コナンは警視庁の会議室で何故か待たされていた。その理由は…
「ですから、私は346プロダクションのプロデューサーです。」
「ちょっと待ってくださいね。貴方がそのプロデューサーかどうかを証明する人が来ないとね?」
武内は警察官に職務質問されて、コナンも連れてこられているのである。
(プロデューサー…職務質問される回数…多い…)
「お巡りさん。プロデューサーが言ってること…本当だよ。」
「君はおとなしく待ってようね?今、お巡りさんは忙しいから…」
コナンが何度教えても、耳を傾けない警官に、不満が募る。すると、近くを通り掛かった風見はコナンを見て察する。
「そこの警察官。彼が言っていることは本当だ。」
「ん?誰なんですか?」
「……仕方無い。」
風見は警察手帳を取り出して、警察官に見せる。
「………警部補!?申し訳ありませんでした!」
「彼を解放しなさい。」
「わ、わかりました!」
警察官は走っていってしまった。解放された武内は、風見にお礼をいった。
「助かりました。ありがとうございます。」
「仕事ですので。では…」
風見は立ち去り、武内とコナンは警視庁を後にした。
「プロデューサー、大丈夫?」
「大丈夫です。では、米花スタジアムに向かいましょう。」
米花スタジアムに到着する。今回はサッカー雑誌の写真撮影なのだが。数台のパトカーが近くを走行していた。
「何かあったのかな?」
「米花スタジアムで、事件があったのでしょうか?」
パトカーから降りた警察官が、武内に近づいてきた。
「米花警察署の者です。近くで、不審人物が彷徨いているとの通報がありました。貴方の職種とお名前は?」
「またですか。」
「プロデューサー…」
「江藤さん。大丈夫です。」
「でも、プロデューサーは悪くないよ。そうだ。」
コナンは携帯を取り出して、知り合いの誰かに連絡を取る。
「……もしもし、高木刑事。青です…プロデューサーが…ちょっと待ってね。」
米花警察署の警察官に携帯を渡す。
「お巡りさんに電話だよ。」
警察官が電話に出ると、数秒後に携帯をコナンに返して、パトカーは走っていった。
「江藤さん!?何をしたんですか?」
「知り合いの刑事さんに、助けて貰っただけだよ。」
「話してください。大事なことですので…」
車内でコナンが武内に話した。
「僕がアイドルになる前の知り合いの刑事さんだよ。」
武内は納得した。コナンが偽名(芸名に近いが)を使う前の知り合い刑事であることは知っている。
「ですが、変装してからはどうやって知り合いに?」
「………あの事件て言えばわかる?」
「………わかりました。それで、刑事さんの連絡先を知ってるわけですね?」
「そうだよ。仕事の時間大丈夫?」
「今からいけば大丈夫です。」
サッカー雑誌の写真撮影に向かった。