東都大学に到着した服部達は、近くでやっているたこ焼き屋の屋台に並ぶことに。みくはコナンに「疲れてない…青君?」と心配されるが、大丈夫だと頷いた。
「それならいいけど。」
「たこ焼き買ったら、大学内にある食堂に行くで。昼まだやからな。」
「平次君はよく食べられますね?」
「食わんと、やってられんからな!」
平次は30個程のたこ焼きを買うと、先に食堂に向かっていく。呆れてしまった和葉とみく。コナンは帽子を深く被り直して、一緒に食堂に向かう。
「みく姉ちゃんは大学生?大阪に住んでたよね?」
「東都大学です。その方が、寮に近いですから。」
346プロダクションの女子寮は複数あり、東都大学の近くにも一つあるのである。
「それにしても、沢山の学生がいるね。」
「今日は東都大学の文化祭ですからね。人が多いのは、仕方ありませんよ。」
「青君も、楽しもうな!」
「平次兄ちゃん…それが狙いで…」
食堂に到着したコナン達は、先に席を確保してい平次を見つけた。既に何品か注文していたようだが。
「平次。早すぎるで!」
「文化祭で、人が仰山来るんやで…早く席とれたんやから。」
「そのくらいで、昼食べましょう。」
平次は買っていたたこ焼きの残りと、カレーを食べている。和葉とみくは唐揚げとサラダ。コナンはラーメン(小)を食べているのを見て、平次は「そんなんで足りるんか?」と聞いてきた。
「少食だから……」
「全くやで…」
「昼食べたら遊ばん?文化祭なんやし。」
「それはいいですね。私はドラマ関係で、大学に余り行ってませんが…」
みくは仕事の関係上、余り大学には行けていない。その代わり、仕事の合間にレポート作成をしているため、単位はギリギリ足りている。
「みくは大変やな。」
「留年だけは、洒落になりませんから。平次君は何を目指しているんですか?やっぱり…探偵ですか?」
みくの探偵の言葉に、コナンが少し反応してうっかりと、割り箸を落としてしまった。
「青君。新しい割り箸やで…」
「ありがとう。」
「それもええけど…な。決めかねとるんや。」
平次はたこ焼き30個とカレーを食べ終えると、立ち上がった。「ちょっと、このボウズ借りるで。」コナンは何かを察して「平次兄ちゃんと、行ってくるね。」と言って、食堂を出ていった。
文化祭の工学部が開発しているゲームを見学していた。シューティングゲームをしている女子高生は、クリアー目前でゲームオーバーになったようだ。
「悔しい…クリアー目前だったのにな。」
「紗南。そろそろ、お昼食べに行こうよ~」
「杏さんは、何が食べたいですか?」
「甘いのなら、何でもいいよ。最近は飴以外の甘いの食べるし。」
ベンチでだらけている杏は、紗南におんぶされると、「楽でいいよね~食堂に行って。」と頼んできた。
「杏さんは、自分の足で歩こうよ。小さいからおんぶしやすいけど…」
「杏は悪くないよ。」
「いまだに、だらだら妖精と言われてるよね…杏さん。」
「プロジェクト解散しちゃったけど、武内プロデューサーの雑用兼担当アイドルだしね。来年には引退かな?本格的に目指したいし…」
杏はアイドルを続けているが、武内の雑用をやりながらしているため、本格的にプロデューサーを目指すために引退も考えている。
「杏さんなら、プロデューサーに出来そうだよね。私を担当した人…辞めちゃったし。」
「紗南はアイドル続けるの?」
「そろそろ、高校卒業たし。わからないや…」
杏と紗南は、食堂に向かうのだった。