<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ   作:とろねぎ

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マ゚ッ!ア゚ッ!

 

 

 

 

「ん...あれ...?」

 

どろどろに溶けた肉塊の中で目を覚ました。

 

目と鼻の先には、いつもの時計頭。

 

『あ、上手くいった。黄金の枝はもう回収したよ。アリスだけを起こしたのは、少し理由があってね。』

 

言われてみたら、時計を回されたからか五体満足のシンクレアを除いて、他の囚人達は溶けたままみたい。

 

でも、ダンテの足が溶けて膝立ちのまま時計の針をカチカチ鳴らしている。

 

「なんで...私だけ?」

 

『君を見たいって人が...ほら、あそこの...』

 

指をさされた先にいたのは、青いマフラーを巻いた子供。

 

学生服を着ているから子供だと判断しただけなんだけど、どこか達観していそうな感じ。

 

いや、それ以上に...

 

「...お前...どっちだ?」

 

私に近い気がする。

 

「どちらでも。星が見る度にその姿を変わる。轟々も燃え輝く一等星でもね。だから今見えているものは大して重要じゃない。」

 

煙に巻く様な言い方して、コイツ調律者だったりしないよな?

 

「でも、今の星を目に焼き付けておくこともまた、正しい。それをよく覚えておいてくれ。」

 

「...デミアン...」

 

シンクレアが青マフラーの名前を呼ぶと、デミアンはシンクレアへ僅かに微笑み、浮き上がる。

 

「また会おう、シンクレア。星の元で再会しよう。」

 

そう言い残すと、飛び去ってしまった。

 

え、飛び去る???

 

『え、えぇぇ...?』

 

困惑しているダンテを他所に、私の耳へ武装した集団の足音が入る。

 

でもあのイカレポンチどものガチャガチャうるさい鎧の音じゃないことに一安心。

 

それから、どうしてもスルー出来ないことをダンテに投げ掛けた。

 

「...ダンテ...?一つ聞きたいんだけどさ.........私今どうなってる?

 

さっきから視界がおかしい。

 

ダンテは足が溶けてるから仕方が無いとして、それでもどうして、膝立ちのダンテと同じ高さで目が合うの?

 

なんで私の首根っこの所に力が加わってるの???

 

『...どうもなってないよ。』

 

「嘘だ!!絶対!嘘だァ!じゃあなんで今私の前足後ろ足プラプラしてるのさ!?」

 

『成長期なんだよ。ね?シンクレア。』

 

「えっ!?あっ!!はい!!管理人さんの言う通りです!」

 

「成長期関係無くない?」

 

もっと文句言ってやろうと思ったんだけど、私の下に開かれた空間が出来たことで、すんっと前を向く。

 

「...ダンテ、お先に失礼しまあああああああああああ!!

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「へぶちっ!」

 

事務所...いや、バスにある私の部屋に落ちる。

 

ベッドの上に落としてくれたから別に怪我とか無いし痛くもなかったけど、ちょっと強引すぎないかな。

 

「そんなに元気になったの?おかあさん。」

 

『えぇ、少しぐらいだったら顔も見せれるわ。』

 

「わあ、生首。」

 

冗談めかして言ってみるんだけど、確かに、喉の奥から込み上げてくるものがある。

 

私の部屋だからと体を変えて、抱き締める。

 

『あら?』

 

「ごめんなさい...私が、弱かったせいで...」

 

ずっと謝りたかったけど、顔も見たかった。だから、今。

 

「私の...私のせいでおかあさんが...」

 

『...そうだ。またあの姿を見せてくれないかしら。』

 

「えっ?あ...うん、わかった。」

 

せっかく久しぶりの、二本の足だったのに...なんて文句が出るはずもなく、おかあさんが求めるようにまた逆戻り。

 

『あぁ...私にそっくり。でも...顔を見せて、そう。でも瞳はあなたね。』

 

まじまじと私の顔を覗き込んで、何やら嬉しそう。意味は分からないけど、おかあさんが嬉しそうだと私も嬉しい。

 

『おいで。』

 

「お、おいでって?」

 

立て続けに困惑しながらも、ちゃっかり言う事を聞いている私も私か。

 

そうして四本の足で近付いて、おかあさんの目の前でぺたんとおしりを着ける。

 

そうするともっと嬉しそうな顔が近付いてきて、私の側面に回り込んで...

 

「ひゃんっ!?」

 

私のうなじとか、背中とか、耳とかに柔らかくて暖かい、そして平ペったいものが這う。

 

「な、なにっ!?味見!?」

 

『そんなわけないでしょ。ふふ、ふふふっ......憧れていたのよ。』

 

「憧れ?んにっ......そこ...きもぢぃ...」

 

『ずっと、娘の毛繕いをしてみたかったの。ほら、前のナオには、整えた方が良い毛なんてそんなに無かったから。』

 

髪とかにしてくれれば良かったんじゃない?ベタベタになると思うけど。

 

露骨に私を励まそうとしているのがわかる。それはもう、はっきりと。

 

「うん......あり、がとうっ...」

 

今はただ、甘えていたかった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

あ〜おぎゃる^〜おぎゃっちゃう^〜...

 

 

 

 

 

 

 

 

マ゚ッ!!!!ア゚゚ッ!!!!

 

 

 

 

 

 

失礼、取り乱しました。

 

ちょっとずつ復活していくタイプのおかあさんなRPG、はーじまーるよー!

 

いや仕方なく無い?

 

実を言うと私、動物系の感動話本当に弱いんですよ。攻撃耐性と罪悪耐性どっちも脆弱みたいな感じ。

 

その上であれは...よ゙がっ゙だね゙ぇ゙!!!

 

若干湿潤状態になりつつも、バスに戻って来たら全員戻って来てましたね。

 

あっ、足が溶けていたダンテですが、原作通りならあの後アフターチームが来てダンテに再生アンプルを投与してくれた感じです。

 

再生アンプル...K社の商品ですね。ナオちゃん達がお世話になっていた覚えです。

 

ダンテがなんて言ってくれてるのか気になりますが...とりあえずお疲れ様が正解か?

 

『あぁ、うん。アリスも安全な帰路の確保ありがとう。』

 

あっそういう...いいえいいえ!ホモちゃん強いので(当然の事実)

 

「さて...焼き鳥を人数分買ってきた。足りなければ、各自で犯人探しをするように。」

 

...ヴェルさんやあなた、そういう事するからただの苦労人なおじさんだって言われるんですよ...?

 

「やった。」

 

「わあ、どうして鶏を串に刺しているんですか?食べにくいでしょう?不思議ですね〜。」

 

「この造形...私が住みし処にても、かかる食、見覚えあり。」

 

カロンが鼻歌を歌いだしましたね。きよしこの夜...でしたっけ?よほど上機嫌と見える。

 

「アリス、あなたにはこれを。」

 

...ん゙ん゙?な゙に゙ごれ゙?

 

「あなたがもし普通の狐と同じ体質なら、下品な調味料が大量にかけられた肉よりも、こちらの方がいいと思いまして。」

 

焼いただけの肉っぽいですね?

 

あと敬語で話されるの面白いからやめて。

 

「......そうか。」

 

 

 

 

 

 

クリスマス...聖夜...

 

ホモちゃん?

 

今年はおかあさんと...過ごせるかな。

 

...

 

 

 

 

 

 

が゙ん゙ば゙ろ゙ゔね゙ぇ゙ッッ...!!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

次回、ヘルズチキン...始まります。

 

 

 

 

 

 

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