名探偵がアイドルに!? 本編完結     作:ノック

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番外編3

とある地下駐車場では、拳銃を持ったコナンが、ターゲットの男性に銃を向けている。

 

「…………」

 

冷たい雰囲気を放ちながら、男性に笑みを浮かべながらいった。

 

「裏切ったお兄さんが悪いんだよ?じゃあね…」

 

拳銃を発砲すると、男性は動かなくなった。

 

 

 

 

「はい、OKです。」

 

監督がOKサインを出すと、コナンが疲れた表情で戻ってきた。

 

「青君。お疲れ様。」

 

「安室プロデューサー…ちょっと震えてるけど、大丈夫?」

 

「大丈夫だよ。」(コナン君の悪役の演技が、ジンみたいだと、言わない方がいいな。)

 

 

コナンはとあるゲームのプロモーション映像の撮影をしていたのである。

 

「青君は悪役でも、問題無さそうだね。」

 

「プロモーション映像でも、拳銃は不味くないかな?」

 

「監督の話だと、拳銃は只の雰囲気を出すためのものらしい。青君は演技が出来れば、問題無いそうだ。」

 

安室からお茶のペットボトルを貰い飲み始める。

 

「何で、杏姉ちゃん達が見学に!?」

 

「青は演技も上手いね。杏も頑張らないとね。」

 

「杏姉ちゃんは…引きこもり探偵の役柄でしょ?確か、来月から撮影だよね?頑張ることなの?」

 

「青、失礼だな。杏のぴったりな役柄だから、頑張るしかないよね。」

 

コナンは溜め息すると、近づいてきた小梅から一言。

 

「青…奴に…似てるって…」

 

「……小梅姉ちゃん、その伝言役…抵抗なくなってるよね!?余りよくないでしょ!」

 

「エヘヘ…」

 

「笑って誤魔化さないでよ。小梅姉ちゃん。」

 

コナンは椅子に座り、休憩する。すると、武内が来てスケジュール表を貰う。

 

「江藤さんの次の予定ですが、3時間後にキッズサッカーのパフォーマンスが入ってます。」

 

「サッカー……は!?」

 

「青はサッカーと推理小説の事になると、年齢相当だよね。」

 

「余り…青は…人に甘えないし…」

 

杏と小梅の言葉に、顔を赤くなり黙ってしまったコナン。

 

「恥ずかしいことじゃないよ。堂々とするのだ!」

 

「未央姉ちゃん、黙ってくれる。」

 

「何で!?」

 

「今のは未央が悪いよね?」

 

「空気…読まないと…祟られるよ…」

 

「梅ちゃんは意味が違う!?」

 

コナンは休憩を終えると、武内の車に乗る。その隣には晴がいた。

 

「あれ、晴姉ちゃんはオフだったよね?」

 

「暇だしな。プロデューサーに頼んで予約してもらった。オレだってサッカーやりたい。」

 

「プロデューサー、お昼はコンビニ?」

 

「それでは、健康によくありません。安部さんが弁当を用意したそうです。到着したら昼にしましょう。」

 

スタジアムに向かう。

 

車内ではコナンがワンセグで、ニュースを見ていた。

 

「青、何見てんだ?」

 

「…ニュース。最近物騒だね。」

 

「そうですね。誘拐事件も多発しているそうです。」

 

「そうな……」

 

コナンは車内から外を見て、マンションから3人組が出てくるのを目撃した。彼等は、くるまれた絨毯を抱えているが、挙動不審に辺りを見回している。

 

「プロデューサー…」

 

「どうしましたか?」

 

「あの3人組…怪しくないかな?」

 

武内が道路脇に車を止め、携帯の操作をしながら、3人組を見る。すると、彼等が抱えていた絨毯が微かに動いているのを確認した。

 

「追いますか?」

 

「いや、警察に連絡して車のナンバーを伝えるだけでいいよ。逃走方面も伝えてね。念のため、誘拐犯だとは言わずに、窃盗犯で伝えて。」

 

武内は地元の警察に通報して、車のナンバーを伝える。

 

「青、どうしてわかったんだ?」

 

「ん?明らかに絨毯を抱えて、挙動不審にしていたら怪しいけど、誘拐犯だと予想はしてないよ。何か逃げるようにビルから出てきたからね。少なくても、窃盗犯だと予想したけど…荷物業者でもなさそうだし。」

 

武内はスタジアムに向かうかどうか、コナンに聞いている。

 

「後は、警察の仕事だよ。プロデューサー…」

 

「スタジアムに向かいます。」

 

スタジアムに到着すると、コナンと晴はサッカーを楽しんだのだった。

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