名探偵がアイドルに!? 本編完結     作:ノック

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第35話

鈴木邸、次郎吉の書斎では、豪華客船シンデレラ号のオープンイベントの乗船式のスケジュールを組んでいた。

 

(うむ。人材、設備、乗客数は問題ないんじゃが…あと1つ何か無いものか。オファーは通った…難しいの…)

 

悩んでいると、書斎の内線電話が鳴り響いた。

 

「どうした。外線?うむ、わかった…………はい、346プロダクションの…提案?うむ、花火イベント…それは良さそうじゃな!それは、ありがたい。よろしく…ふぅ…何とかなりそうじゃな。計画を進めんとな。」

 

 

 

 

 

 

プロダクションの地下室で、謎の人物は何故か機嫌が良いらしい。

 

「丁度良さそうなイベントが発生したな。これならば、アイドルを最高の舞台のまま消し飛ばせる。奴等は俺の正体に気づいていないようだ。早速、準備をしておくか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロダクション内の会議室。安室、コナン、乃々、杏が集まっていた。

 

 

「乃々姉ちゃん、ごめんなさい。」

 

「森久保乃々さん、申し訳ありませんでした。」

 

「安室プロデューサー…あ…コナン君も顔あげて欲しいんですけど…話を勝手に聞いた森久保が…」

 

「乃々は悪くないよ。情報管理が出来ていない2人が悪いからね?そうだよね?安室さんとコナン君?」

 

杏が笑みを浮かべているが、目は全く笑っていない。

 

「森久保さんは何処まで…話を?」

 

「安室さんとコナン君が潜入しているまでですけど…コナン君が小学生で、探偵は驚きましたけど…安室さんが…警察は…知りすぎた森久保は、どうなるんですか?確保久保ですか?」

 

「なりません。森久保さんは悪くありません。申し訳ありませんでした。」

 

コナン、安室、乃々が冷静になり、話を続ける。

 

「それで、僕達の事は内密にして欲しいんだ。」

 

「大丈夫ですけど……コナン君は探偵なんですよね?アイドル…やめませんよね?」

 

「安室さん、事件解決したらさ…休業するよ。アイドル活動楽しいから。」

 

「コナン君が決めたなら、それを尊重しよう。協力者だからね。さて、杏さんも話があるんでしたね。なんですか?」

 

「あのさ、その犯人は変装出来るんだよね?」

 

「ある程度の人物には、変装出来ますね。」

 

杏が怪しいと思っている人物を安室が聞いた。ちなみに、乃々はコナンに連れられて、会議室の外にいるため、杏と安室の会話を聞いていません。

 

「………どう思う?」

 

「確かに怪しいですね。でも、証拠がない。」

 

「ならさ………どうかな?」

 

「あの乗船式を利用しましょう。犯人は必ず仕掛けてくるはずです。此方も、人手を集めておきますよ。」

 

安室と杏の話し合いが終わった。

 

 

乗船式当日、米花町の船着き場ではシンデレラプロジェクトのアイドル全員と、ちひろ、武内、安室が集合していた。

 

「全員揃いましたね。」

 

「ちひろさんも楽しみでしたものね。」

 

「言わないで下さいよ!」

 

すると、船着き場に豪華客船シンデレラ号が到着した。船の船内は、150室にも及ぶ客室に。プール、映画館、レストラン、ホールが設備されている。

 

「さて、船に乗りますよ。ホールで、乗船式があるそうですから。」

 

全員はシンデレラ号に乗り込むのだった。

 

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