「えっと、なんていうか…おめでとう?でいいのかな」
「そう言ってもらえると嬉しいな。とは言っても俺たちは前線を離れるわけだから手拍子に喜べないだろうけど…」
「ごめんなさい。でもそう決めたの」
目の前にいるのは攻略組の中でもさらにトップに位置する二人のプレイヤー、それでいてうちのお得意様でもある、キリトとアスナさんだ。
「まあ二人とも今まで人一倍頑張ってきたんだから少し休むくらいは文句は言わないけど…結婚ねえ…」
「ははっ、さすがのお前でも驚いたか?」
「そりゃあそうだよ。このSAOの中で『結婚』のシステムがあるのは知ってたけど、まさか二人がそうなるとはね」
突然の訪問には特に驚くことはなかったが、その訪問の理由には流石に驚かされた。
この二人が攻略組の前線から外れ、さらには結婚して夫婦になるというのだ。
二人とも俺と同じくらいの年齢で、現在の日本の法律では結婚はできないはずだが、ここはSAOの世界の中。
法律などという縛りはなく、結婚も双方の了承さえあればシステムが認証してくれる。
システム上はアイテムストレージが共有化されるという変化もあるらしいが、それを実行できるというのはお互いがお互いを信用し合っていなければ実現しないだろう。
「まあ傍から見てれば二人がいずれくっつくだろう、とは思ってたけどね」
「「えっ!?」」
二人の目が見開き、驚く。
「だってアスナさんはうちの店に来るたびにキリトの話しかしないし、キリトも同じ。正直さっさと付き合えよ、とも思ってたくらい」
「そ、そこまでか…」
「恥ずかしい…」
ふたり揃って顔をうつむかせ、顔を赤くする。
その様子を見て、顔の赤さも再現されてるんだな、なんてどうでもいいことも考えてしまう。
「それで今日はフォーレンに頼みたいことがあってきたんだ」
「頼み?まあ二人とも知らない仲じゃないし、うちの店でできることならなんでも言ってくれよ」
「そう言ってくれると思ったよ」
そう言ってキリトは左手を見せてきた。
「実はな、俺たちの指輪をお願いしたいんだよ」
「指輪…ってエンゲージリングをか?」
コクリとキリトが頷く。
「二人で結婚しようと決めて、それからいい結婚指輪がないかアスナが調べたみたいなんだ」
「だってキリト君そういうこと全然気づかないんだもん」
少しむすっ、と頬を膨らますアスナさん。
なるほど、かわいい。
「そ、それでだな、情報屋に聞いたところ、ある鉱石…というより宝石を使ったプレイヤーメイドの指輪が一番綺麗らしい」
「ほう。それでその宝石は?」
「もう取ってきたよ。これだ」
ウインドウに映されたアイテムには、『サファイゴルド』という宝石があった。
それをキリトが取り出し、俺に手渡す。
「表面に金色のラメがかかったサファイアか…これだけでもかなりの値打ちものだな」
そう簡単に手に入るものじゃないかと思うが、そこはキリトの腕だ。
二刀流という最強の矛を手に入れたブラッキーくんにとってはそのくらい造作もないだろう。
「わかった。注文はこの宝石を使ったエンゲージリングだな」
「ああ。性能は何もいらない。ただただ綺麗な物を頼む」
「ん?性能は度外視か?」
「二人で決めたのよ。その指輪は戦闘力なんて何もいらない。私たちが結婚した、っていう証のためのものなんだから」
「それもそうか。よし、じゃあ早速作ろうか。俺は工房に行ってくるから、二人はここでゆっくりくつろいでいてくれ。そんなにかからないと思うから」
「そうさせてもらうよ。朝からその宝石を取りに行ってたからな。さすがに疲れたよ」
「そうね。久しぶりにフォーレン君の作ったお菓子をもらってもいい?」
「もちろん。はいどうぞ」
すぐにストレージから紅茶とケーキを取り出し、二人に差し出す。
「それじゃ行ってくる。期待してもらっていいよ」
二人にそう言うと、裏の工房へ向かった。
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突然だが、新しく手に入れた『名工』というスキルには、装備品を生成する際の時間を短縮するスキルがある。
本来鍛冶屋だと、高レベルの武器の生成には槌を何回も振らなければならないが、防具屋にもそれと同じような動作が存在する。
体防具なら針を縫うし、盾ならば槌を振る。
そして装飾品ならば通常の槌よりもかなり小さい、形状はトンカチのような道具を振る。
『名工』スキルがあると、その回数を短縮できるのだ。
「なんだこの宝石は…全然形が変化しないぞっ」
先程から何回振っただろうか。
どれくらい時間が経ったのかもわからないが、少なくともいつもの生成よりははるかに時間がかかっていた。
「はあはあ、しんどいな…」
息を切らしながら手元の宝石を見る。
普段ならもう適当な大きさに小さくし、細かい形状を整えるところだ。
「全然小さくならねえ…」
まだ一人分すらできていないのに、全然形ができない。
その事実がますます俺を焦らせる。
「ははっ…」
その時不意に笑いが漏れる。
「ここまで扱いづらい素材は初めてだな。でも、そのほうが面白い!」
目に職人としての闘志を燃えさせ、小槌を強く握り締める。
何回振ったっていい。
絶対にこの指輪は完成させる。
あの二人が俺の腕を信用して持ってきてくれたんだ、それに俺が答えなくてどうする。
店で待っている二人の顔を思い浮かべながら先ほどよりも強く、だが繊細に、小槌を振る。
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「はあ、はあ…こんなもんか…」
目の前の机に置かれる大小二つの指輪を見つめて、呼吸を落ち着かせる。
「俺にしては随分と時間がかかったもんだな」
店に置いてある時計を見ると、生成開始から既に五時間が経とうとしていた。
「すぐに終わるとは言ったものの、こりゃ時間かかりすぎたな」
流石に二人とも帰ってるだろうと思い、フレンドリストから謝罪のメッセージを送ろうとした、その時。
「おつかれさん」
「お疲れ様、フォーレン君」
件の二人が工房にやってきた。
「あれ、二人とも帰ってなかったのか。思いのほか時間がかかったからてっきり帰ったのかと…」
「お前に頼んだのは俺たちだろ。頑張って作ってもらってるのに俺たちだけ帰るわけにも、な」
「とか言って、キリトくんは途中で少し寝てましたけどねー」
「うぐっ、ま、まあそれはそれとして。完成したのか?」
キリトがバツの悪そうな顔をするが、そのくらいで怒らんよ。
こんな時間まで待っていてくれたのは事実なんだし。
「ああ。今までで一番の難産だったよ。ほら」
トレードウインドウを出し、二人にそれぞれ指輪を送る。
「固有名は『エンゲージリング』。そのままだけど、そんじょそこらのものとは違うよ」
早速それを装備したのか、二人の左手が光った。
「これは…」
「綺麗…」
その指輪は大きな蒼い玉がついた、プラチナリング。
結婚指輪にはこれ以上のものはないだろう。
「言われたとおり見た目の綺麗さを重視したものだ。性能は…申し訳ないが本当にしょぼいぞ?」
俺の言ったとおり、ステータスは『防御力+1』というものだけで、1層で手に入るリングよりもしょぼい性能になってしまった。
ホントに素材の希少さとと噛み合ってないな。
「いやそれでいいよ。さっきも言ったけど俺たちは性能目的でこれを作ってもらったわけじゃない」
「うん!すごく綺麗だよ、流石はフォーレン君だね!」
「二人にそう言ってもらえると作った甲斐があるよ。ぜひぜひ大切にしてくれ」
もちろん、と声をあわせて言われたときは、少し笑みをこぼしてしまった。
防具屋をやっていて良かった、とつくづく思ってしまう。
「それで、代金の方なんだが、どのくらいだ?」
ふむ、代金か。代金ねえ…
「俺たち、今22層に家を買ったばかりでさ。できればローンを組んだり、なんなら俺のもつレアアイテムをいくらでも…」
「わ、私のアイテムも…」
「いらない」
「「えっ?」」
「代金はいらない。ってかもらえないよ」
「い、いやでもそういうわけには…」
「俺は防具屋だぞ?確かに手間はかかったけど、そのリングは性能面では底辺クラスだ。そんなもので金を稼ごうなんて、ねえ…」
半分本音、半分建前だ。
本当は…
「というかまあ、それは俺からの結婚祝いだ。このSAOの中じゃそのくらいしかしてやれないからな」
これが現実世界ならもっと違う形で渡すんだろうけど。
「二人が末永く幸せになってくれれば、それでいい。なんて、ちょっとキザだったかな」
「そうだな。でもありがとう。助かるよ」
「私からもありがとう。最高の贈り物よ」
その笑顔だけでお代はもらったようなもの、なんて思ったがこれ以上キザなセリフは控えよう。
「フォーレン君が結婚するときはすごいもの用意するからねっ」
「そうだな。俺も奮発するよ」
「ははっそんな予定は全くないけど、期待してるよ」
結婚かあ…願望がないというわけでもないけど、相手がなあ…
まあそれは置いておこう。
「さっきも言ってたけど、二人は22層に住むことになるのか?」
「ああ。フォーレンも暇なときは遊びに来るといいよ」
「二人の時間を邪魔するのは気が引けるけど、その新居は気になるな。今度シリカとリズを誘って遊びに行くよ。あ、あとクラインも」
クライン(彼女なし)は年下のキリトに対してどう考えるかわからんが、それはそれで楽しそうだ。
「それじゃ時間も時間だし、俺たちはこれで」
「本当に遊びに来てね、フォーレン君」
「りょーかい、楽しみにしてるよ」
指輪を着けたその左手をこちらに振りながら、二人は店を出て行った。
・
・
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「へえ、そんなことがあったんだ」
「結婚、ですか。あのおふたりはすごいですねえ~」
いつもどおりリズとシリカとのお茶会は開かれた。
前日にあったそのちょっとした事件のことを話すと、二人とも踊り手はいたものの、素直に祝福しているようだ。
「アスナはずいぶん前からキリトのことが好きだったみたいだし、やっとって感じよね」
「だな。まあ落ち着くべきところに収まったんじゃないか?」
「でも結婚ですか。やっぱり憧れちゃいます」
「ははーん、さてはシリカったら、将来の夢に『お嫁さん』とか書いてたでしょ?」
「んぐっ、な、なんのことやら…」
ケーキをのどに詰まらせかけ、咳き込むシリカ。
図星のようだな。
「女の子なんですから当たり前のことです!」
「ちょっとそれってあたしが女の子らしくないってこと!?」
「まあそれは否定できんな」
「なにかいったかしら?」
「そういうところだよ」
笑顔で棍を構えて脅す女の子なんてこの世界に来てから知ったからな。
「ま、まあそれはそれとして。今度みんなでキリトたちの新居に遊びに行かないか?」
「あの二人の愛の巣に?うーん、まあ面白そうね」
「あ、愛の巣…」
「わざわざ言いなおすんじゃない。シリカが変な妄想に走るじゃないか」
「も、妄想なんてしてませんっ」
顔を真っ赤にさせて反論しても説得力がないぞ。
「決まりね」
「ん?何がだ?」
「早速あの二人の愛の巣に乗り込むわよ!そして存分に弄り倒して新婚ムードぶち壊してあげるわ!」
リア充爆ぜろ!とでも言いそうな勢いのまま、キリトへの訪問が決定した。
一応キリトたちにはメッセージを飛ばしておく。
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・
「う~…パパぁ…」
「よしよし。ユイ、この人たちはパパとママの友達だ。怖くないぞ?」
「「「………」」」
22層の森の奥、湖のほとりに構えられたログハウスに、俺たちは来ていた。
場所なんて今はどうでもいい。
問題はそこにいた人物にある。
「えっと、キリト。その女の子は…?」
キリトに頭を撫でられている長い黒髪の女の子。
見覚えがないけど、誰なんだろう。
「いくらなんでもそういうプレイは、な。ほらシリカも知ることだし、控えてくれると…」
「待て待て待て、何か誤解してないか!?」
「キリト…あんた、アスナというものがいながら…」
「だから誤解だってリズ!棍を構えるのはよしてくれ!」
「あ、あの~…結局その子は一体…」
「シリカ、見ちゃダメだ。アレはロリータコンプレックスと言ってな?現実世界では犯罪行為も同然なんだが、いかんせんこの世界ではその法律がない。くそっ」
「だから違うって!この子はユイといって、森で一人だったところを俺とアスナで保護したんだ!それだけだって」
まあ薄々気付いてはいたがそこはほら、ノリっていうか?
リズもおそらくそうだろう。
「だとしても自分のことをパパと呼ばせるのはなあ…」
「しょうがないのよ。この子、記憶がないみたいなの」
ここでようやく話に入ってきたアスナさん。
「記憶がない?」
「ああ。そんな状態でひとりでいるのも危険だと思ってこの家に連れてきたんだが、何の因果か俺たちのことを親だと勘違いしてるみたいで」
「それでそのまま押し通した、と」
ほお、記憶喪失の迷子ねえ。
「情報屋にも問い合わせてみたんだが、めぼしい情報は得られなかったんだ」
「確かにこんなことは攻略とは無関係だし、情報屋もわからんだろうな」
「だから何かつかめるまで一緒に暮らそうかと考えてる」
この二人なら下手なプレイヤーに保護されるよりかは安全だし、この子のためにもそのほうがいいか。
今は攻略も休んでるみたいだし。
「そういうことなら納得だ。てっきりキリトが変な趣味に目覚めたのかと思ったよ」
「変な趣味ってなんだ。まあそれは置いといて。三人はこの子について何か知らないか?」
俺はシリカとリズを見る。
二人とも何も知らないようで、黙っている。
もちろん俺も知らない。
「ていうかその子の着てる服、ちょっと見せてもらってもいいか?」
「服?別に構わないけど、どうしたんだ?」
「いや、ちょっとな」
そう言ってユイに近づく。
ユイは俺を怖がってキリトの背中に隠れる。
「俺嫌われてるのかな…」
「ちょっと人見知りなんだと思うけど…ほら、ユイ?この人は危ない人じゃないから大丈夫だぞ?」
「は、はい。パパがそう言うのなら…」
キリトの口添えでようやく近づいてくれたユイ。
そして俺はその身につけている物を見る。
(これは…何の変哲もない白い布…それどころか防具として認識すらされていないんじゃないか?なんでこんなものを身につけて22層の森に…)
ありがとう、と礼を言うと、ユイは再びキリトのそばに戻った。
「フォーレン、何かわかったのか?」
「今のところはよくわからん。ちょっと情報が少なすぎるかな」
しいて言えばあの白い布の造り…アレは既存の製品でも見たことがないし、『裁縫』スキルにもあのような作り方はない。
まったくもって謎だ。
とはいえ怪しいと思える点はそこだけなので、特に言うべきことでもないと考えた。
「ほらほらーユイちゃーん、おいでおいでー」
気づくとシリカがユイに近寄っていた。
「え、えっと…」
だがユイはやはりキリトに隠れる。
「うっ、怖がられました…」
シリカでも無理か…
こんなに人畜無害な外見なのにな。
「こりゃ人見知りがすぎるな。ん?そうだ」
ふといい案を思いつき、実行に移す。
「アスナさん、ちょっと台所借りてもいいかな?」
「台所?別にいいけど…ああ、そういうことね」
俺のしようとしてることが伝わったのか、快く許可してくれた。
「私も手伝おうか?」
「いや、俺ひとりで平気だよ。ちょっと行ってくる」
リビングにほかのみんなを残し、俺は早速台所でストレージを開く。
「そんじゃ早速作りますかね。とりあえず簡単な…いつものケーキでいいか」
いつも作っていて、なおかつシリカの好物でもあるチーズケーキを選択。
「ユイの好みはわからないけど、まあ大丈夫だろう」
あっという間に完成した人数分のケーキをもって、リビングに向かった。
「お待たせ、フォーレン特製レアチーズケーキだ」
「わぁっケーキ!」
「おいしそうですっ」
ユイがキリトの後ろから顔を出し、シリカと一緒に目を輝かせた。
「ユイも食べたいか?」
答えはわかっているが、キリトが聞く。
「(こくっこくっ)」
素早く首を縦に振るユイ。
こうして見ると年相応で可愛いな。
ここに来てからの印象だと、記憶がないからなのか少しおとなしい印象があったが、女の子として甘いものには目がないのかもしれない。
「めしあがれ。言っとくけどアスナさんのに負けないくらい美味しいからな」
「あら、それは聞き捨てならないわね」
「お兄さんはママよりも料理が上手なんですか?」
一瞬アスナさんがむっとするが、こればっかりは譲らない。
なにせ先に料理スキルをコンプリートしたのは自分なのだから。
「それはユイに決めてほしいな。とりあえず食べてみなよ」
「はいっ。いただきまーす」
きっちりと手を合わせて合唱するユイ。
こういうところはアスナさんの教育かな。
「ぱくっ、もぐもぐ…ふぁあ、おいしいです」
「ん~…この程よい甘みがなんとも…」
シリカはともかくとして、ユイまでトリップする。
「あちゃー、ユイちゃんも別世界に行っちゃったか」
「フォーレンの料理は相変わらずすごいな…」
「スイーツだけなら私も負けるわね。それくらい美味しいもの」
はっはっは、そんなに褒めても何も出ないぞ。
てかさりげなくアスナさんも認めてくれたような。
「「ふぁ~…」」
未だにトリップしている二人を見て嬉しさを感じながらも、自分のケーキを見つめる。
いくら『名工』スキルで強化されたからってここまでとは…
本格的に喫茶店も考えようかな。
そうなったらシリカにバイトとしてウェイトレスでも頼んだり、アスナさんに手伝ってもらったり…
あれ、ちょっと楽しそう?
いやでもアスナさんは攻略が…って今休んでんじゃん。
いやいや待て待て、俺は防具屋だぞ?
そのプライドを捨てるわけには…
「なんかフォーレンまでどっか行ってるみたいなんだけど…」
「おっと、少し考え事してたな」
「あ、戻ってきた」
喫茶店のことはまた今度考えるとしよう。
「今日はとりあえずこの新居を見に来ただけだし、このへんで失礼しようかな」
「もっとゆっくりしていってもいいんだぞ?」
「そうよ。ユイちゃんももう慣れてきたみたいだし」
「あたしたちにあんたらの家族団らんを邪魔するような趣味はないわよ」
「そういうわけだ。ほらシリカ、行くぞ」
ぴこん、とでこぴんをかまし、シリカを引き戻す。
「ふぁっ?ああ、フォーレンさんおはようございましゅ…」
「ろれつ回ってないな。それよりそろそろ帰るよ」
「はあい、今行きましゅ…」
だめだこりゃ。
そう思いシリカをおぶってキリトの家をあとにした。
「今度はもう少しゆっくりしに来るわね」
リズもそれに続く。
今日の感想、結婚は置いといて、ログハウスを買って住むのはなかなか居心地がよさそうだ。
ここまで来るとフォーレンの料理は一種のドラッグみたいな印象になりそう…
でもただの料理だから、美味しすぎるだけだから!
ってなわけでユイを出してみましたが、HFに行くまで出番はほとんど無し。
出番といえばクラインが全然出てないような…
ではまた次回で。