登場人物
・影舌 透 カゲシタ トオル
・夢魅 リム ユメミ リム
・鋼牙 真 コウガ マコト
・レガント
影舌「あのー…それ本当に俺がやんなきゃいけないんですか…」
いつもならまずありえない女子との対話だが、何か嬉しく無さそうだ。
まるで面倒だ、と言うような発言に苛立っている。
ガラマル「キャー、ワタシノタメニアラソワナイデー」
夢魅&影舌「「オメーは黙ってろ!!」」
ガラマル「扱いがひどい!!」
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全壊で青空教室状態の2-B教室を見ながら鋼牙が訊ねる。
夢魅「ケッ!コイツが素直に従わねェのがわりーんだよ」
すかさず夢魅が答えるが、悪びれる様子は欠片も無い
影舌「いやいやあれは承諾できませんって…」
何か意味ありげな発言に対して当たり前だが興味が沸いたようだ
鋼牙「お前はお前で何を頼まれてたんだ?実験体か?」
夢魅「ンなこと頼まねェわ!」
鋼牙の質問に夢魅が食い気味に答える。
夢魅「あー、昨日他校のヤクザモドキの集団に喧嘩売られたからよォ、コイツの能力でアジト見っけてブチのめそうと思ったんだよ!そしたらコイツがあんな態度取るからムカついてこうなった」
全壊した教室を指さす。
ガラマル「要するに後をつけて本拠地をみってけくれってことだろ?それ別に俺じゃなくて良くね?」
鋼牙「確かにそうだな、ウチには小さくなれる能力者も、音を消せる能力者もいる。なんでよりにもよってこんな妙ちくりんなトカゲ野郎に頼もうとしたんだ?」
夢魅「いや、アタシあいつらと仲悪いから」
鋼牙がなるほどといった顔でこっちを向いてくる。納得しないで欲しい所なんだが
影舌「だからって俺を巻き込もうとしないで下さいよ夢魅さん…」
リム「上の名前で呼ぶな」
そんな会話をしていると、あいつが来た。
レガント「お!?昼休みコンビニ行って帰ってきたら教室無くなってッからァ!なんかあったと思ったけどお前らか?何したんだ?ロケランでもぶっぱなした?」
気安い性格で好奇心旺盛、慎重さの欠片も感じない男、ぶっちゃけ性格的には俺が嫌いな部類に入る。
でも、俺が小学生の頃能力が発現しなくて友達の輪に入れなかった時に最初に話しかけてくれたヤツだ。
悪いヤツじゃないし、時にその性格でスパッと問題が解決することもある。
────
レガント「へェー、お前こんぐらいならやってやりゃぁ良かったのに、被害くるとしてもお前じゃなくてそのトカゲっちだろ?」
ガラマル「トカゲっちじゃなくてガラマルって名前があってだな…あと、俺が殺されたら透も死ぬぞ、透が死んでも俺は死なないけど」
レガント「へー、ま、お前しぶとそうだし大丈夫だろうけどな~!」
ガラマル「黙らっしゃい」
レガントがガラマルをつつきながら会話している。ガラマルにコミュニケーションを取ろうとする人が俺以外いなかったから光景が新鮮だ。
影舌「そういえばガラマル、お前ってどの程度俺から離れられんだ?」
ガラマル「射程は無限だぞ」
そうか、と言う変わりに頷く。俺の思考をガラマルは読めるのでこれが最適である。
レガント「んじゃ行ってやれよ、どうせ暇だろ?お前ら!」
影舌「悪意のない悪口が1番タチ悪いわ」
影舌「行ってやれってなぁ…俺にいい事ないし…戦えないし俺」
あくまで戦えるのはガラマルだ。俺はその場にいてもなにもできない
リム「別にアタシはその羽トカゲさえいればいいからお前は着いてこなくていいんだけどw役立たずは帰ってもいいんだぞ?w」
なんだコイツ、キモ
影舌「そんなに言うなら行ってやるわ俺も」
リム「は?いらねー!お前一般人以下じゃん。お前連れてくんならタキちゃん連れてった方がマシだわw」
あんな奴の下と思われるのは嫌だが、能力がガラマル頼りな以上攻撃でなくてもワンチャンある方が有用なのは事実。悲しいが俺の今の評価なぞそんなものだ
レガント「囮ぐらいにはつかえるんじゃね?」
後ろ向きにした椅子に座りながら面白そうに話を聞いていたレガントが口を開く。正直余計なこと言わないでほしい。
リム「確かにー!レガント天才じゃーん!」
お前も納得するな
鋼牙「もしかしてレガントも行くのか?」
レガント「おう面白そうだからオレもいくぜ!いいよな?」
リムがOKサインをする。あーこの流れやだなぁ!
鋼牙「そうか…」
さぁここで常識人代表、この流れを止めるのか
鋼牙「レガントが行くなら俺も行くことにする」
あー、あれ、コイツ比較的マトモっていう設定があった気がしたんだが…
その後は、んじゃ、今日の放課後な!って感じで解散。
いや本当に大丈夫か…?