放浪者の稲妻行 〜超巨大機神統治国家〜    作:旅人さんた

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スマホからの投稿になるので多少おかしな部分があるかもしれません。後に訂正します。ご了承ください。



弐拾玖走 大妖怪と人形

その時、放浪者は何を考え、どのような表情を浮かべていたのだろうか。

 

二度目の光景。二度目の嘆願。

 

その時、八重は何を感じ取り、どこまで察したのだろうか。

 

初とは思えぬ存在。見過ごせぬ相手。

 

両者のそんな空気感に、残された二人は何も言えず黙ってしまった。

 

「お主は、影を殺すのか?」

 

「いいえ。巫女様。私は自分の不始末を片付けたいだけです。」

 

「ならば、行くがいい。妾もそのうちに加勢しよう。それと…

 

 

八重が言い終わると、放浪者はどこからか集めたエネルギーを使い一目散に城へと向かっていった。

 

「玄冬林檎を呼べ。そう、今のじゃ。聞きたいことがある。」

 

「ところで宮司様。私たちがそう易々と言うことを聞くとでも?」

 

「そうだ!俺たちも早く…」

 

当然ではあるが、ゴローと綾華は抗議の意を示したが、

 

「すまぬな、二人共。今はちと黙っておってくれ。」

 

雷の楔が、二人に降り注いだ。

 

 

 

「っあの化け狐!僕がどれだけ気を遣ったと思ってるんだ!こんな雑な方法があるか!」

 

放浪者を捕まえた巨大な鳥は、八重の元で働く妖怪の一人?であった。

 

「八重様のあのような顔は初めて見ましたよ。一体どんなことがあったのですか?」

 

「別に、聞かせるような話はないさ。ただあれが演技じゃないなら、きっと昔の僕はもう少し他人の話を聞くべきだったのかもしれないね。」

 

「?」

 

「どうでもいい話さ。それで、この分だと稲妻城に着くのはだいぶ遅くなりそうだけど?方向音痴の鳥なんて聞いたことがない。」

 

「いえ、あなたには一度立ち寄って欲しい場所があるのです。きっと、無関係ではいられないでしょうから。」

 

放浪者は先ほどの八重との会話もあってイライラしていた。

帽子を外す。これは放浪者にとっての戦闘、及び…

 

「御前試合。ご存知のはずです。昔、ある人間が将軍に御前試合を申し込み、無念にも敗北してしまいました。」

 

「そんな輩、たくさんいただろう。別に珍しい話じゃないはずさ。」

 

「はい。ですが、彼の意思は尽きることなく、後にある男へと受け継がれたのです。

その名は、楓原万葉。第二の神の目を一時的にですが使用し、無想の一太刀を受け止めたのです。」

 

「その神の目が眠る場所、それがある場所へお連れします。元は彼が墓標として置いていたのですが、ファデュイの来訪により移動させていたのです。」

 

放浪者は話に聞き入っていたのか、ただ黙っていた。

しばらくして、

 

「そうか、了解した。だけど、気をつけた方がいい。捕捉されたよ。」

 

放浪者と妖怪の周りを、不気味な雷が纏う。

 

「ちぃッ!稲妻とは言え、雷元素ばかりだと飽きてくるんだけど?」

 

「私はこれ以上立ち入れません!場所は神里屋敷地下の洞窟!どうかご無事でいてください!」

 

放浪者は妖怪の背から飛び立ち、神里屋敷へと急ごうとしたが…

 

とある詩吟が、放浪者の脳に触れた。

 

いまだ戦闘中の稲妻城へ目を向けると、そこには「彼」の姿があった。

 

放浪者は、方向を変え稲妻城へと自らを放った。

 

(飛翔にエネルギーを使い過ぎるなら、風の力で自分を吹っ飛ばせばいい。今なら僕一人だ、安全面を考える必要はないさ。)

 




ありがたいことにリアルが立て込んでまして、投稿頻度が遅くなってしまい申し訳ございません。
フォンテーヌまであと数日というところですね!

以下自分語りです。無視してもらって大丈夫です。



事情があって初日にスタートとは行かなそうです…(リリース以来アプデ日に始められないのは初めてです!こんな大事なアプデなのに!)

私事ですが、ここ最近二、三年ぶりに新しい人と接する機会が増えており、原神をやってるという人が想像よりたくさんいてびっくりしていました。
ネットで原神の話をするのもいいですが、リアルで話すのも良いものです。(濃い話は結構ネットでしかできないですけど!)
フォンテーヌの舞台はフランス…ということでいいんですかね。
フランスの妖精の名前のキャラが出ていましたし(なんでフランスの妖精について詳しいかは、置いておくとして。)

では、次の更新をお楽しみにしていただけると幸いです。
エディンバラからロンドンへの車窓を眺める旅人でした。
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