暴虐の魔王、このすば世界に転生する   作:天使のワッカ

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駄文、見切り発車なので注意です




プロローグ

「死後の世界へようこそ、アノス・ヴォルディゴードさん、あなたは不幸にも亡くなりました。」

 

ほう、確か俺は勇者カノンに刺され四界牆壁(ベノ・イエヴン)を発動し二千年後に転生すると思っていたのだが

 

「そして私は貴方に新しい道を示す女神の代理の女神、エリスと申します」

 

「一つ質問がある、俺は転生する以前とある魔法で壁を作った、それは機能しているのか?」

 

万が一こいつが神だとするならば四界牆壁(ベノ・イエヴン)が失敗していて現在神の介入を受けていると考えるべきだが此奴の根源が何かしらの影響でまぶしく見通せない、本当に神ならば魔法が失敗したのか?

 

急な質問にエリスは驚いたが「はい、アノスさんが死亡する直前に使用された魔法は無事成功されています」と答えた

 

 

ならいいか取り敢えず此奴の話を聞かぬ限りこの空間のことも把握できないだろう

 

「すまない、話の腰を折ってしまった続けてくれ」

 

「分かりました、アノスさん、いきなりですが貴方にはいずれかの選択肢があります」

 

「一つ目は天国で暮らすこと、しかし天国とは魂の状態で浮遊し存在している空間であり、ご飯を食べることや体を動かすこと、その他諸々をすることが出来ません」

 

ふむ、論外だな。

というかそのような空間があったとはな、根源が消滅しない限り転生と死を繰り返すものとばかり考えていたが

 

「二つ目は記憶を無くして元の世界に転生すること」

 

これが一番選択肢としては最適か、それにしても根源魔法を習得していれば魔法が抜け落ちないということは知らないのか

 

「三つ目は記憶を保持したまま異世界に転生すること、その異世界には魔王軍を率いている魔王と呼ばれる存在がいて、魔王軍を相手にその世界の住人の平和が脅かされており、徐々に人間族の数を減らされ危険な状態です。魔王軍やモンスターに殺された人々はトラウマでその世界の転生を拒否してほかの世界へ逃げてしまっているのが現状です。そこでほかの世界で亡くなった方をこの世界に送り、救ってもらいたいというわけなのですがこれにはデメリットも・・・」

 

「いいだろう、ただしまた質問がある」

 

「即答⁉は、はい、なんでしょうか・・・」

 

「お前は秩序だけに従っている神なのか、それともそれ以外なのか」

 

これはアノスが見てきた神の特徴だが奴らは秩序にしか興味がなく、それ以外の事柄には無頓着な部分があり、人間や魔族などのことなどはどうでもいいと言っているような振る舞いが多く見られ、その神を暴虐の魔王は滅ぼしてきた。

アノスが信じられる神は創造神ミリティアくらいだった。

 

「・・・確かにある程度は私たち神は秩序に従って行動するときもあります。ですが私たちは人のためを願って奇跡を使います」

 

そう呟いたエリスの顔は少し苦しそうな顔をしていたがその姿を見てアノスはミリティアの覚悟している姿を思い出していた。

 

「そうか、ならば俺が行くとしよう、俺の目の届く範囲では決して悲劇を起こさせないと約束しようエリス」

 

「そ、そこまでの無茶はいくら何でも…」

 

「フハハハハ、俺が元居た世界では何と呼ばれていたのか知っているか?暴虐の魔王と人間も魔族も皆恐れられていた」

 

「魔族⁉今魔族って言いましたか⁉」

 

「エリス…良い魔族か悪い魔族かくらい判断がつくよう魔眼()を良く凝らすのだな、その様では人間の幸せを継続させていくことなど不可能だぞ」

 

「…私これでも幸運の女神の名のもとに活動しているわけなのですが…」

 

「なに、今からでも力をつければよい、なにせ幸運の神なのだからな」

 

そういうとエリスは嫌味を言われたように聞こえ

 

「分かりました!それでは次からは魔族でも見極めれるようにしておきます!」

 

と拗ねたように返した

 

「はぁ…それでは転生に関しての注意事項を、まず異世界の言語に関してですが、私達神による、超パワーでサクッと都合よく何とかできます。もちろん文字だって読めますし向こうの貨幣も、日本円…じゃなくてアノスさんの国のお金に脳内で換算されてくれる分かり易い便利システムとなっています、ただ最悪の場合のケースですが脳内の情報がこんがらがって今までにあった情報もなくなったりいろんなトラブルが起きるのですが」

 

「無論、問題はない、俺が言語習得のデメリット程度で怖気づくとおもっているのか」

 

「…思ってもいませんがインフォームドコンセントとしてしゃべらせていただきました!…調子狂うなぁ…」

 

とエリスは言うと

 

「それでは最後に転生の特典として何か一つだけ。向こうの世界に好きな物を持っていける権利がアノスさんにはあります。強力な固有スキルだったり。とんでもない才能だったり。神器級の装備を希望した人もいますのでこちらのカタログを「いらん」って最後まで言わせてくださいよ!」

 

とエリスは反論するが

 

「強いて言えば俺の魔力を転生する直前の量まで戻してほしい」

 

と言う

 

「それは簡単ですが、そんなことでいいんですか」

 

「ああ、俺たち魔族は根源魔法が得意な奴じゃない限り魔力は一定時間経たない限り最大値まで戻すことが出来ないからな」

 

「分かりました、それではその様に手配しておきます」

 

「よろしく頼む」

 

「それでは他に何か聞きたいことはありますか?」

 

そうだな

 

「俺以外の存在が魔王と名乗っているらしいが魔王はアノス・ヴォルディゴード一人だけで十分だ」

 

エリスはあきらめたように

 

「はい、そうですね、それではその魔方陣から出ないようお願いします、それではアノス・ヴォルディゴードさん、あなたのご活躍、ご武運をお祈りしています。あなたが魔王を倒した暁には願いを一つなんでも叶える権利を贈呈します」

 

「ほう、あいにくと願いは自分で叶えるつもりだったが、エリス!その時は楽しみに待っておくがいい」

 

そうお互い声をかけるとエリスはブツブツと呪文を唱え始めアノスの目の前はまばゆい光に包まれていった。






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