライムは目が見えないらしい……それで竜と知らずに何かを言って竜を怒らせたのか?てかあのスライム喋っているように見えないが…。
「簡単だ。見えるようになったからといって我に怯えるな。そしてまた話をしにこい。それだけだ。お前にとっては良い話だろ」
確かに良い話だが……あの竜の姿を見て怯えない奴は中々いないだろうな。
俺はそのまま竜とスライム?の話を聞いてみると、どうやら竜のほうは300年前に封印されてずっと退屈していたらしい。確かに300年も何もない洞窟に閉じ込められているなら暇だろ。
何やらスライムが竜の条件を呑んだようで竜が魔力感知のスキルの説明を始めた。
「周囲の魔素を感知するスキルだ」
どうやら魔素を感知できればスライムは目が見えるようになるらしいなぁ。
試しに俺もやってみるか……意識を集中すると自分の周囲に何か力の流れを感じた。
《エクストラスキル魔力感知を獲得しました。》
え?……そんなあっさり獲得できるものなのか。しかもエクストラって普通のスキルより性能が桁違いのスキルだったはずだがこんなあっさり獲得できてよいのか?
《魔力感知を使用しますか?使用すれば洞窟内の様子がより鮮明に見えるようになります。》
もちろんYESだ。
魔力感知を使用した瞬間、魔鉱石の僅かな光に照らされていた洞窟内が全体に照らされようにはっきりと見えるようになった。
スライムも見えるようになったようで興奮してその場を飛び跳ねていた。
その後は近くの泉で自分の姿を見に行っていた。もしかして自分がスライムだと思ってなかったのか?その後竜の所まで戻ると驚いているリアクションをしてゆっくりと竜に近づいていく。
「では改めて自己紹介と言いたいところだが、そこで隠れている者よ。お前も魔力感知のスキルを使えるようになったようだな」
竜の言葉にスライムもこちらの方を見る。
どうやら俺の存在は竜に気付かれていたようだ。
ステータス
名前(
種族
加護 なし
称号 なし
魔法 なし
ユニークスキル
固有スキル 自己再生、自己増殖、自己進化、
エクストラスキル 魔力感知
スキル 身体装甲