コナン、菜々がロケで不在なプロジェクトルームでは、衝撃な事件が発生していた。
武内の所属アイドル白坂小梅が襲われたのである。実際には、襲われる寸前で、武内が返り討ちにした。しかも、プロダクション内で発生したのが、問題である。
杏は安室を会議室に呼び出した。
「杏さん…」
「杏は…情けないよ。今更暗号が解けるなんて…」
「説明してもらえますか?」
「あの数字の配列は…アルファベットの順番を数字に表したものだった。実際にやってみるよ。」
双葉杏が説明した。
「白坂小梅の名前を全て、ローマ字に変換すると、
SIRASAKAKOUME
て、なるよね。」
「そうなりますね。」
杏が紙に【SIRASAKAKOUME】と書いていく。
「今度は、アルファベットの順番を数字に表してみるよ。最初のSはアルファベットの何番目?」
「……19ですね。」
「これを1文字づつ数字に表してみるよ。」
杏はアルファベットを数字に表していく。
「最後のEは?」
「5番目です。」
「【199181191111111521135】て、なったよ。」
「この暗号は解けそうにありませんよ。」
「関係無いよ。犯人からしたら、【暗号が解けなかったから、白坂小梅が襲われた。】の事実は変わらないよ…」
杏は悔しそうな表情になっている。
「安室プロデューサー…小梅は?」
「念のため医務室にいます。」
「案内してくれない…」
杏の頼みを安室は頷いて、医務室に案内する。
杏が医務室に到着すると同時に扉が開いて、小梅が出てきた。
「よくわかったね?杏が来るの…」
「あ、あの子に教えてもらったよ…杏さんは悪くないよ…悪いのは…犯人だから。」
「でも…早く暗号が解けたら、小梅は教われなかった。」
「杏さんは…悪くないよ…絶対に…」
小梅が杏を抱き締めると、抵抗せずにいる。
「泣き止んだ?」
「……泣いてない。怪我はない?」
「だ、大丈夫だよ…念のため…1日…医務室に泊まるけど…」
「よかったよ…」
「怪我が無くて、よかったですね。白坂さん。」
すると、小梅の視線は安室ではなく、その頭上を見ていたのである。
「そう……無茶したんだね…そうなの…」
「双葉さん、白坂さんは何を…」
「小梅は友達と会話してるよ。」
「友達…?」
小梅は笑みを浮かべると、安室を見ながら質問した。
「安室プロデューサーは…幽霊…信じる?」
「余り…」
「そうなの…質問していいかな?」
「どうぞ。」
「安室プロデューサーは…4の数字に…関係したこと…知らない?」
「4の数字?」
「何でもいいよ…友達が…無茶するな…だって…」
小梅は医務室に戻った。