仮面ライダー平成ジェネレーションズ Grand Order 作:人見知り
本当に終わらせるために、大半カットで進行
カルデアの所長室にて、所長であるオルガマリー・・アニムスフィアは頭を抱えていた。
「『西暦1573年の小島でユニバースヘラクレスを討伐*1』って頭おかしいって思われるじゃない!
何よ!3体のヘラクレスが合体って!」
「北欧神話然り、三位一体はよくあるだろう?」
それを宥めるのは、マスターの1人でもある佐中真央だ。
当初の依頼通りに護衛をしつつ、今では秘書の真似事までしている。
「だからって外宇宙と蒼輝銀河って何よ!」
そんな一幕もありつつ、次なる特異点は霧の都 ロンドン。
西暦1888年…いわゆる産業革命の時代だ。
特異点のロンドンは、あり得ならざる魔力の霧に覆われていた。
この霧は常人には毒であり町に人影はない。
そんな町で、俺たちカルデア一行は自警団と遭遇していた。
「油断すんなよ!マシュ!」
「はい!」
マシュを気にかけているのは、かの円卓の一席に名を連ねた騎士モードレッド。
自警団の長として束ね、倉庫から食料を住民に配布したり、黒幕探しをしたりしていたそうだ。
他にも玉藻前やアンデルセンといった英霊もいるが、驚くべきは現地のライダーが9人もいる事だろう。
黒の素体に様々な鎧を纏った彼らは、英霊には一歩劣るものの、徘徊するホムンクルス達相手には優位に立ち回っていた。
「俺たちだって伊達に世界を救おうとしてないさ」
ホムンクルスを狙撃しながら語ってくれたのは、カルデア一行を真っ先に信用してくれた男だ。
彼らは、世界を救うと報酬として願いを叶えてもらえるのだとか。
英霊と聖杯戦争の良いところを合わせたようなデザイアグランプリなるものは知られておらず、オルガマリーは頭を抱えるのだった。
『膨大な……計測不能な魔力反応だ! 何かが、来るぞ!』
現地戦力と力を合わせて、この特異点を作り出した者を打ち倒した直後、
人理焼却の黒幕、魔術王を名乗るモノが現れた。
それが伴う魔神柱の力は圧倒的だった。
現地ライダーは5人が瞬殺された。
カルデアへの強制帰還は魔術王の力場で叶わない。
カルデアのマスターたちを射抜かんとした魔眼の光は、無数の黒い羽に遮られた。
警告音と共に鎖がジャリジャリと移動する音が響く。
「抑えとくから、早く!」
現れた黒い翼のライダー…ジェイラーはそう言うと、ベルトを操作する。
すると、ジャリジャリジャリと足枷から鎖が溢れ出し、渦を巻いた。
ジェイラーは空中で反転し、蹴りを叩き込む。
『JAILER!YOSUZUME! LOCK DOWN!』
鎖が魔神柱達に何重にも巻き付いていく。錠前も無数に発生し、発生する度に圧が弱まっていく。
されど、魔神柱が暴れる度に少しずつ鎖が引きちぎられる。
『強制的に帰還させる!みんな耐えてくれ!』
こうしてカルデア一行は、辛うじて帰還する事ができたのであった。
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