仮面ライダー平成ジェネレーションズ Grand Order 作:人見知り
《1999年》〜プロトクウガの刻〜
渋谷が壊滅した。
唐突に何言ってるんだろうと思うかもしれない。
分かる人は分かるだろう。
隕石だ。隕石が落ちたのだ。
憂鬱だ。
犠牲者の方、遺族の方には失礼だが、ひたすらに憂鬱だ。
こんな事してる暇も惜しいから、先ずは移動しよう。
*************
ドラゴンフォームになって、跳んだり走ったりしてる訳なんだが……
バイク欲しいな……
まだ中1だから、3年ちょいか……
タクシーやバス使えばいいだろって?
無茶言わないでよ。安くはないし、交通も麻痺ってるに決まってるじゃん。
そうそう、急いでる理由だけど、あの隕石はワームが付属してるのさ。
嫌なオマケだよね。
人に化けるし、記憶もコピーするし、クロックアップもできる。
前者は検索でどうにかなるけど……
クロックアップは詰む。
高速移動じゃないから、攻撃を置いとくのは難易度激高。
加速で対応するなら、ファイズ・カブト系・トライアル・インフィニティかな?
減速なら、ドライブ系・クロノスだろうね。
全部まだ無いけどね!
飽和攻撃って手もあるけど、自分を狙ってる相手だと……ギンガ及びウォズくらいかな?
ゾルダとかも飽和だけど、前方限定だから相手が馬鹿正直に突っ込んで来ないと、ね……。
究極のクウガなら出来そうだけど、今は無理。
残された策は一つ。『使う前に倒す』だ。
要するに、擬態中・サナギ・卵の状態で倒すしかない。
原作に描写があったか覚えてないけど、多分、今なら成虫はいない。
皮が残らない程の熱を伴う脱皮だよ?
隕石の中でする理由は無いし、
外気がない状態でやったら、同族が燃えかねない。熱が篭るからね。
それに、エネルギー保存則系に縛られるなら、そのエネルギーすら果てないかもしれない旅では勿体ない。
……護衛役がいる可能性はあるし、落下してしてから到着するまでに脱皮する可能性もあるけどね!!!
*************
プロトクウガが隕石落下地点に着く頃には、ワーム達が湧き出ていた。
青の射手に姿を変えると、両手のストロー*1をへの字に曲げ、
ボウガンに変化。ワームを射抜き始めた。
まだ、相手は素の虫程度の知性しか持たない且つ、サナギ体で鈍いが故に広がりきれてない。
超感覚を用いるまでもなく、撃てば当たる。
変色し脱皮をしようとするモノを見つけると、片方のボウガンを放る。
もう一方のボウガンのグリップを引き、タメ技を放つ。
虫程度の知性とは云え棒立ちで居続ける訳はなく、
物陰に隠れるモノ、外敵に立ち向かうモノが現れ始める。
すると、プロトクウガは、跳躍し位置を変えて銃撃を繰り返した。
******
1,2時間も繰り返す頃には、ワームの姿も見えなくなってきた。
検索で周囲にはいない事を確認すると、
紫の射手に姿を変え、隕石の中に侵入した。
******
隕石の中には、卵の殻と思しき物だけでなく、
まだ孵ってない物、孵って間もないモノもいた。
プロトクウガがそれらを撃っていると、何かに弾き飛ばされた。
壁の凹凸を掴み身体を固定すると、射撃を再開した。
撃っていると、何者かがプロトクウガに攻撃を加えて、装甲から火花が散る。
プロトクウガはそれに堪えながら、その方向にボウガンを向けて撃った。
攻撃を受けて転がった成体は、続け様にブラストペガサスを受け、爆散した。
プロトクウガは隕石内の全てを破壊して、立ち去った。
*************
「ふぁ〜〜」
土日両方潰れるとは……お陰でまた2徹だよ。
まあ、その程度で済んだんだから御の字か。
「祐介、おはよう …?
どうしたんだ、その隈?」
「ああ、太牙。ちょっと虫が湧いてね。2徹だぜ!」
「またか…。先週もその前も同じこと言ってなかったか?」
「俺は悪くない。湧いて出る連中が悪い。
コウモリも蠍も今度の虫も全部アイツらが悪い」
「虫が湧く環境にしてるのは悪いだろ。
掃除しに行くか?」
「田舎舐めんなよ。掃除したって入ってくるんだからな!」
「本当に休め」
「うん。着いたら寝る。」
************
************
さて、やってきました、甘味処たちばな。
来た理由は、食事ではありません。
あ! いらっしゃいました。
「すみません!立花勢地郎さんですね!三代祐介といいます!
保護者になって下さい!」
「?」
***********
「ご両親が亡くなって、引き取ってくれたお爺さんも亡くなって、今の大叔父さんも年だと。
確かに大変だね。」
「はい。それで猛士の王である立花さんにお願いできればと思いまして」
「! どうしてそれを?」
「自分、未確認3号でして……。
緑になると千里眼じみた感覚強化があるんですよ。」
「なるほど。それで目的は?」
「この先20年程は、新たな脅威に対応し続けないといけないので、
そういった事に理解のある方に頼みたいからです。」
「20年…。 それは君じゃないといけないのかい?」
「そうかもしれません。そうじゃないかもしれません。
だから動けるようにしておきたいです。」
***********
《立花勢地郎side》
まったくあの子は……。
ほっとくと一人でも動きそうだし、引き受けるしかないかねぇ。
それにしても、『10年以内にオロチ現象の恐れあり』か。
忙しくなりそうだ。
《side out》
************
************
「初めまして、警察の皆さん。お会いできて光栄です。」
「初めまして、未確認3号…いや、クウガ君。
いろいろ説明したいとの事だったが」
「はい。未確認ことグロンギと私について共有しておきたいので」
************
「グロンギは古代民族で、君が使っているソレと同じ技術。
究極に至れば世界を滅ぼせて、君はそうなれると…。
なんてデタラメな」
「あくまで、『絶望したら』なので。
人類が裏切らなければ、大丈夫です。」
「はぁ…」
************
************
よし。
生活の目処も立ったし、警察に釘も刺した。
当面は狩りに専念できるな。
グロンギにも和解できる奴がいるのを知っていて殺したな しかたないじゃないか。真っ向勝負じゃ勝てない。 オルフェノクが人間と知った上で殺したな しかたないじゃないか。真っ向勝負じゃ勝てない。 ファンガイアが人間と違わないと知った上で殺したな しかたないじゃないか。真っ向勝負じゃ勝てない。 しかたなくない この人殺し |
《2000年》〜クウガの刻〜
九郎ヶ岳遺跡
眠り続ける先代クウガの側に黒いクウガが現れた。
「戦士リク、安らかに眠れ」
そう言うと懐中時計のような何かを翳し、ボタンを押し込んだ。
『クウガ』
懐中時計のような物にクウガの顔が現れると、
古の戦士は塵となり、崩れ去った。
黒いクウガは塵となったのを確認すると、何処かへと消えた。
○三代 祐介 みしろゆうすけ
・特典:検索
1986年生まれの転生者。(小→中学生)
平成以降のライダーは視聴してるが、昭和は知識としてのみ知っている。
祖父と"胸を張れるように生きる"と約束したため、プロトアークルに手を出した。
未確認3号と登録されるが、情報共有以降はクウガとして認知される。
特典の検索は知ろうと思った物の3次元座標を知ることができる。
有効範囲は音速の半分。それぞれ、そのタイミングでしか有ることを認識できない。
(あらゆる条件は本人の認識に依存している。ex.ワームとネイティブの区別、善悪の判断不可能、ソナーと似た理屈)
ゲゲルを始めたグロンギを狩り、ワームを狩り、ゲゲルをしていないグロンギを前もって狩り、人を襲っていたオルフェノクやファンガイアを狩っている。(学業・家事含めるとクソ忙しい)
殺しに慣れないので、基本空元気。
○仮面ライダープロトクウガ
三代祐介が変身するクウガ。
アマダムの性質を知った上で使用しているので、脳への作用が抑えられている。
(肉体は順調に変化している)
移動にドラゴン、殺害にタイタンを基本に使用する。
また、ライジングを獲得する予定はないので、亜種形態を約一年掛けて獲得した。
*亜種形態
色・筋力・感覚×形・武器
・マイティペガサス
近接戦闘も可能な中距離射撃形態。
・ドラゴンペガサス
移動しつつ狙撃する形態。
・タイタンペガサス
耐えながら狙撃する形態。
・マイティタイタン
・マイティドラゴン
やや素早いorやや力強い万能寄りのスペック持ち。
没
*○○マイティ
武器捨てた状態だよな?
*ペガサス○○
痛覚強化+低スペックで近接戦できる訳ない
*ドラゴン&タイタン
元の武器で良いじゃん
ペガサスボウガンは、引金で通常攻撃、グリップを引っ張ってチャージ技(及び必殺)扱い。