名探偵がアイドルに!? 本編完結     作:ノック

33 / 111
第33話

プロジェクトルームに残った安室とコナンは、今後の話し合いをしている。

 

「さて、コナン君には潜入捜査として、アイドル活動してるけど…事件が解決したらどうする?」

 

「……そうだね。今は江藤青だけど、この名前は…存在しない。」

 

「探偵をしながらのアイドル活動は、君なら出来るかもしれない。演技も完璧だ。更に、アイドルとしての知名度も上がりつつある。」

 

コナンは安室の提案を聞きながら頷いてみる。

 

「それもいいかもね。前は好奇心に負けて、小さくなったけど…今は余り隠す必要ないし。どのみち、小学生の僕に探偵は、限界がある。事件が解決したら、一旦、探偵は休業するかな。安室さんはどうする?」

 

「そうだね。プロデューサーを続けるのも、面白いのかもしれないが…風見に何て言われるか。」

 

「この時を楽しむかな。今は江藤青を…消すわけにはいかないし。」

 

「プロデューサーになる場合、安室透をいっそのこと芸名にするか。どちらも僕であるから、嘘ではないしな。」

 

プロジェクトルームを出る直前で、コナンが振り向く。

 

「ボイトレ行ってくるね。プロデューサー。」

 

「ああ。」

 

安室はコナンを見届け、書類仕事を終わらせると、出ていった。すると、ちひろのデスクから森久保乃々が、顔を出した。

 

(……安室プロデューサーと青君の聞いてはいけない会話を聞いてしまったんですけど…森久保…どうすればいいんですか!?)

 

 

 

 

 

 

プロダクション内の見回りを行っている佐藤は、監視カメラの位置を確認していた。

 

(余り異常はないわね。2階に行くための通路には、パスポートが無いと通ることはできない。でも仮に、パスポートがあったら誰にでも侵入は可能。でも、警備員が見回りをしている限り、外部の人間には犯行が不可能。)

 

「難しいのよね。この事件…休憩しますか。」

 

 

 

 

 

地下倉庫にいる人物は警察の存在に焦っていた。

 

(警察の調べが入ったか。流石に動きすぎたか。だが、俺が偽者であるのは、気づかれないはずだ。本物は生かしておかないとな。まだ、利用価値がある。だが、計画を進めなければ…最高の舞台のまま、アイドルを消し去る計画をな…)

 

地下倉庫を出ていった。

 

 

 

 

小梅はプロダクションの屋上に来ると、上を見ている。

 

「…へぇ、青君…それは大変だね…安室プロデューサーも?ん…松田?貴方が…何時まで?そう…一緒に来るの?わかった。」

 

「小梅さん…屋上でしたか。ロケのことで打ち合わせをします。」

 

「プロデューサー。」

 

「どうかしましたか?」

 

「友達増えたよ…」

 

「それはよかった。会議室に行きましょう。」

 

小梅は屋上から出ていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。