プロジェクトルームに戻って来た安室とコナンは、会議室の鍵を掛け、灰原から渡された紙を見る。
「………安室さん、確認して欲しいことがあるんだ。頼めるかな?」
「確認?」
「米花スタジアム、現場控え室の鍵の複製を作製した人物を調べてくれない?」
「……わかった。3日あれば、大丈夫だ。その殺人事件の犯人が、奴等の残党か?」
「違う、その人物は他にいる。殺人事件の犯人は、鍵を盗み、複製品を作製しただけ。トリックじゃないよ。」
「調べてくる。」
安室は風見に連絡を入れ、鍵の複製を依頼した人物を調べるように指示を出す。
「問題は、残党が誰に変装しているか。」
「コナン君、どういうことなんだい?」
「灰原から渡された紙…ベルモットには弟子がいるらしいんだ。」
「何だって!?どうやって調べる?早くしないと、手遅れになる。」
「まだ大丈夫だよ。爆弾騒ぎの事件、奴は御丁寧に自分で条件を決め、それに従って行動している。」
コナンの言葉に、安室は持っていた資料を確認する。爆弾騒ぎ事件は、アイドルのイベント会場で、発生している。
「でも、全ての爆弾騒ぎは嘘だった。」
「今度のイベントでは、本当に爆発させるかもしれないね。確保する作戦を考えないと…」
安室とコナンは、作戦を考える。
真夜中のプロダクション内にいる謎の人物は、組織の残党が、346プロ所属の人間に変装した姿である。
「………そろそろ、動くとするか。楽しませてくれよ…江戸川コナン。」
その人物は、闇に紛れて、姿を消した。
翌日、346プロダクションのプロジェクトルームでは、ホワイトボードに犯行予告の紙が貼られていた。
青き瞳を持つ魔法使い、我からの挑戦状を受けてみよ
この謎を解けば、ターゲットの命は助かるだろう
199181191111111521135
数字の配列で表された暗号が書かれていた。
プロジェクトルームに来たアイドル達は、犯行予告と謎の数字の暗号を見て、恐怖に抱いていた。
「な、何なの!?」
「これは…!?」
コナンと安室がプロジェクトルームに来ると、犯行予告を見て、険しい表情になる。
(強行手段にでやがった…)
「青き瞳を持つ魔法使い…これって、青の事だよね。」
「でもそんな…」
意味を知ったアイドル達の視線がコナンに集中する。
「………」(限界だな…)
言葉を発する寸前に、コナンを止めた人物がいた。その人物は、コナンを背中で守る。
「皆はさ…何で、青を見てるの?」
「それは…」
「もう一度聞くよ。何で…皆は、青を見てるのさ?」
その人物は、双葉杏だ。