名探偵がアイドルに!? 本編完結     作:ノック

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第37話

未央、コナン、杏の3人はレストランに行って昼を食べていた。

 

「杏ちゃんはハンバーグのハーフサイズで足りるの?」

 

「杏は沢山食べれないよ。飴は別腹だけどね。」

 

「青も食細いよね!?」

 

コナンが食べているのは、ステーキ小と野菜サラダー、ご飯ハーフセットだ。

 

「未央姉ちゃんは、多くない?」

 

ハンバーグ、ご飯、サラダ、スープのセットだ。ランチセットでは、普通の分量だ。コナンと杏が少なすぎるのだ。

 

「普通の分量だよ。」

 

「ならいいけど。」

 

お昼を食べ終えると、別行動を取り、船内を歩き回ると、博士と灰原に出会った。

 

「江藤君じゃの、久し振りじゃ。」

 

「僕に用事?」

 

「……そうね。この船に乗っている理由は?」

 

「仕事で来てるよ。今は自由時間だけどね。」

 

「蘭君がこの船に乗っておる。」

 

コナンは後ろを向き、立ち去ろうとするが、灰原に呼び止められる。

 

「忘れ物。」

 

「……ありがとう。」

 

手帳を受け取ると、何処かに行ってしまった。

 

「行きましょ。」

 

淡々としている灰原に、博士は灰原を呼び止める。

 

「良いんじゃな?」

 

「ええ…」

 

 

その頃、園子の父親の従兄弟である次郎吉は、園子の親友である蘭と世良に船内を案内していた。

 

「案内はこのくらいじゃな。」

 

「招待してくれてありがとうございます。」

 

「楽しんでいかれよ。園子、後は頼んだぞ。」

 

次郎吉は部屋に戻る。蘭、園子、世良の3人はお昼を食べるためレストランに向かうことに。

 

「何食べようか。」

 

「パスタで良いんじゃないかな?」

 

「お昼早めに食べたのよね。ケーキセットにしますか!」

 

その時、蘭は歩く際にコナンと擦れ違ったが、世良が気づいて呼び止める。

 

「……世良の姉ちゃん、また会ったね。」(蘭と園子もいるのか。)

 

「世良さん、この少年は知り合い?」

 

「でも、どっかで見たことが…」

 

コナンは部屋に戻ろうか考えていたら、蘭に名前を聞かれる。

 

「お名前は?」

 

「ん…?僕の名前は、江藤青だよ。」

 

「……サッカー少年じゃん。この子…」

 

 

(サッカー少年?何の事だよ。)

 

 

「サッカー雑誌によく載ってるこの子よ。アイドルでダンスも出来るって、友達に聞いたことあるわ。」

 

 

(確かに、サッカー雑誌とダンス関連で出たことあるけど。知ってる人はいるんだな。音痴だから、歌は無理だけど…)

 

 

コナンは自分自身の事なのだが、そういった事には疎いので、気づいていないようだ。

 

「僕、戻るね。」

 

「じゃあな。青君。」

 

コナンを見届けると、蘭が急に園子と世良に言った。

 

「青君の目の色…青かったよね。」

 

「確かにそうよね。」

 

「どうしたんだ。蘭君。」

 

「……何でもない。」(コナン君も目の色、青かったよね…偶然だよね。)

 

 

 

 

 

船内地下1階の船内スタッフ専用通路では、帽子を被った若い青年が荷物運びをしていた。

 

「土井塔君、荷物運び中断して、休憩するぞ。」

 

「わかりました。それにしても、先輩。相談役は今回、妙に機嫌がいいですね?」

 

「今日は目玉である宝石、ブールブラックの御披露目と、346プロダクションのアイドルが来るらしいからな。」

 

「346プロ?誰が来るんですか?」

 

「シンデレラプロジェクトのアイドルらしい。」

 

「………それは見てみたいですね。」

 

「今の仕事が終われば、最終日までは自由だし、いつでも見えるよ。」

 

先輩の船内スタッフはスタッフ専用部屋に戻っていった。

 

「…………今日は厄日かな。」

 

荷物運びを終えた青年、土井塔克樹は船内の見回りに向かった。

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