<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ   作:とろねぎ

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晴れたり曇ったり忙しいね!?

 

今回ちょっと長め

 


 

 

最近、たまに、いや本当にたまになんだけど、夢と現実の区別...って言うのかな?それが分からなくなってきた。

 

今だってそう。

 

おかしな考えが絶え間なく溢れ出して...視界が回って...酷い時は立っているのか、倒れているのかも分からない。下に落ちているのか、宙に堕ちているのか。

 

海底は海を揺らして、海は水面を揺らして、水面は波を揺らして、波は船を揺らして、船は人を揺らして、人が揺れたら

 

...揺れたら...?

 

揺れて、揺らされて、揺れて、揺らされて...依頼帰りの車の中みたいな気持ちいい揺れが私をあやしてる。

 

揺籃の小鳥は外を望むのだろうか。

 

水面に映っているのは...私?

 

...はは、ひどい顔。そこらに居る人魚となんら変わらない、汚くて、醜い、醜悪な化け物。違う、私は人間だ。

 

自己愛に肥えた他を害する事も厭わない気持ちの悪い生き物。私は、私のやりたいことをする。

 

こんなモノでも水底は受け入れてくれるのかな。私には帰るところがある。

 

沈んだ私の体はそこに住む生き物についばまれて、腐らせた豆みたいな臭いを出してるのかな。そんなの死んでもお断りだ。

 

...今は誰が話してるの?

 

私?私だよね?それとも...

 

『自分に嘘をつかないで。子供が我慢するものじゃないよ?』

 

この声か。

 

『大丈夫だよ、きっとみんな受け入れてくれる。』

 

綺麗で儚い、何処か惹かれるもののある声。

 

私の腕がこんなになってから、思考のペンを止めていると聞こえる声。

 

ずっと聞きたいと思うけど、聞く度に吐き気のような、胸につっかえているものが出来たような不快感に襲われる。

 

『教えてよ。君が何をしたいのかさ。』

 

うるさい...!

 

『分かってるんでしょ?このままじゃ駄目だってことくらい。』

 

うるさい!もう話しかけないで...!聞きたくない!

 

『一度だけでいいの。一度乗り越えてしまえば、君は変わることが出来るんだよ。』

 

私じゃない何かにでしょ。そんな気がする。

 

『我慢しないで?私の言う通りに...』

 

「うるさい!...うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい......うるさいっ!!」

 

喉が痛い。

 

少し咳き込むと口から赤が零れた。

 

私の赤は、下の青と混ざって、薄い赤になった。

 

...よかった。

 

「さっきから何してんだお前。」

 

めごんっ!

 

私の目の前で星が舞った。

 

 

 

 


 

 

 

 

「いっっっ...たあぁー!?何するの!?何して腐りおってんの!?」

 

「今にも飛び込みそうなツラしてたから殴っただけ。...あ、もしかして、余計なお世話だったか?」

 

いつもの様に、口の端を歪めて嘲笑するクライン先輩が悪びれもせずに言った。

 

凄い良い天気なんだから少しくらいゆっくりさせて欲しい物だと愚痴りそうになったけど、ろくなことにならない気がしたから飲み込んでおいた。

 

「...ん?そんなに酷い顔してた?」

 

「あぁそりゃもう。いつもの二割り増し程度の酷さだったな。」

 

そんなに酷い顔してたの...?

 

...あ、まって...

 

「あ?何してんだお前。そんなとこ行って...」

 

そうだ...!そうだったっ...!

 

 

 

 

 

 

「おぅえぇぇ...」

 

「うっわ!?」

 

わだじ、ふなよいじでだんだっだ...

 

「はー、はー...」

 

「...」

 

「ごほっ!げほ、ぉぉえっ...」

 

「...はあ...」

 

おがじいな...ぐる、どぎはよわながっだのに...

 

「はー、はー...」

 

「...」

 

「はー......はー、ふぅーっ...」

 

「...収まったか?」

 

「...ゔん゙っ!」

 

「まだダメっぽいな。水飲んでこい。」

 

酷いっ!?

 

割と収まったんだけどなー...?

 

まあそれでも、まだ喉の焼ける気持ち悪さは残ってるからお言葉に甘えちゃお。

 

...なんか、さっきまでもっと変な事に悩んでた気がするんだけど...

 

「...ま!気のせいでしょ!おっみずーおっみずー!」

 

自分で言うのもなんだとは思う。というか言われたことあるし。

 

私は案外楽観的で、基本的に『んー、ま、なるようになるでしょ!』とか言って動くタイプだからなぁ...先輩たちには尽くリスク管理が〜とか、もっと慎重に〜とか言われるけど、一度だけなら、うん、私は大丈夫だから。

 

てか私がちょっと痛い思いするだけで、先輩たちの役に立てるんだから良いよね!効率とか諸々の話でもさ。

 

そんなことを考えながら水を一杯...うん、かなりスッキリした。一回出すもん出したからか、もう酔う気配は無いし...

 

...心配、かけちゃったかな?

 

いやないな。クライン先輩だもの。

 

これがアルくん先輩とかドリパイならともかく、あの人だけは絶対心配しないだろうね。薄情な先輩だこと!

 

「あー...思い出したらムカついてきた。一回パニックにでもなってくんないかな。んしたら合法的にお殴り申し上げるのに...」

 

「丁寧に言えばいいってもんじゃないからな?」

 

一人だと思ってしてた独り言が誰かに聞かれてたって、凄い恥ずかしくない?

 

私は恥ずかしいよ。

 

「エ、ア、アルクン、センパイ...」

 

「いきなりしおらしくなってどうしたんだ?」

 

「なんでもない。むしろ先輩はどうしたの?偶然会ったわけじゃ...ないよね?」

 

その手に持っている、なんか丸いカバーみたいなものが付いたものを二つ持ったアルくん先輩を見て、予想を立てる。

 

「エズラさんからこれを船員に渡すように言われたんだよ。」

 

「エズラ...?」

 

「この船の船長の名前忘れんな。しかも依頼主だぞ。」

 

あぁそうだった。

 

「えーと、船長さんがその黒い丸と丸を?」

 

「ヘッドフォンな。これは...いや、つけてみた方が早いか。こっち来い。」

 

「???」

 

アルくん先輩が、あの、へっどふぉん?を開いて?私を挟んだ?あっ耳のとこふわふわする...!

 

「でもキツネさんの方がふわふわだね...」

 

ちょっと落ち込んで言ったんだけど...なんにも反応返ってこないから、不思議に思って先輩を見た。

 

「──...」

 

「...ん?声聞こえないよ?」

 

「──!────!」

 

なんか自分の頭?耳か。耳を指さして...なにやってんの?

 

「──、──。」

 

掴んで、持ち上げる?

 

...へっどふぉんを!?

 

「はぁ、はぁ...ようやく伝わったか...!」

 

なんか息切れしてるけど、私はもうすっかり初めての物、好きな時に音を消して好きな時に音を聞ける感覚にどハマりしてた。

 

「すご!なんにも聞こえなくなるじゃんへっどふぉん!...あ、でもどうしてこれが?」

 

「これから歌謡鯨の住処を突っ切る。」

 

「かようくじら?」

 

「歌謡は、歌うって意「わかった付けておくね!」

 

ここ最近歌とか音楽に良いイメージなかったからね。仕方ない

 

「...それでいいんだよ。じゃあ、付ける時が来たら船内放送が来るはずだからそれまで持っておけよ。」

 

「はーい。」

 

そこからしばらくは、船内を適当に歩いたり外に出て遠くの方をぼーっと見て過ごしてた。

 

我ながら中々上手く時間を無駄にしたと思う。でも、たまにこうやって無駄なことして楽しんでるとキツネさんに呆れられるんだよね。

 

『...つかれてる、の?』

 

ほら、こんな感じで。

 

「んーん、疲れてはないよ。こうして休んでるの。時間を浪費するってのも中々落ち着くよ?」

 

『へえ、なら、こんどやってみようかな。』

 

「いいね!一緒に浜辺かどっかに座って、落ちてく夕日を見ちゃったりして?」

 

『...いいかも。』

 

「でしょ?ということで...理解いただけました?」

 

『うん、ばっちり。』

 

「よしっ!」

 

ぐっと手を握りこんでガッツポーズ。

 

...見られてないよね?...大丈夫だね。ならよし。

 

その時、さっきまで吸い込まれるような青空は黒い雲に覆われて、波が荒れてきた。

 

ここまで露骨に災害を事前通告してくれるなんて大湖は優しいな〜なんて考えていると、有無を言わさない高圧的なサイレンがなった。

 

『これより歌謡鯨の住処に入る!フィクサー諸君!この放送の後、事前に配置されたヘッドフォンを着用するのだ!そして我がオルフェウス号の勇猛なる船乗り共ッ!!甲板だ!甲板で我らを誘惑せしめんとする醜悪な獣を追い払え!!波を打ち破れ!!』

 

船長の短い演説でも船員たちの士気を高めるには十分だったようで、私が無音の世界に入り浸っている時でも、バタバタと足音が聞こえるかのように錯覚した。

 

本当は何も聞こえてないけどね。

 

ただ向こうの方で、銛やら太い縄やらを持った人達が駆け足で移動しているのを見ただけ。

 

とんとん、それを見ていた私の肩が叩かれた。

 

振り返ると、クライン先輩がいて、身振り手振りで付いてくるように言っていた。

 

にしても...

 

「へっどふぉん、似合ってないなぁ...!」

 

聞こえてないはずだから言いたい放題っ...!

 

なんて考えてたら外に出たあたりで私の方を振り返ったものだから、思わず守るように体を丸めてしまった。

 

「...??」

 

でも別に気のせいだったみたいで、先輩はまた身振りで私に「向こうに行け」みたいな事されたから、荒波が船の側面にうちつけるのが見えるような場所に立つと先輩はどっか行ってしまった。

 

音がないせいで気づかなかったけど、船の上にはある程度人魚が上がり込んでいて、それを、おる...オルェース号?の人達が対処している。

 

この大嵐の中よくやるよね。

 

こういう時くらい私たちを頼ればいいのにって思ったのは内緒。

 

たぶん、本命が来たらその時こそ私たちの出番だろうね。

 

「縄を結べ!銛を突き刺せ!ヤツらを大湖の藻屑にしてやれ!!」

 

あのへっどふぉんを貫通する声量で叫んでいる船長もかなり戦える人みたいで、人魚数匹程度なら余裕で蹴散らせるみたい。

 

私たちいる?

 

「叩き潰せ!蹴り落とせ!たかだか人魚ごときがオルフェウスを鎮めることが出来るか!!」

 

わお。

 

あぁいう上司とかいると部下たちの士気も上がるよね。前線で戦ってくれる指揮官とか頼もしいだろうな〜

 

...暇だと思ってたけど、前言撤回。

 

「めっちゃ登ってきてんじゃん...」

 

船の壁を、風船のように喉仏の膨れ上がった水死体のような生き物たちが大量に這い上がってきている。

 

「十...いや、二十何匹か。...はあ、気持ち悪いなぁ。」

 

とりあえずは、見える範囲に居る人魚に対して、小銃を取り出して連射する。

 

針を突き刺したように起きる破裂の連続。

 

気持ち悪いけど、コイツらが弾けて血を吹き出すさまは面白い。

 

ただ、さすがに小銃じゃ威力が低いのか、風船を撃ち損ねたり、当てても耐えて這い上がってくるやつも出始めた。

 

狙撃銃は大群相手にするのは向いてない。

 

じゃあもう、船に上がったやつを片っ端から...

 

「ふっ!」

 

丁寧に斬り殺していくしかないじゃん?

 

次から次へと上がってくる人魚を、突き刺して、放り投げて、切り刻んで...

 

「あぁもう!片腕キツイ!」

 

気持ち悪い液を吐き出してきたヤツに接近して蹴り倒して喉を踏み潰す。

 

後ろから奇襲してきたヤツは肘鉄で喉を叩き割る。

 

掴みかかってきたヤツは逆に頭を握りつぶした。

 

手段を選ばずにただただ殺し続けた。

 

ヤツらの返り血で足元をべったり汚した頃、登ってくる人魚たちは確認できなくなった。

 

これくらいなら雨が洗い流してくれるだろう。

 

他のところも心配になって辺りを見回すと、私のすぐ側に男の人が立っていた。

 

「...えーと?」

 

誰だっけ。

 

確か、今回協力しているのは...ナントカ事務所の、一級フィクサーのナントカさんと、二級のナントカさんとナントカさんとナントカさんと...まあナントカさんが何人かいたよね。

 

無駄だとはわかっているけど、一応名前は聞こうかな。さすがに周囲の警戒はしたままで。

 

 

 

 

 

...これが不味かった。

 

「ごめんなさい、お名前を聞いて...がふゅっ...!?」

 

周りの注意ばかりをしていた私はいきなり頭と腕を船のへりに押さえつけられて、足が地面から離れた。

 

予想外の襲撃と頭を打ち付けられた衝撃で大量の酸素を漏らす。

 

「なっ、に、をっ...」

 

目の前の男の、血走った目と行方の定まらない瞳孔が近付けられる。

 

忙しなく動くそれに、体の至る所を観察されているような不快感を覚えた。

 

もちろん抵抗はした。

 

...試みたのだが、強化施術の有無は大きいみたいでビクともしない。

 

「はな、せっ...!離しやがれこのクソ野郎!」

 

聞こえないなら意味無いだろうけど、悪態くらいはつかせて欲しい。そんなことを思っているとあることに気付いた。

 

目の前の男の耳には、何もつけられていない。

 

やがて、私の頭を押さえつけていた手が動き、私のヘッドフォンをちぎり取るとそのまま大湖に投げ捨てた。

 

突然脳に流れ込む雨と風の音、そして船長さんの怒号の中にぽちょん、と水面に物が落ちた音が混じった。

 

「へっどふぉんはどうし、た...!?」

 

「呼んでいる...」

 

「は...?」

 

目の前のこいつは何を言っているんだ、そう思う暇もなく再び頭を叩きつけられる。

 

鈍い音と共に世界が明滅して、歪む。

 

「聞こえないのか!?声が!歌が!はははは!!」

 

唾が飛ぶがそんなことを気にしている場合では無い。歌声?何を言ってんだコイツ...鳴き声なら聞こえるけど、これを歌声と言うには気味が悪すぎる。

 

「聞こえね、えよ...イカレやろ、う...!」

 

歌、歌かぁ。

 

歌ならあの鳥さんの歌は...好きだな。

 

なんでコイツはこれが歌に聞こえる?なんで私を襲っているんだ?

 

いや、考察は今するべきじゃない。一先ずはコイツを殺すのが先だ。

 

「...」

 

なんだその目。目がイッてることしか分かんねぇよ。

 

しばらく睨み合っていると、男の手が私の頭から離れた。

 

体を起こしてどうにか体勢を直そうとした私は、もう一度同じところに叩きつけられた。

 

「...ひゅ...」

 

首への凄まじい圧迫感。

 

酸素を取り込むことが出来ず、血液が脳にまで回らない。

 

「...ぁ、ぅ...ぁひ...」

 

言葉にならない嗚咽が漏れる。

 

腕さえ、腕さえ動けば。

 

そう思っての抵抗も、体が浮き上がった状態じゃロクに力を出せない。一か八か、残っている酸素全て使って叫ぶか...?

 

でも聞こえないよな。

 

だからと言って、弱々しい蹴りを足に叩き込んだところでビクともしないだろな...

 

「ぃ、ぎ、ぁぁ...っ...」

 

そうだ、男には確か急所が...!

 

脱力して、振り上げる...!

 

「ぐっ!?」

 

は、まぬけづら、さらしてんな、くそやろう...!

 

「何しやがるクソガキ!」

 

「あがっ...!?」

 

引き寄せて...叩きつけられる。

 

がんごん、がんごん、何度も何度も執拗に後頭部を打ち付けて、首を絞めて。

 

テメェは玩具を買って貰ったガキかよ。もっと丁寧に扱えよ...!

 

ころ、される......こんな...奴に...!

 

「なんでっ!この歌が!聞こえねぇんだ!」

 

「あぎっ...ぁ、ぉぇ...じ、るが...」

 

くるしい、くるしいくるしい...

 

窒息死は、初めてかな...?

 

出来ればもう二度とこれで死にたくないな...全然死なないし。

 

もっと首を折るとか頭潰すとかして欲しいんだけど。なんでわざわざ首絞めるわけ?しかも叩きつけながら。

 

なんでイライラしてるんだ私。

 

視界が赤く染まって、目の前が見えなくなってきた。

 

自分の血か、人魚の血か分からないけど目に染みる。

 

耳鳴りみたいな音がずっと頭の中に響いてる。

 

水を入れすぎた絵の具みたいに意識が薄まって、男の輪郭がぐにゃぐにゃに曲がって...

 

 

 

 

何も見ることも聞くこともできなくなってしばらくすると、突然地に足着く感覚に襲われた。

 

「...っはぁっ...!ごほっえぁほっ!はー、ひー、はぁはあっ...!」

 

死んでない。

 

何度も使った奥の手を使わずに済んだことを喜ぶよりもまずは必死に呼吸して酸素を取り込む。

 

あ゙ー気分悪い。

 

「テ...だけで...ってこ...やこの...肝な...短...う野郎!!」

 

なんか今すごいの聞こえた気がする。

 

「...えほっ!げほっがほっ!...ひー、ひー...」

 

「...まだ死んでなかったか。それともなんだ?二回目か?」

 

「まだ、はー、一回...目...」

 

「ならほっといても良かったな。」

 

「ひど...てか、クライン、先輩...だね...?」

 

まだ見えないけど分かる。

 

...口悪いし。

 

「さっきの、キチガイクソ野郎は...?」

 

「お望み通り歌謡鯨に会わせてやった。」

 

「あ、この口の悪さ、間違い無い...」

 

「トドメ刺してやろうか?」

 

やば、声に出てた。

 

「あーでも...むしろ、そっちの方が、助かる、かも...」

 

「...」

 

待って?これホントにとどめ刺されるヤツ?

 

「はあ...」

 

先輩なら有り得るわけだから、一応覚悟はして待ってたんだけど...何か少し濡れた冷たいものが私の腕を掴んで引き上げられた。

 

ようやく頭に酸素が回り始めてようやく目が見えるようになってきた。

 

「んえ?」

 

「あ...」

 

暗雲は夢だったように霧散した空を背景に、間近で先輩と目が合った。

 

「...見えない方が良かったかも。」

 

「現実見ろ。」

 

「イヤ!先輩はそんな私に手を差し伸べてくれるようなキャラじゃないもん!解釈違い!解釈違いは戦争の火種なんだよ!?」

 

しかも軽々と私を持ち上げちゃって!力自慢のつもり!?

 

いつものお返しも込めてちょっと(ここ大事)ふざけてみたんだけど...うん、忘れてた。

 

ぱちっ!

 

「あふん!え、いた...」

 

この人割りと平気な顔して手出してくる人だった。

 

「お前めんどくせぇな。」

 

口はいつも通り悪かったけど、どこか...柔らかい雰囲気って言うのかな。

 

いつもは事務所の冷凍庫みたいな感じだけど、今は...野菜室くらいの温かさを出してる。

 

それがまた凄い似合ってない訳で笑いそうになったけど、どうにかこらえた。私えらい

 

まあ笑ってないけど、たぶん笑いそうになってたのはバレてたよね。だってその証拠に放り投げられたもの。

 

「おわっ...あぶな!」

 

危うく人魚の気持ちを味わうところだった。

 

文句言おうとしたらもう先輩は背中向けて歩き出してるし...やりたい放題されて腹は立つけど...うん。

 

 

 

 

「...ありがとう。」

 

これくらいは言ってもいいよね?

 

 

 


 

あとがき

 

 

スランプ(書けないとは言っていない)

 

自分の作ったキャラならどれだけ虐めても良いと思ってる節ありますあります。今回は『腕を押さえつけられて首絞められるホモちゃん』が書きたくてやりました。大満足

 

仕方ないんだよ...ホモちゃんが悪いんですよ...

 

お調子者・片腕・オッドアイ・精神不安定・死生観のバグとかいう受け属性が強いのが悪いんですよ。

 

中でもお気に入りなのは『どんな敵でも一回死ぬまでには何かわかるでしょ』みたいな、強敵はもう一度死ぬ前提で挑むところです。もちろん痛覚は機能しているから、痛いものは痛いけど...みたいな。

 

自分の肉体を、使い終わったちり紙のように使い潰していく危うい思考回路をしています。

 

可愛いね♡もっと苦しめよ

 

 

 

さて...作者の癖語りとかいう地獄はここまでにしましょう。さすがに自重します。

 

今回いきなり普通の作風、しかもホモちゃん視点の物にしたのはちょっとした理由があります。

 

まず一つは、ホモちゃんを他作品にぶち込んだとしたらその時は普通のでやるからです。だからこそここで一度、ホモちゃんの雰囲気?人となり?を知って頂こうかな、と...(0敗目)

 

もう一つ、これが一番大事なんですけど...

 

 

 

わらひがつかれまひた( ᐛ)

 

きぶんてんかんでかきまひた( ᐛ)

 

たのひかったれす( ᐛ)

 

あぁやめて!石投げないで!

 

お気に入り解除しないで!低評価つけないで!(被害妄想)

 

冗談抜きで楽しかったです。文章量がそれを物語っているとは思いますが...これ以降もちょくちょくやるかもしれません。

 

...なんなら次もこれで書こうかな()

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