名探偵がアイドルに!? 本編完結     作:ノック

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第42話

正体を暴かれた男性だったが、高らかに笑っている。

 

「まさか、この俺を探しだすだけに、アイドルプロダクションに潜入するとはな。笑えるわ!」

 

「…どうして、プロダクション内で小梅姉ちゃんを狙ったんだ?」

 

「探偵のお前は見抜いてるだろ?俺は自分で決めたルールで、行動してるだけだぜ。ちゃんと、犯行予告を出した。それをお前が解けなかった。だから、狙ったんだよ。達成感はイマイチだったけどな。」

 

「……それだけの理由のために、命を狙ったのか!?」

 

「探偵が命の価値観を語るのか?江戸川コナン。さて、無駄話は終わらせよう。」

 

「逃がしませんよ。この船内には船内スタッフに扮した僕の仲間がいます。」

 

男は舌打ちをしながら笑う。

 

「やっぱり、公安がいたか。そんじゃあ、終わらせますか。」

 

懐から出した物は、爆弾の起爆装置。船内に爆弾を仕掛けているようだ。

 

「押されたくなければ、その場から動くなよ。」

 

男の言葉に安室は笑みを浮かべながら言った。

 

「押したければどうぞ。既に、爆弾は取り外させてもらいました。」

 

「なんだと!?」

 

起爆装置を押すが、反応しない。

 

「くそ!」

 

「これで、事件は解決……どうした、風見?」

 

安室が無線機を取り出して、風見からの報告を聞いている。

 

「……映画館内で、タイマー付きの爆弾が設置されている!?どういうことだ!」

 

「俺が仕掛けた爆弾は、あと1つ…映画館内の中心に見えるように仕掛けさせてもらった。おまけ付きでな。」

 

「…………針金で入り口を固定され、映画館内には3人のアイドルと本物の千川ちひろが閉じ込められている。」

 

コナンは安室の言葉に、男を睨み付ける。

 

「入れる奴は、江戸川コナン…お前だけだ。今の時間は、23時。爆破時刻は、24時ジャストだ。今からいけば、解体できるかもな!」

 

「コナン君!頼んだよ。君に全てを任せるしかないようだ。」

 

「行ってくるよ。安室さん!」

 

「この鞄を持っていくんだ。中に爆弾の解体道具が入ってる。」

 

安室から鞄を受け取ると、映画館に急いだ。

 

 

「さて、聞きたいことがある。答えてもらうぞ。」

 

「良いぜ。何が聞きたい?」

 

「あの爆薬のことだ。貴方は長期間346プロダクションの事務員千川ちひろとして、潜入している。あれだけの、爆破計画を考え、実行出来たとしても、大量の爆薬は調達出来ないはずだ。どうやって手に入れたんだ?」

 

「ある人物から爆薬の調達方法を聞いただけだ。鈴木財閥も利用したがな。俺は捕まるとしようか。この現状に満足だからな。」

 

安室は男に手錠をかけた。

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