プロダクション内で情報収集をしていたコナンは、346プロ専属の現場監督を見掛けた。電話をしているようだ。
「俺だ。今度のイベントで使う道具の注文したい。まだ、未定だがな。346プロダクションをもっと有名にしないとな。お願いするぞ。」
電話を終えて、プロダクションの外に出た。コナンは現場監督の行動が気になったが、深追いせずに情報収集を続ける。
情報収集を終えたコナンは、プロジェクトルームに入り、ソファーに座って情報を整理する。
(うーん、他のアイドルにも聞いたけど、やっぱりわからない。爆弾騒ぎはあったのに、全てが嘘で…アイドルイベントは中止になっている。犯人ね目的はなんだ?イベントの中止が、犯人の目的だったとしたら…撹乱をするためではない?)
プロジェクトルームを出ようとしたら、警察のコスプレを来ている女性、片桐早苗に出会した。
(何で、片桐刑事がプロダクションにいるの!?)
「えーと…」
「君の名前は?この部屋の関係者?」
「アイドル候補生の江藤青です。武内プロデューサーに用事ですか?」
片桐は暫く黙っていると、丁度良いタイミングで、武内が戻ってきた。
「江藤さんと片桐さん、どうしましたか?」
(ん?プロデューサーは、片桐刑事と知り合いなのか?)
早苗はコナンの方に視線を向けると、数秒間見られていたが、武内に呼ばれたため、視線を戻した。
「楓が飲みに行きたいて、言ってたわよ。」
「申し訳ありませんが、女性と居酒屋に行くようなことは…」
「相変わらずね。飲みに行く程度、問題ないと思うけどな。」
「写真を撮られ、スキャンダルに発展すれば、大問題ですので…」
「諦めるわ。それよりも、この少年の担当になったの?プロジェクトルームにいたけど。」
武内は片桐に説明する。それを聞いたが、コナンの方を見て、考え始める。
「気のせいよね。知り合いの子に、似てるのよね。」
「似ている…ですか?」
「私が警察に勤務していた時だけど…」
コナンは冷や汗を流した。片桐は事件現場でたまにだが、コナンに会ったことがあり、正体がバレると、潜入が発覚してしまうためである。
「江藤青君ね。私は片桐早苗よ。この格好をしてるけど、アイドルよ。」
「そうなの……?よろしくお願いします。」
「また来るわね!」
片桐は去っていった。武内とコナンは、今後のアイドル活動の準備のために、話し合いをする。
「江藤さんのアイドル活動の方針として、スポーツ系アイドルが、合っていると思います。」
「でも、アイドルは歌を歌うんだよね?そう言った仕事はどうなるの?断れないと思うんだけど…」
「確かに、そう言った仕事もあります。ですが、必ずしも、歌を歌わなければならない…訳ではありません。」
「ボイトレは続けてみる。それでも、無理なら…相談に乗ってくれないかな?」
「勿論です。私だけでなくとも、他のアイドルの方とも、話してみることも良いかもしれません。」
「ありがとう…プロデューサー。」
コナンは武内にお礼を言って、帰っていった。