名探偵がアイドルに!? 本編完結     作:ノック

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第5話

コナンはレッスン場で体を動かしていた。女性トレーナーの指示で、簡単なダンスの練習をしている。

 

「運動神経は問題ないわね。音に合わせて踊れてはいるけど…」

 

「……?」

 

「言葉にしづらいわね。上手にダンスは出来ているのだけど……一旦休憩しなさい。30分経ったら、別メニューをしましょう。」

 

「わかりました。」

 

トレーナーがレッスン場から出ていくと、スポーツドリンクを飲むながら考え事をする。

 

(捜査が進まないんじゃあ、潜入した意味が…)

 

険しい表情になる。すると、レッスン場に杏と武内が入ってきた。

 

「江藤さん…どうかしましたか?」

 

「え…?プロデューサーと杏姉ちゃん。」

 

「何か、困ったことでもあった?よかったら、杏に話しなよ。」

 

「………ダンスの練習が難しくて。それで、悩んでたんだ。」

 

咄嗟に思い付いた理由を杏に話したが、納得していないようだ。武内は小さく頷いている。

 

「休憩中なら体を休めな。無理すると、動けなくなるよ。」

 

「うん…」

 

「もう…」

 

杏はコナンに飴玉を渡す。杏の行動に理解した、素直に飴玉を貰い、食べる。

 

「糖分足りないと、疲れちゃうよ。プロデューサー帰っていい?」

 

「ダメです。双葉さんにはレッスンをしていただかないと…」

 

「なら、飴を三つ!」

 

「レッスンが終わる時に、渡します。」

 

「仕方無いな。」

 

杏はトレーナーが来るまで、携帯ゲームをしている。コナンは最近の爆弾予告のニュースを携帯で調べていた。

 

(安室さんの言っていた通り…爆弾騒ぎは嘘。犯人はまだ…捕まっていない。)

 

髪を弄りながら調べていると、レッスン場にトレーナーが戻ってきた。

 

「江藤、休憩時間が終わったわ。練習しましょう。双葉も来たことだし、ダンスレッスンを続けます。」

 

暫くして、練習が終わるとレッスン場を出るとシャワールームで、シャワーを浴びた。

 

(疲れた…今日はレッスンだけだったな。午後から暇になった。調べるかな。)

 

 

「おーい、青君!」

 

「ん?未央姉ちゃんどうしたの?」

 

未央がコナンを呼んだ。その隣には、武内と小梅がいた。

 

 

 

「青君は午後暇?」

 

「暇だよ。レッスンは午前中だけだし。」

 

「なら、カラオケ大会しよう。私、プロデューサー、梅ちゃんが来るんだけど、どうかな?プロダクション内に、カラオケルームがあるから。」

 

「………何で、カラオケルームがあるの?」

 

「ボイストレーニング用に設備された部屋なのですが…」

 

「プロデューサー…僕、何となくわかったよ。」

 

コナンの察しに気づいた武内は、小さく頷いている。小梅はコナンの真上を見ながらニコニコしている。

 

「小梅姉ちゃん?良いことあった?」

 

「今日も…友達が沢山、出来たからね。」

 

「友達……?」

 

コナンは訳がわからなかったが、武内、未央だけは、知っているようだが、何も言わない。

 

「青君…ダメかな?」

 

「僕、音痴だよ?それでもいいなら。」

 

「やった!それじゃあ、一緒に行こう!」

 

カラオケルームに向かう途中で、携帯から着信音が。

 

「………知り合いから電話だ。先に行ってて。」

 

「自販機の近くで待ってるね。」

 

コナンは空き部屋に入ると、扉の鍵をかけて電話に出る。

 

「安室さん、どうしたの?」

 

『コナン君の方は、何かわかったことあったかな?』

 

「調べようにも、情報が少なくて…今さっき、レッスンが終わったばかりだよ。」

 

『そうか。』

 

「僕の考えている推理を伝えるね。」

 

コナンは考えている推理を降谷に伝える。

 

『何度も嘘情報を流したのは、警戒体制を緩めるためか…』

 

「それか、アイドル達に爆弾の存在を信じさせないためだと思うよ。何度も嘘の情報が発生すると、調べはすると思うけど、悪戯だと思わせるためかも。」

 

『有り得ない話じゃないが、限度があるな。コナン君は怪しまれない程度で調べてくれ。潜入ができている以上、時間はある。』

 

「わかったよ、安室さん。」

 

電話を終えると、空き部屋から出ると、未央達のところに戻った。

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