<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ 作:とろねぎ
6章クリアしたので初投稿です。
6-44は狐ヒース、海メール、梅イサンで15ターン以内クリア出来ました。
海メールと沈潜殺到で運ゲしました()
最終ステージは難しくないけど演出で鳥肌立ちっぱなしでした。鳥肌が立ちすぎで鳥になったわね(ボンちゃんパパ)
「君たちなにしてるの!気でも狂った!?早く避難しろ!」
もう何度見たか分からない顔が、一語一句同じ警告を私たちに浴びせる。
「はあ...もうその話は何度も聞いたんだけど〜?」
「トーマ!先を急いでいてな、すまない!」
最初こそ丁寧に会話をしていたグレゴールも、もう流れ作業のようにトーマを押し退けてそれに私たちが続く。
もう二十...いや三十回は繰り返し見た光景。
せめてもの変化が、段々とトーマが虫の部位を露出させ始めたことだろうか。その光景を走り抜けている最中、固く軽いものが地面に落ちる音がした。
「あっ!」
それからすぐにユーリが大事なものを落としたように機敏な動きでそれを回収した。
「...ガスマスク?もう使わないと思うんだけど。」
「だってこれは...形見じゃないですか。アヤさんの。」
「はっ、余計な軍装を増やす余裕があったとは驚きだな。N社所属でもあるまいし、そんなことをしてどうなるんだ?」
「うっ...ごめんなさい。すぐに結びますので...」
「......」
ウーティスの物言いは厳しいけど、正しいことを言っている気がする。
遺品なんて滅多なことがないと持っていかないし、持っていっても邪魔になるものばかり。
遺品回収に躍起になったばかりに、自分が死ぬとか笑えない。
...でも...
「ユーリちゃんがそうしたいならそうすればいいよ。」
「...責めないんですね。」
「何も遺らないことだってあるからね。遺品があるだけまだ幸運だよ。」
そう。遺品があるだけ......っ!?
「...アリス殿?どうされたのでありましょうか。」
「苦虫を噛み潰しき形相なり。」
「...なんでも、ない。ちょっと...頭痛がしただけ。」
まただ。
ロボトミーのことを思い出そうとすると、所々不快なノイズが走って、頭を殴り付けられるような感覚がする。
なんなんだ、これ...?
「...反対です。」
「え?」
「反対に結ばないとまた簡単に落ちますよ。」
向こうではイシュメールがユーリにアドバイスを与えている。
厳しそうだけど、なんだかんだかんだで情に厚い人...なのかな?
「...一つ、聞きたいんですけど、旧G社の職員は、全てが改造施術を受けたのですか?」
「...大体は。L社は?会社の規則で人身御供してたのか?」
「......会社の契約書にあるんです。効率的な管理業務のためなら、どんな手続も排除するべきだって。恐怖に直面する、と。」
『恐怖に直面し未来を作る。』
あの会社の...スローガンって言えばいいのかな。
かつては都市を支えるエネルギー企業が折れ、ピアニストなんかのねじれを始めとした、不純物...図書館の出現。
旧L社と図書館にどんな関連性があったかは知られないまま、放逐された。
...この場でこの真実を知ってるのは私だけ。や、もしかしたらファウストも知ってるかもしれないけど。
なにせ全て知ってるらしいからね?
恐怖と直面した結果、生み出したのは悲劇と絶望と怨嗟。
未来なんて......いや、やめよう。
はあ...図書館の人たちは今何してるんだろう。休暇とかあったら会いに行ってみようかな?
今どこにいるか分からないけどまあ...なんとかなるっしょ。
...よく考えたら、あの時の、チェーちゃんのあれって...自我心道だったんじゃ...
「...アリス殿?もう他の者は先へ行ってしまわれたぞ?」
ふっと湧いて出た思考は、目の前に割り込んだオレンジの瞳によって掻き消されることになった。
「んぁっ...うん。わかった。」
びくり、肩を跳ねさせて、疑問を飲み込むと小柄な背中について行った。
今はとりあえず、この煙戦争を抜け出さないと。
ダンテたちに追いついた時、みんながトーマに絡まれているところだった。
また?
さっきも見たんだけど?
「あ、ぐれ、ごぉる、ぶちょ......ここは、危ないよ...」
もはや人の跡形もなくて、言葉も覚束無いそれにロージャが露骨にうんざりしていた。
「はあ...もう聞き飽きてから二十回ぐらい聞いたから言うんだけど、私たちはイカれてないし、その老化爆弾ってのにも当たらないから。」
「え......」
その言葉に固まるトーマ。
「なあ......」
空に指をさしている様子が、ロージャの言葉を聞き入れた、という可能性を否定する。
「た、助けてくれよ。」
今までに無いくらい震えていて
「死にたくない。」
情けないその言葉は
赤い空を突き刺すように落ちてきた
「「「......は...?」」」」
『...は、走れ!!』
警笛を鳴らしながら叫ぶダンテに各々ハッとさせられて足を動かす。
「総員!退避!」
ここに来て初めての全力疾走。
私はまあ、軽く流しても平気だけど。
「おい!このままじゃ全員揃ってぺっちゃんこになっちまうよ!何かねぇのか!?賢いあねさんよ!」
「聞いています。しかし心象の中は不規則な事象が多発する場所でもあるため一概にファウストですらも確かな決定を下すわけにはいきません。」
「圧死はそんなに痛くないから安心しなよ、ヒース。むしろ半端に残る方がキツい。」
「なんだてめぇのその妙な説得力はよ!?」
「アリスさんって、はあ...!圧死、してましたっけ!?」
「シンクレアは黙って走らないと噛み潰すよ。」
「な、何をですか!?」
「そりゃナニよ。」
「ヒッ」
「だ・は。微塵切りにするぞ。」
「ナニを!?」
「......ははっ」
「何か言ってくださいよ!!」
「真の英雄たるもの、この程度の苦難に屈服してあろうものか!」
「うっ、私、ぺっちゃんこになった死体を運ぶつもりは無いんだけど〜...?」
「まだお考え中にいらっしゃるのか!?あ゙ぁん!?」
「解決策の話をしているのなら、はい。まだ得られてません。ただ確かなのは、この付近に黄金の枝が無いということです。あるならダンテが既に反応を示しているはずなので。」
『私が?』
「今の今まで考えて、やっとこさ分かったのがそれだけか!?お前...」
何か、もっと言いたそうに眉をひそめたヒースだったけど、自分の体をタッチの差で掠めた手のひらを見て、黙って速度を上げた。
「......この手、マニキュアが塗ってある。それも丁寧に。」
近くにいたグレゴールの、心ここに在らずな声が耳に入る。
「なあファウストさん。ここは、俺の心の中なんだよな?」
「はい。」
ファウストの簡潔な返事に驚かされるが、グレゴールの発言により驚くことになった。
「なら、俺たちはアレから逃げたらダメだ。」
「酸欠でついに頭がパアになっちまったか!?」
「...もし、もしあの手があの人なら、俺を逃がさないだろうから。」
苦い記憶を掘り起こしているような渋い表情が嘘でも、デタラメを言っている訳では無いのが分かる。
『......』
「「「......」」」
黙って、ダンテの決断を待つ。
『わかった。このままじゃ結局、逃げ切れないだろうしね。』
その言葉で私も含んだ全員がゆっくりと立ち止まり、肩で息をしながら空を見上げた。
その途端、叩き潰すような勢いで落ちてきていた手が、一本、ゆっくりとやってきた。
そして、叩き潰すわけでもなく、優しく、割れ物を掻き集めるように私たちを包んだ。
かすかに香水の香る真っ暗な手のひらの中で囚人たちのざわめきが強くなる。
思えば、自我心道という理論が通用しない空間において、記憶も常識も抜け落ちたダンテは適任だったのかもしれない。
理論もくそもない、直感任せの指示。
...でも、それが最適解だった。
あとがき
久しぶりにオールホモちゃん視点の話書きました。
たのしい(小並)
それと、ラオルのプレステ版買おうか悩んでたのですが...(時間とか諸々の不安で)
トレーラーを見て購入を決意。
クリアファイル欲しいから雨林で買おうかな。
予約しないと...
司書補たち全員声が良すぎて、あ・セ・俺・涙
カチカチカチカチ...訳(『狂気も溜まったし抽出しようかな。ん?これは...』
-
アントマン
-
平成狸合戦〇んぽこ
-
想いが重い鳥(激ウマギャグ)
-
WAWの面汚し
-
汝も又、生贄となれ
-
見た目だけ綺麗な林檎