プロジェクトルームの会議室で、コナンは取材を受けることになった。コナンの後ろには、武内が待機している。
「江藤さん、これから取材されますが、緊張なされないでください。」
「頑張ってみるね。」
暫くして男性が入ってきた。コナンに視線を合わせて、自己紹介する。
「取材担当の山里です。青君、今日はよろしく。」
「江藤青です。よろしくお願いします!」
取材が始まった。
江藤青君、好きな事は何かな?
「サッカーと読書です。」
読書ですか?何の本を読むのかな?
「ミステリーが好きです!」
ミステリー好きですか。私もミステリーは好きな分類です。気が合いますね!
それでは、好きな食べ物はありますか?
「レモンパイ!」
あれは、美味しいですからね。わかります。では、逆に苦手なことはなんですか?
「歌唱力?歌うのが苦手で…」
どうしてかな?
「音痴…」
……………申し訳ない。
江藤青君は、アイドルを目指すわけだけど、目標にしていることは何かな?
「……音痴を克服したいです。」
立派な目標です。やってみたい仕事はありますか?
「ん…役者?なんか…気になる。」
役者ですか。アイドルになりたかった理由は?
「いろんな事に、挑戦したいからで。」
それは凄い。アイドル活動で、難しかったことは?
「ダンスとボイトレです。」
そうですか。最後に一言お願いします。
「アイドル活動頑張るので、応援お願いします!」
今日はありがとうございました。
取材お疲れさまでした。
取材を終えて、武内と山里は打ち合わせのため、会議室に残るようだ。コナンは今日の予定が終わったため、カフェに行くことにした。
(取材…疲れた。江藤青の人物設定を考えるのは、大変だった。江戸川コナンと違って、余り無茶できないし。)
カフェに入ると、レモンパイとアイスコーヒーを注文する。
(今日は捜査は無しにして、ゆっくりしたい。)
注文したレモンパイとアイスコーヒーが来ると、ゆっくり堪能する。すると、凛がやって来た。
「青、取材お疲れ様。どうだった?」
「人前で話したから、緊張しちゃった。」
「それはわかるよ。人前で話すわけだからね。」
凛が笑っていると、コナンは頷いている。
「疲れた…」
「アイドル活動が本格的だと大変だよ?これ以上に仕事頑張らないと。」
「それはわかってるんだけど…杏姉ちゃん、どうなんだろう。」
「………杏はやるときはやるね。」
「…………そうだよね。」
沈黙が続いているところに、三村かな子がやって来た。甘い物を食べに来たようだ。
「青君お疲れ様。凛ちゃんはオフなの?」
「写真撮影が終わったから…かな子も一緒にどう?」
「お言葉に甘えて…」
「青君は何か頼んだの?」
「……ん?レモンパイとアイスコーヒー。」
かな子はメニュー表を見ながらも唸っている。
「決めた!レモンパイ、チーズケーキ、ショコラケーキ、ショートケーキを1ずつ。」
「かな子…食べれるの?」
「美味しいから、大丈夫だよ!」
「僕、食べ終わったから先に帰るね。」
「またね。青君。」
コナンはカフェから出ると、トレーナーに呼び止められた。なにやら、怒っている。
「トレーナーさん、どうしたの?」
「江藤、三村は何処だ!」
「何かあったの?」
「…三村に用事がある。何処にいるか知らないか?」
「カフェで、デザート食べてたけど…」
トレーナーは暫く考えて、何度も頷きながら、決心したようだ。
「何個頼んでた?」
「確か…レモンパイ1、ケーキ3種類を1ずつだよ。」
「教えてくれて感謝する。気を付けて帰りなさい。」
「わかりました。」
コナンは寮に帰った。因に、かな子はトレーナーから、レッスンを3倍にされたようです。