仮面ライダー平成ジェネレーションズ Grand Order   作:人見知り

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またまた、原作と同じ部分とかカット



2人のカブト

 

《2006年》〜カブトの刻〜

 

「ライダーキック」

『rider kick』

 

太陽の神が宇宙からの外来種を打ち倒している頃、

また別の戦士が誕生しようとしていた。

 

 

****************

 

 

人気の無い通りを駆ける少年と少女。

 

色恋や青春といった雰囲気は今は無く、

今の彼らにあるのは恐怖と焦燥だった。

 

「なんなんですか⁈ アレは⁈」

「そんなの俺が知るか!」

 

彼らを追うのは、緑色の怪物…ワームだ。

 

 

 

ヤツらが擬態する瞬間を見てしまった彼らは必死に逃げていた。

 

けれど、人間には限界がある。速さも、体力も、集中力も。

特に、ごく普通に生まれ、ごく普通に育った人間なら尚更だ。

 

「イタッ」

 

少女が足を縺れさせて転んだ。足を挫いたようだ。

 

少年には確信があった。

少女を背負っては怪物達に追いつかれる。このままでは2人とも殺されると。

 

「クソが!」

 

少年はその辺に落ちていた傘を掴み、怪物へ立ち向かった。

 

****************

 

「ツカサくん!」

 

少女は心配し声をかけるが、少年は思いの外善戦していた。

 

少年はかつて目の前のヤツらの同類にされかけたのだ。その肉体は不完全ながら人間から外れている。

その上、普段競う相手は超人たる鬼や、その見習い達だ。鍛え方も並ではない。

 

 

されど、たかだか人外人から外れた程度であり超人英雄ではない。

持っている武器だって、人すら殺すことは難しい。怪物相手では尚更だ。

 

「ぐはっ」

 

次第に押されてしまえば、押し返す事は叶わない。

そして魔の手は少女へ向かう。

 

「イヤ! 来ないて!」

「なつみ!」

 

 

****************

 

少年は足掻き続けた。何度踏まれても、何度爪を振るわれても。

 

そんな強い意志に呼応したのか、黒いゼクターが動き出した。

 

****************

 

爪が少女を斬り裂こうとした時、黒い何かがワームを弾き飛ばした。

 

「あれは…」

 

ソレは少年を見つけると、何処からか持ってきたベルトを投げつけた。

 

「これは……そうか。懐かしいな」

 

少年は顔を曇らせたが、そのベルトを身につけた。

 

 

「来い!」

 

黒いゼクターは呼びかけに応じ、少年の手に収まる。

 

「変身!」『henshin』『change black beetle』

 

少年がゼクターをセットし角を操作すると、スーツが展開された。

そして、側面のスイッチを操作する。

 

『clock up』

 

****************

 

「黒いライダー…」

 

友人が変身して、消えたと思ったら怪物が爆散した。

 

少女は何があったのかは、分からない。

けれど、少年が守ってくれた事だけは理解できた。

 

「ありがとう…ツカサくん」

「フン」

 

少年は照れくさそうに鼻を鳴らした。そして倒れこみ変身が解けた。

 

「ツカサくん! しっかりして下さい! ツカサくん!」

 

 

 

****************

 

 

 

 

主治医曰く、「肉体に異常は無い。精神的なものだろう」との事だ。

 

マスクドライダーシステム開発の為の非人道的な実験を受けていたのだから、さもありなん。

 

それより、そんな大群を見逃してた? 俺だけじゃなく、ゼクトも、猛士も、G3ユニットも?

厄ネタか?

 

 

とりあえず、ネイティブ供を殲滅すれば良いか。

ワームはカブト達に任せる。サソード助けられなかったし。

 

石を片っ端から消さないとな。

どのサイズまで機能するのか分からないし、基本はモーフィンパワーで鉄粉にでもするか。

 

 

…そうだ。ひよりちゃんの件のきっかけは用意しないとまずいな。

ほっといても良い事ないだろうし。

 

 

****************

 

****************

 

 

"ひよりが拐われた"

天道からそう知らせを受けた加賀美が探し回っていると、謎の男に腕を引かれるひよりを見つけた。

 

天道に連絡してると、人気の無い廃ビルに入っていった。

 

 

 

急いで追いかけると、男が刀を振りかぶっていた。

 

「くらえ!」「イヤッ」「待て!」

 

刀が触れる寸前、少女は緑の異形へと変わった。

 

「……」「何? なんなの?」

 

「ひよりちゃんがワーム?」

「ひよりか?」

 

少女は己の姿に驚き、男たちは戸惑った。

 

 

 

 

 

 

いつのまにか、連れ込んだ男は消えていた……

 

 

****************

 

 

申し訳ないけど、やっとかないと不安だし。

解決するまで見張りはしとかないとね。

 

 

 

次会ったとき、ぶん殴られそうだなぁ。

さっき使った玩具の刀なら良いんだけど……

多分拳だよなぁ。

 

 

****************

 

****************

 

 

ゼクト本部を訪れると、無数の焼死体が転がっていた。

「これは一体……」

 

「加賀美警視総監ですね」

己の名を呼ばれた。

 

そこにいたのは、代々不可侵と伝えられていた存在だった。

 

「クウガくんだったね。これは君がやったのかい?」

 

「ええ。人類滅亡を目論んだので潰しました。残党は発見次第潰します。

言うまでもないですが、人類以外全て抹殺なんて考えても潰します。

では、失礼」

 

それだけ言うと、次の瞬間には消えていた。

 

(これがクウガの力か…… くわばらくわばら)

 




地獄兄弟生存

ロイミュード絡みの募集やる? (まだ詳細詰めてないけど)

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