とある転生者のDBストーリー   作:ドラポン

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おっす!オラドラポン
順調にお気に入りやUA数が増えてなによりです
高評価も頂きめっちゃ励みになりました
今後もよろしくお願いいたします


本領発揮!起死回生の一手

「グスッ…ごめんなさいピッコロさん…

 僕を庇って酷い怪我を」

 

岩壁に背をつけて座っているピッコロに悟飯が

寄り添うように語りかける

 

「ぐっ…!なっ、なさけない話だぜ。ピッコロ大魔王

 ともあろうものが、ガキを庇っちまうなんて…」

 

悟飯を除く全員がナッパとの戦闘で酷い有様だ。特に

ピッコロの状態が深刻でまともに戦えないだろう

 

「まさかピッコロが子供を庇うなんてな…

 だけど見直したぜ」

 

「ホントだよな〜。信じられないっすよ」

 

「ああ、昔では、考えられんことだ。ヤツも変わった

 な」

 

ピッコロの思わぬ行動で皆が驚きその話で持ちきりに

なる。同時にこれまでのピッコロの印象が変わった

瞬間でもあった

カミュがそのやり取りを眺めているとクリリンから

質問を受ける

 

「なあカミュちょっといいか?」

 

「何でしょうか?クリリンさん」

 

「お前の能力であのベジータってやつの力盗めないか

 それで悟空と一緒に戦えば楽勝だろう?」

 

「すみません…無理なんです。悪人や僕に友好的では

 ない人の力は、使えないんですよ」

 

「そうか。そんなに都合良くは、行かないよな〜

 出来たらとっくにやってるもんな」

 

あの世界ではそんなことないのだがこっちじゃあ色々

制限がかかっていてまだ手に入れていないスキルなど

使えないものがいくつかある

 

「しかし孫のやつまだ来ないのか…そろそろ現れても

 おかしくないハズだが」

 

「悟空来ない……」

 

「お、お父さんは、必ず来てくれるよ!アイツらを

 やっつけてくれるんだ!!」

 

一向に来ない悟空にみんなの焦りが伝わってくる。

残酷にも与えられた時間は、終わりを告げた

 

「時間だ。どうやら待っても無駄だったようだな」

 

待ちくたびれたナッパがこちらに歩いてくる

 

「さ〜てじっくりと痛めつけてやるか…

 カカロットに見せてやれないのは、残念だった

 がな……」

 

(言ってろ…!時間は稼いだ目にもの見せてやるぜ!

 

真っ先にナッパと対峙しようと前に出るつもり

だったがなんと悟飯が一番に飛び出す

 

「もう逃げるもんか…!僕がみんなをピッコロさん

 を守るんだーーーー!!!!」

 

ハッキリと分かるほどに悟飯の気が上昇する。感じ

とったクリリンが呟き、ベジータは再度装着したスカ

ウターで悟飯を見る

 

「悟、悟空の息子…す…すごい気だ……!」

 

「戦闘力2800!!!やはりこいつら戦闘力が激しく

 変化しやがるぞ………!!」

 

「2800か……!」

 

(ピッコロさん死んでないのにその数値叩き出すの!?

やるじゃないか!悟飯!)

 

「はあああーーーっ!」バシュゥゥゥ!

 

「ぬぅ!?」

 

猛スピードで悟飯が突っ込む、予想外の速さにナッパ

の対応が遅れ顔面を蹴り飛ばされる

 

バキィ!!! 「うぐおおぉ!」

 

「魔閃光ーーー!!!!」ドガァァァン!

 

「おお…」

 

原作とは、違い直撃して爆炎が舞う。見事に決まった

ので思わず声が漏れ、仲間達も唖然と見つめている

ナッパの気を感じとれるので死んではいないが

ダメージは負ったみたいだ

 

「やってくれたな!!ガキ〜っ!」

 

「あっ…あ…そんなぁ…」

 

「戦闘力がガクンと下がった…今ので力を使い果たし

 たようだな」

 

悟飯の奮闘むなしく怒り狂ったナッパがお返しと

言わんばかりに攻撃態勢に入る

 

「……ガキ〜〜!!これまでだあ……!」

 

「あ…あああ………!」

 

「死ねええーーーっ!!!」

 

「うわああああーーーー!!!!」

 

ピッコロが助けに行こうと動く!だがすでに一度

庇った際に負った傷が深く間に合わない。誰もが

最悪の結末を想像する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしあの少年が悟飯の前に躍り出た!派手な音を

撒き散らし周囲が土煙に包まれる。時間が経ち視界

が晴れてくるとその姿を現す

 

 

 

 

 

 

 

 

黒を基調としたアーマーに黒のタイツ…

 

 

手足には、赤のリストバンドとサポーター…

 

 

頬の十字傷、別人のような鋭い眼光…

 

 

その額には、血に染まったバンダナが…!

 

 

「な、なんだと!?俺様のフルパワーが

 効いてないだとぉ……!」

 

「カ、カミュさん…?」

 

そこにはかつて宇宙の帝王と戦い散った誇り高き戦士

バーダックの姿を模したカミュがいた

 

「邪魔だ小僧…巻き込まれて死にたくなきゃあ下がっ

 てな…」

 

「だ…!誰なの!?」

 

「オレか…?今のオレは、カミュであってカミュじゃ

 ねぇ。限りなくこの力の持ち主の想いを継いだ

 戦士だ…!」

 

これが…これこそが少年の切り札。この世界に降り立

ち最初から所持していたバーダックのトランスボール

 

そしてバーダックの力には、本人の「意思」が宿って

いる。少年の人格が変わるのは、その影響によるもの

 

奇しくもバーダックの力と意思が孫である悟飯の命を

救ったのである

 

「さてと…今までやられた借りをたっぷりお返しして

 やらなきゃなあ……覚悟しやがれっ!はああ!!」

 

ナッパの時以上に大地が震えカミュを中心に荒々しい

風圧が巻き起こり

その膨大な気を感じとった面々は、怒涛の展開につい

ていけず狼狽え、サイヤ人も騒ぐ

 

「ベジータァ!奴の戦闘力は、いくつですかー!」

 

「一万一千以上だぁ…!」バキィッ!

 

「一万一千以上…!?そりゃあ何かの間違いだ!

 故障だぜーーっ!」

 

カミュの驚愕の戦闘力にスカウターを破壊したベジー

タ、現実を直視できず焦るナッパ

 

本来バーダックの戦闘力は、一万越えなのだが

カミュ本人の実力も加算されていた

 

このトランスボールのみ可能な擬似フュージョン状態

まだ恩恵は、少ないがバーダックの力も強化すること

ができ、いずれ凄まじい効力を発揮するだろう

 

「よそ見してんじゃねぇ!!!」ドゴォ!

 

背後にいるベジータの方へ顔を振り向けていたナッパ

のみぞおちに強烈なブローをお見舞いする

 

「ぐはあぁぁ…っ!あ…うぅ…」

 

悶絶し硬直しているナッパを蹴り上げ上空に打ち上げ

ると左手の気を集中、高めていく

 

「ナッパーー!?チッ!手間のかかるヤツだ…!」

 

ベジータが助太刀に動こうとするが目の前を長い炎の

壁が行く手を阻む。構わず突っ切るも弾かれ、

己の理解を超えた現象に混乱し判断が遅れてしまった

 

比喩ではなく文字通り炎の壁…初見では戸惑うのも

仕方がない

 

片手間でフライパン山を発動。ベジータの妨害を防ぎ

声高に叫ぶ

 

「死ぬのは…!テメェだぁ!!!!」

 

「ベ、ベジータァァァァ!!!!」

 

 特大のエネルギー波の本流が容赦なくナッパを断末

魔ごと飲み込む、阻んでいた炎を振り払い空を見上げ

るベジータだがすでに手遅れであった。

 ナッパの死亡を確認し仲間の死を悼むこともなく

こちらに不敵な笑みを浮かべると話し出す

 

「こいつは驚いた…思わぬ伏兵だったなぁ…

 まさかこんなチンケなガキがここまでの戦闘力を

 秘めていたとは、思わなかったぜ」

 

「次は、あんたの番だ。王子様よぉ…」

 

バーダックの意思が混じり悪人とはいえ命を奪ったこ

とに微塵も動揺することなく、次なる敵ベジータを

見据え闘志を燃やす

 

「貴様…一体何者だ?その戦闘服といい、なぜオレの

 素性まで知っていやがる…っ!」

 

「んなことはどうでもいいじゃねぇか…

 戦いに飢えたサイヤ人同士…やることは一つだろ?

 

「ふっふっふ…サイヤ人ときたか…いいだろう!

 このオレ様みずから貴様を葬ってやる

 同じサイヤ人の手でな…!」

 

「場所を変えるついて来やがれ」

 

そして二人はその場を後にし、ことの成り行きを見守

っていた者たちはただ茫然と立ち尽くして空を見上げ

ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やっと一番の見所である設定を書けた〜
ここまでは、頻度を上げて頑張ってたので
ようやく一息つけそうです

1000文字程度でヒーヒー言ってた頃が嘘のように
文字数が増えましたね。これから先も増えていくんで
しょうか ((((;゚Д゚)))))))

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