真夜中のとある廃工場に潜む2人の男性がいた。大柄の男性と、銀の長髪を靡かせた男性。元黒の組織の幹部、ジンとウォッカの2人である。
「なんとか、脱獄できたな。」
「どうするんですか?兄貴…」
「組織を壊滅させた奴に、復讐するんだよ。」
ジンはギラリと、鋭い目付きでその復讐相手の名前を告げた。
「江戸川コナンにな。」
「江戸川コナン……あのガキにですか?」
「あのガキの周りの人間を、目の前で消す。それをしないと復讐は達成しない。」
昼頃。コナンと安室がファミレスで昼食を食べいる時に、とある人物に声をかけられた。
「久し振りだね。」
「え……小梅姉ちゃん!?」
ファミレスでコナンに声をかけたのは、サングラス、フード姿の小梅だった。安室はコーヒーとパンを済ませると、席を立ち上がる。
「コナン君。仕事の電話をしてくるから待ってね。」
安室は店員に一言告げると、店の外にある駐車場で電話をしてくる。
「…………小梅姉ちゃん。」
「何かな?」
明らかに小梅は機嫌が悪い。その理由をコナンは知っている。
「ごめんなさい。」
「遅いよ…アイドル引退に関しては…怒ってない…皆に…お別れ…言わないで辞めた事に…怒ってる。」
「…………」
「何時まで…いる?」
「やることを終わらせてからかな……」
コナンのその言葉に、小梅は機嫌が良くなったようで、席を立ち上がる。
「今日は帰るね。それと、友達から伝言?志保を泣かせたら許さない……だって。」
小梅はファミレスを出ていくと、安室が戻ってきた。電話を終わらせたようだ。
「どうだった。コナン君?」
「小梅姉ちゃんに、怒られちゃった。」
「そろそろ、帰ろうか?コナン君。」
「そうだね。安室さん……」
コナンと安室は、ファミレスを出ていった。
数日後。プロダクションにいる武内は、総合プロデューサーとして、他のプロデューサーと今後の会議をしていた。
「武内さん。このリストの確認をお願いします。」
「………良いと思います。」
「わかりました!」
会議を終えると、各自解散して会議室を出る。
(丁度お昼ですね。)
プロダクション内にある喫茶店に入ると、安室がありすと打ち合わせをしていた。
「……こう言った企画が良いと思いますが……」
「うーん。」
「お気に召しませんか?」
「料理企画は大丈夫なんですが…いちごは……」
「デザート料理なら構いませんが、イチゴパスタはやめてくださいね?今度こそ、出禁になりますよ。」
安室がイチゴパスタのNG宣言を出したが、別の代案を出す。
「まだ、可能かはわかりませんが…イチゴパスタを作れる企画くを考えておきます。ですが、それ以上に頑張らないといけませんが…」
「……わかりました。今回は諦めます。」
なんとか納得してもらったようだ。
「打ち合わせは終わりますか。」
「晴さんは?」
「タキシード姿での写真撮影の仕事が入ってます。」
安室は時計を見て、晴の迎えに行くので、ありすもついていくようだ。
「それでは、行きましょう。」
武内はコーヒーだけを注文すると、読書をするのだった。