コナンは安室と一緒に買い物にいっている。勿論だが、コナンは青に変装している。スーパーから出ると、目の前に元メンバーの森久保乃々がいたので声をかけた。
「……安室さん…お久し振りです…」
「確か、引退したんだっけ?」
「はい。後、杏さんと未央さんの2人だけなので、プロジェクトは解散になりました。」
森久保は安室の隣にいるコナンに気づくが、変装しているのに気づいた。江藤青の正体を知っているので、コナンとは呼ばずに、青と呼んだ。
「青君久し振りです。」
「乃々姉ちゃん…久し振り……聞かないんだね?」
「何をですか?他の皆から教えてもらいました。明後日は参加するみたいなので、森久保は許します。」
コナンは不自然な笑みを浮かべるが、森久保には余り通用しない。
「演技下手になりました?私も人のことは言えませんが…」
「青君は今まで、元メンバー達を避けてたからね。なんとか、時間を空けてもらってね。森久保さんは作家になるんでしたよね?」
「絵本作家です。先ずは…大学を目指すので…」
数分間の会話を終えると、乃々は別れを言ってその場から立ち去るのだが、その様子を見ていた謎の男性が乃々に近づいて、一瞬で眠らせると、拐っていった。
夜8時に帰った安室とコナン。すると、携帯に着信があり、相手は乃々からであった。
「はい。」
『久し振りだなバーボン。江戸川コナンの知り合いの小娘を誘拐した。助けたかったら、指定した場所に午前3時までに来な。』
電話相手は乃々ではなく、脱獄犯のジンである。乃々を誘拐して、安室の携帯に電話をしたようだ。
「ジン…貴様!」
『勿論だが、江戸川コナンにも来てもらう。何処にいるか、わからないがな。来なければ、小娘の命はないぜ。また、連絡する。』
電話が切れると、安室の隣にいたコナンは、事態を把握したようだ。
「乃々姉ちゃんが奴に…」
「コナン君……今は落ち着くんだ。奴から指定された場所がわからない限り、動いても危険だ。」
「そんなことは……わかってる!」
コナンが今までにない、焦りようだ。安室はなんとか落ち着かせるが、余り効かないようだ。
「奴はコナン君も……来るように言っている。」
「組織を壊滅させた復讐だよね。僕が悪いよね…」
コナンの暗めの笑みに、安室は言い聞かせるが、耳に届いてないようだ。
「風見に連絡して、至急特定させる。」
「部屋にいってるね……」
コナンは部屋に入ると、静かに扉を閉めた。安室は急いで、風見、ベルモットに連絡すると、警察庁に向かい、救出作戦を計画する。
(俺のせいだ。俺と知り合ったばっかりに……安室さんには悪いけど…待って…)
コナンが荷物をもって、家から出ようとすると、青の携帯に着信があり、相手は小梅のようだ。
「どうしたの…小梅姉ちゃん?」
『友達から聞いたよ。乃々ちゃんが……誘拐されたんだって?』
コナンは小梅の言葉に驚いている。たが、その暇はないので、話の続きを聞いた。
『場所はわかるの?』
「まだだよ。僕はどうしたら…」
『30分だけ、時間頂戴……乃々ちゃんは…友達だから…』
小梅からの電話を終えると、コナンは部屋に待機するしかなかった。その頃。小梅は夜の公園で友達と、会話していた。
「……何処にいるかわかるかな……ふーん…廃墟にいるの?そう…ありがとう…スコッチ…もっと…探すんだね?気を付けて…」
小梅は移動を開始した。