事件解決から10日後、コナンはプロジェクトルームのアイドル達に、コナンが言える範囲内で、潜入してからの今までの事を教えた。
「これがプロダクションに来た理由だよ。」
「……青が探偵…」
「それは…青は辛くなかったの?アイドルしながら、捜査してたんだよね?」
「辛くないわけ…無いじゃん。でも、もっと大勢の人達が被害を受けるんだよ。僕は、そっちの方が嫌だよ。」
コナンの言葉に晴が、凸ピンする。
「痛い!?何すんだよ!晴姉ちゃん!」
「1人で抱え込みすぎだろ?オレはわからないことだけど、少しは杏を見習ったらどうだ?青は一応だけど、半年以上はアイドル活動してきただろ?青が休んでるとこ、見たことないんだけど。」
「な!?晴、その話は本当なの?」
「確かにそうだよね。青がカフェで、デザート食べていたのは、見たことあるけど。それ以外では、何時休んでるの?」
杏の言葉に、コナンは黙ってしまう。その反応に武内が我慢できずにいった。
「江藤さん。私達を守ってくれたのは、感謝しています。ですが、当分はアイドル活動を自粛して、休暇を取っていただきます。」
「え!?」
「これは専務からの指示です。《1週間の休暇を与える。その間はアイドル活動を自粛したまえ…と、言っても聞かない可能性もあるため、1日1時間のレッスンは許可する》とのことです。」
コナンは何か言いたそうにしたが、言わなかった。
「それと双葉さんにも伝言があります。《迷惑をかけた。江藤青と同様に1週間の休暇を与える。休暇後は、沢山仕事が入ってるから、覚悟したまえ。》だそうです。」
「1週間の休暇!休みだ!でも…仕事は勘弁だよ!」
「他の皆さんにも、1週間…は無理でしたが、4日間の休暇が与えられました。」
武内はデスクにある企画書を片手に、仕事の話をする。
「では、仕事の話に入ります。来月にドラマ出演オーディションがあります。配役は、謎の犯罪組織の大幹部の役です。江藤さんは専務から推薦でオーディションに参加していただきます。」
「ドラマのオーディション!やりたい」
「謎の犯罪組織…」(余りやりたくないな…杏的に…)
コナンは武内からオーディション用紙を受け取ると、苦笑いしかできなかった。
「プロデューサー、何で僕が…専務からの推薦なの?」
「《半年以上も、子供の演技をやりきった江藤青なら、完璧に悪役ではあるがこなせるだろう…》と専務から言われました。」
「拒否権は…」
「ありませんね。正直に言いますと、私も江藤さんの悪役の演技を見てみたいですから。」」
(おいおい、マジかよ…)
本編完結しました。
一応、次回は番外編を投稿します。