カフェにいるコナンは、アイスコーヒーを飲んでいると、プロダクション内に博士と灰原がいたのだ。それだけではない。
「やっぱり、プロダクション内は広いね。」
「博士、腹へった。」
「元太君、弁当食べたばかりじゃないですか!」
小嶋元太、円谷光彦、吉田歩美も一緒にいたのである。
(何で、いるんだよ!?)
346プロダクション内である1階エリアは、カフェ、アイドルに関するお土産物の売店エリア。一般の人でも入れるエリアとなっている。
(逃げるか…)
そう思った瞬間、灰原がコナンに目があった。コナンの変装を知っているのは、灰原、博士、安室、風見だけである。
「カフェに行きましょ。休憩したいわ。」
「そうじゃの…」
(逃げられない…諦めよ…)
観念したコナンは、店員にアイスコーヒーとレモンパイを追加注文して、留まる。
「座る場所、どうしましょうか?」
「お客様、相席でもよろしければ、案内しますが…」
「お願いします。」
店員がコナンに近づき、相席について聞いている。
「良いよ。」(最悪、正体バレなければ、いいか…)
「相席ありがと…のう…」(タイミングが悪いの)
「気にしないで。」
コナンがいる席は、6人まで座れるように、テーブルが縦2席、横3席で繋がっている。
「あ、アイドルだよね!」
コナンがアイドルであることに気づいた歩美。光彦と元太が、名前を聞いてくる。
「僕は江藤青だよ!よろしくね。」
子供の仮面を被ったコナンは、笑みを振り撒く。
「私は灰原哀。よろしく…」(工藤君、子供の演技で、潜入してるわね…)
「青君なんだね。」
歩美、光彦、元太の順で名前を名乗った3人。最後に、博士が名前を言っていく。
「アイドルを見に来たんだね!」
すると、タイミングが悪いのか、安室がカフェに入ってきた。
「安室プロデューサー!どうしたの?」
「………安室さん、久し振りじゃの…ポアロを辞めたと聞いての…」
「阿笠博士。お久し振りです。今はアイドルのプロデューサーをやっています。」
「仕事見つかったのか?よかったの…」(降谷さんも潜入…どうなっているのじゃ?)
とりあえず、カフェ内から出で、備え付けの椅子に座って、会話を再開する。
「青君の得意なこと何か教えて?」
「サッカーだよ!」
「そうなんですね。」
安室はタイミングを見て、博士に用事があることを伝える。
「阿笠さん、申し訳ありませんが、青君と仕事の打ち合わせが…」
「仕方無いの…皆、帰るぞ。ご迷惑にならん内にの…」
博士が歩美、光彦、元太と先に戻り、灰原は安室に紙を握らせて、プロダクションから出た。
「青君…大丈夫かい?」
「フォロー…ありがと…プロダクションに来るとは、予想してなかったよ。」
「一旦、プロジェクトルームに戻ろう。これを見ないとね。」
コナン、安室は戻っていった