コナン、小梅、拓海の3人は、喫茶ポアロで何故か食事していた。
「プロデューサー…遅いね。」
「武内プロデューサーは、何回職務質問されてるんだよ?」
「ロケ終わりだから、ましだったかな……何食べる?」
コナンがメニュー表を開くと、拓海が溜め息しながら言った。
「青…待たなくていいのか?」
「プロデューサーからメールで、【先に食べてください。今さっき、終わりましたが、仕事の電話をするので、遅くなります。】だって。」
「なら、仕方ないな。」
「軽い物…野菜サラダ…」
「コーヒーとホットドッグにしよ。」
「私もホットドッグにするか。」
梓に注文して、料理が来るまで待つ。その間にコナンは外国の推理小説を読んで、時間を潰すようだ。
「青は外国語読めるのかよ!?」
「うん…」
「…読めねえ。何語で書かれてるんだ?」
「ロシア語だよ。」
「もう…驚かねえぞ。それにしても、武内プロデューサー…遅いな。」
店内に世良が入ってきて、拓海を見掛けると、声を掛けた。
「拓海君!久し振り。今日は米花町に来てたんだね。」
「世良もこの町に住んでたのか!?」
「知らなかった?青君も久し振りだね。」
「ん…世良さんこんにちは。」
「拓海さんの…知り合い?」
「僕は世良真純。よろしくな!」
「白坂小梅…よろしくお願いします。」
世良が一緒の席に座ると、梓が料理を運んできた。
「拓海ちゃんと青君は、ホットドッグね。小梅ちゃんは野菜サラダ…」
「ケーキセット1つ。」
「畏まりました。」
コナンはホットドッグを食べていると、世良がコナンに話し掛ける。
「青君は推理小説読むの?」
「………読むよ。」
「そうなのか。これ、海外版だよね?」
「ロシア語らしいぜ。」
拓海の言葉に、世良が目を見開いて、コナンを見る。視線を気にせずに、ホットドッグを食べ終えたコナンは、コーヒーを飲む。
「………拓海姉ちゃん、小梅姉ちゃん、プロデューサーが来てるみたい。」
「そろそろ、帰るか。梓さん、会計…」
梓がレジに来て、計算する。拓海が代金を支払い、領収書を貰い、3人は店内を出ていった。
「梓さん。拓海君達はよく来るの?」
「そうね。最近は346プロのアイドルがよく来るわよ。」
「そうなんだ。」
世良はケーキを食べながら、コナンの事を思い出した。
(青君は…コナン君かな?僕の目は…誤魔化せないよ。)
笑みを浮かべると、ケーキを食べ終えてメールを打つ。相手は、世良の兄である赤井秀一にメールをしているようだ。
(これでよし。暇なときに行こうかな。)
アイスコーヒーを飲み、代金を支払ってから出ていった。