仮面ライダー平成ジェネレーションズ Grand Order 作:人見知り
さぁ、キバって行くぜ (微妙に違う)(2話の伏線回収)
《2004年》〜ブレイドの刻〜
満月の美しい夜、とある公園で一組の男女が未来に踏み出そうとしていた。
「亜由さん、結婚して下さい!」
「嬉しいです。けど私は…本当は……」
「分かってます。」
「えっ」
「なんとなくだけど……それを含めて貴女を愛してます」
「…聡太くん。私も」
2人の道が交わろうとした、まさにその時、
男の胸から刃が飛び出した。
「亜由…さん…」
男は愛する人の名を呼びながら息絶えた。
「聡太くん…嘘でしょ… 嫌、嫌、嫌!」
泣き叫ぶ女に剣を持った化け物が近寄る。
「亜由…お前に相応しいのは俺だ……
誰にも渡さない…」
女が化け物をキッと睨み、頬にステンドグラスのような模様を浮かべると、化け物が炎上した。
「うわぁぁ 熱い 熱ィィ」
「!」
燃え上がる化け物を見て、女は驚いている。
化け物が火を消そうと、のたうち回ると砂が纏わり付き、いつの間にか鎖となっていた。
「アギトによる殺人か……
110番じゃなくて風鳴さんとこの管轄だな」
女が振り向くと、黒い異形が立っていた。
「クウガ……」
「(ファンガイアか……)
間に合わなくて申し訳ない。とりあえずは彼の応急処置を…」
言いかけたクウガの視線の先には、少年がいた。
「人を愛することは掟に反する」
少年は手袋を外し、王の証を示した。
「王としての判決を言い渡す。死だ」
ヘンシン
どこからか現れた蛇のような円盤により、少年は白き王の鎧を身に纏った。
「やめてもらえるかな、キング殿?
無益な殺生はしたくないのだが。」
「多くのファンガイアを殺しておいて!」
サガは激情と共に斬りかかる。
クウガはその身で受け止めた。
「なっ!」
「殺さねば殺される状況だったからね。
本当は殺したくなんてなかったよ。前にも言っただろう?*1
『友達は多い方が良い』って」
サガは動揺して後ずさる。
「まさか……祐介なのか……」
「ああ」
サガの問いかけに答えると、クウガは人の姿に戻った。
「……騙していたのか」
「? クウガになったのは知り合ってからだし、大牙がキングだと気づいたのは最近だよ。」
「最近?」
「何度か死線を潜ると、なんとなくは相手の身のこなしは分かるようになるからね」
「そうか。よかった。
俺には王としての責務がある。クウガ!お前を倒す!」
「そう」
大牙は白き鎧を身に纏い、祐介は赤い異形へと変わった。
***************
白き王と赤の戦士は幾度となく拳と言葉を交えた。
「王の責務とか言ってたけどさ! 本気でこんな事したい訳じゃないよね!」
「掟を破った者を処罰する! 人間と同じだ!」
「言葉の通じる相手を愛しちゃダメなんて! 古すぎない?!」
「種の存亡に関わる事だ!」
「そんな気にするなら! ファンガイア同士で婚活パーティーでも開いたら!」
***************
「そんなに俺を殺したい?!」
「嫌に決まってるだろ!」
そんな言葉と共に放たれた拳で両者は地に沈んだ。
「ハァハァ どうしてお前は戦うんだ…」
「ハァハァ 守りたい約束*2があるからね…」
「約束*3……か」
「なら、ファンガイアと人間の共存の為に手を貸してもらうぞ、祐介」
「勿論。喜んで」
起き上がった2人が手を握ると、男の遺体に青い炎が上がった。
「なにッ」
「(ヤッベ忘れてた)良かったのか手間が増えたのか…」
「聡太くん!」
ガチャガチャ
オルフェノクとなった男が混乱していると、G3部隊が到着した。
折悪く男がオルフェノクの姿となってしまった。
「! 攻撃用意!」
「違う違う! そっち被害者! 対応して欲しいのは転がってる方!」
男を攻撃しようとしたG3部隊をクウガが慌てて止める。
「彼の言葉を信じよう」
その声を聞いたG3部隊は転がっているアギトをひっ捕えた。
***************
「ありがとうございます、風鳴さん」
「これが仕事だからな。それにしても被害者が甦るとは、対応が難しいな」
「そうですね」
クウガとアギトが話していると、一台の車が止まった。
「クウガ! 貴方って人は!」
COMPLETE
車から降りてきた男は黒い鎧を身に纏うと、クウガに襲いかかってきた。
「何何何!」
***************
「申し訳ない。クウガが白い怪人を襲っていると聞いたもので。」
「あー、うん。とりあえずいきなり斬りかかるのやめましょう?」
何事かと思った。ファイズの物語がややこしいのは草加のせいだけじゃないな。
「祐介、こちらの方は?」
そうだ。紹介しないとか。
「こちら、木場さん。オルフェノクのまとめ役みたいな人。
木場さん。この白いのは私の親友でファンガイアの王様です。」
「どうも」「こちらこそ」
地の帝王と運命の(鎧を着た)王が会釈し合ってる。おもろ
「じゃあ、夜も遅いので解散で!
お疲れ様でした。お先に失礼します!」
「「「「「えっ」」」」」
***************
《大牙side》
アイツ…! 明日シバく!
「えーっと、王様さん? 俺達も一度解散しませんか? 彼らも急な事で戸惑ってるでしょうし。」
それもそうか。
「そうですね。話は後日でも良いでしょう」
「彼らは一旦こちらで保護します。連絡はこちらにお願いします」
名刺? スマートブレイン社の社長!
なるほど、やはり唯の会社ではなかったか。
それより、メモとペンっと
「これが連絡先です」
「分かりました。
今日は帰っても大丈夫ですか、お巡りさん」
「一応、身元確認だけお願いします」
警察や政府とのやりとりも必要になるか。
大仕事だな。
《side out》
ファンガイアの若き王が親友をしばいてる一方、
種の存亡を賭けた戦いが最終局面を迎えていた。
***************
ジョーカーこと始がハカランダに戻ると人気がなく、一通の手紙があった。
手紙にはこうある。
"あの親子を死なせたくなければ、この場所まで来い"
それを読んだ始は同封された地図を持ち、店を飛び出した。
入れ替わるように、裏口から男と親子が入ってきた。
「おじさん、凄いね。プロの人?」
「研究が本職だけど一応ね」
「本当にありがとうございます。始さんがいなかったから、助かりました。」
「いえいえ。お役に立てたなら幸いです。」
男は会話しながら始が落とした手紙を見つけると、気づかれないようにポケットにしまいこんだ。
***************
「っ」
気がつくと、始は瓦礫に埋もれていた。
(確か……手紙にあった建物の中に入ると、縛られてる人影があって…。
そうだ。掛かっていた布を取ったら爆発が…)
そこまで思い出した始は、少女の姿を探す。
「天音ちゃん! 天音ちゃん!」
見回すと少女の頭のような物が見えた。出血はないようだ。
「天音ちゃん!」
慌てて駆け寄ると、その頭が転がった。
それには目も口も無かった。
「マネキン?」
「ハートの2」
その背後で始が落としたラウズカードを拾う男がいた。
男はラウズカードを解放装置にセットし、人間の始祖を解放した。
「グヮアアア」
アンデッドの本能に振り回されつつあるジョーカーに男はラウズカードを投げつけた。
『なんということを』
ヒューマンアンデッドが何かを言おうとすると、統率者が現れた。
それに気を取られたヒューマンアンデッドを男はレンゲラウザーで突き刺した。
『何を』
男はヒューマンアンデッドの言葉を無視してカードを投げつけた。
参加者がいなくなったからか、役目を果たしたからか、統率者は消えていた。
○キャラクター
・亜由
ファンガイアの女性。
人間である聡太を愛した事でキングに狙われた。キングが方針を変えた事でキング及びクイーンからは狙われる事は無くなった。
現在は聡太共々スマートブレインの保護下にある。
・聡太
人間だったオルフェノクの男性。
亜由にプロポーズをした直後に、ストーカーのアギト(アナザーフレイム?)に刺されて死亡した。
オリジナルのオルフェノクであるため、強い力を持つと思われる。
現在は亜由共々スマートブレインの保護下にある。
・ストーカー
アギトに目覚めた男性。
亜由に惚れており、亜由を奪った(ストーカー主観)聡太に嫉妬してアギトとなった。
亜由に睨まれた時に炎上したので、亜由に対して恐怖を感じている。2度と会う事は無い。
なお、諸々は公表できないので、アギトの力を没収された上、執行猶予付きの暴行罪として処理された。
・三代 祐介
オリ主。転生者。
プロトクウガの後継者にして、この世界のクウガ。
祖父との約束もあるが、善良なので他種族と争いたくは無い。
殺しの重圧に苦しんでいたが、馬鹿やれる友達の存在が支えになっていた。
・嶋 大牙
ファンガイアのキングにしてオリ主の親友。
育て親とのすれ違いに首を挟んだ大馬鹿に(オルフェノクの歴史を変えるくらいには)絆された。
・G3部隊、風鳴
対アギトの新たなG3ユニット。
スマブレの黒幕や天王寺の横槍や隠蔽により僅かな増員しかされてない。
罪を犯したアギトから力を没収し、どうとでもなる罪で逮捕する。
なお、数年後には対異種族部署となる。
・木場勇人
スマートブレイン社社長。
アークルレプリカにより生き抜いた。
馴れぬ社長業と、人間とオルフェノクの共存の為に奔走している。
アークルのリスクを聞いたため、設計図のみだった帝王のベルトを作成。戦闘ではオーガギアを使用している。
なお、共存に反対した社員の内、過半数を斬ったらしい。
オルフェノク時に色が付き、別種の化け物と勘違いされる事もある。(青い疾走体、紫の激情体)
後編
・男(名前未設定)
元ボード研究者。
天王寺の思惑に勘づき、なんとか生き延びていた。
誘拐を思わせる手紙でジョーカーを誘き出して封印した。
事前に盗っておいたレンゲバックルから出したレンゲラウザーを使用してヒューマンアンデッドも封印した。
僅かながら罪悪感があるため、レンゲルを参考にジョーカーが戦えるシステムの開発に着手する。
○誰も解説しない状況
・バトルファイトにおける人間の優勝
各種条件が人類に優位になる。
オルフェノク:同意の無い使徒転生の成功率が極低下
アギト:誕生率が低下
他、僅かながら変化
・アークオルフェノクの半永久消滅
度重なるスマブレ情勢の変化によりオルフェノクの総数が減少+転生成功率低下により、
事実上のオルフェノク絶滅が決定。
○独自解釈・設定
・プロトゼクターはダークカブトのみ
(もしかしたら、他のプロトもいたのかもしれないけど無し)
・オルフェノク、ワーム、イマジン、ファントム、ヘルヘイム、バグスターは同質のモノ
ウイルス的な何かが生物を侵食、何らかイメージやデータを取り込み活動している。
・オルフェノク
宿主の死をトリガーとして活動を始める。
宿主の姿と記憶、何らかのイメージを読み取り活動する。
人間から一定の割合で誕生し、本能に従って仲間を増やそうとする。
使徒転生個体が弱いのは、因子の量によるもの。
短命なのは、器の強度が足らないから。
寿命を克服したオルフェノクは、器が完全となった存在。因子を一定以上獲得する事で至る。
オルフェノクが一定以上になると、最も優れた因子が王として覚醒。
因子不足分を他のオルフェノクを捕食する事で補う。
王の特異性は、同族との因子のやりとり。
・オルフェノク因子に真に適合した者がアギト
因子と宿主が共存共栄している物(進化)
宿主が生きている内に活動。
・ワーム
虫の特性を獲得した因子による種族。
生物となり、宿主が不用になっている。
・イマジン
仕組みを把握し、自分たちの意識を宿して過去に飛ばした。
現地でイメージを必要とするのはコストの都合。
・ファントム
魔力を生み出せる因子の生物。
免疫の低下に伴い、魔力に触れると増殖。一定まで増殖すると知性を獲得する。
因子がある程度増殖した上で、抑制できると魔法使いとなる。
・ヘルヘイム
植物を主体とする因子。
・バグスター
細菌とプログラムデータを取り込んだ因子。
○余談
大牙を男装女王にしてヒロインにしようか、一瞬迷った。(そういうの好きなので)
ロイミュード絡みの募集やる? (まだ詳細詰めてないけど)
-
興味ある
-
いらない